天城山(万三郎岳・万二郎岳)
- GPS
- 07:44
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,246m
- 下り
- 1,244m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 7:38
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆コース概観 縦走路は十分すぎるほど整備されていました。 木段や指導標、赤テープ、規制ロープ、自然観察の解説板・・・いたるところに設置されています。 道迷いの心配はなく総じて歩きやすい縦走路でした。 ◆縦走路 今回のコースは標高差がそれほどなく、最大の高低差は1046mの登山口から1405.3mの万三郎岳までの350m程です。 戸塚峠から八丁池まではほとんど高低差のないブナの原生林の中に登山道が築かれています。 ◆危険個所 特に危険を感じたところはありません。 強いて挙げれば、万三郎岳下分岐から涸沢分岐までの間で、最も傾斜が厳しく、段差のある木段や岩場が若干見られました。 また、ところどころ凍結している箇所がありました。 ◆ハイキングマップ 伊豆市観光協会天城支部HP( http://www.amagigoe.jp/hiking.html ) 天城縦走コースのハイキングマップ http://www.amagigoe.jp/images/hiking/pdf/map_amagijyuso.pdf |
写真
感想
◆雪
伊豆半島は関東の南部に位置していることから気候が温暖であるという先入観を持っていたので、前夜からの降雪とその量は意外でした。
登山口までの道路は凍結し、走行を断念した車両が道路脇に何台も放置されていました。
チェーンを装着したワタシの車も慌てず急がずソロソロと進み、上り坂では停車しないように注意して向かいました。
登山道は雪で覆われていました。
この日はツルツルテカテカの路面はなく、地面にうっすらと雪が乗り表面が凍っていました。
始めから終りまでアイゼンを装着する必要性は感じませんでした。
◆地図
今回は国土地理院の標準地図(25000分の1)で臨みました。
といっても満足に読図ができるわけではなく・・・
縦走路には指導標が多数あることを教えられており、伊豆市観光協会天城支部HPから「天城縦走コースハイキングマップ」も持参しました。
実際にはハイキングマップも25000分の1地図も活躍する機会はありませんでした。
◆静寂に包まれて
1月2日といえば一般的には初詣に年始あいさつ、お正月イベントが相場です。
登山口の駐車場には1台の車もなく、登山道にはアニマルトレースしかありません。
ブナの原生林は風もなく穏やかで、とても静かです。
葉が落ちた登山道には優しい日差しが差し込み何ともイイ心地です。
「ザッ、サクッ」と枯葉に積もった雪を踏む音だけが聞こえます。
途中、立ち止まって目を閉じてその静寂に耳を澄ませます。
何度かそんなことをしていると「・・・ザッ…ザッ…」
ずっと自分の足音を聞いていたので残響が聞こえます。
「ザッ…ザッ、ザッ、ザッ!」・・それはだんだんと明瞭になり!!
目を開くとこちらに向かって来る一人の登山者の姿がありました。
八丁池に向かう途中の白田峠でこの登山者お一人にしか会いませんでした。
◆富士山を南から
縦走路は樹林にさえぎられて富士山を望む絶好のスポットはありません。
それでも時折樹木の間から大きなすそ野を広げた白銀の姿を見せてくれます。
遠望は東西南北どこからでもシンメトリーを形成して見えることがわかります。
南から眺める機会がなかったので新鮮です。
宝永火口もしっかり見え、こうしてみるとえくぼのようで愛嬌があります。
いつもと少しだけ違う富士山の姿を目に焼き付けて縦走を続けました。
◆暦
横浜(神奈川県)
2015年1月2日(金)
日の出 6:50
日南中時 11:45
日の入り 16:40
月の出 14:27
月南中時 21:32
月の入り 3:43
正午月齢 11.1
LArcさん、こんばんは。
明けましておめでとうございます。
実は、私も天城縦走に近く向かおうと思っています。
天城山は、温暖なイメージがありますが、レコを拝見して、意外と寒いことが分かりました。
積雪があり、八丁池も氷っていますね。
大変参考になり、とても有益な情報をありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いします。
いつも拙レコをご覧いただきありがとうございます。
伊豆半島というと海岸線をイメージし、その気候は温暖ですが、内陸は標高が1000m以上もあるので夜間の冷え込みは想像以上でした。
防寒対策や雪の装備を万全になさった方が安心だと思います。
lesbourgeonsさんのレコを楽しみにしています。
あけましておめでとうございます。
新年の天城山、お疲れ様でした。
ちょうど1年前に積雪PHで歩いたのですが、冬の天城、いいですよね
南側からの富士山…は、実は2番目に見慣れた光景だったりするのですが(1番は西側からです )、年越し寒波のせいか、東側斜面の雪がちょっと多めな感じですねー
戸塚峠から北上するとある皮子平にてブナとヒメシャラに癒されたいのですが、シャクナゲの花とセットかなぁ…と思いつつも、まだ実現していません。
縦走なら車2台でサクッと出掛けたいエリアでもあります(笑)
本年もどうぞよろしくお願いします。
新年最初のおヤマはしぞーかにお邪魔してまいりました。
富士山の雪の付き具合が左右対称ではないことはちょっと気になっているのです。
出来ることなら左右対称が美しい・・・いやいや非対称でも十分美しいと思います。
アマギシャクナゲは5月中旬から6月上旬がシーズンのようですね。
今回は縦走を断念したので次回は天城峠まで、シャクナゲとセットで!?
あけましておめでとうございます。
八丁池!
厳冬期(2月)に全面結氷した池の上で10数人でMTBを乗り回して遊んだ思い出があります。
ブレーキかけるとツーっと滑って最後はステンとこけるのですが、楽しかったな〜。
って、すみません、登山と関係ない話で・・・。
というわけで今年もよろしく御願いいたします!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
八丁池の氷はワタシの体重を支えられるか、若干不安がありましたので乗ることを断念しました。
でも、自転車でツーっとやってみたいですね!
天城の瞳と呼ばれる美しい池で・・・いいんでしょうか。。。
天城山といえば、花の百名山で、あまり眺望は…というイメージでしたが、富士山はもちろんのこと、駿河湾や相模湾という海まで見渡せるとは、十分に眺望を満喫できますね。
そして、雪という装飾が加わると、また一段と素敵な景色に…
また行ってみたい山が増えました
百名山を踏破される方は、最後に天城山を登る人も多いようです
LArcさんが最後に登る頂は…
コメントありがとうございます。
長く緩やかな登山道が花を愛でるのにも絶好のヤマですね、天城山。
今は人が少なくて静かですが、春はその花を目当てに訪れる方も多そうです。
ワタシが百名山の最後の頂に選択するのは・・・
って、いったいいつになることやら・・・
こんにちは!LArcさん。
順次遡ってレコチェック中です
ほっほー、コレが例の副賞カメラですね
山々の陰翳、雪の輝き、清冽な空気まで写しとってくれているよう\(^o^)/
特に空の蒼さはイイですねぇ〜
私が行った時の天城山は薄曇りだったので、もちろん富士山も見えなかった気がする
だから、こちらのレコで天城山の別の姿を愉しませていただきました
あの、やわらかな山がシャクナゲに彩られる瑞々しい新緑の頃。
妄想でヨダレが出そうです\(^o^)/
そのセットだったら、今度は海の幸も取り合わせで…
って、よだれが出たーーーー
いつもコメントいただきありがとうございます。
カメラは変わりましたが、腕前というかセンスがないもので(>_<)
お天気に恵まれたのでキレイに見えるだけです。
存じ上げる方の多くが天城山には行ってらっしゃるようで「ワタシだけお初だったの?」と遅れをとっていたことを思い知らされました。
再訪の理由としてmuniさんは花より団子ですか?
ワタシもその口です!
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