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Yamareco

記録ID: 5558263
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積雪期ピークハント/縦走
大雪山

旭岳〜天人峡

2023年05月20日(土) ~ 2023年05月25日(木)
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kubocchi1002 その他6人
GPS
128:00
距離
64.8km
登り
4,191m
下り
4,679m
天候 20日:晴れ
21,22日:低気圧の通過で雨、霰
23日:下部は雲海だが上部は晴れ。午後から視界落ち降雪
24日:晴れ。白雲小屋付近は風強い。;
25日:晴れ。
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭岳温泉まではレンタカー。20日のみ姿見駅からロープウェイを利用して旭岳温泉まで下りた。
コース状況/
危険箇所等
20日:ロープウェイの運行時間は9時からだが、そんな時間まで待ってる余裕はないので、3時ごろから下から歩く。山麓からすぐに雪が出てくる。ここから石室まではほぼ雪べっとり。スキーコースがずっと明瞭なのでそれを辿る。朝早いからか多少雪は硬い。石室からも割と雪が残っており、所々雪渓の斜面をステップ切り登る。重荷のせいで皆の足は進まない。されど、周りはドスカッパ。十勝も丸見え、裏も丸見え、トムラも次第に顔が見えてくる。実は初めての旭岳頂上を喜ぶが、そんな暇はない。先を急ぐ。裏旭までの斜面には、クラックというほどのものではないが、亀裂のような筋が入っており、やや右から捲いて降りていく。雪はやがてずぼずぼし始め、裏旭から稜線に上がる途中の雪渓で時間切れ。旭への登り返しは地獄であった。ヘロヘロになりながら2度目の旭岳頂上。視界が一瞬100始近く落ちるが上部のみであった。浮石落石に注意し姿見駅まで。あまりにでかいザックで周りの目を引きながらロープウェイで山麓へ。
21日、22日:22日は第二天女まで移動し、テンバ入り。
23日:今日こそ乗越狙ってデッパ。荷物が軽くなったせいか足取りは軽快。いい調子で進む。この日もガスっててもしかしたら無理かもと思っていたが、ガスっているのは姿見以下のみで雲海となっており上は晴れ。美しい雲を眺めながら進む。一昨昨日ズボズボだった雪も時間がやや早いのと若干の降雪の影響か締まっており歩きやすい。間宮分岐に着いた辺りから晴れていた上部にも視界の波がやってきて2300〜∞で推移。白雲北斜面にはクラックなし。崖沢にもクラックはないが巨大雪庇というか雪堤というか。視界はあるので近寄り過ぎずに。分岐を出る頃には視界が落ち始め雪もぱらつき始める。小屋までの道は完全に雪で、視界無いと地形確認難しそう。ここの沢型は広い。
24日:今日からは張り出し。やや風は強そうだが、トムラへの道のりを淡々と進むのみ。白雲小屋付近から高根ヶ原までは吹き上げの影響か風が強かった。平が岳横の雪渓を出る所は若干NM探した。忠別沼は雪原。忠別岳まではほぼNM見えている。五色岳への登りは所々NM上に雪があり、ズボって怠い。五色岳先の雪堤は際を通過。その先、木道があるであろうNMは雪で埋まり、適当に突っ切ってヒサゴ小屋まで。ここはやはり美しい。日が暮れるまでは外でお酒を嗜む。
25日:乗越を賭けに行く。ガレ沢は岩がでかく、飛び石をしながら進む。左岸にはこれまた巨大雪庇。雪庇というよりかは斜面が雪崩た後なのだろうか。って印象を受ける。その先岩ポコ対岸にはクラックあり、今にも崩れそうなので、NM使って行く。RGは上部に雪渓。√次第で10m以下位だけで済むが、20m程度登る。西風が強く、時折ハッキリ近く吹いた。その先風強まってきたので少し様子見をしてから引き返し決定。RGの下りは雪渓上部のみBS。その後はNM使って化雲岳へ。途中から木道が出てきて歩きやすい。今日中に帰りたいメンツがいるので、一気下山を図る。下山するためのlimitには1時間程遅れていたものが、効率的な休憩とCTの捲きで第一公園付近でlimitを逆転する。今日中に下山が出来そうになったのでドライバー呼んで後は下るだけ。天人峡の√は第二公園に着いた辺りから沢化し始め、ズぼると沢に足が突っ込むので、それに注意する。これはもはや夏道ではなくただの沢だった。整備されていないというかなんだろうか。やっぱりこの道だけは楽しくない。第二公園先から雪原化してくるので、少し夏道を逸れ突っ切っていく。電柱のほんの少し先がネギ壁の降り口。ここも上の方は沢化している。倒木の段差がやや怖い。そのすぐ下にある岩盤状の所も怖い。ネギ壁を下ろすと雪がまた出始め、しばらくは雪渓上。次第に雪はなくなりただの夏道。淡々と下り三十三回曲がって下山。足湯でドライバーを待つ。
その他周辺情報 天人峡温泉は日帰り終了しているので、花の湯神楽に行って、なか卯でうな重とザンギ丼食って帰札
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