大国見山から八つ岩周遊

2023年05月01日(月) [日帰り]

• GPS: 02:14
• 距離: 7.7km
• 登り: 498m
• 下り: 476m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:12
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:15

距離 7.7km 登り 499m 下り 503m

8:44 スタート地点
8:56 大国見山登山口
9:24 大国見山
10:27 10:30 桜峠
10:59 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道路肩に駐車

写真

大国見山へは南側の桃尾の滝から登るルートが一般的ですが、今回は北側を走る奈良県道192号福住横田線からのルートで登ります。右のこんもりが大国見山です。

交通量の多い名阪国道を横目にのどかな風景が広がる大国見山北麓。そばを流れる高瀬川は、下流は天理市岩屋町、上流は天理市福住町ですが、なぜかこの付近だけ北側から奈良市が大国見山方向へと張り出して奈良市米谷町となっています。

名阪国道を潜るとすぐ登山道が始まります。

今回は県道脇の路肩に駐車しましたが、この標識の裏側まで舗装路が登ってきていて、車で入ればここからスタートすることもできます。

あまり歩く人はいなさそうですが、きれいな道が続きます。

大国見山名物の巨石がゴロゴロ。

桃尾の滝からのルートと合流します。名阪を潜ってからここまで20分程。

杉林の中の歩きやすい道を登って行くと…

山頂直下の登山道脇にドーンと鎮座する国見岩。

他にも周辺には多くの巨石があって、先程の国見岩や捻挫岩など5つの岩に20ほどの課題が設定されたボルダリングエリアとなっています。

名阪を潜ってからおよそ30分で、小さな祠が祀られた標高500mの大国見山山頂に到着です。

大国見の名ほど一望ではありませんが、山頂からは西側に展望が開け奈良盆地と生駒山を望みます。

山頂から東へと尾根を辿ります。この先歩く方はますます少ないと思われますが、思ったよりしっかりした踏み跡とテープが続いていました。

標高550m付近まで登ると、地形図の表記とおり福住から延びてくる林道に出ます。

林道を200mほど進み、左手にある急な階段を登って行くと、注連縄が張られた巨石が現れます。これが八岐の大蛇の伝説が残る八つ岩で、訪れる人も少ない山中ですが、今も綺麗に手入れされているようでした。

八つ岩からそのまま尾根を登れば、今回の行程で最も標高が高い604mピーク。大国見山より100m余り高いですが、木に巻かれたテープがあるのみで展望も何もないピークです。

地形図の破線通り604mピークから南東へ下ると、沢にはコンクリートのマスと二方向に分かれた水路。貴重な水をここで東西(福住と奈良盆地)に分けるのかと思いましたが…

少し下で結局合流し、水は全て西(高瀬川)へ流れているようでした。

なんの為の水路だったのか疑問を抱きながら林道を進めば…

福住の山田が広がります。

もう水が張られた田んぼもあって、清々しい5月の風景に癒されます。

桜峠から名阪国道の脇を進む“険道”192号線の外輪坂を下って出発地点へ戻ります。

新緑の季節に紅葉が鮮やかなのはノムラモミジでしょうか。のんびり2時間余りのお手軽ハイキングでした。

感想

まほろば1839

5月の清々しい空気に誘われて、久しぶりにのんびりと地元の里山を散策できました。

コメント

mars_et_soleil

このレポ参考にさせていただき、また別のコメントで大峰山は藪なので避けるべきとの情報を踏まえ、本日以下の様に歩いて来ました。歩いた時間は曇り勝ちで写真は綺麗ではないです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5544877.html

604mピークを通る登山道は辛かったです。それよりも国見山から城山に行くショートカットルートが辛く、危険でした。

アジサイの季節になったら、矢田寺、矢田丘陵から奈良公園まで歩き、山野辺の山岳ルートの軌跡とつなげます。