白馬鑓温泉から大雪渓滑走

2023年05月20日(土) ~ 2023年05月21日(日)

• GPS: 15:27
• 距離: 23.7km
• 登り: 2,244m
• 下り: 2,279m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:56
• 合計: 6:22

8:34 猿倉登山口駐車場
8:41 8:41 猿倉荘
9:22 9:23 水芭蕉平
9:43 9:43 猿倉台地
10:05 10:34 中山沢
11:42 12:08 小日向のコル
14:56 白馬鑓温泉小屋

2日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:14

6:00 白馬鑓温泉小屋
8:23 8:44 大出原
9:41 9:57 鑓温泉分岐
10:40 11:03 鑓ヶ岳
13:28 13:29 岩室跡
13:56 14:14 白馬尻小屋
14:15 14:15 白馬尻荘
15:08 15:08 猿倉荘
15:14 猿倉登山口駐車場

天候

1日目、晴のち曇
2日目、快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉駐車場は8時時点で20台ほど

コース状況／危険箇所等

＜鑓温泉まで＞
小日向のコルを登りあげる辺りからは板を履いて登れると思っていたが、コルに至る斜面も雪面が狭く雪も腐って居たため、ブーツにアイゼンを履いて登りあげた。
コルからの下りの雪面も狭くシールを付けたまま滑走。しかし雪渓に辿り着く手前で雪が切れており再び暫く板を担いだ。鑓の雪渓に取りついてから、斜面が急なところでクトーを付けたがほぼ順調。

＜鑓温泉から稜線まで＞
雪面に石も少なく滑れば快適そうな斜面が続いたが、所々に雪割れが有った。
気温が上がり雪が腐ってきてシールが濡れ気を抜くとズリ落ちてしまう。

＜鑓の稜線から白馬の鞍部まで＞
普通の夏道が殆どだが、時々残雪の上を歩く。
当日は風が強く担いだ板を風で煽られた。

＜白馬大雪渓＞
鑓温泉の雪渓と比べると明らかに石が多い。石を気にせずに滑れるのは上部の急斜面だけ。白馬尻小屋の有る位置から1キロに満たない辺りで雪が途絶えていた。

写真

5/20 7:21

7時半時点の駐車場

5/20 7:55

立ち込めていた雲が晴れてきた

5/20 8:33

さあ出発！

5/20 8:47

アプローチシューズで鑓温泉までの夏道を行く

5/20 10:04

途中で雪が出てきたが繋がって居ないし藪も多いため、スキーブーツに履き替え進む

5/20 11:05

出発から3時間、ようやく小日向のコルに取りついたが、何か所か途切れて居るのと傾斜もキツイ為、アイゼンをブーツに履いて登る

5/20 11:28

間もなくコルに着くと言うのにこんな感じ

5/20 11:39

もう直ぐ

5/20 11:59

出発からほぼ4時間。ようやく小日向のコルに到着。
一本済ませてから、シールを付けたまま鑓の雪渓に向けて滑走。

5/20 14:30

鑓の雪渓に取りついて、ようやく本格的な山スキーでのハイクアップ

5/20 14:44

温泉の湯気が見えて来た

5/20 14:52

既にテントが何張りも有る。
この後、駐車場周辺で収穫した野草を天ぷらにして頂きました。

5/21 4:27

翌朝4時半のテン場。

5/21 4:27

朝風呂に浸かっているいる人も居る

5/21 4:46

ご来光��

5/21 4:59

ご来光��

5/21 5:01

ご来光��

5/21 5:06

テントを撤収して出発するPと朝風呂に浸かって寛ぐ人々

5/21 6:09

我々も鑓の稜線を目指して出発！

5/21 6:21

雲海の上の妙高山と火打岳

5/21 6:24

6時台は雪も固く、斜面も緩やかだった

5/21 6:51

所々に岩が落ちてきている

5/21 6:59

クレパス

5/21 7:01

7時台になると斜面は急になり、気温も一気に上がり雪が腐り始めて来た。

5/21 7:37

雲海が綺麗

5/21 7:55

まるで煙を吐き出しながら登っている様

5/21 8:42

白馬鑓に向かう稜線が間近に見えて来た

5/21 9:24

雪が途切れ、夏道を上る

5/21 9:24

担いだスキーを風が煽る
風に必死に耐えながら登る

5/21 9:46

ようやく分岐に到着

5/21 10:01

気温は上がっているが、冷たい強風を受けながら進む

5/21 10:11

鑓の山頂を目指す

5/21 10:24

剣岳

5/21 10:59

白馬岳

5/21 11:05

所々で残雪が夏道を覆う

5/21 13:12

白馬山頂に向かう鞍部、2610メートル地点からドロップイン

5/21 13:13

白馬山荘

5/21 13:20

ジャンヌ様も

5/21 13:22

アチコチにミニ槍が有る

5/21 13:22

快調に滑走するTさん

5/21 13:24

5/21 13:27

雪を跳ね上げ滑るジャンヌ様

5/21 13:46

余裕で滑るリーダー

5/21 13:46

ソロソロ岩が出て来ました

5/21 13:48

小石だらけの雪渓中央を避けて、トレース跡に続く

5/21 14:26

一気にゴールに到着
このあとテクテクと40分程歩きました

撮影機器：

AQUOS sense6 SH-M19 128GB SIMフリー シャープ

感想

あぶ

今シーズン初めての白馬だったけど、これで滑り納め。

鑓温泉にテン泊して大雪渓を滑ると言う魅力的なプランに誘ってもらい、直ぐに参加させて貰うことにしました。

鑓温泉は大勢のテン泊パーティの人達でにぎわっていましたが、スキーで来ていたのは我々だけだった様子。

小日向のコルまで担ぎ上げた為、想定外の時間が掛かってしまったけど、温泉に入り乾杯できて気分は最高。
猿倉駐車場で採った山菜を天ぷらやお浸しにしてメンバーに振舞ったら、揚げたての天ぷらが美味しいと喜んでもらえ、こちらも満足でした。

来シーズンに想いを馳せながら三日後からの鹿児島ソロツアーの準備に入ります。