光岳(加加森山_矢筈尾根より)
- GPS
- 12:15
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,516m
- 下り
- 2,356m
コースタイム
天候 | ☁️→☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■残雪 軽アイゼンすら不要。光石〜光岳小屋と静高平〜三吉平にかわいい名残がある程度。 ■水場 各所コンコンと。静高平(小屋の20分手前)、光岳小屋(小屋から片道5分)。 ■登山道 <芝沢P取付き〜矢筈山> ・ただひたすらに尾根をまっすぐ。 ・最初の20分は急登かつ岩場。ただし歩ける箇所が限られるため踏み跡わかる。 ・途中、廃車とか出てくるあたりで作業道の誘惑が何度もあるけど、たぶん尾根直の方が早い。 ・作業道崩壊のとこだけ藪登場。ただし鹿道を辿ればちゃんと隙間を縫える。 <矢筈山> ・矢筈山直前でモノレールと出会う、南への下りはモノレールに沿えばOK。 <〜加加森山> ・尾根を自然にたどると、加加森山の1つ東のピークにたどり着く。 ・直接、加加森山にいくためには、尾根を乗り換える必要がある。 ・尾根を乗り換えるには、歩いてきた尾根の西にある沢をどこかで横断しなくてはならない。 ・尾根を進むと自然と沢が真横に来る局面がある。その時点で沢は水無し。 ・2回目(H=2,100m)に沢に面するのは、沢が分岐した直上のはず。その枝沢を横断すればOK。 ・1回目(H=2,010m)で横断するのは結構危ないと思う。(渡った先が急な岩なので。) <加加森山〜光石> ・昔あった登山道が消えかかってる感じの薄い薄い踏み跡。 ・テープも少なく脱落傾向。 ・ただし、昔は道の倒木をチェーンソーでカットしてたらしく、その名残で、道の部分だけ丁寧に倒木がカットされてる。(切り口はコケ蒸したりしてるけど。) ・なので、あまりGPS見たくない派の人は、テープと同じ位「目の前の倒木はどこかがカットされてないか」「見渡す範囲でスパッと切られている倒木はないか」という観点が重要。 ・H=2,381mピークの下山は注意。ピークからそのまま南東に行けるけど一昔前はピークを少し北から巻いてたみたいで、その名残で北側に踏み跡がある。 <光石〜易老渡> ・迷わない。まるで高速道路。でもニセ面平が多過ぎて辛い。真の面平は11/30(30分の11) ■コースタイム 歩くペースが凄いことになってますが、自分はトレランの人ではないです。 カラクリとして、1つは、ペースが光岳〜易老渡登山口のみで計算されている(今回時間のかかった登りが計算に反映されてない)。 もう1つは、たぶんですが、光岳のルートは、真夏(小屋営業期間)に2泊3日とかの重装備(前の小屋番さん特定条件でしか食事提供しなかったので)で歩く人前提でコースタイム組んであるんだと思います。 だから、涼しい時期(6月とか10月)に健脚もしくは若い人が日帰りもしくは1泊の荷物で歩けば、初見でも0.7-0.8、道知ってれば0.6-0.7とかになる気がします。 ■ヒル 今回出会いませんでしたけど、スタートの取付きで若干藪をガサガサします。 たぶん彼等、乾燥してるときは隠れてて、雨とか雨上がりとか、ジメジメの時は表に出てくるんだと思います。 そういう日の時は、ゲイター&サラテクト予防、塩持参した方が絶対良いです。 取付き、絶対いると思います。 |
その他周辺情報 | 遠山温泉かぐらの郷:休業中(温泉施設の復旧目途立たない) |
写真
装備
個人装備 |
防寒着(宿泊用含む)
雨具
地下足袋
ゲイター
ヘルメット
手袋
ストック1本
ザック(38ℓ)
食事(行動食+非常食)
水分(飲料720ml+水750ml)
コンパス
高度計
地形図
山と高原地図
ヘッドランプ(予備電池含む)
太陽光ランタン
保険証
携帯(GPSアプリ+予備バッテリー含む)
腕時計
ココヘリタグ
1人用テント(寝袋#3+エアマット+銀マット含む)
デジカメ
塩
|
---|---|
備考 | 双眼鏡を持っていかない試み(カメラ望遠機能に託す)。 |
感想
日帰り南アルプスはどこへ行こう。
茶臼岳か、はたまた大無間山か。
悩みに悩みつつ、熱いうちに打ての精神で2週連続の光岳・加加森山へ。
ルートは矢筈尾根。
2年前に光岳小屋でご一緒した飯田市民の方が教えてくれた道。子曰く「一昔前は知る人ぞ知るバリエーションだったがヤマレコ等の普及で今や一般道と化した。」そうな。
教えてもらった当時は、皆の足跡も特になくて半信半疑でしたが、その後、気にして見ていると確かにチラホラ。。。。
まぁ、じゃあ。みなもすなる矢筈尾根といふものを歩いてみんとて、歩きました。
道としては取付きと尾根乗換の他は普通でした。
でも、踏み跡は一般道という程ではなくて、廃車登場のあたりから、踏み跡なのか鹿道なのか怪しかったし、何なら尾根乗換から先は全く踏み跡わからなかったです。(もしかして皆は乗換しないのかな、、、)
いやでも涼しいうえに天気最高で景色が良かったので、それだけで、何だか嬉しくなっちゃいました。
気になってた尾根を無事に踏破できて、感無量です。
今回、山中では帰路に3組の方にお会いしたのみで、お話ししたのは2組のみ。
ただ、この方々なかなかで、沢屋のご夫婦からは沢の魅力を、ソロの男性の方からは北アルプスの魅力をたくさん教えていただきました。
沢も北アルプスもいつか行ってみたいものです。
本当はもう1回くらい、光岳を歩きたいのですが、ライチョウ繁殖シーズンというところで悩みどころ。やっぱり茶臼か?茶臼なのか?
くそぅ。イザルガにライチョウいさえすれば悩まないのに〜!(^^;)
<確認した野鳥>
※姿を見れた鳥は●印(あとは声のみ)
ヤマドリ
アオバト
ジュウイチ
ツツドリ
コゲラ
オオアカゲラ
カケス●
ホシガラス●
ハシブトガラス
キクイタダキ
ヒガラ●
コガラ
ヤマガラ●
シジュウカラ
ゴジュウカラ
エナガ●
ウグイス
メボソムシクイ
エゾムシクイ
センダイムシクイ
ミソサザイ
トラツグミ
アカハラ●
ルリビタキ●
コルリ
カヤクグリ●
ウソ●
<その他>
ニホンリス●
〇〇ネズミ●
いいねした人
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