涸沢ヒュッテ(行きのみ)
- GPS
- 08:10
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 865m
- 下り
- 77m
コースタイム
天候 | 晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本谷橋まではほとんど雪無し 本谷橋からざらめ状の雪 |
写真
感想
ゴールデンウィーク前半、憧れ、残雪の涸沢へ!去年は蝶ヶ岳方面から眺めた穂高連峰を間近で見る!そして灼熱の涸沢カール日焼けツアー!!
毎日あるぺん号で上高地入り、5時、到着時は半袖だと寒かった。
身支度を整え、同行者と合流し、いざ!出発しんこー!
とは言え、横尾まではテクテクてくてく雪が無い平たい道をひたすら歩く。
既に営業中の徳澤園で、ソフトクリームもいただいた。
横尾で靴を履き替え、ここからが本番。去年の秋はバテバテで辛かったなぁ…。
本谷橋まではほんの一部だけ残雪、特に滑り止めは必要無かった。
本谷橋の手前でアイゼンを装着し、残雪の山へ足を踏み入れた。ザクザクだが、やはり雪道は楽しい。ときおり、踏み抜き気味になったりもしたが、まぁまぁ歩けるので問題無かった。
トラバースを慎重に通過しながら、そろそろじゃない?いや、さすがにそろそろじゃない?と繰り返し遠くに目を凝らしていたから、まぁまぁバテ気味ではあったのだろうか笑。
そうこうしているうちに、ガイドさんがとうとう今日のゴールを指し示してくれた。涸沢ヒュッテだ!!
鯉のぼりがたなびく涸沢ヒュッテは見えてからが長かった。去年の秋も同じ思いをした。太陽が照りつける白の世界を、汗だく、火照る頬を手で冷やしながら登る。ひたすら登る。穂高連峰の向こうから雲が現れ始めた。晴れている間に到着したい。上空は風も強そうだ。
晴れの間に写真を…と、最後の斜面の真ん中辺りで撮影タイム。少し風も出始めたのでフリースを着込んで再出発。止まると直ぐに冷えて寒かったのに、登り始めると途端に暑くなる。まあ、あと30分もないのだから…と自分を宥めつつ登り…登り…到着〜!!
着いた、着いたよ♪やっぱり涸沢は遠かった!長かった!アイゼンを外し、そのままテラスへ向かう。既に空はどんよりと曇っていた。途中で写真を撮っておいてよかった。
ヒュッテで受付後、着替えて再びテラスへ。それぞれが好みの飲み物で景色を堪能しようとしていたところへ雨が降り出した。
うん、ギリギリセーフで到着したね。北穂からは三人パーティが下山してきた。うん、楽しそうだねぇ。
夕食は17:00、この日は入れ替え無しなのでゆっくり食べられた。食堂の柱のウロ?にはさまざまなヌイグルミが飾られている。なんだか楽しい。
夕食後は部屋でおしゃべりタイム。消灯は20:30、外は雨、早々に眠りについた。
翌朝は風と雨の音で目を覚ます。
これ…晴れるのか?回復の見込みが無ければ、さっさと下りましょう、と前夜は話していたが、土砂降りΣ(-_-)。8:00頃には小降りになるとの事で、それまではゆっくり支度をしながら停滞。
他のパーティも、玄関には居るものの、お天気の回復を待っているようだった。中には、連泊の受付をしている人もいた。きっとさらに上に行く人なのだろう。
8:00、チェックアウトの時間だ。靴を履いて外に出ると、たしかに少し小降りになっていた。とは言え雨のスタート。買ったばかりのワークマンイナレムのグローブを早速試す機会ができてしまった。ついでに、グローブを付けたままでアイゼンを装着してみる。真冬のグローブに比べれば簡単だが、やはり素手の時とは異なる。まあ、締め込む時の力の入り具合の差だったので、気合いでなんとか。
登る時はあんなに時間がかかったのに、下りは早い。あっという間にヒュッテも見えなくなってしまった。時々、小さな落石が上部を転がっている。雪の上を転がる石は、本当に音がしない。時々、頭上を気にしながら下る。
危険な場所では順番に1人ずつ通過したりと、下りも緊張感はあった。
トラバース中にザクザクの雪に足を持っていかれるとかなり怖かった。うっかりするとそのまま沢まで滑り落ちる可能性もあるんだ…。そう思うと、やはりこの時期の山は厳冬期とは違う危険があると感じた。
本谷橋の場所まで下りてアイゼンを外した。雨はまだ少し降っている。アイゼンを外す時に、なぜかイナレムを外してニットのインナーグローブで触ったため、インナーグローブはずぶ濡れ。インナーを脱いでイナレム一枚で使ってみた。雨が降っている間は我慢したが、インナー無しでは蒸れ感に耐え切れず、途中で外してしまった。
下山時は雨だった為、沢が増水していたり、登山道が沢のようになっていたり、1日でこんなにも変わるのか〜と驚かされた。
屏風岩だろうか、向こう岸の岩壁には雨でできた小さな滝が出現していた。
雨の日も楽しめるものだね♪
横尾からはひたすら歩くのみ。雨も止み、ザックカバーやレインウェアを歩きながら乾かす。15:00、下山完了。あ!帰りのログ再開忘れてた〜!!
ま、いっか?
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