龍王岳東尾根

2023年05月12日(金) ~ 2023年05月13日(土)

• GPS: 07:19
• 距離: 4.6km
• 登り: 569m
• 下り: 575m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:17

5:02 立山室堂山荘
5:54 5:57 一の越山荘
10:44 11:15 龍王岳
11:25 11:26 浄土山南峰
11:32 11:33 浄土山
12:19 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

5/13 5:09

登攀当日、5時に立山室堂山荘を出発。

5/13 5:49

一ノ越まで1時間もかからず到着。

5/13 5:57

一ノ越を乗り越した先に龍王岳の東尾根が全貌を見せる。

5/13 6:11

ハイマツの帯を避けながらアプローチ。

5/13 6:14

尾根の途中の岩が大きくなるあたりをスタート地点とした。

5/13 6:27

・・・それにしても雪がありませんな。

5/13 6:56

ここはルートファインディングを誤って少し冷や汗をかいた。

5/13 7:12

傾斜が急になってくるが、その変化が緩やかなのでいつまでたっても斜度を感じない。

5/13 8:11

相方にも積極的にリードしてもらう。

5/13 8:30

いつの間にか高度感が出てきて楽しくなってきた。

5/13 8:42

I峰のてっぺんはテーブル状。

5/13 8:50

II峰を右から巻いて向こうにIII峰の登り。

5/13 8:56

III峰直下は雪壁。

5/13 9:14

この頃になると気温が上がって雪が腐りはじめてくる。

5/13 9:21

IV峰の手前にも雪のリッジあり。

5/13 9:55

こちらの方が傾斜がないので登りやすい。

5/13 9:58

雪のリッジの突き当たりから左のルンゼに入れば簡単だが、踏み抜きを懸念して正面の壁を登ることにした。

5/13 10:07

シュルントに気をつけながらIII級程度の岩壁登り。

5/13 10:17

さらにワンポイントハイステップを入れて岩の上へ。残置ハーケンが精神安定剤になってくれた。

5/13 10:30

おおまかな岩の積み重なりとハイマツの斜面の向こうには山頂に続く雪田が待っている。

5/13 10:45

最後はコンテで。

5/13 10:46

山頂到着。お疲れさまでした。

5/13 11:14

小休止ののち浄土山を目指す。

5/13 11:22

スキーヤーが上がってきていた。

5/13 11:37

浄土山の一角にある「軍人霊碑」。

5/13 11:44

夏道を下降。

5/13 12:04

室堂へ下る。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

juqcho

山友の雪山納めとしてやさしい岩雪ミックスルートを登りましょうというのがもともとのコンセプトでしたが、さすがにこの時期になると雪はほとんど消えており、大半が岩稜なのにわざわざアイゼンを履いて登るというクライミングになりました。

ルートは斜度が緩く確保なしでも行けそうでした（実際、ソロに抜かされた）が、わずかに残っている雪の状態が芳しくなくこれを回避するためにIII級程度のクライミングをこなす必要がある箇所もあったので、安全サイドで考えればロープを出したのは妥当だったでしょう。

龍王岳山頂にトップアウトしたときに山友に感激してもらえたのは嬉しかったな。山頂から見渡す北アルプスの山々の眺めも素晴らしかったし、我々が室堂に降り立つまで雪雲が我慢してくれたのもありがたいことです。全部ひっくるめて、よい山行でした。

詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2023/20230512.html