白馬岳(栂池自然園〜小蓮華山〜白馬岳ピストン)
- GPS
- 09:55
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,657m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・栂池高原より、ゴンドラリフト【イヴ】にて栂の森駅まで約20分。 ・栂の森駅より、栂池ロープウェイにて栂池自然園駅まで約4分。 ・栂池高原に駐車場あり ⚫︎栂池ロープウェイ(早春運行) ・4/1〜4/30:毎週金土日のみ運行 ・5/1〜5/7:毎日運行 ・08:30〜15:30 30分間隔 ⚫︎料金 ・リフト+ロープウェイ:往復@3,380円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
⚫︎登山届 ・登山者はチケット購入時に必須(コンパス等インターネット提出も可) ⚫︎コース状況 ・栂池自然園〜天狗原〜白馬乗鞍岳手前:残雪 ・白馬乗鞍岳周辺:夏道 ・白馬大池〜小蓮華山:残雪 ・小蓮華山〜白馬岳〜白馬山荘:残雪(一部夏道) ⚫︎危険箇所 ・特筆すべき危険箇所はなし。 ・稜線上は踏み抜き多数。 ・馬の背は一部アイスバーン。早朝下山時はアイゼン・ピッケルが無難。 |
その他周辺情報 | 倉下の湯:大人600円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
シュラフ
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | 風も比較的弱く、インナー+フリースで通した。 飲料水多めで良かった。 白馬山荘は、水は出ない。ペットボトル購入は可能。 |
感想
2013年、2017年に続き、同時期に同コースから3度目の訪問。
ただ、前回は白馬乗鞍岳を過ぎた何でもない雪原で雪を踏み抜き、肩口まで落下。
アイゼン履いた状態で岩に着地したため、足首骨挫傷で足を引きずり自力下山という残念な結果に。
あれあらずいぶん経ってしまったが、本当に素晴らしいコースなので、塗り直しも兼ねて同時期に再登することにした。
大半の方は、猿倉から大雪渓経由だが、栂池から目指す場合、ロープウェイ時間の関係で、スタートは9時前後となる。
距離も9km超とそこそこ長く、累積標高差も1,600mほどあるので、白馬大池でテント泊が無難だが、過去と同様に時間を気にしながら少し速めに歩く。
栂池自然園〜天狗原〜白馬乗鞍岳までは、しばらく急登が続く。
ツボ足+ストックで問題ないが、残雪に足を取られる。
今回はかなり雪が少なく、途中の着脱を考えるとどうしても履くのが億劫になってしまう。
自分は、アイゼンの方が速いので、天狗原を越えてからの急登で切り替えた。
案の定、白馬乗鞍岳〜白馬大池手前までは完全に夏道で、這松と岩が出ていた。
稜線へのショートカットも出来ず、ほぼ夏道を辿り、白馬大池の北側を大きく回り込む。
白馬大池から稜線に乗り、小蓮華山まで再び急登が続くが、序盤に比べると緩やか。
美しく伸びる稜線と、五竜・鹿島槍の眺望が背中を押してくれる。
この日は空全体に薄雲が広がり、日暈が多く見られ、景観に華を添える。
稜線上も風は弱く、終日フリースで通せた。
小蓮華山で進路を南に変え、白馬岳まで伸びる稜線を夏道に沿って歩く。
信州側は白馬主稜、杓子岳などキレッキレの岩壁が迫力満点で、富山側は緩やかな斜面が広がり、雪倉岳へのアップダウンが気持ち良さそう。
この非対称な景観は、何度見ても感動する。
小蓮華山から見ると、馬の背の斜度がかなり急なようだが、一部踏み跡が見える。
前々回は稜線上を直上したような記憶だったが、今回は雪が少なく一部岩が露出しており、富山側に若干回り込む感じのようだ。
実際行ってみると、それほど急ではない。
とは言え、早朝の凍結には気を付けたいところ。
馬の背を過ぎると、白馬岳山頂までは天国ロード。
白馬主稜を登っているパーティーが2組いらっしゃった。
山頂からは、立山・剱を正面に、槍・奥穂等もよく見える。
10分ほどで白馬山荘。
眼前の旭岳と杓子岳が迎えてくれる。
ほんと素晴らしい立地です。
コロナが収束しつつあることもあり、登山者もそこそこ多く賑わっていた。
小屋では、都心から来られたソロの方と少しお話させてもらった。
自分もソロが多く、小屋泊自体も久しぶりで、こうした情報交換が取れるのも懐かしく、改めてありがたい時間だと思った。
小屋明けしてくださった関係者の方にも感謝。
翌朝は、6時に下山開始。
この日も風は弱く、出だしからフリースで通せた。
心配された馬の背の下りも、さほど気にならなかった。
三国境を越えてアイゼンを外し、一気に下山。
9:30のロープウェイに間に合った。
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