高尾山〜三頭山 笹尾根縦走 帰りは澤乃井園で新酒を堪能
- GPS
- 28:34
- 距離
- 42.1km
- 登り
- 2,730m
- 下り
- 2,391m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:36
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:09
コースタイムは手入力です。
天候 | 曇り 天気予報は8日夜が雨予報でしたが雨が降らなくて良かった! |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
地元始発で伊勢崎線→武蔵野線→JRと乗り継いで高尾登山口6:58着 帰り 女の湯からバスで奥多摩駅へ。奥多摩駅でもえぎの湯で汗を流し、電車で沢井で下車。澤ノ井園で新酒堪能後再び電車で帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●参考資料 山と高原地図 高尾 山と高原地図 奥多摩 ●高尾山〜城山〜景信山〜陣馬山〜生藤山 道は整備されていて歩きやすく道迷いする箇所はありません。 高尾へはケーブルカー沿いを通り、病院の前から登山道に入りました。 そして表参道の1号道に出て薬王院を経て山頂へ。 ケーブルカーは8時から運転開始です。時間帯が早いため茶屋は営業準備中でした。 高尾山、白山、景信山、陣馬山と展望の良い山頂で、それぞれ茶屋があってトン汁や軽食、ビール販売しています。高尾山頂付近にあるトイレはウォシュレット付きで快適です。休憩するイスも多数あり軽登山にはもってこいの場所でした。 陣馬までは縦走コースとしてかなり人が入っていますが、生藤山へはグッと歩いている人が減ります。 ●笹尾根 生藤山より先は誰にも会いません。基本的にはなだらかな登りが続き、樹林帯に覆われ南側は針葉樹、北側は広葉樹といった尾根が続きます。基本的に尾根を歩くので迷うことはないと思いますが、一部なだらかに広い場所や落ち葉で踏み後がわかりづらい場所もあるので暗い時に歩く場合は注意が必要です。 この尾根で貴重な水場は、日原峠から北に入る登山道を5〜10分位下ったところの登山道沿いにあります。コンコンと流れていて涸れそうな様子はなかったです。浅間峠は東屋があるのでビバークにはもってこいでしょうか。 数馬峠付近は南の展望が広がっています。 山と高原地図だと笛吹峠〜数馬峠までのコースタイムが若干短く設定され、数馬峠〜槇寄山までのコースタイムは逆に短いと思われます。 ●三頭山 槇寄山から三頭山は急斜面の登り。紅葉はすでに終わり枯れ枝です。 笹尾根からの登山道、ヌカザス尾根ともに急斜面の登りが待っています。 気楽に登るなら都民からの周回が楽かと思われます。 ◎三頭山避難小屋 定期的に清掃管理されているため小屋内は清潔です。 トイレも入口左側に設置されています。 マップ上水場マークありますが、小屋の裏あたりから急斜面を30〜40m位下ったところで小さい沢を発見しました。 |
その他周辺情報 | ●温泉 奥多摩から徒歩7分の「もえぎの湯」にて汗を流しました。780円也。 50リッター程度のザックの入る鍵つきロッカーがあるので便利。 休憩所有り食事できます。売店もあり。 食事で焼き鳥ビールセット980円+もりそば大盛り700円を頂きました。 ●お酒 沢井駅にある小澤酒造の澤乃井園にてお酒をいただきました。一番安いのでおちょこ200円。新酒のしぼりたて目当てです。おちょこでおかわりすると100円引き。だから1種飲んでおかわりするよ安くあげられます。ただし飲み比べするなら別々におちょこと一緒に購入することをお勧めします。おちょこは持ち帰りできます。 今回は「しぼりたて」「蔵守」「元禄」「梵」と「大吟醸」を少し味見。さすがに500円だけあって「梵」はフルーティで美味しかった!そして「しぼりたて」飲みに来た甲斐ががありました。 土産も含めて3本購入して帰宅。 |
写真
感想
この時期は、秋から冬に向けて3000m級縦走→2000m級日帰り→1000m級の低山ロングコースと歩く趣向を少しずつ変えていきますが、昨年御岳山から三頭山を歩いた際に奥多摩のマップを見て三頭山から生藤山への縦走ルート笹尾根が目に留まりいってみたいルートとなっていました。
どうせなら奥多摩の沢井で新酒を味わいたいというのと、三藤山避難小屋に泊まってみたいという両方をかなえようと、自分としてはかなりハードなコースになりますがアタックすることにしました。
高尾山出発7時、日の入りが17時前と避難小屋まで30km弱の登りを10時間を切るタイムで登らないければならないということで、なるべく頑張って歩き、陣馬まではほぼ時速3kmに近い足で快調に歩けた。陣馬に着いた時にマップのコースタイムを見るとまだまだ9時間の行程。いくら縮められるといっても限度があり、どうしようか迷いながらも歩を進めるしかない。熊倉峠を過ぎたあたりで前日3時間睡眠が祟ってか猛烈な睡魔に襲われペースを維持するのも容易じゃない状態で日原峠に到着。
これは避難小屋までたどり着けないかもと思い、水を十分に補充して歩を進めるが、水の重さも加わったことでさらに足が進まず。
天気予報では深夜雨が降ることも考えられ、下山するかビバークするかの判断を迫られたが、数馬峠から下ったとしてもヘッドライトをつけての下山となる為、ビバークして笹尾根を進むことを選択。
結局、笛吹峠で暗くなってきた為適地を確保しツエルトを設営。ツエルトはちょっとした平坦な場所にも張れるので風がなければ重宝する。落ち葉で床はふかふかだし結構快適。持参した焼酎と日本酒を2人で楽しみながら20時半に就寝。結局雨も降らず意外に暖かくガッチリ睡眠も取れた。
翌朝予想よりは雲も軽く槙寄山では富士山の形も認識でき、その後も快調に避難小屋まで歩く。笛吹峠からは2時間弱で登れたが、前日ヘッドライトをつけて歩けたかというとチト厳しく、ビバークは正解だった。
当初は、三頭山から多摩水源界つなぎのために大マテイ山まで歩くつもりだったが、小雨っぽいのが降ってきた為、ヌカザス尾根を下った。思いのほかこの尾根が急で登りでは使いたくないなーと感じながらもイヨ山付近の紅葉に見入る。
下山後、名物の浮き橋を渡りバス停で待とうとしたら鶴の湯の看板が目に留まる。早速急斜面を上がっていくと温泉は営業しておらず、どうしようかとマップを見て考えていたら女の湯という字が目に留まった。これはバスを待つよりいってみようと車道をびくびくしながら歩いていくと、なんとそこは源泉の場所。もう先に行く気力も無く30分バスを待った。
この時期既に山の紅葉の見ごろが終わったためか、天気予報が悪かった為かさわらびの湯も空いていて快適。時間も早かったので、楽しみにしていた澤乃井の新酒「しぼりたて」を飲みに沢井で下車。
すっきりしてフルーティーな喉越しの良い新酒に満足、高尾から奥多摩を繋げ美酒にありつけ満足な山行となりました。残念ながら澤乃井の「辛口にごり酒」は来週からということで、本格的な冬になる前に機会があればもう一回奥多摩に足を運びたいなーと思います。
いや〜、いろいろテンコ盛りのスゴイ山行ですね。2日間で稜線縦走40km以上とは、スンゴイ健脚ですねぇ〜 でもサスガです。
近場の低山でもこんな魅力的な稜線縦走できるルートがあるんだと、思わず地図で確認しながら記録を拝見しました。私もいつか歩いてみたい。
そして、澤乃井園のきき酒、私の所属する遊歩駆民の幹事山行計画で下見で休業、そして本番は台風で企画中止で、飲めていないので、ただただ羨ましいですぅ
kazさんこんばんわ、澤乃井園の山行記録がなかなかアップされなかったのでどうしたのかな?と思っていましたが残念でしたね。来週からは辛口にごり酒が飲めるようになるので、もう一回今年行ければなーと思ってます。次回はおちょこ持参で行こうかと。
高尾〜三頭山は当初は1日で三頭から一気に下ろうと考えていましたが、温泉と澤乃井新酒の魅力に負けてあえて登りで頑張ってみましたが、まだまだ実力不足で計画していた避難小屋までたどり着けませんでした。富士山が見える時だったらなお良い山行になったんですが、残念でした。最近はマップを見てどう歩こうか計画するのも楽しみになっています。丹沢から山中湖に抜ける尾根とかも魅力的ですね〜。
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