焼岳北峰
- GPS
- 08:46
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 878m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:42
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
未明までの雨のために泥濘や沢状態となった登山道の箇所あり。 上高地側ルートの難所である断続的なハシゴ場は慎重に確実に。 小屋までの上部付近は小屋のご主人たちにより草刈りが部分的に行われており「藪こぎ」を免れた。 |
その他周辺情報 | 白骨温泉公共野天風呂(520円) 帰り道、唐沢蕎麦集落にある「からさわ屋」の「やまっち蕎麦セット」(1300円)が美味しかった! |
写真
感想
九州や山陰を襲った線状降水帯による被害をニュースが伝える中、梅雨の晴れ間の焼岳は雲に覆われていた。
心配していた未明までの雨も上がり、快晴とは行かないまでもこの時期としては上々の天候の中の2日間であった。
往路を上高地の田代橋登山口より上がり焼岳小屋で一泊。翌日山頂より中の湯登山口への下山する、いわゆる「ユッタリ、マッタリ」山行。
歩き始めは釜トンネル入口より、長い約2kmほどのトンネルを、時折行き来するバスと送迎のタクシーの轟音の中をひたすら歩く。
トンネルが終わると突然「上高地」が眼前に現れ、しばしハイソな雰囲気の中の散策を楽しむ。
田代橋を渡りいよいよ鬱蒼とした木々の中、雨上がりの泥濘を避けながら歩を進める。
登りの前半を過ぎ、後半に差し掛かると岩が目立ち始める急登となり、ロープやハシゴが次々に行手に挑む。
左側には峠沢の渓谷が続き対面側の大きく崩れた崖が目立つスリリングな登山道。
夏草が生い茂る中時折刈られたばかりの笹の葉は、あとで聞くと小屋のご主人らが仕事の合間に交代で下草刈りをしてくれているという。お陰で歩きやすく、ありがたい。感謝。
小屋は小ぢんまりとした、当日は我々を含めて登山客9名(最大20名ほど可能らしいが)。ご主人はほとんど顔を出さず裏方に徹し、もう一人の若いスタッフさんが客との対応にあたる居心地の良い山小屋。
翌朝も視界不良が続く中、山頂に向かう。岩稜をよじ登る脇に湯気の吹き出す穴がいくつもあり、高山特有の冷たく強い風が吹き抜ける登山道に時折モワッとした硫黄臭の生暖かな空気が交じる。
案の定、山頂からの眺望は叶わず、期待してきた北アルプスの山並みは望むべくもない。
下山は中の湯側の登山道を降る。明日の月曜日は「海の日」と三連休中日ということもあり、続々と登山客が我々の下山口である中の湯登山口まで続いた。
中の湯側の登山道は田代橋側の登山道とは違い、スリリングなハシゴ場こそ無いがこちらも激しい傾斜の続く山道。2時間半ほどの短時間?の下山行は大腿四頭筋が悲鳴を上げる直前で終了。やれやれ!
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