茶臼岳・畑薙ルート(日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 2,072m
コースタイム
- 山行
- 13:59
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 14:20
天候 | 05/09(火)→はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■アクセス→新東名道・新静岡IC〜120分。 ■駐車台数→40台。 ■トイレ→なし。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし。 ■24時間利用→可能。 ※駐車台数は50台と表記される事が多いが、実際は30台〜40台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■沼平ゲート駐車場(950m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 沼平ゲート駐車場が満車の場合は3km手前の畑薙臨時駐車場 or 5.5km手前の白樺荘臨時駐車場を利用します。 地図では林道東俣線管理棟の脇に駐車場(20台)と明記されていますが、実際は駐車禁止で当日に駐車した車があり静岡県警救助隊が調査していました。 ■沼平ゲート(945m) 沼平ゲート駐車場から約10分で沼平ゲートに到着です。 林道東俣線管理棟・南アルプス登山指導センター(水道あり)・登山ポスト(用紙・ペン有り)があります。 沼平ゲートから畑薙大吊橋まで片道2.8kmあり、自転車を利用する登山者がいますが、特にデポした小型・折り畳み自転車の盗難被害が増えているので注意が必要です。 沼平ゲートから100mおきに道標があります(おそらく椹島まで続く) ※別称→畑薙ダムゲート前と呼ばれます。 ■畑薙大吊橋(はたなぎ・967m) 沼平ゲートから約55分で畑薙大吊橋に到着です。 沼平ゲート〜畑薙大吊橋の区間は落石エリアになりますが、リニアの工事車両や東海フォレスト関係者が通行するので落石の対応は比較的に早いです。6時過ぎには東海フォレストの車両が通行します。 登山ポスト(用紙・ペン無し)がありますが、沼平ゲートにあるので使用頻度は低いです。 大きな落石を畑薙湖に落としながら通過したので、通常より時間が掛かります。 畑薙大吊橋は長さ181m・高さ30mあり通過するには5分〜8分掛かります。すれ違い不可で床板を固定する針金が17ヶ所で破断(写真添付)していて、手すりのワイヤーに蜘蛛の巣(クモ)があり手袋に付着するので素手が快適です。 畑薙大吊橋は観光名所になり、登山者以外の観光客も利用するので週末・連休・紅葉の時期は渋滞します。 ※別称→茶臼山登山口と呼ばれます。 ■ヤレヤレ峠(1,058m) 畑薙大吊橋から約50分でヤレヤレ峠に到着です。 畑薙大吊橋からヤレヤレ峠は、標高差91mで標高が稼げない細いトラバースが続きます。道幅50cm〜60cmと狭くてすれ違いはできずザレ場と落ち葉で滑りやすく、滑落した場合は畑薙湖まで100m以上落ちます。 序盤から畑薙大吊橋と細いトラバースの危険な場所がありますが、5号橋から本格的な登山道になるので準備運動の区間になります。 ヤレヤレ峠からウソッコ沢に下り5つの吊り橋を通過しますが、ヤレヤレ峠には複数の踏み跡があり道迷いに注意が必要で詳細は写真を添付します。 ■1号橋(965m) ヤレヤレ峠から約30分で1号橋に到着です。 ヤレヤレ峠から標高93mを下り1号橋を渡ります。 1号・3号・5号橋(令和3年8月)は新しく架け替えられましたが、2号・4号橋は古くて危険です。 前日は大雨でしたが1号橋の水量は少なく(膝〜太股)、将来的に崩落しても渡渉は可能です。 ■標高1000m地点(969m) 1号橋から約3分で標高1000m地点に到着です。 井川中学校が設置した白いブリキ板の道標になり1000m・1300m・1700m・1900m・2200m地点に5つ確認できました。 河原に作業小屋がありますが、立入禁止エリアなので未確認です。 ■2号橋(970m) 標高1000m地点から約5分で2号橋に到着です。 2号橋は古いですが骨組み・ワイヤーに問題はありませんが、枕木(細い角材)と床板(釘無し・針金の破断)の痛みが激しく修理が必要です。 今後、床板が無くなりワイヤー伝いに渡るのは日帰り装備でも困難です。また橋が崩落した場合は高巻きができず水量も多いので茶臼岳登山道は通行できず、畑薙山を経由して鳥小屋尾根を利用するしかありません。 ■3号橋(1,043m) 2号橋から約30分で3号橋に到着です。 3号橋は新しく、水量は少なく(膝〜太股)将来的に崩落しても渡渉は可能です。 急斜面に鉄製の階段がありますが、落石が当たり床板の凹み・ボルトの緩み・外れがあります。またロープやワイヤーが設置されていますが、沢水が染み出す地盤で支柱が弱く全体重を預けるのは危険です(写真添付) 3号橋の手前の河原は広く幕営適地になります。 ■4号橋(1,133m) 3号橋から約30分で4号橋に到着です。 4号橋は古いですが骨組み・ワイヤーに問題はありませんが、枕木(細い角材)と床板(釘無し・針金の破断)の痛みが激しく修理が必要です。 1号〜5号橋で4号橋は1番損傷が激しく、枕木と床板がずれて浮いています。当日は涸れ沢でしたが、将来的に崩落した場合は高巻きが可能です。 ■ウソッコ沢避難小屋(1,167m) 4号橋から約15分でウソッコ沢避難小屋に到着です。 通年無人のウソッコ沢避難小屋は板間にソロテント→7張り、雑魚寝→10名が可能です。備品と大量のゴミを片付ければ更に広く快適に利用できます。 水場があり広い無人小屋ですがとにかく大量のゴミが放置されています。複数の一斗缶があり薪ストーブの代用としていますが、こんな使い方をしていると可燃ゴミやガス缶やスプレー缶へ引火して山小屋が消失する可能性が高いです。 明確な水場が分かりませんが、小屋前の沢水が利用できます。外トイレが4台ありますが、全て垂れ流しでトイレではありません。農鳥小屋のトイレと同様に沢水が汚染されて、小屋の下流は飲料水に適していません。 南アルプス深南部は安倍川・大井川の源流部となり、静岡県民の飲み水となり過去には一級河川の水質日本1位になる貴重な清流です。そんな清流を汚す登山者の一員として恥ずかしいです。 茶臼岳登山道にはウソッコ沢避難小屋・横窪沢小屋・茶臼小屋と必要以上に山小屋があるので、ウソッコ沢避難小屋は閉鎖した方が無難です。 ■5号橋(1,167m) ウソッコ沢避難小屋から約10分で5号橋に到着です。 5号橋は上流側(鉄橋)が新しく、下流側(丸太橋)が古い橋です。 前日の大雨の影響もあり非常に水量(通常でも急流部で水量が多い)が多く、鉄橋の床板が沢水で濡れて滑りやすいです。また対岸の5号橋の終了点の登下降は濡れた岩と落ち葉で滑りやすく、ウソッコ沢へ転落する可能があり非常に危険です。ロープが設置されていてもおかしくない場所で、降雨直後や積雪期は特に注意が必要です。 上流側の5号橋が流されて新しく架け替えられた事を考えると、下流側の古い丸太橋は将来的に濁流で流失します。幅が狭くて沢水で濡れた丸太橋と岩場は、滑りやすく危険なので通行は避けましょう。 4連の階段を通過すると、いよいよ本格的な登山道になります。 畑薙大吊橋〜5号橋まで沢水の音で熊の気配や落石に気付きにくいので、特に注意が必要です。 ■標高1300m地点(1,300m) 5号橋から約20分で標高1300m地点に到着です。 ザレ場と落ち葉の細いつづら折りになり、前日の大雨の影響で登山道は下山時まで湿った状態でした。日没が迫っていたので通常より急いで下山した事で何度も滑って転倒しました。急がなくても滑りやすい登山道なので、茶臼小屋〜畑薙大吊橋までの下山にはチェーンスパイクが有効です。 午前8時から気温が高くなり、落ち葉や石の上でシマヘビが日光浴をしていて、日が暮れると温かい落ち葉の中に隠れます。熊と同様に蛇と蜂も出没するので注意が必要です。 標高1300m地点〜横窪沢小屋まで標高差323mの樹林帯の緩斜面になり、ゆっくり歩けますが展望はありません。 ■中の段(1,467m) 標高1300m地点から約25分で中の段に到着です。 中の段は尾根芯を外れたトラバースになり、悪天候や積雪期は道迷いに注意が必要です。 ■横窪峠(1,633m) 中の段から約35分で横窪峠に到着です。 横窪峠は尾根芯を外れたトラバースになり、悪天候や積雪期は道迷いに注意が必要です。尾根上にトラロープが設置されていますが、特に下山時に道迷いする人が多いそうです(写真添付) 横窪峠の道標の裏側に慰霊碑があり、対岸の横窪沢の下部に横窪沢小屋が見えます。上部には稜線越しに上河内岳が見えます。 ■横窪沢小屋(1,623m) 横窪峠から約15分で横窪沢小屋に到着です。 横窪峠から横窪沢小屋までピンクテープに従って下降したところ、ルートから外れてアプリの警告音が鳴ります。対岸に横窪沢小屋が見えているので無視して外れたルートを通行しましたが、下山時に確認すると横窪沢の下流側(横窪峠の直下辺り)に鉄橋が確認できました(写真添付) 横窪沢小屋の手前の丸太橋はつぎはぎだらけで段差があり、つまずきに注意が必要です。 横窪沢小屋は営業休止中になり一部分を冬期避難小屋として解放されていて、板間にソロテント→7張り・雑魚寝→10名が可能です。 備品→ブルーシート・タオル・ハンガー・アイアン(熊の撃退用)・登山計画変更届(ノート)があります。 小屋の前には奥から冬用トイレ(利用可能)・発電機室・倉庫・夏用トイレ(閉鎖中)・水場(蛇口・利用不可)があります。 明確な水場が分かりませんが、小屋の裏側 or 横窪沢から沢水が補給可能です。 ■標高1700m地点(1,746m) 横窪沢小屋から約20分で標高1700m地点に到着です。 標高1700m地点〜標高2200m地点までザレ場と落ち葉の樹林帯の緩斜面になり、徐々に展望が開けてきます。 ■お地蔵様(1,842m) 標高1700m地点から約15分でお地蔵様に到着です。 安全登山を祈願して茶臼岳を目指しますが、沼平ゲートから8.2km・05時間50分掛かり日没の下山を覚悟します。 ■展望ベンチ(1,935m) お地蔵様から約15分で展望ベンチに到着です。 展望ベンチは丸太ベンチがあり、大無間山が見えます。 展望ベンチは倒木ベンチとは異なります。 ■標高1900m地点(1,935m) 展望ベンチから約10分で標高1900m地点に到着です。 沼平ゲートから8.5km・06時間15分を経過しても、標高2,000m以下に絶望します。 ■倒木ベンチ(2,026m) 標高1900m地点から約10分で倒木ベンチに到着です。 横窪沢小屋と茶臼小屋の中間点になり、休憩適地・幕営適地になります。 登山道を進むと水呑場まで数分ですが、実際には水場の道標が違う向きに置いてあり10分近く道迷いしました(親切に置いたと思われるが、道迷いの原因になるので不要な道標) 道標は下山時に適切な場所に修正済みです。 倒木ベンチは展望ベンチとは異なります。 ■水呑場(2,047m) 倒木ベンチから約15で水呑場に到着です。 水量が細い水場ですが、0.5Lのペットボトルに約40秒で補給可能です。 今後は夏に向けて涸れそうな水場ですが、茶臼小屋まで水量が豊富な水場が2ヶ所あるので心配ありません。 ■樺段(ガンバダン・2,179m) 水呑場から約25分で樺段に到着です。 展望がなく通過点になり、椹島〜赤石小屋(大倉尾根)の中間点にも樺段があります。 ■標高2200m地点(2,252m) 樺段から約10分で標高2200m地点に到着です。 ここから茶臼小屋まで短い残雪が5ヶ所、茶臼小屋〜茶臼小屋下降点まで長い残雪が2ヶ所あります。 展望が開けて茶臼小屋や茶臼岳(山頂柱は奥で見えない)が見え始めます。 ■茶臼小屋(2,412m) 標高2200m地点から約60分で茶臼小屋に到着です。 気温が高く残雪は踏み抜くので、滑りやすい草地を歩きますがアプローチシューズなので滑ります。 茶臼小屋の直下ではトイレ(夏用・冬用)・小屋・テント場・茶臼小屋下降点の踏み跡が複数あるので注意が必要です。 茶臼小屋の一部分を冬期避難小屋(2階)として解放されていて、1階の板間にソロテント→3張り・雑魚寝→5名が可能です。2階の板間も同じ広さになり反対側の1階と2階も同じ仕様になります。 冬期避難小屋の出入口は外扉(鉄製)と内扉(木製)の二重扉になりますが、外扉の右側がレールから外れて開閉できません(写真添付) 外扉の破損は下山後に静岡県警救助隊へ報告済みです。 備品→ほうき・ちりとり・コンロ台・サンダル・善意の箱(協力金箱)・らくがき帳があります。 冬用トイレは4台あり手前の1台が利用可能ですが汚いです(写真添付) 夏用トイレは冬期閉鎖中です。 水場は凍結する心配がなく利用できて、小屋の周辺は豊富な雪解け水がある(冬期避難小屋の階段は水浸し)ので避難小屋泊でも水を担ぎ上げる必要はありません。 小屋の敷地内には奥から冬用トイレ(倉庫)・夏用トイレ・水場・茶臼小屋・テント場・登山道があります。 当初はザックをデポして軽荷で山頂を目指す予定でしたが、雪渓や稜線の雪の状態が不明なので日帰り装備でピストンします。 ■茶臼小屋下降点(2,513m) 茶臼小屋から約25分で茶臼小屋下降点に到着です。 茶臼小屋〜茶臼小屋下降点まで長い残雪が2ヶ所あります。踏み抜く事はありませんがチェーンスパイク無しではとても滑り登りにくいですが、滑落しても約20mなので死にません。残雪は緩斜面になり雪渓の端を登ります(もちろん下山時も滑ります) アプローチシューズ(チェーンスパイク無し)で登ったので、若干時間が掛かります。 稜線に到着したと同時に風速10m〜13mの冷たい風が吹き抜けますが、面倒なのでウインドシェルのみで山頂を目指します。 ※別称→横窪沢分岐点と呼ばれます。 ■鳥小屋尾根分岐(2,570m) 茶臼小屋下降点から約15分で鳥小屋尾根分岐に到着です。 分岐点にはトラロープとピンクテープが設置されていて、「廃道・通行禁止」とありますが直近でも歩かれている尾根になります。 茶臼岳登山道は沢沿いや吊り橋のルートになり、吊り橋が崩落した場合は通行ができません。鳥小屋尾根は畑薙大吊橋さえ通行できれば、畑薙山を経由して茶臼岳の登下降が可能です。 当初は上河内岳〜茶臼岳〜仁田岳の周回ルートを計画していましたが、次回に持ち越しです。 ■茶臼岳(2,604m) 鳥小屋尾根分岐から約10分で茶臼岳に到着です。 山頂は縦に細長くゆっくりできませんが、南アルプス深南部の大パノラマの絶景です。 同時に、山頂から11km先のスタート地点の畑薙湖が見えて絶望します。 予定より登頂が60分遅れているので、18時30分までに畑薙大吊橋を通過できるように急いで下山します。 ■鳥小屋尾根分岐(2,570m) 茶臼岳から約5分で鳥小屋尾根分岐に到着です。 ■茶臼小屋下降点(2,513m) 鳥小屋尾根分岐から約20分で茶臼小屋下降点に到着です。 2ヶ所の雪渓の下降は、チェーンスパイクがあると安心・安全です。 ■茶臼小屋(2,412m) 茶臼小屋下降点から約10分で茶臼小屋に到着です。 ■標高2200m地点(2,252m) 茶臼小屋から約20分で標高2200m地点に到着です。 ■樺段(ガンバダン・2,179m) 標高2200m地点から約5分で樺段に到着です。 標高2,100m地点でデポしたゴミを回収します。 ■水呑場(2,047m) 樺段から約15分で水呑場に到着です。 沢水を0.5L補給します。 ■倒木ベンチ(2,026m) 水呑場から約5分で倒木ベンチに到着です。 ■標高1900m地点(1,935m) 倒木ベンチから約3分で標高1,900m地点に到着です。 ■展望ベンチ(1,935m) 標高1900m地点から約2分で展望ベンチに到着です。 ■お地蔵様(1,842m) 展望ベンチから約5分でお地蔵様に到着です。 ■標高1700m地点(1,746m) お地蔵様から約10分で標高1700m地点に到着です。 ■横窪沢小屋(1,623m) 標高1700m地点から約10分で横窪沢小屋に到着です。 ■横窪峠(1,633m) 横窪沢小屋から約10分で横窪峠に到着です。 ■中の段(1,467m) 横窪峠から約15分で中の段に到着です。 ■標高1300m地点(1,300m) 中の段から約10分で標高1300m地点に到着です。 ■5号橋(1,167m) 標高1300m地点から約10分で5号橋に到着です。 ■ウソッコ沢避難小屋(1,167m) 5号橋から約3分でウソッコ沢避難小屋に到着です。 小屋内のガス缶など大きいゴミを回収します。 ■4号橋(1,133m) ウソッコ沢避難小屋から約10分で4号橋に到着です。 ■3号橋(1,043m) 4号橋から約15分で3号橋に到着です。 17時30分で樹林帯の中は暗くなり始めます。 ■2号橋(970m) 3号橋から約5分で2号橋に到着です。 ■標高1000m地点(969m) 2号橋から約5分で標高1000m地点に到着です。 ■1号橋(965m) 標高1000m地点から約1分で1号橋に到着です。 ■ヤレヤレ峠(1,058m) 1号橋から約20分でヤレヤレ峠に到着です。 18時になり樹林帯の中が暗くなり、ヘッドランプを点灯します。 対岸に畑薙大吊橋が見えるので、精神的に落ち着きを取り戻します。 ■畑薙大吊橋(はたなぎ・967m) ヤレヤレ峠から約25分で畑薙大吊橋に到着です。 2度目の通行で高さにも慣れて、床板の針金の破断している箇所を数える余裕が生まれます。 人によっては、暗闇で川面が見えない方が高度感を感じずに渡りやすいかもしれません。 予定通り日没前に畑薙大吊橋を通過できて安全圏に戻り、沼平ゲートまで残り2.8kmのロードを歩きます。 ■沼平ゲート(945m) 畑薙大吊橋から約45分で沼平ゲートに到着です。 日暮れと共に沼平ゲートに到着すると、南アルプス登山指導センターの照明が点いています。 シーズン中に常駐する静岡県警救助隊の職員と情報交換(20分間)をして、下山者カードを提出します。 ■沼平ゲート駐車場(950m) 沼平ゲートから約5分で沼平ゲート駐車場に到着です。 これで無事に山行が終了です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 茶臼岳・畑薙ルートの区間は距離(歩いた距離)→21.3km・標高差(出発地〜山頂)→1,659m・コースタイム(山と高原地図)→13時間25分になりますが、日帰りが可能です(無雪期の場合・山滑走を除く) 日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 沼平ゲート〜畑薙大吊橋の往復5.6kmで自転車を利用すると、コースタイムから60分〜120分の短縮が可能です。 ★東俣林道について 南アルプス深南部の玄関口となる畑薙第一ダムや椹島はアクセスが非常に悪く、登山口も山頂も遠い山域になります。 落石が多いですが光岳・聖岳で通行する林道赤石線に比べると安全です。またリニアの工事車両が通行するので落石の対応・処理は比較的に早いです。 沼平ゲートから畑薙大吊橋、椹島まで自転車を利用する登山者が多いです。 ★静岡県道60号線について 長野県から向かう場合は山梨県側の林道が通行止めなので、静岡県まで南下して再び長野県側へ80km北上する必要があります。県道60号線は井川湖を過ぎると狭くなり車のすれ違いが困難になります。 リニアの夜間工事による通行止めが発生するので注意が必要です。20時頃に富士見峠で封鎖されますがタイミング悪く封鎖準備中に通行してしまい、途中で警備員に制止されて事情聴取や富士見峠まで20km戻るように説明されました。しかしガソリンの残量やスマホが圏外で迂回路の検索ができない事を伝えると、無事に通してもらいました。 日帰りの場合は18時までに下山して20時までに富士見峠を通過すれば通行止めを回避できる計算です。 多くのガソリンスタンドは18時〜21時に閉店するので、沼平ゲートに行く前に給油すると下山が遅れてもガソリンスタンドを探す手間が省けます(営業終了前に閉店する場合が多い) また畑薙第一ダムから静岡市内まで70km以上あるので、1食分の食料を事前に購入しておくと空腹を防げます。 ★畑薙ルートについて 畑薙ルートは畑薙大吊橋と5つの吊り橋を通行する沢沿いルートになり、天候や吊り橋の崩落に大きく左右されます。沢沿いルートなので潤沢に沢水を飲料水として活用できます。 自転車を利用しない場合は日帰りピストンで距離21km・往復12時間を基準にして登ります。 畑薙ルートが災害等で利用できない場合は、畑薙大吊橋が通行できれば畑薙山を経由して鳥小屋尾根で茶臼岳に登下降が可能です。 別称→茶臼岳登山道と呼ばれます。 ★ヘビについて 地面・石・木を掴む場合・休憩して座る場合・避難小屋を利用する場合はヘビに注意が必要です。 避難小屋にはネズミがいるのでヘビがいる可能性が高く、沼平ゲートの通行口には「マムシ注意」と注意喚起しています。 ★積雪量について 静岡県道60号線・東俣林道には全く雪がありません。 茶臼岳・畑薙ルートは標高2,200mから雪が現れて茶臼小屋まで5ヶ所(長さ5m〜10m、チェーンスパイク不要)、茶臼小屋〜茶臼小屋下降点まで2ヶ所(長さ20m・チェーンスパイク必要)の残雪があります。 茶臼小屋下降点〜茶臼岳の稜線には雪がありませんが、05/13(土)〜16(火)は降雪予報があります。 全工程でチェーンスパイクを使用しないでアプローチシューズで登頂(冬靴は山頂まで担ぐ)できましたが、上河内岳〜聖岳〜兎岳を周回する場合は12本爪アイゼン・Wアックスの準備が必要です。 登りでは雪が降らなくても下りで雪が降る場合もあり、少しでも安全に登山できる装備をする事で登頂確率が上がります。 ★登山ポストについて 茶臼岳・畑薙ルートには登山ポストが3つあります。 “薙臨時駐車場(夏期限定・用紙・ペン有り) ⊂楕織押璽(用紙・ペン有り) C祓嘘拇仍蓋(用紙・ペン無し) ´は利用頻度が低く、△脇逎▲襯廛硬仍鎧愼灰札鵐拭(シーズン中は静岡県警救助隊が常駐)前にあり緊急時の対応が早いと考えられます。 登山計画書は事前にオンライン提出が可能です。 ★茶臼岳について 茶臼岳の登山ルートは“薙(沼平)ルート⊆蚤凜襦璽鉢D讃屋尾根ルートぜ回ルート(芝沢・沼平・椹島)があり、´△多く利用されます。 ★水場について 地図では茶臼岳・畑薙ルートには水場が5つあり、全て利用可能です。これ以外に4つの水場があります(写真添付) GW連休の山行記録で複数の水場の利用が確認できたので、当日は0.5Lのペットボトルのみで沢水を補給しながら登頂できました。 小屋泊の場合も飲料水を担ぎ上げる必要がなく、3つの山小屋で沢水の補給が可能です。 今回は0.5L担ぎ上げて、沢水を2.5L(0.5L×5回)補給して3L全て消費しました。9つの水場があるので水切れを心配せず飲めますが、必然とトイレの回数が増えます。 ★駐車場について 茶臼岳・畑薙ルートには3つの駐車場があります。 “薙臨時駐車場(120台・夏期限定) ⊂楕織押璽斑鷦崗(40台) G魍鯀駑彁駐車場(70台) ハイシーズンでなければ△肪鷦峅椎修任垢、人気がないので貴重品の管理と車上荒らしに特に注意が必要です。 地図では林道東俣線管理棟の脇に20台の駐車場がありますが、現地では駐車禁止になっています。下山時に駐車している車があり、静岡県警救助隊が迷惑していました。 ★山小屋について 茶臼岳・畑薙ルートには山小屋が3つあります。 .Ε愁奪蛎避難小屋(通年→無人小屋) 横窪沢小屋(営業休止中) C祓云屋 全て冬期避難小屋として利用ができて、水場も3つの山小屋で利用できます。山小屋の詳細は写真を添付します。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ★マーキングについて 茶臼岳・畑薙ルートには各所に道標やピンクテープがあり道迷いする場面が少ないですが、尾根芯を外れてトラバースする場面が多いので注意が必要です。 残雪期の登山道は雪解けが進んで9割以上が夏道になり、落枝と共に落ちた古いピンクテープは回収済みです。 ★天候や服装について 茶臼岳・畑薙ルートの9割が樹林帯になり、降雪後は落雪・落氷が発生するのでザックカバー・ゲイター・タオル・合羽・着替えがあると快適です。 標高2,500mを超える山域になり、樹林帯は暗く寒い環境なので防寒・防風対策が必要です。 当日は気温7℃〜15℃あり、平均気温は10℃です。 悪天候では装備や服装のレイヤリングに気を配り、5月末まで降雪予報に注意が必要です。 ★幕営適地について 茶臼岳・畑薙ルートには4つの幕営適地があります(写真添付) 登山道は細いトラバースやザレ場が多く、幕営適地は全体的に少ない印象です。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ★熊の出没について 茶臼岳は熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。 茶臼岳は南アルプスの山域になり、既に熊は冬眠から目覚めています。登山ルートには熊のフンや新しい爪痕があり、畑薙大吊橋〜茶臼岳の区間で熊の出没が多いので注意が必要です。 ★山バッジについて 残雪期は多くの山小屋が冬期閉鎖して、山バッジが購入できません。茶臼岳・上河内岳・仁田岳の山バッジの販売が確認できますが、茶臼小屋が営業するまで待ちましょう。 ★沼平ゲート駐車場まで静岡県道60号線(南アルプス公園線)の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。 ★茶臼岳・畑薙ルートでは、スマートフォンの電波が5割入りました(時期・天候・機種による) 静岡市内から畑薙第一ダムまで70km〜80kmあり、既に沼平ゲートで電波が圏外です。 横窪峠、標高1700m地点〜茶臼小屋の直下、茶臼小屋下降点〜茶臼岳の区間は山頂に近づくにつれて電波が繋がりやすくなります。 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリー(充電ケーブル含む)が必要です。 ★当日の茶臼岳・畑薙ルートでは登山者のすれ違いは0名です。 日照時間が長くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。 特に単独登山者はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメット・ウインドシェル(上)・ストック・アプローチシューズを全行程で使用しました。 チェーンスパイク・ハードシェル(上下)・12本爪アイゼン・ピッケル1本・冬靴は携帯しましたが不使用です。 ★緊急時の連絡先 ‥臈跳抻―陟0547-37-0110(代表) ★今回の山行の危険箇所 ‥賈麥啼拶落石。 畑薙大吊橋→転落・落とし物。 H薙大吊橋〜5号橋のトラバース→滑落・落石。 2号橋・4号橋(旧式)→転落・崩落。 ★沼平ゲート駐車場→05時05分に気温7℃、茶臼岳→14時32分に気温13℃、沼平ゲート駐車場→19時25分に気温13℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→04時41分、日の入り→18時50分と活動時間は長くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です(ルートは樹林帯が長く日陰が多いため) ★茶臼岳・畑薙ルートでは、畑薙大吊橋〜5号橋の区間ではザレ場のトラバースが続き落石に注意が必要です。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★茶臼岳・畑薙ルートにはトイレが3つあります。 .Ε愁奪蛎避難小屋 横窪沢小屋 C祓云屋 3つの山小屋には外トイレがあり、全て利用可能で詳細は写真を添付します。 原則トイレが汚れているので紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★残雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。 ★残雪期ですが強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグル・バラクラバがあると便利です。 ★今回の山行 茶臼小屋を基点にして上河内岳〜茶臼岳〜仁田岳の周回を計画しますが、全国各地で地震があり大雨・強風・雷・濃霧・洪水・高波・土砂災害の注意報が発令されて日帰り山行に変更です。 軽い日帰り装備で夏道のコースタイムの0.7〜0.8倍(登り)・0.4〜0.5倍(下り)で通常より早く歩きましたが、自転車を利用しないので予想通り日没直後の下山です。 あわよくば上河内岳まで登れるかも知れないと甘く考えていましたが、軽装備とほぼ夏道に関わらず馬力の無さに絶望します。 登頂できたこと以外に喜びはなく、積雪期に登るべきだと後悔しました。次は積雪期と周回ルートで登りたいです。 ★駐車場の10km圏内はガソリンスタンド(最寄り→27km)やコンビニ(最寄り→70km)がなく、とても不便なエリアです。 場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項があるので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で茶臼岳を楽しんでください。 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その他周辺情報 | ■南アルプス赤石温泉・白樺荘 ■営業時間→10:00〜18:00(04月〜11月) 10:00〜17:00(12月〜03月) ■休館日→火曜(8月〜11月は無休) ■料金→大人510円、小人200円。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
ツェルト
ヘッドランプ
温度計
風速計
モバイルバッテリー10000mAh4個
ちり紙
携帯トイレ
地図
登山計画書(控)
腕時計
ザック30L
スマートフォン2台
ボールペン
マスク
ゴミ袋
現金
ココヘリGPS
ザックカバー
タオル
ストック
サングラス
熊鈴
帽子
熊除け銃(火薬)
ウィンドシェル(上)
登山靴
インナーシャツ(半袖)
靴下(冬用)
長ズボン
ハードシェル(上下)
ゲイター
バラクラバ
タイツ(冬用)
インナーソックス
手袋
ベースレイヤー(長袖)
テムレス
ゼリー飲料2個
パン2個
ちくわ
粉末アミノ酸4本
チョコバー3個
チェーンスパイク
ピッケル1本
12本爪アイゼン
アタックザック22L
ウエストバッグ
水0.5L
アプローチシューズ
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備考 | ■畑薙大吊橋の床板の針金が17ヶ所で破断あり。 ■ヘビ(マムシ)に注意。 ■茶臼冬期避難小屋の外扉(右側)が破損。 ■畑薙大吊橋のワイヤーに蜘蛛の巣(クモ)が多い。 ■畑薙大吊橋〜ウソッコ沢小屋のトラバースに注意。 ■自転車→60分〜120分の短縮可能。 |
感想
■2023年/茶臼岳・畑薙ルート(日帰り)
■2023年05月08日(月) 雨/くもり
沼平ゲート駐車場 19:25 650m 16℃
着替え・荷作り・夕食 19:25〜20:55
消灯 20:55〜02:50
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■2023年05月09日(火) はれ
※茶臼岳・畑薙ルート 登り
起床 02:50 950m 7℃
着替え・荷作り・朝食 02:50〜05:05
沼平ゲート駐車場 05:05 950m 7℃
沼平ゲート 05:16 945m 7℃
畑薙大吊橋 06:11 967m 8℃
ヤレヤレ峠 06:59 1,058m 7℃
1号橋(新) 07:26 965m 9℃
標高1,000m地点 07:29 969m 9℃
2号橋(旧) 07:35 970m 9℃
3号橋(新) 07:52 1,043m 10℃
4号橋(旧) 08:20 1,133m 11℃
ウソッコ沢小屋 08:33 1,167m 11℃
5号橋(新・旧) 08:43 1,167m 11℃
標高1300m地点 09:04 1,300m 14℃
中の段 09:30 1,467m 13℃
横窪峠 10:03 1,633m 13℃
横窪沢小屋 10:20 1,623m 14℃
標高1700m地点 10:41 1,746m 14℃
お地蔵様 10:55 1,842m 16℃
展望ベンチ 11:12 1,935m 12℃
標高1900m地点 11:21 1,969m 12℃
倒木ベンチ 11:31 2,026m 15℃
水呑場 11:49 2,047m 15℃
樺段 12:15 2,179m 11℃
標高2200m地点 12:27 2,252m 10℃
茶臼小屋 13:25〜41 2,412m 12℃
茶臼小屋下降点 14:08 2,513m 10℃
鳥小屋尾根分岐 14:24 2,570m 15℃
茶臼岳 14:32〜37 2,604m 13℃
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■2023年05月09日(火) はれ
※茶臼岳・畑薙ルート 下り
茶臼岳 14:37 2,604m 13℃
鳥小屋尾根分岐 14:42 2,570m 15℃
茶臼小屋下降点 15:01 2,513m 9℃
茶臼小屋 15:11 2,412m 10℃
標高2200m地点 15:28 2,252m 9℃
樺段 15:33 2,179m 9℃
水呑場 15:48 2,047m 10℃
倒木ベンチ 15:52 2,026m 11℃
標高1900m地点 15:55 1,969m 9℃
展望ベンチ 15:57 1,935m 9℃
お地蔵様 16:03 1,842m 11℃
標高1700m地点 16:10 1,746m 11℃
横窪沢小屋 16:22 1,623m 12℃
横窪峠 16:31 1,633m 12℃
中の段 16:44 1,467m 12℃
標高1300m地点 16:54 1,300m 12℃
5号橋(新・旧) 17:05 1,167m 14℃
ウソッコ沢小屋 17:08 1,167m 11℃
4号橋(旧) 17:17 1,133m 13℃
3号橋(新) 17:31 1,043m 14℃
2号橋(旧) 17:37 970m 14℃
標高1,000m地点 17:41 969m 14℃
1号橋(新) 17:42 965m 14℃
ヤレヤレ峠 17:59 1,058m 13℃
畑薙大吊橋 18:23 967m 12℃
沼平ゲート 19:10 945m 13℃
沼平ゲート駐車場 19:25 950m 11℃
着替え 19:25〜19:30
実家 19:30〜02:30 1,000m 6℃
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■上河内岳・茶臼岳・仁田岳の周回は雨で中止。
茶臼岳を日帰りピストンするが甘かった。
大雨・強風・雷・濃霧・洪水・高波注意報。
全国各地で地震があり登山どころではない。
おまけに南アルプス深南部はアクセスが悪く
大嫌いな荷作りもやり直しで気分が下がる。
自転車を利用すれば2時間の短縮は可能だが
初めて歩くルートは自分の足で歩きたい。
日没前の下山を目指して急いで下山したが
何度も転倒したり慌ただしい山行だった。
急ぐならば休憩なしで早く出発するべきだ。
記録を取りゴミ拾いの山行は効率が悪い。
積雪期や20kg装備だと日帰りは相当厳しく
まだ訓練が足りないと痛感して落ち込む。
更にリニアの夜間工事で通行止めになり
スマホが圏外で迂回路は不明で帰宅に5時間。
踏んだり蹴ったりだった茶臼岳。
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■体重→61.0kg 荷物→9.5kg
■日の出→04:41 日の入り→18:50
■距離→21.3km (片道10.65km)
■時間(合計)→13時間59分
(登り→09時間27分、下り→04時間32分)
■休憩時間→00時間21分
聖岳の敗退記録(台風)を準備中です。
ご無沙汰しています。
南アルプスの山行記録を拝見しましたが、天気に恵まれた素晴らしい縦走です。
梅雨が明けましたが台風で天気が不安定ですが、お互いに安全第一で山登りを楽しみにましょう。
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