秋の低山 沼津アルプス縦走（南行）

2014年11月04日(火) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,409m
• 下り: 1,387m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:23

9:32 沼津駅
10:04 黒瀬バス停
10:08 10:14 香貫山登山口（黒瀬口）
10:17 10:22 香陵台
10:35 10:37 香貫山
11:13 11:20 八重坂峠
11:32 11:38 横山
11:52 横山峠
12:19 12:28 徳倉山
13:22 13:27 志下山
14:14 14:18 小鷲頭山
14:35 14:39 鷲頭山
15:36 15:37 大平山
17:00 17:07 大嵐山
17:54 原木駅
17:55 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

沼津駅⇔黒瀬橋は普通はバス使用で本数も多いですがさほどの距離でもありませんし歩いて行かれる方もいると思います。

南口の繁華街を抜けたら旧一号線の車道歩きより狩野川の堤防を歩いた方が気持ちが良いかと。

史跡好きの方は旧一号線を歩けば途中、日枝神社や沼津一里塚などに行くことが出来ます。

大嵐山登山口⇔原木駅の車道歩きは堤防上で交通量も非常に多い上に歩道が全くなく危険です。
堤防下の民家沿いの道路を通り一部だけパスできますが、狩野川の対岸に出るまでは車道脇をそのまま歩くことになりますので注意

遠くから沼津・三島エリアにお越しになった方などは通常は原木から北行きスタートするパターンが多いですが、南行きで私のように図らずも日没迎えてしまった方は車道歩き気をつけて通行してください

コース状況／危険箇所等

静浦山地。陽光まぶしい駿河湾と三島、沼津両市街地を望むアップダウンの連続、通称沼津アルプスですが香貫山だけはアルプスではありません。
車でも行ける桜の名所いわゆる公園山です。

その他はロープ場、クサリ場ありで小学生など喜びそうな岩場アスレチック的箇所もあり楽しめますが登り返しは急勾配で例外なく直登です。
公衆トイレ、水場は香貫山のルート上のみあります。他はありません。

奥沼津アルプスと言われる大平山⇔大嵐山間はルート不明瞭箇所多いと良く書かれていますが昨年にくらべテープ類の目印増えているようで迷うことないように思いますが一箇所だけ南行きの場合新城バス停方面と日守山方面の分岐寸前に大岩のあるところがあるのですが左右どちらに行くか分かりづらい所あります。
岩の左を巻いて少し行くとコースの目印テープが現れるのですが同じく他に岩の左から尾根下に降りていく濃く明確に見える道が見えるのでそれと間違いやすい。逆ルートだとなんということもないのでしょうが。たしか前回も間違えそうになりましたので。

国土地理院の地図には大嵐山。
ルート上の案内標識類には日守山とありますが同じ山です。
日守山は公園になっていて麓に駐車場もあります

写真

11/4 9:36

沼津駅南口を行く　ここ数年来街としての地盤沈下激しいなあ。実感

11/4 9:48

狩野川堤防の道を歩きます
正面香貫山

11/4 9:54

堤防道よりズーム。市街地に埋もれていますが東海道の沼津一里塚を望む

11/4 9:55

狩野川は河口に向かって大きく蛇行。水量豊富ですが元は正面に見える天城連山からの水を集めてくる

11/4 9:56

黒瀬橋。狩野川は太平洋側の一級河川で北行する唯一の川だそうです

11/4 9:57

堤防下に平作地蔵尊
この前の道路は昔、三島沼津を結んでいたという伊豆箱根鉄道の軌道廃線跡です

11/4 10:01

三園橋側を望む
結構透明度高いな

11/4 10:04

建物の裏手はすぐ山
この脇に入山口がある

11/4 10:06

歩きで香貫山に入るところはいくつかあるがここは北端
距離的には駅には一番近い

11/4 10:18

桜の名所香陵台　即スルー
売店　トイレ　駐車場　おばちゃんなどなど

11/4 10:22

足元栗だらけだぜい
撒き菱か。

11/4 10:35

変電設備の横に最高地点はあります
あっというまでしたが。

11/4 10:42

泣かせます。
ええ、大事にしますとも

11/4 10:42

天城の水の終わるところ
狩野川河口を望む。

11/4 10:52

次っ！横山

11/4 11:09

八重坂峠
ここだけ車道に出ることになります

11/4 11:13

沼津市清掃プラントの煙突を前に道を渡ります

11/4 11:14

いつもかわいい猪注意の横山の入口案内板
さあこっからは改めて靴紐締めていきますよ

11/4 11:37

息が上がり始めた頃
横山山頂　展望はありません

11/4 11:53

でっかい栗の木

11/4 11:57

ここからの入山者も多いです
沼商口からの徳倉山

11/4 12:20

まっすぐの急登が終わりつつある予感

11/4 12:21

気持ちのよい徳倉山山頂

11/4 12:22

沼津　富士　愛鷹山方面が開けている

11/4 12:47

いいねえ。アスファルトの市街地を一歩離れるとこんな世界だよ

11/4 12:59

次の鷲頭山方面に向かいます
駿河湾が眩しい

11/4 13:00

伊豆マリンハーバー
右端は大瀬崎

11/4 13:02

千金岩から後ろを振り返ると青空

11/4 13:05

淡島マリンパーク

11/4 13:05

大瀬崎　あの先っちょに淡水湖がある

11/4 13:05

ここで下界を見下ろしていつまでも休んでいたい

11/4 13:06

小鷲頭山と最高峰の鷲頭山
岩場が見えますね

11/4 13:17

沼津市街と千本松原

11/4 13:19

誰も居ない
自分だけの素敵な展望地

11/4 13:22

志下山到着というか通過

11/4 13:36

海を望む展望地にそれぞれ名前がついていますね
割と最近だな

11/4 14:02

いわゆる中将さんと呼ばれる。平重衡が追い詰められ隠れ住んでいた洞窟

11/4 14:04

このあたりのポコポコした小山の連なりが好きです
水田地帯は以前は海だったので半島だったな

11/4 14:04

過去あばれ川の狩野川が治水で大きく流路を変えられている様子も高いところからみると良く分かる

11/4 14:17

小鷲頭山　ここへの登りのキツさは本ルート一番でしょう

11/4 14:18

前述　平重衡が海沿いに逃れていたが最終的に自害したところ。
いつからか立ち入り禁止のロープが張られている

11/4 14:19

小鷲頭山は北側が開けている

11/4 14:34

しんどい。
鷲頭山　最高峰　着いた

11/4 14:35

西と南側が開けている

11/4 14:44

大平山　おおべらやまと読む
矢倉岳みたいな形

11/4 14:44

日が傾いてきた

11/4 14:50

ここからが沼津アルプスのハイライトと言われている

11/4 14:51

ウバメガシの岩尾根を歩きます

11/4 15:20

愛鷹山の背後冠雪している富士山　

11/4 15:36

おおべらやま　
これより奥沼津アルプス
カラフルな案内標識はこれからは見られません

11/4 15:36

おおべら会というのが尽力されているようです

11/4 15:49

ハシゴ

11/4 15:50

富士山も全貌現してきました

11/4 15:55

伊豆長岡温泉が見える

11/4 15:55

遠く右から万三郎、万二郎、遠笠山、矢筈山
手前右端葛城山その左、伊豆長岡温泉郷

11/4 16:13

ど真ん中に大岩
右か左か？どっちも道が見えるような気が・

11/4 16:14

新城バス停方面尾根と大嵐山（日守山）方面分岐
看板が渋く、小さく、ほぼ木と同化してるので見落とすかも

11/4 16:59

ここまで上り下りの繰り返し
やっと山頂の日守山公園

11/4 17:00

三等三角点あり。
展望台あり
富士山アリ。

11/4 17:00

夕暮れ迫る
大展望

11/4 17:01

鷲の頭は茜雲

11/4 17:05

スタートの香貫山があんな遠く・・

11/4 17:55

いずっぱこ原木駅着
座るぞー！

撮影機器：

NEX-3 SONY

感想

d60futoyan

縦走トレーニングに最適と思い、過去冬場中心に何度も訪れてはいますが、秋のこの時期ということと最初から最後までの沼津アルプス完全縦走は初めて。
秋は撒き菱のような大量の栗のイガの道。暖地性常緑広葉樹の明るい道。陽光煌く駿河湾。そして猪。
市街地間近に迫る低山の連なりですがやっぱりハードでした。
標高低いだの言われますが正味の海抜レベルでの話。
3座くらいならなんとか膝ももちますが、市街地近くまで下されてからまた100メートル以上の標高を稼ぐ登り返しの連続ははやりアルプスか。
アプローチも便利で私の大好きな山のひとつです。

コメント

mogeru

はじめまして
以前、静岡県の西部に住んでいたことがあり、
そのころに沼津アルプスに行ったことがあります。

私が歩いたルートは、多比バス停⇒香貫山の、北上するコースでした。
コースの最後では、香貫山の山頂展望台からの沼津市街〜富士山〜箱根の眺望が
見事で、達成感を味わえました。

しかし、今回レポされているように、南下するコースでも最後に展望台があるのですね。
しかも、奥沼津アルプスまで含めて、あの急登の繰り返しを歩ききるなんてスゴイです。

d60futoyan

Re: はじめまして
コメントありがとうございます。
多比から入られたのですね。私も部分的には登ってはいましたが完全縦走は初めてです。
なぜアルプスと呼ばれるか？私は出身は違いますがこちら静岡に住むようになり最初にハイキングした山です。
行ったことない人にはなぜアルプスなんて大層な名前ついているのかわからないでしょうね(^^;;
南行きは実際は東の内陸の方に向かっていくのですが田方平野を蛇行する暴れ川狩野川の流路を見れて面白いですよ。陸側は北行し、海側は南下している様が気に入ってます。