焼岳
- GPS
- 06:33
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 869m
- 下り
- 967m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:29
天候 | 晴れ時々曇り 登山口19℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている。 上高地からのルートにハシゴが何ヶ所か出てくる。シーズン外には取り外すらしい。 |
その他周辺情報 | 中の湯温泉 帝国ホテル ウェストン碑 |
写真
感想
奇跡的に梅雨の晴れ間となった。朝3時に起きて東京から車をとばし、私たちにしてはかなり遅い8時に新中の湯登山口から半袖で歩き出した。最初の急登を超えて広場から焼岳を望む。だんだん晴れてくる。そして噴煙がはっきり確認できるようになる。南峰と北峰との分岐稜線からは水平移動して最後の登り。黄色くなった噴煙口から湯の花がこぼれている。本当に火山なんだなぁと実感する。北峰では視界が開け、ちょうど雲が取れたところだという。眼下に焼岳小屋、上高地には帝国ホテルの赤い屋根がはっきり見える。下降はザレているので、注意しながらゆっくり降りる。中尾峠までにかなり多くの人が上高地から登ってきていた。大多数が外国人で、かなりの軽装。12時を過ぎてもまだ中尾峠では、北峰までは1時間はかかる。上高地ピストンだと下山は17時をまわるだろう。夏だからどうということもないのかもしれないが、梅雨の晴れ間とはいえ、山テンでは雷雨の可能性も指摘されており、遅くなればなるほど天気は下り坂。国を問わず、登山の基本は早出早着なのに、基本を無視する傾向はこれも国を問わない事象らしい。この人たちはいったい何時に歩き出したのだろう。焼岳小屋で手拭いを購入し、小屋の方と話したときに聞いてみると、外国人はとにかく登り始めが遅く、装備も持たず、雨でも平気で登り、雨具も持たないからびしょ濡れで歩いているらしい。低体温とか、滑落とか、気にもしていないようだ。ニュースでも外国人の無謀登山が報道されるが、実態を目の当たりにした。登山口や宿泊先での啓蒙も必要がありそうだ。上高地からのルートは途中にハシゴもあり、慣れていないとそこでガクンとスピードが落ち、手間取るらしいので、暗くなってくると危険が増す。このような人たちに混ざってしまうと危険増大なので、やはり私たちは早出を心がけようと改めて思った。さて、下山は計画通り15時前。念願の帝国ホテルのアフタヌーンティーもできてミッションコンブリート。
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