六甲山 縦走練習 鵯越〜宝塚 (途中敗退)
- GPS
- 06:44
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 688m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 6:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【帰り】(予定)阪急宝塚駅 (変更)有馬温泉〜高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題なし、軽アイゼン等必要なし |
写真
感想
今日は、昨日の続き(六甲縦走後半練習)を行う予定であったが、昨日と違って早くに目が覚めたので、布引の滝ではなく、鵯越駅を出発点とすることに決めた。なら、いっそ須磨から全走にチャレンジすればどうかという意見もあるが、そこは、まだ分不相応。少しずつ距離を伸ばしていこうと思う。
阪急梅田駅5時発の始発で、新開地乗換えで、神鉄鵯越駅には何と5:56に着いてしまう。それにしても昨日に引き続き寒い朝だ。西宮北口で暫く停車しているうちに凍えてしまう。早くドア締めて〜ww
鵯越駅は当然ながら真っ暗だ。ヘッドランプで足元を照らして歩き始める。それにしても寒い。恐らく気温は0度くらい。何とも心細い気持ちになり、またもメゲそうになる。いつも出足はテンションが低い。途中、道を間違えて行き止まりに。やはり足元が暗いと不注意となってしまう。というのも束の間、徐々に空が白んでくるとテンションが上がっていくから勝手なものだ。やはり菊水山の階段はキツイ。登り途中でご来光を拝む。頂上の気温は氷点下2度。少し休んで先に進む。昨日と同じコースを昨日と同様のタイムで市が原に至る。今日はウリ坊には遭わなかったが。。。
さて、菊水、鍋蓋を攻めたその足で摩耶山チャレンジであるが、さすがに標高差がキツイ。が、階段オンリーでは無いので気が紛れる。岩を掴んでガシガシ登っていくのは好きだ。自分のスタミナと相談しながら、飛ばさない(飛ばせない)で行く。10時過ぎに頂上、自分へのご褒美に星の駅のレストハウスでハンバーグランチ大盛りを食らう。(それだけが登りのモチベーションであった)
約20分の休憩の後、歩き始める。摩耶からの六甲山頂一帯のトラバースはあくまで走らない(走れない)、平地や下りは大きめのストライドを心がけて歩く。
さて、どうにかお昼にガーデンテラスに至るも、ここでトラブル発生。結局、ここでリタイヤを決意し、ロープウェイで有馬温泉に敗走する。そのトラブルとは軽いハイポサーミアと言ってもよい、体調不良であった。
昨日も同様の天候でトライしているが、出発が10時過ぎと遅く、登りの大半は体温調整のためにアウターシェルを完全に脱ぐことができた。しかしながら、今日は6時前から歩き始めて、あまりにも気温が低く、結局、アウターシェルを脱ぐことができなかった。そのためにアンダー、ミドルからの湿気がアウター(GoreTex)によって遮られ、内にこもってしまう結果となり、アンダー、ミドルレイヤーのびちょびちょ状態が続いてしまった。そもそも私は大の汗かきなのだが、今まで雪山でもこのようなことはなかった。アウターの脇の下にベンチレーションのチャックがあるが、これを開けなかったからかも知れない。鍋蓋山を登りきったところでアンダーは一回交換しているが、ミドルがベトベトで結局効果はあまり無かった。思い切って、アウターを脱いで中の湿気を開放すればよかったかも知れないが、今日はそれができる温度では無かった。結果的にお腹が冷んやりした状態が長時間続き、時々悪寒を感じることすらあった。ザックにはもう一枚保温着があったが、これを着ると更に汗がこもる気がして、それは着なかった。
六甲山頂一帯のトラバース中に、少し体調に異変を感じるようになってきた。喉もヒリヒリする。免疫力が落ちているのが分かる。そりゃそうである。お腹冷え冷え状態が続けば体調不良になってしまう。先週も同様の状態から体調が悪くなってしまい、結局風邪を引いてしまった仲間を見ている。
ガーデンテラスで、下着の下にタオルを巻いて、休憩しながら思案する。体力的には十分に残っている。が、このままでは下痢や風邪などになってしまう不安がある。山は逃げない。できれば即座に体を温めたい。有馬温泉へのエスケープを決断する。
金の湯の熱い方の風呂にゆっくり浸かって、体温を回復して、早々に阪急バスで梅田に退散した。冬の山歩きの温度調整。課題を残した山行であった。
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