八溝山(月柄峠から大神宮山-大笹山-池の平)

2023年05月12日(金) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 26.9km
• 登り: 1,297m
• 下り: 1,285m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:49
• 休憩: 0:32
• 合計: 9:21

距離 26.9km 登り 1,303m 下り 1,296m

4:46 スタート地点
5:57 林道合流地点
6:31 6:32 唐竹久保バス停分岐
7:08 7:10 大神宮山登山口
7:14 7:19 大神宮山
8:35 8:36 高笹山
9:24 9:29 池ノ平
10:08 中郷・茗荷分岐
10:33 10:35 大梅ハイキングコース入口
10:37 10:46 八溝山
11:12 日輪寺
11:40 11:41 旧参道入口
11:45 11:49 日輪寺入口
12:22 12:24 登山道入口
12:38 蛇穴バス停
14:07 ゴール地点

ヤマレコ等には宮本集落からのルートに記録無いので心配はしていました。
ただ、大子町発行のルート図には書かれていますので、何とかなるだろうと思っていました。
しかし、朽ちかけた木の橋と、橋を渡った先の密藪。
入口だけでも整備してもらいたいものです。
唐竹久保からの林道に合流してからは道は全く問題無く　歩く事に専念出来ます。

今回は、山頂手前の登山道で一組四名の登山者に会ったのみでした。観光客が多く山頂も、日輪寺も人がいっぱい。気後れしてしまいます。
車道脇の旧登山道は、静かで好感持てました。また歩いてみたいです。

天候

晴れ　時々雲り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車で前泊の予定でした。トイレがある場所が良かったので、矢祭駅の脇に停めて仮眠しました。
上野宮の宮本集落外れに道路脇が広くなっている場所があって、駐車させてもらいました。

コース状況／危険箇所等

大神宮山へ続く林道に出る迄の間、ほぼ藪こぎです。
大笹山から茗荷分岐迄、笹が深い場所があるとの情報ありました。
やはり深い場所ありますが、踏み跡はしっかりしてます。

その他周辺情報

矢祭山の駅前のお店屋さんで、鮎の塩焼き買いました。

写真

5/12 4:50

まず、近津(ちかつ)神社にお参りしていきます。

5/12 4:54

社殿です。右手の稲荷社前から、川の方へ進みます。

5/12 5:00

さすが奥久慈。
立派なお茶畑です。

5/12 5:07

川沿いの林道に、入口の看板あります。
ここの右手に、朽ちかけた木の橋があり　なんとか渡ります。しかしその先は凄い藪。左手駄目で右手に行きますが、こちらも凄い藪。上に藪が薄い場所があって、進むとわらび畑。今は使われていないようです。

5/12 5:17

杉林をしばらく進むと尾根に道が出てきました。
GPSを見てみると、地図の尾根とひとつ違っています。
でも、今更　先ほどの場所に戻る気にならず、このまま進みます。

5/12 5:27

尾根の先には祠。どうやらここに来る道のようです。
この先も踏み跡が所々あるので、進みます。

5/12 5:44

地図の道のある尾根と合流し、しばらく進むと、やっと道跡がしっかりしてきました。

5/12 5:46

チゴユリです。
今日は、ここだけではなく、終始チゴユリが見れました。

5/12 5:49

男体山、長福山が見えました。
多分ここが、月ケ原峠なのでしょう。

5/12 5:51

登山口には月柄(月ケ原)峠と書かれていました。個人的にですが月柄峠より月ケ原峠の方が好きな名前です。
写真は、この日に撮影した月です。
昔は、明け方集落を出て、講登山をしていたでしょう。
その際に、すすきの原に月の光が当たって良い景色だった事あったと思います。
それが、峠の名前の由来だったら良いなと思っています。

5/12 5:57

林道に遂に合流。
さあ、これからです。
それにしても長いです。

5/12 6:03

こんな感じで歩き易いのですが。

5/12 6:28

唐竹久保のバス停からの道が右手から合流します。
この先は、傾斜も急になってきます。

5/12 7:08

林道から、右に登山道が分かれます。
ここを進むと、前方に階段。
大神宮山の山頂はもうすぐです。

5/12 7:13

山頂には真っ赤なツツジ。

5/12 7:14

穴から何が見えるのかな。

5/12 7:14

南側の展望が良く、男体山が見えてます。
目で見るよりも小さくしか写らないのが残念。

5/12 7:16

看板が立派です。
今日最初の山頂です。

5/12 8:19

尾根には土塁が続いています。
その脇には笹原の中に登山道が出来てます。
尾根の踏み跡をしばらく進んでいましたが、途中から笹の生えた斜面に続く登山道を進むようにしました。

5/12 8:33

山腹を進む登山道を進んでいたら、高笹山の三角点を素通りしてしまいました。
稜線に出た所に字の読めない看板あったのですが。

5/12 8:48

ギンリョウソウありました。
今日はこの一株だけでした。

5/12 9:25

池の平山の山頂です。
看板取れかかっています。

5/12 9:25

真っ赤なツツジ。
凄く綺麗ですね。

5/12 9:47

茗荷分岐の登りにかかる手前から林業作業地に出ました。
初めて八溝山の山頂が見えました。
もうすぐです。

5/12 9:53

高世山の看板ありますが、どこなのでしょうか。

5/12 10:04

大きなブナの木が見えてます。

5/12 10:08

今までと違い、急に道が良くなります。

5/12 10:08

こんな風な仏像が奉納されてます。

5/12 10:27

シロヤシオでしょうか、

5/12 10:30

マイズルソウでしょうか。
珍しいかと思いましたが、山頂付近には随分咲いてました。

5/12 10:36

シロヤシオでしょうか。

5/12 10:37

山頂の展望台に着きました。
上の展望はすばらしいです。

5/12 10:41

少しモヤがかっていますが、良い眺めです。那須や日光連山、福島の山並みも見えました。

5/12 10:41

街の方も良く見えてます。

5/12 10:42

こちらは日立の方面です。

5/12 10:47

八溝嶺神社にお参りしてゆきます。
昔は、麓から歩いて参拝に登ったそうです。

5/12 10:52

大笹山でしょうか。
あそこから来たんですね。随分歩きました。

5/12 10:59

日輪寺に下る道は、新緑が素晴らしいです。
ここだけでも来たかいがありました。

5/12 11:01

ゴゼンタチバナも咲いてました。
カタクリの種も見えます。

5/12 11:14

日輪寺に着きました。
お参りしてゆきます。

5/12 11:46

沢を渡って車道に出ました。結構遠かったです。
沢を渡る所に清水あると思っていたのですが、実は清水に行くには、もう少し上の登山道を行かなければならなかったようです。
残念ながら、美味しい清水で焼酎を飲むのは次回のおあずけです。

5/12 11:56

車道の右側を歩くと、旧登山道の入口があります。
車道を歩くよりも早いし、何より登山道の方が気分が良いです。

5/12 12:05

2つ目の登山道入口です。右下に伐採地ありますが、その縁を歩いてゆくようになります。

5/12 12:13

これが伐採地です。
眺めが良くて気分が良いです。
まだまだ先がありそうです、

5/12 12:23

車道の最初のカーブの手前に降りてきます。

5/12 12:32

登山口に着きました。
お疲れ様でした。

5/12 12:57

腐沢の出合いに、旧鉱山の坑口があります。
中を見ると水が溜まってます。
入る事は出来ないようです。

5/12 13:56

上野宮小学校の跡地。
随分大きな小学校です。
大子にはこのような廃校が多いです。
何かに再利用できると良いのですが。

5/12 14:07

ここが、車を停めた場所です。
人がいないので、停めた事の挨拶も出来ませんでした。すみませんでした。

撮影機器：

Pixel 3a Google

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬

備考

登山には直接関係無いのですが、いつも気になっていたカップラーメンのスープ、飲み残しできず飲み干していました。

100円ショップのダイソーで、飲み残しスープを固める粉が販売されていて、今回これを使ってみました。
すぐに固まる優れものでした。多分高分子吸収ポリマーのようなものを使っているようです。

感想

Tonpei

大神宮山から先の登山道は、尾根沿いの踏み跡と、山腹をトラバースする登山道があります。
通り過ぎたあとで地図を見ると、山頂を素通りしてしまっていました。(大笹山.池の平)
地図をよく見ながら歩かないと、通り過ぎてからだと戻る気にならないので、注意したいです。私は、池の平の山頂をパスした事にも気がつきませんでした。
今日は行程が長いので、少しでも早くという気持ちがあって、トラバース道を選択してしまいました。次回はきちんと地図を見ながら歩きたいです。

今回は、あちこちに花が咲いていて楽しく歩けました。特にチゴユリは多く見かけました。二三年前まで、チゴユリの名前も知りませんでした。少しずつゆっくりした山登りにシフトしてきたからなのかと思います。これからも　花をゆっくり見るような登山がしたいものです。