蝶ヶ岳でテント泊
- GPS
- 28:10
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,675m
- 下り
- 1,741m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 6:05
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:18
予定では2日目は蝶ヶ岳から大滝山へピストンしてからの下山だったが、強風とガスで展望も望めなさそうだったので即下山した。
天候 | 11/19:晴れ 風:樹林帯ではほぼ無風で稜線上でも弱い 11/20:曇り 風:樹林帯でも体感2〜3m/s程 稜線上では10m以上に感じられた |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自分を含めて4台のみ。 烏川林道にほんの少しだけ凍結箇所あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●三股〜まめうち平 積雪は10cm程度でアイゼンは必要なし。 各所に登りやすい階段が新設されていた。 ●まめうち平〜蝶ヶ岳山頂 徐々に積雪量が増え標高2,200m以上は30cm〜40cm程度か。 雪の状態は柔らかく崩れやすい為ツボ足では足を取られる。 アイゼンは岩などに当たる為12本爪より軽アイゼンの方が良いような気がした。 2,400m辺りからスノーシューを履いたが道が狭く最適とは言えない。 しかしツボ足より遥かに歩きやすかった。 |
その他周辺情報 | 帰り道、烏川林道沿いにある【ほりでーゆー四季の里】で日帰り温泉を利用。 去年リニューアルされたばかりで綺麗で広い。露天風呂からは蝶槍〜常念岳がみえた。 http://www.holiday-you.co.jp/ |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
ハードシェル
ゲイター
ニット帽
オーバー手袋
着替え
防寒靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スノーシュー
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料水
ガスカートリッジ
ジェットボイル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドライト
予備電池
auスマホ
充電用バッテリー
ゴーグル
ファーストエイドキット
細引き
カイロ
ロールペーパー
保険証
腕時計
ネックゲイター
タオル
ストック
ナイフ
デジタルカメラ
テント
テントマット
シュラフ
シュラフカバー
|
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備考 | ●嵩張るテントマットを減らしたが問題なかったように思う。 |
感想
雪の状況が図れず計画の段階でずいぶん苦労した。
最初は扇沢→爺ヶ岳→鹿島槍ヶ岳を計画したが雪の量が増えて無謀計画となってしまった。代替え案として蝶ヶ岳→常念岳→三股を計画したが寒気と降雪で状況が一変してしまう。蝶ヶ岳→大滝山ならばと登ってきたものの結局蝶ヶ岳のピークハントで終わってしまった。4段階に縮小された計画に残念な感じが残るが雪の北アルプスに登れただけでも良しとすべきかもしれない。実際とてもいい経験ができた。
雪山で汗ダクになったことが何度かある。1度目は12月の蓼科山。日帰りだったので問題はなかった。2度目は元旦の燕山荘。小屋泊まりだったので乾燥室で乾かすことが出来た。その時テント泊まりだったら汗で濡れた手袋やニット帽をどうやって乾かしたらいいのか…ゾッとしたのを思い出す。
今回は、いかに発汗を抑えて登れるかが課題だった。雪山でテント泊するうえで重要な問題だった。その備えとしてソフトシェルを用意した。高い透湿性と防風性を兼ね備えた新素材のおかげで快適に行動できた。また、行動中はペース抑えることを常に意識した。おかげで汗ダクにならず体力の消耗も抑えられた。しかし、コースタイム5時間5分のところ6時間かかっている。
最近アウトドアブランド各社が出しているウインドストッパーやクリマなどの新素材を使ったソフトシェルは目から鱗の画期的なウェアだと思う。ストレッチ性があり動きやすく、稜線で必要な防風性と蒸れを防ぐ透湿性がゴアテックスよりバランスよく機能する。防水性は無いが雨さえ降っていなければ最高の着心地と言える。雨が雪になるこれからの季節は防水性は重要ではなくなる。もしかしたら、雪山でゴアテックスを一度も着ないこともあり得るだろう。15年の登山ブランクで、最新の山道具の進化ぶりに感動しっぱなしだったが、中でもこのソフトシェルは一番の驚きだ。まだ試してない方は是非試していただきたいです。
話がズレたが、今回は寒気が来ている中でのテント泊ということで多くの反省点があった。気温は温度計が狂っていて分らないが、テントの中でタオルが凍り、PETボトルの水が凍り、蒸気がテントの内側で霜になる状態。少なくとも氷点下5℃程ではないかと思われる。以下に反省点をまとめる。
●飲料水はPETボトルで2箸肇機璽皀垢1.6藩儖佞靴燭テント場に雪が豊富でPETの2箸鷲塒廚世辰拭E爐辰道箸┐覆なるし。
●テントの中では足先が冷えて辛かったので何か対策が必要。
→カイロの数を増やすべきか。(今回は貼らない物を2つ使用)
●テント内で、タオルがすぐに凍って使い物にならなかったので対策が必要。
→乾きやすい化学繊維の物を身に着けて乾かすか。
●夜のテント内は、デジカメ、スマホなどのデジタル機器が寒さで消耗してしまう。
→シュラフの中に入れていたが邪魔くさい。我慢するより仕方ないか…。
次回はこの反省点を踏まえてより快適なテント泊としたい。
今回のテント泊の為に新たに購入したシュラフの使用感について。まず、デカイ。でもさすが#0だけあって暖かさは素晴らしいものがある。先月からの白馬岳、空木岳、今回の蝶ヶ岳の3回のシュラフ就寝の中で間違いなく最低温度だったが一番寝れた。空木岳では避難小屋で一番寒くなかったけど一番寝られなかった。
駐車場の白い車の者です。
自分が下山中、大滝山分岐付近ですれ違いましたね^_^;
19日は好天でしたが、翌日は残念でしたね。
お疲れ様でした!
>makoto7675さん
お返事遅くなってしまいすみません。
大滝山の分岐ですれ違いましたね^^覚えていますよ。
makoto7675さんのレコの写真、とても良く撮れていますね!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-549772.html
僕より1〜2時間程早いので山肌に影が少ないし、センスの良さも感じます。
19日は本当に良い天気で良かったですね〜(*´∇`*)
でも、夜はとても寒かったです(笑)
お疲れ様でした!
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