広戸仙 ふるさとコース (岡山県津山市)
- GPS
- 07:18
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
天候 | くもり 気温:20〜22度、湿度:70〜77% |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ トイレは峠の茶屋の裏にあります。 ※ 塩手池公園駐車場にもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 声ヶ乢〜広戸仙〜あがけ峠 木段の脇に踏み跡があり、良くも悪くも歩きやすいです。 ■ ふるさとコース 西口(第二展望所)〜 東口(あがけ峠) ルートを間違えないようにガイドロープが設置されていたり、新しい鎖が垂らされていたり、進行方向に赤丸の看板があったり、黄色い道標を立てられていたり。それなりに整備(手入れ)はされています。 ふるさとコースは北斜面につけられた約6kmのトラバース道で、エスケープができない長丁場です。歩行を大きく妨げるものではありませんが、放置された倒木はありますし、所々ガレて歩きにくいところもありますし、渡渉もあります。ネーミングの割にはワイルドですので、それなりの心の準備は必要です。とはいえ、初心者のウチのヨメでもほぼヘルプを求めず自力で先頭を歩ききりましたので、累積標高差1000mを歩ける体力と、フラットフッティングや三点支持などの基本的な山歩きの技術と経験があればなんとかなると思います。 津山市の公式HPでは、上級者コースとも、通行不可コースとも、どうとでも取れる広報がされています。万人向けっていうことはないけど、通行不可ってこともないと思う。 https://www.city.tsuyama.lg.jp/life/index2.php?id=6586 ※ ふるさとコースの周回は、西口からの右回りでも、東口からの左回りでも似たようなもので、好みの差によるところもあろうかと思います。個人的には体力のあるうちに踏破しておくのが安全だと思います。疲れた千鳥足では、危険度が上がりそうです。 ※ ふるさとコースの東口(あがけ峠)の現在のアプローチポイントには、案内の類は一切ありません。地形図の破線、およびヤマレコらくルート(ふるさとコース東分岐点)は、現状よりも少し東にずれています。その間違ったポイントには、古い案内板が残置されているようですので、東口から左回りをされる場合はご注意を。 地形図の破線やヤマレコらくルートは2016年時点では正しかったようですが、少なくとも2020年には道が付け替えられているようです。 ※ かつて、地形図の破線はかなり(標高差50mくらい)ずれていましたが、現在は修正されているような感じです。参考として、写真の最後に、修正前の地形図の画像をアップしておきました。自分のスマホアプリ(GeoGraphica)のキャッシュは、古いマップのままです (^^; ※ 地形図の滝マークの位置は、微妙に間違っていると思いますが、歩行には特に関係ありませんので、気にしないほうがいいです。 |
写真
装備
備考 | トップス:モンベル/ジオラインCM TT、wic.大山Tシャツ ボトムス:モンベル/ストレッチODパンツ シューズ:モンベル/タイオガブーツ その他:マムート/リチウムプロ 28 |
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感想
花がいいか滝がいいかと尋ねたら滝というので、リスに会えるかもしれないと適当なことを言って広戸仙ふるさとコースを引き回してきました。滝としては圧倒的に見事な泉山の滝と迷ったけど、まだ連れて行っていない広戸仙にしました。
ふるさとコースは少々難儀なルートとされていますが、いつもと同じく今回も、ヨメには私の前を歩いてもらいました。自分のペースをキープして、適宜マップで方向を確認し、自分の目で進行方向と足の置き場を探し、自力で目的地に到着した達成感を感じてもらうことが目的です。数回チェックを入れましたが、概ね問題なく、息も切らせず、転びもせず、道迷いもせず、歩ききりました。GPS測位が出来るスマホアプリがあれば、最低限の読図や主要な山座の同定もできるようになりました。
車での移動も同じようなもので、自ら運転しても、助手席に座っていても、目的地には着けます。しかし必要なスキルは言うまでもなく、残る記憶や印象は大きく違います。山歩きでは、連れて行ってもらっているとか、後をついていくだけという気持ちは捨ててもらわねばなりません。
そうそう、リスには出会えませんでしたが、ヘビが顔をだしよりました。
ふるさとコースにあるとされる七つの名のある滝は、普段は水量が少なくて残念な状態なのですが、今回はそこそこ水が流れていて楽しむ事ができてよかったです。北面のトラバースルートは風もなく湿っぽかったものの、稜線に出るとさすがに風で有名な広戸仙、爽やかな涼風で気持ちよかったです。
※ 過去のふるさとコースの記録 ※
2015.11.20
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1349940.html
2016.9.9
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1338862.html
2020.5.14
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2344713.html
まぁ方向感覚をつかむためにと、藪に行くよりはいいでしょうね。
あ、やっぱり以前と比べると道がずれているのですね。何年か前に行ったときに道がわからなくておうじょうしました。目印の黄色い標識がかなり下にあったり、一段高さが違う道を歩いていたりで。
水場はそんなに遠くないですよ。そして水場の奥に群生地が・・・群生を見るのにふるさとコースに行くのはちょっと・・・と思った方は水場奥でお手軽に見れます。
35の登り返しが嫌で広戸仙側から入ることが多いですが、そっちから入っても第2展望台手前の登り返しがきついんですよね・・・
花の時期は人が多いので、極力避けています。花には全く興味がありません、というか控えめに言っても個人的には苦手です。花がないのは自分には好都合です、ヤブはヨメがNGです。
ヤブはねぇ、強い目的があれば突入することも辞さないですが、できれば避けたいですね。滝をやめて健康的なハイクに宗旨替えしたので、あまりややこしいところや泊まりを伴うようなところには行かないと思います。鳥取の北谷の雨滝で満足しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1350983.html
クマの件は、和気、佐伯でも捕獲されたそうですから、この辺りならどこでも出るかもしれませんね。でもクマの食い物は少なそうだから、出現の確率はササヤブよりは低いんじゃないでしょうか。昼間は寝てるでしょうし。リスはほぼ出会えないと思います、出会ったとしてもリスと特定することは出来ないでしょうね。
道はどうですかね、アップダウンは別として、山慣れした人ならほとんど問題のない明瞭な状態ですが、一般的なハイクには適さないかもしれませんね。豪雨や倒木で多少荒れていても、見通しは決して悪くないので、方向さえ確認できればなんとかなるんじゃないでしょうかね。最悪マップを失った場合、来た道を戻れなければ、植林帯を津川ダムに下るって感じかな。
写真35の登り返しの尾根は事前の心構えがあったのでそれほどでもなかったけど、布引の滝以降の登りは事前の覚悟がなかったので辛かったです。どちらからアプローチしても、降った分は登らなくちゃなりません。
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