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Yamareco

記録ID: 5526016
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

斧窪御前山・綱之上御前山 駒橋線鉄塔巡視路VR

2023年05月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:48
距離
10.2km
登り
811m
下り
873m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:36
休憩
0:10
合計
2:46
距離 10.2km 登り 826m 下り 873m
9:17
30
9:47
9:52
44
10:36
10:41
82
12:03
0
12:03
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:梁川駅下車
帰り:四方津駅乗車
コース状況/
危険箇所等
・斧窪御前山
登りはバリエーション。
斧窪地区内にある斧窪八幡宮裏手から農道を利用して東尾根へ取り付く。
頂上にあるアンテナ施設へケーブルが延びているのでこれを辿りつつ藪の坂道を登っていく。一部旧道のような抉れた山道も見られるが基本的に尾根通し。直下の急崖をやり過ごすと頂上部に出る。テープ、道標の類はない。
下りは明瞭な踏み跡が中央線トンネル上まで続いている。斜度はややきつめ。

・綱之上御前山
登りはバリエーション。
斧窪地区東にある丹沢ガードより200m東に進むと北の住宅地へ登っていく坂道がある。この坂道の突き当りから山道が続いている。
入山口が荒れていてその先しばらくは笹藪に叩かれながら進むが、尾根に乗ると傾斜も緩く比較的歩きやすい。道中テープ類などあり。
標高480m付近で梁川駅から登ってくる山道と合流する。山頂まではいくつか倒木による崩壊地を越える必要がある。

・東京電力駒橋線の鉄塔巡視路
綱之上御前山山腹にある八坂神社より山道を下りていくと標高360m付近で不意に東へ明瞭な踏み跡が続いている。ここから駒橋線の巡視路が始まり、最後は新倉地区の墓地裏に出る。
巡視路らしく整備されている区間はあまりなく、全体に道は悪い。基本的にトラバースとなるが踏み跡は崖側に傾斜していたり草で隠れていたりして滑落の危険がある。トラバースが怪しい部分で何度かルートロストしていて頻繁に位置の確認を行う必要がある。
<JR中央本線 梁川駅>
斧窪御前山最寄りの梁川駅スタート。
2023年05月22日 09:16撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:16
<JR中央本線 梁川駅>
斧窪御前山最寄りの梁川駅スタート。
駅のすぐ東にあるトンネルをくぐる。斧窪地区には国道20号線からでもアプローチできるのでどちらを歩いても構わない。
2023年05月22日 09:16撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:16
駅のすぐ東にあるトンネルをくぐる。斧窪地区には国道20号線からでもアプローチできるのでどちらを歩いても構わない。
斧窪御前山を見上げながら線路沿いに斧窪地区を目指す。
2023年05月22日 09:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:20
斧窪御前山を見上げながら線路沿いに斧窪地区を目指す。
<丹沢ガード>
中央線御前山トンネルの手前をくぐり南へ。
2023年05月22日 09:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:23
<丹沢ガード>
中央線御前山トンネルの手前をくぐり南へ。
抜けた先には斧窪御前山を案内していた指導標。文字が掠れて完全に読めなくなっている。
2023年05月22日 09:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:23
抜けた先には斧窪御前山を案内していた指導標。文字が掠れて完全に読めなくなっている。
正規の登山道は線路沿いをさらに西に進んだ先だが、今回は路地から斧窪地区の中心地に入る。
2023年05月22日 09:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:25
正規の登山道は線路沿いをさらに西に進んだ先だが、今回は路地から斧窪地区の中心地に入る。
北西へ登っていくとヒメシャラ?の大木の根を利用した山道風の生活道に変わる。
2023年05月22日 09:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:26
北西へ登っていくとヒメシャラ?の大木の根を利用した山道風の生活道に変わる。
登り切ると斜面を横切るように生活道が東西に延びているので、これを西側へ進んでいくと入山口が現れる。
2023年05月22日 09:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:26
登り切ると斜面を横切るように生活道が東西に延びているので、これを西側へ進んでいくと入山口が現れる。
<斧窪八幡宮>
入山前にすぐ西にあるお宮へ参拝。境内には六地蔵や陽石などが点在する。このお宮は地元の方に大事にされているようで、覆屋の効果もあってか年月を経ても綺麗な状態が維持されている。
2023年05月22日 09:27撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:27
<斧窪八幡宮>
入山前にすぐ西にあるお宮へ参拝。境内には六地蔵や陽石などが点在する。このお宮は地元の方に大事にされているようで、覆屋の効果もあってか年月を経ても綺麗な状態が維持されている。
<入山口>
引き返し、石段を登り入山。いつからか古びたスキーストックが立て掛けてある。
2023年05月22日 09:29撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:29
<入山口>
引き返し、石段を登り入山。いつからか古びたスキーストックが立て掛けてある。
ここからは山頂に立つアンテナへのケーブルが道案内役となる。
2023年05月22日 09:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:30
ここからは山頂に立つアンテナへのケーブルが道案内役となる。
山腹に私有地があるため序盤は踏み跡を利用。
2023年05月22日 09:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:30
山腹に私有地があるため序盤は踏み跡を利用。
踏み跡はいくつかある。濃いものを追って南側を進むと私有地脇を歩くようになる。早めに見切りをつけて尾根に出てしまうのが得策だ。
2023年05月22日 09:32撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:32
踏み跡はいくつかある。濃いものを追って南側を進むと私有地脇を歩くようになる。早めに見切りをつけて尾根に出てしまうのが得策だ。
斧窪御前山の山頂を見上げて。
2023年05月22日 09:32撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:32
斧窪御前山の山頂を見上げて。
適当な所から藪を濃いで尾根へ移る。藪は覚悟の上だがこれは余計だった。
2023年05月22日 09:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:34
適当な所から藪を濃いで尾根へ移る。藪は覚悟の上だがこれは余計だった。
尾根に乗るとアンテナ設備に関連したものかパイプが組まれてある。
2023年05月22日 09:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:34
尾根に乗るとアンテナ設備に関連したものかパイプが組まれてある。
尾根上も軽いスズタケの藪。
2023年05月22日 09:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:35
尾根上も軽いスズタケの藪。
と思ったけど全然軽くなかった。密生した笹藪についた細い踏み跡を頼りに突破する。
2023年05月22日 09:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:36
と思ったけど全然軽くなかった。密生した笹藪についた細い踏み跡を頼りに突破する。
中腹の傾斜が緩い個所を過ぎれば藪も一段落。判り辛いが倒木の先に旧道らしいすり鉢状の山道が蛇行している。
2023年05月22日 09:37撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:37
中腹の傾斜が緩い個所を過ぎれば藪も一段落。判り辛いが倒木の先に旧道らしいすり鉢状の山道が蛇行している。
やや北寄りに藪を避けて歩くとケーブルと再会。
2023年05月22日 09:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:40
やや北寄りに藪を避けて歩くとケーブルと再会。
頂上に近づくにつれ傾斜が強くなる。上部は踏み跡もなくなるので足場が確保できる所を探して登る。
2023年05月22日 09:44撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:44
頂上に近づくにつれ傾斜が強くなる。上部は踏み跡もなくなるので足場が確保できる所を探して登る。
捩じ切れた木がキリンの頭に見える。
2023年05月22日 09:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:45
捩じ切れた木がキリンの頭に見える。
頂上一帯の灌木をかわしつつ南へ進路を変える。
2023年05月22日 09:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:47
頂上一帯の灌木をかわしつつ南へ進路を変える。
<斧窪御前山山頂>
予想よりも藪が濃くなかったため意外にすんなりと山頂へ立てた。
2023年05月22日 09:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:49
<斧窪御前山山頂>
予想よりも藪が濃くなかったため意外にすんなりと山頂へ立てた。
木々とアンテナで眺めはあまりない。
2023年05月22日 09:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:50
木々とアンテナで眺めはあまりない。
少し南に移動すると御前山トンネル前の分離が覗ける。高度感もあって斧窪御前山で気に入っているポイント。
2023年05月22日 09:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:51
少し南に移動すると御前山トンネル前の分離が覗ける。高度感もあって斧窪御前山で気に入っているポイント。
下山は一般ルートを利用した。こちらは踏み跡もテープもばっちりなので迷う心配はほぼない。
2023年05月22日 09:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:51
下山は一般ルートを利用した。こちらは踏み跡もテープもばっちりなので迷う心配はほぼない。
一ヶ所だけ大岩の上を通過するのでそのまま岩上を進まないようにすれば概ね安全な山道だ。大岩は西側にS字を描いて迂回する。
2023年05月22日 09:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:52
一ヶ所だけ大岩の上を通過するのでそのまま岩上を進まないようにすれば概ね安全な山道だ。大岩は西側にS字を描いて迂回する。
中腹で木祠前で一休み。中を覗こうとしたが扉が塗装で固まってしまっていた。
2023年05月22日 09:55撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:55
中腹で木祠前で一休み。中を覗こうとしたが扉が塗装で固まってしまっていた。
祠より下はさらに道が良くなる。順当にジグ道を下りていき中央線への落石防止柵が見えてくれば下界に出られる。
2023年05月22日 09:59撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 9:59
祠より下はさらに道が良くなる。順当にジグ道を下りていき中央線への落石防止柵が見えてくれば下界に出られる。
<登山口>
こちらは大月市の道標付き。切られなければ大樹に育ちそうなクヌギの木が目印。
2023年05月22日 10:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:00
<登山口>
こちらは大月市の道標付き。切られなければ大樹に育ちそうなクヌギの木が目印。
登山口の近くには石仏などが残る。昔はこの辺りに街道があったのだろうか。
2023年05月22日 10:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:01
登山口の近くには石仏などが残る。昔はこの辺りに街道があったのだろうか。
今度は綱之上御前山へ続くなだらかな尾根を観察する。
2023年05月22日 10:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:02
今度は綱之上御前山へ続くなだらかな尾根を観察する。
イモカタバミ。民家から逃げ出したもののよう。
2023年05月22日 10:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:03
イモカタバミ。民家から逃げ出したもののよう。
今が見頃のユキノシタ。
2023年05月22日 10:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:04
今が見頃のユキノシタ。
<斧窪八幡宮>
お宮に無事の下山をご報告。
2023年05月22日 10:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:04
<斧窪八幡宮>
お宮に無事の下山をご報告。
<丹沢ガード>
引き返して再び中央線をくぐり北側へ。
2023年05月22日 10:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:08
<丹沢ガード>
引き返して再び中央線をくぐり北側へ。
梁川駅側へ200mほど進み最初の集落へ上がる車道を登る。
2023年05月22日 10:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:11
梁川駅側へ200mほど進み最初の集落へ上がる車道を登る。
集落入口にも馬頭観音がある。南米沢峠から綱之上御前山を経由して西尾根へ至るルートは古い山越えの重要なルートだったのだろうか。
2023年05月22日 10:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:11
集落入口にも馬頭観音がある。南米沢峠から綱之上御前山を経由して西尾根へ至るルートは古い山越えの重要なルートだったのだろうか。
急勾配の坂道を登っていくと舗装路が途切れ作業現場に差し掛かる。
2023年05月22日 10:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
5/22 10:13
急勾配の坂道を登っていくと舗装路が途切れ作業現場に差し掛かる。
<入山口>
そのまま正面へ進んでいくと倒木で道は滅茶苦茶に。よく見ると奥の木にテープが巻いてあり、左に右にと避けて歩く踏み跡も薄らと付いている。
2023年05月22日 10:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:13
<入山口>
そのまま正面へ進んでいくと倒木で道は滅茶苦茶に。よく見ると奥の木にテープが巻いてあり、左に右にと避けて歩く踏み跡も薄らと付いている。
倒木をやり過ごすと今度は笹藪。ルート自体ははっきりとしていて、しばらく我慢すれば尾根の突端に辿り着いた。
2023年05月22日 10:15撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:15
倒木をやり過ごすと今度は笹藪。ルート自体ははっきりとしていて、しばらく我慢すれば尾根の突端に辿り着いた。
尾根は多少荒れているが歩きやすい所を選んで進めば問題はない。所々にテープもある。
2023年05月22日 10:15撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:15
尾根は多少荒れているが歩きやすい所を選んで進めば問題はない。所々にテープもある。
尾根は雑木林から植林帯へ変化。(地図上では広葉樹の記号)
2023年05月22日 10:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:20
尾根は雑木林から植林帯へ変化。(地図上では広葉樹の記号)
無視できるくらいに傾斜が緩いので緑を楽しむ余裕があった。
2023年05月22日 10:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:22
無視できるくらいに傾斜が緩いので緑を楽しむ余裕があった。
標高450mの手前で尾根の南側を巻いていくような踏み跡があった。ちょうど南の八坂神社に出られそうな気もしたが、すぐ先が合流点のはずなので尾根を直登する事にした。
2023年05月22日 10:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:25
標高450mの手前で尾根の南側を巻いていくような踏み跡があった。ちょうど南の八坂神社に出られそうな気もしたが、すぐ先が合流点のはずなので尾根を直登する事にした。
梁川駅から登ってくる道と合流。
2023年05月22日 10:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:28
梁川駅から登ってくる道と合流。
この先ははっきりとした踏み跡があるがしばらくは倒木帯になる。まずは倒木を跨ぎ越えて、
2023年05月22日 10:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
5/22 10:30
この先ははっきりとした踏み跡があるがしばらくは倒木帯になる。まずは倒木を跨ぎ越えて、
その先では北の崩壊側へ一旦下りてやり過ごす。
2023年05月22日 10:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:31
その先では北の崩壊側へ一旦下りてやり過ごす。
以降は概ね安定する。
2023年05月22日 10:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:31
以降は概ね安定する。
<綱之上御前山山頂>
徐々に尾根が狭まり左右の笹が煩わしくなってきた頃に頂上に飛び出す。
2023年05月22日 10:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
5/22 10:36
<綱之上御前山山頂>
徐々に尾根が狭まり左右の笹が煩わしくなってきた頃に頂上に飛び出す。
ここも眺めは東側に。前回登った鶴島・栃穴・四方津御前山がよく見える。
2023年05月22日 10:37撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:37
ここも眺めは東側に。前回登った鶴島・栃穴・四方津御前山がよく見える。
ガマズミ
2023年05月22日 10:37撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:37
ガマズミ
少し高い所に設置されて目立たない山頂標。
2023年05月22日 10:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
5/22 10:38
少し高い所に設置されて目立たない山頂標。
こちらは「つかれた会」設置の古い山頂標。寺山という別名が書かれているのだが錆で表面が捲れあがって風前の灯火。以前は御春山にも同様のプレートが下がっていた。
2023年05月22日 10:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:38
こちらは「つかれた会」設置の古い山頂標。寺山という別名が書かれているのだが錆で表面が捲れあがって風前の灯火。以前は御春山にも同様のプレートが下がっていた。
そのうち読めなくなってしまいそうなものも。マイナーピークの割に人気のある山頂だ。
2023年05月22日 10:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
5/22 10:38
そのうち読めなくなってしまいそうなものも。マイナーピークの割に人気のある山頂だ。
下りは来た道を引き返す。登りよりも下りの方が倒木は厄介。
2023年05月22日 10:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
5/22 10:45
下りは来た道を引き返す。登りよりも下りの方が倒木は厄介。
先ほどの合流点を反対側から見たところ。テープは下がっているが枝で進入禁止のサインがあるような無いような。
2023年05月22日 10:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:46
先ほどの合流点を反対側から見たところ。テープは下がっているが枝で進入禁止のサインがあるような無いような。
ここで向きを変えて南の踏み跡を辿る。
2023年05月22日 10:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:46
ここで向きを変えて南の踏み跡を辿る。
合流点こそ不明瞭なものの一旦下りはじめると道は安定し、尾根とも谷ともつかないような山腹を巻いて下りていく。
2023年05月22日 10:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:47
合流点こそ不明瞭なものの一旦下りはじめると道は安定し、尾根とも谷ともつかないような山腹を巻いて下りていく。
<八坂神社>
じきに社殿が見えてくる。山道はもう一段下の石段が終わる所へ延びているが今回も横着して荒れた山腹をショートカットして境内へ抜けてきた。
2023年05月22日 10:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:48
<八坂神社>
じきに社殿が見えてくる。山道はもう一段下の石段が終わる所へ延びているが今回も横着して荒れた山腹をショートカットして境内へ抜けてきた。
八坂神社より下は九十九折れの良い道が続く。標高360mまで下りるとそれまで急だった傾斜が緩み、東に踏み跡とテープがある。ここから東電駒橋線の巡視路へ入る。
2023年05月22日 10:53撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:53
八坂神社より下は九十九折れの良い道が続く。標高360mまで下りるとそれまで急だった傾斜が緩み、東に踏み跡とテープがある。ここから東電駒橋線の巡視路へ入る。
導入部分こそ平坦だったものの道は俄かに怪しいトラバースに変わる。
2023年05月22日 10:55撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:55
導入部分こそ平坦だったものの道は俄かに怪しいトラバースに変わる。
<東京電力 駒橋線41号鉄塔>
踏み跡を見逃さないように斜面を巻いてひとまず最初の鉄塔下に出た。
2023年05月22日 10:56撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:56
<東京電力 駒橋線41号鉄塔>
踏み跡を見逃さないように斜面を巻いてひとまず最初の鉄塔下に出た。
南に秋山山稜の眺めがある。残念ながら景色を楽しむ余裕があったのはここまでだった。
2023年05月22日 10:58撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
5/22 10:58
南に秋山山稜の眺めがある。残念ながら景色を楽しむ余裕があったのはここまでだった。
東に進むが巡視路らしきトラバースは草に覆われて崖に向かって傾斜している。以降の鉄塔近辺の多くがこのような状態で緊張を強いられた。
2023年05月22日 10:58撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
5/22 10:58
東に進むが巡視路らしきトラバースは草に覆われて崖に向かって傾斜している。以降の鉄塔近辺の多くがこのような状態で緊張を強いられた。
植林帯に入ると多少安定する。
2023年05月22日 10:59撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 10:59
植林帯に入ると多少安定する。
次の谷に入った辺りから途端に不明瞭に。目印らしいものはあるが足場が崩れて進むのに難渋した。
2023年05月22日 11:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:01
次の谷に入った辺りから途端に不明瞭に。目印らしいものはあるが足場が崩れて進むのに難渋した。
藪を避けて水平に進んでいるつもりなのにどういう訳か谷に引きずり込まれていく。焦り始めた頃、茂みの先にテープか何か赤いものを見付ける。
2023年05月22日 11:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:03
藪を避けて水平に進んでいるつもりなのにどういう訳か谷に引きずり込まれていく。焦り始めた頃、茂みの先にテープか何か赤いものを見付ける。
これ幸いと近寄ってみると洗剤のボトルだった。がっくりとするが僅かながらの踏み跡と視線の先にまたテープが現れる。
2023年05月22日 11:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:03
これ幸いと近寄ってみると洗剤のボトルだった。がっくりとするが僅かながらの踏み跡と視線の先にまたテープが現れる。
斜面を這い上がるようにして登るとこんな所に二基の石祠が祀られていた。しかも片方の赤い祠には真新しい古峯神社の木札が納められている。
2023年05月22日 11:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
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斜面を這い上がるようにして登るとこんな所に二基の石祠が祀られていた。しかも片方の赤い祠には真新しい古峯神社の木札が納められている。
頼りない踏み跡を追って北の尾根を登る。大岩が立ち塞がりぎょっとするが脇を抜けられる。
2023年05月22日 11:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:06
頼りない踏み跡を追って北の尾根を登る。大岩が立ち塞がりぎょっとするが脇を抜けられる。
<東京電力 駒橋線42号鉄塔>
明るい所に出たと思ったら次の送電鉄塔だった。綱之上御前山から派生する南尾根のおおよそ突端と言える部分に建てられている。
2023年05月22日 11:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<東京電力 駒橋線42号鉄塔>
明るい所に出たと思ったら次の送電鉄塔だった。綱之上御前山から派生する南尾根のおおよそ突端と言える部分に建てられている。
西側を覗くと巡視路のゴム階段が登ってきていた。やはりどこかでルートロストしていたようだ。
2023年05月22日 11:07撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:07
西側を覗くと巡視路のゴム階段が登ってきていた。やはりどこかでルートロストしていたようだ。
進行方向側はまた不明瞭な細い道。日当たりが良いのでじきに草藪に覆われるだろう。
2023年05月22日 11:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:08
進行方向側はまた不明瞭な細い道。日当たりが良いのでじきに草藪に覆われるだろう。
道は間違っていなかったようで尾根を回り込むと階段が現れた。階段自体はしっかりしているが土が流れかけている部分もあり恐ろしかった。
2023年05月22日 11:09撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:09
道は間違っていなかったようで尾根を回り込むと階段が現れた。階段自体はしっかりしているが土が流れかけている部分もあり恐ろしかった。
次の谷では大岩が露出して少量の水が流れている。足場が確保できるのでここで一休み。
2023年05月22日 11:11撮影 by  Pixel 7a, Google
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次の谷では大岩が露出して少量の水が流れている。足場が確保できるのでここで一休み。
踏み跡を追って高度を落とし谷から抜けた先では斜面が崩れてしまっていた。
2023年05月22日 11:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:13
踏み跡を追って高度を落とし谷から抜けた先では斜面が崩れてしまっていた。
<東京電力 駒橋線43号鉄塔>
崩壊地を無事に抜けたと思ったらその先は藪なのには参った。恐らく斜面上部に巡視路があるのだろうが灌木がきついので斜面を横断した。
2023年05月22日 11:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<東京電力 駒橋線43号鉄塔>
崩壊地を無事に抜けたと思ったらその先は藪なのには参った。恐らく斜面上部に巡視路があるのだろうが灌木がきついので斜面を横断した。
その先もいやらしい斜めの踏み跡。この辺りまで来るとエスケープは厳しいので前進する外ない。
2023年05月22日 11:15撮影 by  X100T, FUJIFILM
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その先もいやらしい斜めの踏み跡。この辺りまで来るとエスケープは厳しいので前進する外ない。
ヤマホタルブクロ
2023年05月22日 11:15撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ヤマホタルブクロ
<東京電力 駒橋線44号鉄塔>
次の鉄塔へは意外にもすんなりと着いた。巡視路から少し登った高台に建っている。
2023年05月22日 11:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<東京電力 駒橋線44号鉄塔>
次の鉄塔へは意外にもすんなりと着いた。巡視路から少し登った高台に建っている。
44号鉄塔の先ではトラバースでなく尾根に入る。
2023年05月22日 11:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:18
44号鉄塔の先ではトラバースでなく尾根に入る。
途中まで階段があるが途端に踏み跡不明瞭に。
2023年05月22日 11:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:19
途中まで階段があるが途端に踏み跡不明瞭に。
セオリー通り水平に谷を巻こうとするも余計に道が悪くなってくる。ルートミスと悟り谷を下っていくと導水用のホースとタンクが現れた。
2023年05月22日 11:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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セオリー通り水平に谷を巻こうとするも余計に道が悪くなってくる。ルートミスと悟り谷を下っていくと導水用のホースとタンクが現れた。
対岸には踏み跡もありほっとする。
2023年05月22日 11:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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対岸には踏み跡もありほっとする。
この頃には大分慣れてきてこのくらいのトラバースは道だと判別できるように。
2023年05月22日 11:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
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この頃には大分慣れてきてこのくらいのトラバースは道だと判別できるように。
<東京電力 駒橋線45号鉄塔>
No.45は斜面に張り付くように建っていて周囲は藪が迫る。
2023年05月22日 11:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:34
<東京電力 駒橋線45号鉄塔>
No.45は斜面に張り付くように建っていて周囲は藪が迫る。
新倉地区が近いのでそろそろ道が良くなってもいい頃だと油断していたら次の谷は深く抉れていてロープを掴んでの通過となった。
2023年05月22日 11:37撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:37
新倉地区が近いのでそろそろ道が良くなってもいい頃だと油断していたら次の谷は深く抉れていてロープを掴んでの通過となった。
対岸にもロープ。足元がひどく崩れるので補助はありがたい。
2023年05月22日 11:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:38
対岸にもロープ。足元がひどく崩れるので補助はありがたい。
それにしても道が安定しない。保安員の人は機材を担いでこんな所を歩かされるのか……。
2023年05月22日 11:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:40
それにしても道が安定しない。保安員の人は機材を担いでこんな所を歩かされるのか……。
足元には導水管、という事はこの道で合っているようだ。
2023年05月22日 11:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:40
足元には導水管、という事はこの道で合っているようだ。
新倉地区手前の最後の谷で初めて巡視路の標識と出会う。
2023年05月22日 11:41撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:41
新倉地区手前の最後の谷で初めて巡視路の標識と出会う。
すぐ先の墓地で巡視路から脱出した。時間にしてみれば大したことはなかったが2時間にも3時間にも感じられた。
2023年05月22日 11:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:42
すぐ先の墓地で巡視路から脱出した。時間にしてみれば大したことはなかったが2時間にも3時間にも感じられた。
南に桂川清流センターが見える。
2023年05月22日 11:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
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南に桂川清流センターが見える。
<東京電力 駒橋線46号鉄塔>
こちらは民家で近寄れず。
2023年05月22日 11:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:45
<東京電力 駒橋線46号鉄塔>
こちらは民家で近寄れず。
巡視路入口の様子。右端のガードレール脇に木橋が掛けられている。なお巡視路の標識はない。
2023年05月22日 11:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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巡視路入口の様子。右端のガードレール脇に木橋が掛けられている。なお巡視路の標識はない。
新倉地区の擁壁でウチワサボテンが花を咲かせていた。冬場は冷え込み何度か雪が積もる地域のはずだが、それすら耐えるかなり強健な種のようだ。
2023年05月22日 11:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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新倉地区の擁壁でウチワサボテンが花を咲かせていた。冬場は冷え込み何度か雪が積もる地域のはずだが、それすら耐えるかなり強健な種のようだ。
巡視路はあと少し残っているがもうお腹いっぱいなので今回はここまで。国道20号線へ出て四方津駅へ向かう。
2023年05月22日 11:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:48
巡視路はあと少し残っているがもうお腹いっぱいなので今回はここまで。国道20号線へ出て四方津駅へ向かう。
場所によっては険阻な岩肌に囲まれる桂川もこの辺りから見下ろすと長閑でまた良い。
2023年05月22日 11:56撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 11:56
場所によっては険阻な岩肌に囲まれる桂川もこの辺りから見下ろすと長閑でまた良い。
<JR中央本線 四方津駅>
ゴール。ちょうど前回の御前山三山と同じくらいの距離・標高差だった。疲労感はその比ではなかったけれど。
2023年05月22日 12:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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5/22 12:03
<JR中央本線 四方津駅>
ゴール。ちょうど前回の御前山三山と同じくらいの距離・標高差だった。疲労感はその比ではなかったけれど。
撮影機器:

感想

御前山シリーズ清掃登山第二段。
今回は残りの斧窪御前山と綱之上御前山に出向いた。

いずれも前半にバリエーションルートをとり、後半は一般ルートで下りてきたが、予想より藪が薄いので助かった。特に綱之上御前山の西尾根はそれなりに歩いている人がいるようだ。
問題は終盤の駒橋線の巡視路だった。近隣の東電巡視路に比べるとかなり状態が悪く、危険なトラバースに慎重なルートファインディングを強いられた。藪や崩壊地も容赦なく登場しルートミスも連発。短いながらハードなルートだった。
途中見掛けた古峯神社の石祠や周辺のバリルートも気になるが涼しくなるまでもう藪山は勘弁である。

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