北岳〜間ノ岳〜農鳥岳縦走はできず 北岳ピストン(奈良田から)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,113m
- 下り
- 2,122m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 9:41
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 11:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
あるき沢〜池山御池小屋:トレース明瞭 暗い場合はトレース&テープを見失う可能性有り 池山御池小屋〜ボーコン沢の頭:トレース明瞭 週末に人が多く入っているので、雪さえふらなければラッセルもなし ボーコン沢の頭〜八本場ノ頭:風でトレースが消えている箇所&一部膝程度の踏み抜き有り 雪庇はあまり育っていません 八本場ノコル:私が帰ってくるときは雪が粗目になっていて、アイゼンピッケルの効きが悪かったです。基本的に北側の斜面をトラバースしました。岩が脆いので注意(私はルートを間違えて、岩が崩れ滑落しかけました) 八本場ノコル〜山頂:地面はクラストしています。ルート途中から小屋に向かう西南方向のルートは強風のため行けませんでした。山頂直下及びトラバースはダブルアックスで通過しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え(長袖シャツ
パンツ
靴下)
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケルx2
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
ジェットボイル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント(スノーフライ)
テントマット
スノーペグ
グランドシート
テントシューズ
シェラフ
シュラフマットx2
シュラフカバー
シュラフインナー
ヘルメット
ゴーグル
コンタクト
トレッキングポール
カラビナx3
スリングx3
ロープ
ハーネス
カイロ
ワカン
ポリビニール袋(雪確保用)
バッテリーパック
予備カメラ電池
|
---|
感想
幸運にも25日から休みがとれたので、昨年から行きたいなと思っていた白峰三山縦走を計画した。
結果から言うと、縦走はできなかったが、素晴らしい出会いもあり、最高の登山だった。
25日:もたもたして発電所に着いたのが7時過ぎ。最初の難関はゲート。左側はスメアできる壁があり、止まれのポールも利用して超えた。第二の難関は、あるき沢迄の車道歩き。これに関しては広河原へ向かう親切なおじさんの軽トラの荷台に乗せてもらえ、たったの30分で登山口に着く事ができた。ちょっと反則だなと思ったが、クリスマスプレゼントという事にし、ありがたく頂いた。
登山口から城峰までは、数日前のトレース+一人分の足跡あり。これをたどりながら予定通り城峰まで体力を損なう事無く到着。城峰からの登り返しは、宿を探しながら。岩の陰で少しだけ眺望が有るところを選択したが、結果としてもっと登っておけば良かった。
26日:3時に起床の予定が5時に起床。準備に時間がかかり、出発は7時前になってしまった。前日の風でトレースが埋まってしまい、ラッセル。道中で先行者の方と出会い、その後の行程をともにする事となる。ラッセルを替わってもらったり、八本場のコルでは確保してもらったりと、色々助けてもらった。この出会いがなければ、北岳の山頂を踏む事は出来なかった。最高の出会いだった。
北岳山荘までのトラバースは強風の為断念。この日の夜は分岐部地点での幕営となった。強風でテントが飛ぶのではとヒヤヒヤしながらも、明日の好天を祈り床についた。星空は今まで見た中で確実に一番綺麗だった。
27日:前夜と打って変わり風が治まり、絶好の登山日和。予備日が無く縦走して降りきれる自信が無かったので、北岳ピストンに変更。荷物をデポして山頂へ。
ピッケルとアイゼンを効かせながら慎重に登る。山頂からは南から北アルプスまで丸々見えた。間ノ岳から農鳥岳へとつづく稜線に後ろ髪を引かれながら、Iさんと別れ帰路へ向かった。八本場は下りより登りの方が圧倒的に楽だったが、気温が高く、雪が腐り始めていたので、アイゼンが効かず思ったより手こずった。ボーコン沢の頭からは、昨日までと打って変わって、多くの登山者と出会った。合計で20人程入山し、八ヶ岳の様なトレースが完成していた。
あるき沢からは、もう一度プレゼントがある事を期待しつつ、3時間歩いた。
トンネルの外では、三日月と星を眺めながら、トンネル内では歌を歌いながら歩いた。1040mある新鷲住トンネルはさすがにこたえた。
今回の反省点
・ 体力不足:冬期テント泊装備でのラッセルで想像以上に体力を消耗し、ペースが落ちた。
・ 技術不足:当たり前だが、懸垂下降等の登攀技術が確実に出来る必要があった。
また、ルートファインディング能力を高める必要があると感じた。
・ 慣れ:幕営、撤収、水の作製等、細々時間がかかってしまった。
・ シャベル無し:少しでも軽くとシャベルをおいてきてしまったが、幕営地がハッキリ決まっていない山行では確実に必要だった。
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