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Yamareco

記録ID: 5658467
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪縦走 旭岳‐白雲岳‐忠別岳‐ヒサゴ沼‐トムラウシ‐化雲岳‐天人峡

2023年06月24日(土) ~ 2023年06月27日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
34:44
距離
65.3km
登り
3,004m
下り
3,954m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:29
休憩
0:49
合計
7:18
距離 12.1km 登り 997m 下り 608m
9:35
21
9:56
3
9:59
10:02
119
12:01
12:12
3
12:15
12:40
22
13:02
13:03
57
14:00
14:02
9
14:11
14:13
32
14:45
13
14:58
15:03
74
16:17
36
2日目
山行
8:18
休憩
0:56
合計
9:14
距離 17.1km 登り 598m 下り 949m
7:33
30
8:03
8:14
28
8:42
8:43
23
9:06
9:36
72
10:48
179
13:47
58
14:45
14:59
61
3日目
山行
9:32
休憩
1:21
合計
10:53
距離 20.3km 登り 956m 下り 901m
5:46
5:47
48
6:35
6:36
80
7:56
7:57
27
8:24
8:31
32
9:03
9:32
34
10:06
10:16
35
10:51
10:56
5
11:01
11:02
40
11:42
64
12:46
28
13:14
13:24
31
13:55
14:06
35
14:41
14:43
32
15:15
15:16
5
15:21
15:23
30
15:53
29
4日目
山行
7:00
休憩
0:12
合計
7:12
距離 15.9km 登り 461m 下り 1,544m
7:24
14
7:38
7:43
202
11:05
111
12:56
12:58
30
13:28
13:33
0
13:33
ゴール地点
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
・化雲岳から天人峡に降りるルートの一部がヤブと泥濘で若干歩きにくい箇所あり。
・ヒサゴ沼への雪渓はチェンスパ、アイゼンあったほうが安心でした。数メートル滑落して止まりませんでした。
・雪渓のきわで踏み抜き注意箇所多数。大きく踏み抜いて怪我をされた方と会いました。
その他周辺情報 交通:
・旭川電気軌道バス(旭川駅‐旭岳)1800円?現金で。
・大雪山旭岳ロープウェイ2000円。前泊してゲットした全国旅行支援で頂いたクーポンで。
温泉:
天人峡温泉しきしま荘(https://www.sikisimasou.jp/)色々あったそうで、今営業しているのはしきしま荘だけです(天人峡温泉Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/天人峡温泉)。
旭川駅前のバス停はすごい列。旭岳ロープウェイまで行くいで湯号にのる人達は半分ぐらいでした。
旭川駅前のバス停はすごい列。旭岳ロープウェイまで行くいで湯号にのる人達は半分ぐらいでした。
ロープウェイを利用して姿見駅からスタート。携帯用トイレを姿見駅で購入。ガス缶も売っているとの情報を見かけましたが売店にも売ってませんでした。
登り始めて30分ほどでトムラウシ山が見えました。
ロープウェイを利用して姿見駅からスタート。携帯用トイレを姿見駅で購入。ガス缶も売っているとの情報を見かけましたが売店にも売ってませんでした。
登り始めて30分ほどでトムラウシ山が見えました。
縦走用の重い荷物を背負っての登りがこたえます。
縦走用の重い荷物を背負っての登りがこたえます。
一座目、北海道最高峰、旭岳!見通しはいまいちで残念。
一座目、北海道最高峰、旭岳!見通しはいまいちで残念。
旭岳裏の雪渓。
裏旭野営場。こんなワイルドなキャンプ場は初めて見ました。
裏旭野営場。こんなワイルドなキャンプ場は初めて見ました。
間宮岳分岐から北海岳への稜線から見た御鉢平カルデラ。地の果てを思わせる絶景、サイコー。
底には、「有毒温泉」と名付けられた温泉が湧いていますが、硫化水素濃度が高すぎて立ち入り禁止。動物も死んでいるとか。写真合成はGooglePhoto。
間宮岳分岐から北海岳への稜線から見た御鉢平カルデラ。地の果てを思わせる絶景、サイコー。
底には、「有毒温泉」と名付けられた温泉が湧いていますが、硫化水素濃度が高すぎて立ち入り禁止。動物も死んでいるとか。写真合成はGooglePhoto。
北海岳付近から見たカルデラ。雪渓がプチゼブラ。むしろホルスタインか。
北海岳付近から見たカルデラ。雪渓がプチゼブラ。むしろホルスタインか。
まだシーズン到来前なのかもしれませんが、道中小さな花がたくさん咲いていました。かわいい。
まだシーズン到来前なのかもしれませんが、道中小さな花がたくさん咲いていました。かわいい。
化雲岳分岐付近で見た迫力の雪渓。
化雲岳分岐付近で見た迫力の雪渓。
本日の宿泊所白雲岳避難小屋と明日からの高根ヶ原の縦走路が見えた!ちょっと時間はかかりましたが、素晴らしいリフレッシュルートです。
本日の宿泊所白雲岳避難小屋と明日からの高根ヶ原の縦走路が見えた!ちょっと時間はかかりましたが、素晴らしいリフレッシュルートです。
この日は土曜日のうえ、「季節物」の三笠新道も最後の日だったので(例年よりヒグマが多く出現しているのでこの日を境に通行止め)、小屋は一杯。いかついレンズと三脚を抱えた写真の人がたくさんいたみたいです。夜通し天の川の写真をとったりしていたみたいです。仕方なく野営所でテン泊。
幸いにも濡れていなかったので、エアマットレスを使わずに寝ました。夜中にパラパラと降雨も浸水の心配はなし。
この日は土曜日のうえ、「季節物」の三笠新道も最後の日だったので(例年よりヒグマが多く出現しているのでこの日を境に通行止め)、小屋は一杯。いかついレンズと三脚を抱えた写真の人がたくさんいたみたいです。夜通し天の川の写真をとったりしていたみたいです。仕方なく野営所でテン泊。
幸いにも濡れていなかったので、エアマットレスを使わずに寝ました。夜中にパラパラと降雨も浸水の心配はなし。
2日め。荷物をテン場において化雲岳へゼブラを見に。
2日め。荷物をテン場において化雲岳へゼブラを見に。
化雲岳からの有名なゼブラ。空身でも結構汗かきました。
化雲岳からの有名なゼブラ。空身でも結構汗かきました。
白雲岳から本日の縦走路を。ダラダラの稜線歩きは大好物。
白雲岳から本日の縦走路を。ダラダラの稜線歩きは大好物。
さよなら白雲岳避難小屋。早速、三笠新道通行止めの案内が。先日新道で上がってきた登山者は緑岳経由で大雪高原温泉まで降りるそうです。
さよなら白雲岳避難小屋。早速、三笠新道通行止めの案内が。先日新道で上がってきた登山者は緑岳経由で大雪高原温泉まで降りるそうです。
高根ヶ原から三笠新道への分岐。トラロープで通行止め。。
高根ヶ原から三笠新道への分岐。トラロープで通行止め。。
高根ヶ原からこれまでの縦走路を振り返り。大雪サイコー。
動物写真を撮っている方と立ち話をしたところ、やっぱり熊を目撃したとか。三笠新道が通る雪渓と沼近辺の熊も縦走路から見えるとか。
高根ヶ原からこれまでの縦走路を振り返り。大雪サイコー。
動物写真を撮っている方と立ち話をしたところ、やっぱり熊を目撃したとか。三笠新道が通る雪渓と沼近辺の熊も縦走路から見えるとか。
本日最後となるピーク、忠別岳が見えてきました。
本日最後となるピーク、忠別岳が見えてきました。
忠別岳頂上から化雲岳方面。断崖絶壁なので見晴らしは最高。忠別沼からの登りが思いのほか結構長いので、視界が一気に開ける忠別岳頂上はこの縦走で一番気分があがったかも。
忠別岳頂上から化雲岳方面。断崖絶壁なので見晴らしは最高。忠別沼からの登りが思いのほか結構長いので、視界が一気に開ける忠別岳頂上はこの縦走で一番気分があがったかも。
さよなら、忠別岳。
さよなら、忠別岳。
忠別岳避難小屋に向けて縦走路から雪渓を降ります。過去一長いクラックかも。
忠別岳避難小屋に向けて縦走路から雪渓を降ります。過去一長いクラックかも。
雪渓を渡ってかわいい避難小屋へ。
雪渓を渡ってかわいい避難小屋へ。
縦走路に沈む太陽。雪渓が溶けてザアザア流れているところから水を汲みます。冷たくてうまい!
縦走路に沈む太陽。雪渓が溶けてザアザア流れているところから水を汲みます。冷たくてうまい!
この日は、なんと姿見駅から一日でここまで歩いて来られたソロの方と泊まりました。このソロ職人の方とは、ここから下山までほとんど一緒の行程でした。前日の土曜日はここも一杯だったそうです。
この日は、なんと姿見駅から一日でここまで歩いて来られたソロの方と泊まりました。このソロ職人の方とは、ここから下山までほとんど一緒の行程でした。前日の土曜日はここも一杯だったそうです。
3日目。この日は1日中快晴。五色岳へ。前にはソロ職人が。
3日目。この日は1日中快晴。五色岳へ。前にはソロ職人が。
五色ヶ原からのトムラウシ。リアル楽園です。
五色ヶ原からのトムラウシ。リアル楽園です。
池塘とトムラウシ。
池塘とトムラウシ。
この分岐で縦走路から逸れて、ヒサゴ沼避難小屋に荷物をデポしに行きます。
この分岐で縦走路から逸れて、ヒサゴ沼避難小屋に荷物をデポしに行きます。
しかしここから岩地獄。テトラに落ちるような恐怖でペースがガタ落ち。この日の行程は長いので早く出てきましたが、岩場で時間と酸素と集中力を持っていかれました。その上、この日はトムラウシ周辺の岩地獄も。。
しかしここから岩地獄。テトラに落ちるような恐怖でペースがガタ落ち。この日の行程は長いので早く出てきましたが、岩場で時間と酸素と集中力を持っていかれました。その上、この日はトムラウシ周辺の岩地獄も。。
ヒサゴ沼と雪渓。アニマルトレースも。シカ?
ヒサゴ沼と雪渓。アニマルトレースも。シカ?
雪渓の注ぎ口。
避難小屋までの道を振り返って、降りてきた雪渓を。素晴らしい高原の沼。
避難小屋までの道を振り返って、降りてきた雪渓を。素晴らしい高原の沼。
ヒサゴで荷を軽くしてトムラウシへ。日本庭園。
ヒサゴで荷を軽くしてトムラウシへ。日本庭園。
呪いのロックガーデン。苦手すぎて心折れました。しかも往復。
呪いのロックガーデン。苦手すぎて心折れました。しかも往復。
トムラウシを目前に北沼。この辺の沼は本当に美しい。
トムラウシを目前に北沼。この辺の沼は本当に美しい。
もうすぐトムラウシ山頂というところで、今回は足を踏み入れない、オプタテシケ等々十勝連峰が見えます。いつか繋げてやりたい。
もうすぐトムラウシ山頂というところで、今回は足を踏み入れない、オプタテシケ等々十勝連峰が見えます。いつか繋げてやりたい。
4日目、快晴。
ヒサゴ沼避難小屋では、ソロ職人に加え四国からの女性組3人とご一緒させていただき、にぎやかでした。なんでも化雲岳避難小屋から一日でヒサゴまで歩いてきたそうです。みなさん強い。
この日の夕方から天気が悪くなる予報で、女性組は山行計画を変更してこの日に下山したみたいです。
4日目、快晴。
ヒサゴ沼避難小屋では、ソロ職人に加え四国からの女性組3人とご一緒させていただき、にぎやかでした。なんでも化雲岳避難小屋から一日でヒサゴまで歩いてきたそうです。みなさん強い。
この日の夕方から天気が悪くなる予報で、女性組は山行計画を変更してこの日に下山したみたいです。
さよなら、ヒサゴ沼。荷物をおいてトムラウシを往復したのでほとんど寝るだけでしたが、本当に静かで美しい楽園でした。
雪渓を登って化雲岳へ。
さよなら、ヒサゴ沼。荷物をおいてトムラウシを往復したのでほとんど寝るだけでしたが、本当に静かで美しい楽園でした。
雪渓を登って化雲岳へ。
化雲岳頂上。この岩にボルダリングする人がいるのか。。皆さん元気。
化雲岳頂上。この岩にボルダリングする人がいるのか。。皆さん元気。
化雲岳から帰路の稜線。
化雲岳から帰路の稜線。
壊れた看板。登山口まで10キロ以上あり絶望。
壊れた看板。登山口まで10キロ以上あり絶望。
この方向から見る旭岳は赤い。北海道版トドマツも乙です。
この方向から見る旭岳は赤い。北海道版トドマツも乙です。
第1公園の木道沿いは花畑でした。
第1公園の木道沿いは花畑でした。
最終コーナーからの羽衣の滝。大迫力でした。
最終コーナーからの羽衣の滝。大迫力でした。

感想

・噂に違わぬ素晴らしい楽園縦走路でした。ずーっと見晴らしが良くてアップダウンも少ないし、またやりたい。冬も興味ありますが、やはり厳しいのかな。
・天気が良かったので星もきれいだったみたいですが、なんと一度も夜空を見る機会がありませんでした。夏至後で夜も短かったこともあるけど、野生動物のようなリズムで過ごした日々でした。毎日疲れすぎて朝焼けも見逃しましたが。
・僕らは怖いので鈴や笛で存在を知らせていたせいか、3泊4日の道中、一度も熊に遭遇しませんでした。しかし地元の方は笛どころか鈴すらもつけていない方もたくさんいました。道産子おそるべし。
・山行から日が経ってしまって新着にはのりませんが、記録としてあげておきます。

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無雪期ピークハント/縦走 大雪山 [日帰り]
十勝岳〜旭岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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