記録ID: 5513330
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
日程 | 2023年05月20日(土) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
アクセス |
利用交通機関
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 12時間48分
- 休憩
- 1時間16分
- 合計
- 14時間4分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2023年05月の天気図 |
---|
写真
感想/記録
by walkalone
5月中旬に白馬三山縦走を実施。
沢中は雪がぴったりだが、稜線上はほぼ夏道。
午前2時過ぎに出発した。
大雪渓では日の出前後から正面左手杓子岳からの落砂、落石が激しく、常に上に気を配りながら雪渓真ん中を詰め上げた。
白馬手前、白馬・杓子の中間地点、および杓子・白馬鑓の中間地点において、雷鳥を確認。
針ノ木岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳では会えなかったのに、いきなり大量遭遇することになりなんだか複雑な気持ちである。
雪解けが進んでいることもあり、白馬鑓ヶ岳の下りまでは技術的に難しい箇所はなし。
白馬鑓温泉上部(鎖場?)はクラックの入った雪面(体感60度近くある)を下ることになり、非常に怖い思いをした。
アイゼン・ピッケルを装備し、バックステップで茂みや雪のひび割れを巻きながら通過したが、少しでも気を抜くと滑落不可避。(数メーターの滑落を何度かしてしまった。)
また、今回一部夏道も通ったが、基本的には雪が繋がっていたので、時間を掛けてなんとか温泉まで下りることができたが、雪解けが進むと更にルーファイの難易度が上がるだろう。
白馬鑓温泉先について、夏道は温泉から少し下ったところからいくつもの尾根筋をトラバースするようについているが、登山者が皆、コルから大きく下って温泉のある尾根の下部から直登してきていたので、コルへの登り返しが発生するが、我々もそのトレースを辿ることとした。
ひたすらまっすぐ下り、トレースや山レコの足跡を確認しつつ、雪面から雪のない斜面へ進行方向を変えると序盤は赤テープや踏み後が明瞭でルーファイも容易だったが、徐々にトレースが分離しだし、かつ不明瞭になっていったため、トレースを探しつつルーファイをする必要が出てきた。
木々を避け、雪上を行きつつも沢上には立ち入らないよう注意しつつ、なんとかコル手前で夏道に復帰。
コルから先は雪が大量についていた。
山レコの足跡は夏道ガン無視で歩いているものもかなりあったが、雪の下から水の流れる音が大きく響いており、踏み抜いたら最期だと考え基本的には夏道どおり進むこととした。
(夏道を外れてガンガン下りられるのは、もっと雪が残っている時期だろうか?)
なお、上の方は夏道も完全に雪で潰れており、見た目では全然分からないのでルーファイに非常に苦労した。夏道上かと思ったら、平行して走る沢上の雪渓だったり…。
そして、夏道に復帰してからが最悪だった。
雪の重みでで左右の木が道の方になぎ倒されたのか、雪が解けても木が道を塞いでおり、登山道を下っているはずなのに藪漕ぎを強いられる。
当初予定のコースタイム+2時間でなんとか下山したが、白馬鑓は大嫌いになった。
沢中は雪がぴったりだが、稜線上はほぼ夏道。
午前2時過ぎに出発した。
大雪渓では日の出前後から正面左手杓子岳からの落砂、落石が激しく、常に上に気を配りながら雪渓真ん中を詰め上げた。
白馬手前、白馬・杓子の中間地点、および杓子・白馬鑓の中間地点において、雷鳥を確認。
針ノ木岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳では会えなかったのに、いきなり大量遭遇することになりなんだか複雑な気持ちである。
雪解けが進んでいることもあり、白馬鑓ヶ岳の下りまでは技術的に難しい箇所はなし。
白馬鑓温泉上部(鎖場?)はクラックの入った雪面(体感60度近くある)を下ることになり、非常に怖い思いをした。
アイゼン・ピッケルを装備し、バックステップで茂みや雪のひび割れを巻きながら通過したが、少しでも気を抜くと滑落不可避。(数メーターの滑落を何度かしてしまった。)
また、今回一部夏道も通ったが、基本的には雪が繋がっていたので、時間を掛けてなんとか温泉まで下りることができたが、雪解けが進むと更にルーファイの難易度が上がるだろう。
白馬鑓温泉先について、夏道は温泉から少し下ったところからいくつもの尾根筋をトラバースするようについているが、登山者が皆、コルから大きく下って温泉のある尾根の下部から直登してきていたので、コルへの登り返しが発生するが、我々もそのトレースを辿ることとした。
ひたすらまっすぐ下り、トレースや山レコの足跡を確認しつつ、雪面から雪のない斜面へ進行方向を変えると序盤は赤テープや踏み後が明瞭でルーファイも容易だったが、徐々にトレースが分離しだし、かつ不明瞭になっていったため、トレースを探しつつルーファイをする必要が出てきた。
木々を避け、雪上を行きつつも沢上には立ち入らないよう注意しつつ、なんとかコル手前で夏道に復帰。
コルから先は雪が大量についていた。
山レコの足跡は夏道ガン無視で歩いているものもかなりあったが、雪の下から水の流れる音が大きく響いており、踏み抜いたら最期だと考え基本的には夏道どおり進むこととした。
(夏道を外れてガンガン下りられるのは、もっと雪が残っている時期だろうか?)
なお、上の方は夏道も完全に雪で潰れており、見た目では全然分からないのでルーファイに非常に苦労した。夏道上かと思ったら、平行して走る沢上の雪渓だったり…。
そして、夏道に復帰してからが最悪だった。
雪の重みでで左右の木が道の方になぎ倒されたのか、雪が解けても木が道を塞いでおり、登山道を下っているはずなのに藪漕ぎを強いられる。
当初予定のコースタイム+2時間でなんとか下山したが、白馬鑓は大嫌いになった。
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