青笹山 水内川支流 岩井谷
- GPS
- 04:22
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 593m
- 下り
- 577m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:22
天候 | くもり後はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大龍頭の高巻きは、過去の記録では滝右の草付きの不安定な登りとなっているが、今回は安定した岩場だった。草付きが剥がれて登りやすくなったと考えられる。下山に使った林道所山青笹線は、道幅も広く手入れされており、日陰で歩きやすい。 |
その他周辺情報 | 湯来温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
|
---|---|
備考 | ロープは使用せず。 |
感想
西中国山地の東南端に位置する青笹山を水源とする水内川支流の岩井谷は、大龍頭で知られている*。別名を武者かくしの滝というらしいが、理由は定かでない。前衛の岩壁が滝を隠しているように見えるからだろうか?芸藩通志や芸備諸村瀑布図には記録されていないが、古くから知られていたのだろう。沢登りの記録としては、昭和30年代半ばに広島山稜会により踏査され、桑畑良敏「西中国山地」の板敷山と青笹山の章に遡行図とともに紹介されている。最近では、2021年のkimitar0さんの遡行記録**がある。やはり、良く知られた谷というのは、すばらしいもので、決して長くはない遡行時間の中に、ゴルジュの通過、大滝の高巻き、ヒタヒタのナメ歩き、と沢の要素がつまっており、渓相や渓畔林も美しく、情感にあふれる良い谷であった。終了点で林道が横切り、南に辿って牛首に出ると青笹山に登れるが、青笹山にこだわらなければ、北に辿って藪漕ぎなしに下山できるのも、暑い日にはうれしい。岩井谷(東山渓谷)は、廿日市市と広島市にまたがる広島県緑地環境保全地域***に指定されているが、国道488号の東山バイパスが雲出トンネルの先から延長されると、岩井谷も影響を受けそうなのは残念だ。なお、水内川上流部は、東山渓谷あるいは湯来では加下峡と呼ばれているが、「西中国山地」では、大聖寺川となっている。
*http://www.cf.city.hiroshima.jp/yukinishi-k/takimeguri/index.html
**https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3388340.html
***https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/eco/j-j1-hozentiiki-hozen-2-15.html
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