周山城の黒尾山
- GPS
- 05:28
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 572m
- 下り
- 558m
コースタイム
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒尾山へは登山道と標識が整備されているのは、周山城を地域としても宣伝しているからなのでしょう。一方黒尾山の東のある姑棄山(こきのやま)は林道から山道に入る踏み跡はあるが、あとは踏み跡はなく、赤布もなく、灌木の藪を描き分けながらである。姑棄山のすぐ南側に東西の点線路があるがここも踏み跡は見つけられなかったが、そのすぐ南に西側が崩壊しているのか林道が稜線まで付けられているので、そこから下山した。 |
写真
感想
周山の山に紅ヤマシャクヤクの花が咲くらしいというので行って来た。ウッデイー京北道の駅のすぐ西の山が城山らしく、周山城という明智光秀が居城としていたらしい。
京北道の駅から弓削川の橋を渡り、旧の162号を北へ向かうと旧街道の面影よろしく商売屋の看板がうるさい程だ。京北交番という高い建物に違和感を感じながら、登山口の標識を左(西)に入る。登山口には周山城の説明版が細かく城の謂れや明智光秀のことを書いてある。山道に入る所には本丸まで1.2Kmとの表示もあって、街を上げて周山城を宣伝しているのであろう。
九十九折りの道は何故か湿っぽいので、足元にいないか?と相棒に言うとチョロチョロしてるで、とのことで慌てて靴やズボンの裾をよく確認していると、脛に地ている!と言いながら、叩き落として湿った場所を急ぎ足で通過するのだった。ホッとしてジグザグの道を進むと黄色の花弁がたくさん咲くのが見えた。上に向かって咲いている珍しい花だ。(後で判ったが、ジャケツイバラの花であった)
左の稜線に上がると杉の植林であるが、登って来た斜面は伐採したようで樹は何もない。本丸迄の距離がきめ細かく表示されていて、京都トレイルの標識杭もある。さらにトレイル標識は短い間隔に丁寧に設置されている。城の一角に登りあがると石柱に周山城址とあり、東面の斜面(登って来た)は真下に京北の町並みが素晴らしい。大木は全て伐採したようで、切株が幾つも見えた。これは京北の街をよく見えるようにとの配慮の様であるが、実に素晴らしい景色であった。山からは周囲が良く見える方がいいのだ。このような配慮が何処にでもあるといいのだが。
そこから1段上がると周山城址の木製の新たな標識と説明板があって城の詳細まで書かれている。此処は本丸のようでかなり広い台地で、石垣が周囲に台地を支えているようだ。ここが城山と呼ばれている場所なのであろう。本丸の台地から下ると石垣巡りや井戸跡標識板もある。石垣は昔のままなので、倒壊の恐れがあるらしく、進入禁止表示や虎ロープなど賑やかだ。
やはり、城址なのだと実感できる表示が次々と出て来た(堀切、枡形虎口、小姓曲輪など)。
城址からは樹林帯を登ると黒尾山山頂であるが、此処からの景色は何も見えないのは残念至極だ。
この山は麓からジャケツイバラがたくさん咲いていたが、その後は紅ヤマシャクヤクの蕾がたくさんあり、2輪ほどは僅かに咲きかけたものがあって当初の思惑は何とか達成することが出来た。また、シャクヤクの花の近くには必ずある二人静の花もあったのは何処の場所でも、おなじみだ。さらに樹林の中に野生のギンランを見つけた時は嬉しかった。クリンソウも1輪咲いていて日陰の樹林帯にピンクの花は輝くようだった。後は後日
”八"
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