上州からっ風シリーズ vol.2 『妙義山・中間道とアプトの道』
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 760m
- 下り
- 756m
コースタイム
・起点(横川駅)からめがね橋まで約1.5時間。
◆妙義山・中間道
08:18 妙義神社横駐車場
08:45 第一見晴
09:06 第二見晴
10:00 東屋
11:04 第四石門
11:25 石門登山口
※中之岳神社から妙義神社への車道&山道歩きの所要時間は約1時間
天候 | 22日:晴れ(日なたは暑いくらい) 23日:晴れ(15℃くらい) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場について ・アプトの道 横川駅前・碓氷峠鉄道文化むらの駐車場を利用。 鉄道文化むらを利用しない場合は要申し出。 ・妙義山 妙義神社前・登山用駐車場を利用。無料。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆アプトの道(めがね橋まで) ・舗装された道につき、危険箇所はありません。 ◆妙義山・中間道 ・基本的に整備された道なので、普通に歩けば安全。 ・ヤセ岩稜の長めの鉄階段あり。 ・基本的に展望台は崖の上なので、ふざけると危険。 |
その他周辺情報 | ◇下山後はモミジの湯へ(大人510円) ◇碓日のお宿 東京屋 http://homepage2.nifty.com/tokyoya/ ・横川駅前 アプトの道起点にある宿。妙義神社まで車で15分ほど。 |
写真
感想
上州からっ風シリーズvol.2は、やはりここでした。
私(masataro)にとって、登りたいお山ランキング100にも入ることは「ない」であろうお山です。
だって、えげつない鎖場がたくさんあって、転落事故も多い山なんでしょ?
落ちたらタダじゃ済まないでしょ?
命を張ってまで行きたい山なんて、私には無いのです(キッパリ)。
決して、高いところが怖いかと言っているわけではないのですよ。
(↑言っているでしょ…by cli)
と思っていたのですが、私が想像していたのは上級者コース。
その下には「中間道」と呼ばれるハイキング向けコースが設置されていたのでした。
それならばということで、妙義山初登山となりました。
cliさんの希望だし、仕方ないところです。
初日は「アプトの道」を散策、2日目に妙義山ハイキングという計画にて出発です。
◆アプトの道
横川駅、私は「峠の釜めし」しか知りませんでした。
ところが、ここは鉄道マニア垂涎の地。
「碓氷峠鉄道文化むら」が駅前にどーんと構えています。
そして、「アプトの道」こそ、その昔に横川と軽井沢を結ぶ碓氷線が活躍した路線であり、鉄道との関係は切っても切れないものなのです。
碓氷峠への路線が急こう配であったため、ドイツのアプト式というものを採用したのだとか。
当時の様子を思い浮かべながらの散策、鉄道ファンにはたまらないでしょう。
というわけで、有名なめがね橋を目指してGOです。
道はほぼ舗装路なので、運動靴で十分な道です。
途中、国重文の建造物である発電所だとか、時代を感じさせるトンネルなどが出てきて、鉄道ファンならずとも楽しめる道です。
碓氷湖を左手に見送り、トンネルを抜けると目的のめがね橋。
実は車で来られる場所でもあるので、多くの観光客が見物をしていました。
日本最大のレンガ造アーチ橋。
今日は人の手による建造物の美しさを堪能した次第です。
明日は自然による造形の凄さを体感することになるのですが…
◆妙義山へ
いいお天気です。
昨日もそうでしたが、白雲山が今日もくっきり。
このギザギザの岩峰はまさに自然の造形。
美しいというよりは怖い。
とても登るための山だとは私には思えません。
しかしながら、私たちは危険度の低い中間道ですから、変な気負いはありません。
妙義神社から中之岳神社へ、中間道で妙義山を楽しむことにします♪
予想外だったのは、紅葉が見事なこと。
ここがギザギザの妙義山であるとは、中間道前半では微塵も感じません。
しいて言うと、見晴から望む周囲の山々がみんなギザギザ(^^;
ここはいつものお山とは違うのだなぁと感じさせます。
紅葉を堪能しながらの道は、とても癒されるものでした。
頂上部とのギャップはものすごいのでしょうね。
しかし、さすがの妙義山はそれだけでは済みませんでした。
中間を過ぎての後半戦では妙義山の片りんをうかがえる道となります。
徐々に近づいてくる鷹戻しと思われる岩峰とともに、道は上方へ。
すると、中間道の目玉とも思える岩稜上の長い鉄階段が登場します。
階段は断崖絶壁まで伸びているように見えます。
信じるのは階段と手すりのみ。
この階段を設置したのは誰だろう?老朽化とか大丈夫かな?
とか、妙なことばかり考えてしまいます。
後ろから来るcliさんはきっとウキウキ♪しながら歩いているに違いない(-_-
ま、普通に行けば危険はないのですが、ちょっとドキドキの階段でした。
その後は巨大な断崖絶壁の下の通路を進みます。
こんな場所、マンガでよく見るよなぁなどと思ったりして。
その後は標準的な登山道を進んで、石門広場へ到着となりました。
石門巡りが有名なこの一帯、若者やら子連れのファミリーなどの観光客で賑わっていました。
けっこう危険な場所もあるんですけどね。
一度、トイレのために下山後、中之岳神社から展望台へ再登山。
最後まで天気に恵まれ、素晴らしい景色を堪能できました。
トータル的には、荒船山の断崖絶壁よりは怖くなかった気がします(^o^)/
最後に…
道中、稜線の上級コースへはどう行くのか?と二人組の男性に尋ねられました。
上級コースに行きたいと言う一人の男性とそれを諌めるもう一人。
装備はどう見てもハイキング程度、地図も不携帯。
上級者コースは軽々しく行くべきではないと二人を諭したつもりですが、その後どうしたかは分かりません。
「山は自己責任という認識が広まっているが、絶対不可能なことは本人の遺体の搬出である。本人と無関係な地元の方に迷惑をかけることになる」
との記述を読みました。絶対に無謀な登山は避けなければいけません。
※追記
事実確認ができなかったので記述をしませんでしたが、ホッキリ入口に登山者とは明らかに異なる、救助隊と思しき方々とお会いしていました。
結論から言うと、前日に頂上部から転落したと思われる男性が谷に倒れているのをこの日の朝にヘリが発見し、救出作業をしている最中だったようです。
まったくもって、残念でなりません。
cliさん、masaさん、こんばんは!
上州シリーズvol.2はポカポカハイキング日和でしたね〜
土日とも に恵まれ、紅葉も見頃
私もあのギザギザから縁遠い山ですが、一度第四石門まで”チョコット妙義”は経験しました。一度通しで歩いてみたいな〜中間道
アプトの道もめがね橋も紅葉綺麗ですね!
今年は当たり年かな
そういえば、森の雑貨屋コロボックリで買った携帯ストラップ、昨年まで使っていたゲラケーにぶら下がってました〜
火災で営業停止中の峠の湯、再開のメドはたったんでしょうか?
ここから眺める妙義が好きなもんで
vol.3はどこ?
お疲れ様でした
teru-3さん とても暖かい日でした。
先週の荒船山が寒かったのでしっかり冬仕度していったのに
ここは紅葉が美しく、お隣の山なのにこんなに違うんですね。
おっ!コロボックルでストラップ買いましたか
私も欲しいものだらけで困りました
結局、やまねのポストカードだけで留めました…
峠の湯はまだ火事の後何も手つかず状態でした。
営業不振で休業中かと思っていたのでびっくりしました。
立派な施設過ぎて再建するのは大変でしょうね。
さて次ですが…
車の移動がまだ可能か…もうそろそろ凍結の心配が…
teru-3さん、こんばんは
おかげさまで、二日間ともに絶好のハイキング日和でした
おっしゃるとおり、からっ風はどこへやらで日なたでは暑いくらい。
石門巡りはされたことがあるのですね!
あの一帯だけは、子供も多くてまるで公園みたいでした。
鎖場も遊具の一つみたいな感じでしたね
中間道はお勧めですよ。
モミジの紅葉はきれいだし、妙義山の迫力もちょっとだけ味わえます。
距離も片道5kmですからお手頃ですね。
そうそう、アプトの道も同じくらいです。
峠の湯は惜しいですね〜
なんとか復活してほしいものですが、厳しいのでしょうか…
今週末はシリーズでない方向になりそうな気配
上州からっ風シリーズ、第2弾は、まさか、というかやっぱりの妙義でしたか。
”西上州には手強い岩峰も多いですよ〜”と言った時、まず脳裏に浮かんだのは表妙義です。
中間道でたぶん正解です。頑張っても、裏妙義縦走位にしておく方が賢明でしょう。
岩峰に登らずとも、見上げる奇怪な岩峰と紅葉の織り成すコントラストは、十分な満足を与えてくれますよね 。 写真71でcliさんの岩持ち上げる妙技も見せていただいたし 。
妙義は仰るとおり、ほんと紅葉の赤が多いですよねー、紅葉狩りドライブ で何度か行ってます。
表妙義は、かつて血気盛んだった若い時分に辿ったのですが、特に鷹戻し付近は、一般登路としては最も緊張した(バランス崩すと終わりかな〜 と思った)箇 所の1つです。もしその時、masaさんに妙義の麓で出会っていたら、きっと諭される部類の人間だったのでしょうね。
お二人が遭遇した救助隊に捜索された遭難者、やはり無謀だったのか、心技体と装備を十分に備えた上での不測の事故かはわかりません。ですが、前者、後者とも意味はやや違えど、残念なことです。救助結果はわかりませんが、いずれにしても最悪の事態でなければ良いのですが…。
odaxさん 聞いてくださいよ〜
行きの車中、いつもと違う変なテンションのmasataroさん
行きたいのか…行きたくないのか…
生きたい…生きて帰りたい…
ずっーと地図を見ながら、ひとりでぼそぼそ唱えて…
「変だよ〜 」こっちは爆笑ですよ
私も危ないところに行く気はさらさらないのですが、
脅かし過ぎました
厳しい山と真っ赤なもみじのコントラストはここならではですね。
行ってよかったです
次回はせめて大の字と奥の院まで行きたいですね
odaxさん、こんばんは!
バレバレの妙義山でした♪
私にとっての妙義山は間違いなく中間道です。
稜線を歩くにはそれなりのトレーニングをすることが必要でしょうし、それなりの装備もいりますからね
今の自分では無謀としか言いようがないのです
決して、高いところが苦手だからではないですよ。
ええ!?
odaxさんは鷹戻し経験者でしたか
う〜、凄すぎます。
若いころの勢いとはそんなものなのでしょうかね。
ちなみに…私がはっきり書かなかったのが良くありませんでした。
前日に転落した登山者、亡くなられています。
まだ二十代、奥さんと子供さんがいるとのことです。
やるせない気持ちになりますね。。。
こんばんは。
今回も西上州、おつかれさまでした
やっぱり、岩場と紅葉って綺麗ですよね〜
今回のお気に入りは、28枚目のclioneさんとトンネルのショットです
たしかに車ならインターチェンジからすぐですね。
紅葉の時期は、もう無理かも知れませんが、記録を拝見して近いうちに行ってみたいと思いました
鉄道文化村との組み合わせもいいですね〜
EF63の運転体験、調べてみましたよ
「予約が必要?しかも講習料・・?」
こちらは要検討とさせていただきます
それにしても、masataroさんが妙義にgoサインを出すとは思ってもみませんでしたよ。
前回の荒船といい、方針転換ですか?
このままいくと来年は立山ではなく、「剱」ですね
noronoroさん、こんばんは!
前回のコメントでズバッと正解を言われてしまいましたね
実は、荒船山よりもこちらが先に決まっていたのです。
OKを出したのは中間道だったからですよ。
当然、行ったことはないので、おそらく大丈夫だろうという推測でしかなかったですが、ダメなら引き返すくらいの気持ちではいました。
岩場と紅葉と言えば、noronoroさんの美しい両神山レコを思い出しますね
紅葉の八丁尾根、気にはなっているのですが…ねぇ。
cliさんには、「あなたには行けるはずがない」と言われるもんで
EF63の運転体験、意外にハードルが高いみたいですね。
簡単に運転させてもらえるのかと思ったら大間違いでした
28枚目、お褒めいただき光栄です
カメラの性能がこれ以上アップすることは考えにくいので、あとは素材と構図を工夫して良いショットが撮れればと思う日々。
撮るからには、記憶に残るようないい絵が撮りたいですものね
noronoroさん お見事!
実は妙義山の紅葉は終わっている覚悟で行ったのですが、
花も紅葉も終わって静かな山で、あと見るものはへんてこな岩山だ!と目論んでいたので
でも、こんなにキレイな紅葉が見れてうれしかったです
岩山は実際見るとやっぱりすごい迫力ですね
ぜひ電車 と合わせてお楽しみください。
被写体のcliは衰えていく一方なので、
あとはmasaさんの腕次第でしょうかね
センスを磨いていい写真を撮ってもらって
老後の楽しみにしましょ
さてさて…
カニだの蟻だの行ける日はくるのかしら…?
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