センジュガンピ咲く御座山(おぐらやま)は小粒でもぴりりと辛い
- GPS
- 05:25
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,057m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 5:25
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
200名山巡りをしている友人から聞いてその名を知った御座山(おぐらやま)。
この週末は職場の先輩と先週末から延期した空木岳の予備日だったが、木曽殿山荘の予約が埋まっていたために別の山にすることに。
次は平ヶ岳にしようかと思ったが、プリンスルートに送迎してくれる宿と都合が合わず断念。
そして思い出したのが、「佐久の名峰」御座山。
御座山はJR小海線信濃川上駅から出ている北相木村、南相木村の村営バスを使えば公共交通機関でも登れその時間も調べたことはあったのだがアクセスにかなり時間がかかり、そこまで時間をかけて登りに行くほどの魅力は感じていなかった。
なので、車で行くにはちょうどいい山だ。
今日はこの海の日の3連休のうち一番天気の良さそうな日だった。
甲府盆地内だけ霧が溜まっていたが、佐久へ抜けると気持ちの良い青空。
御座山の北側からの登山口となる長者の森へ到着すると空気がひんやりとして気持ちがいい。
だが、登山口から登り始めると早くも蒸し暑い。
やはりこの季節に登る山としては標高が低いかもしれない。
ヤマオダマキや蕾を付けたレンゲショウマなどがあり、花の多い山だ。
林床に白い花が目に付く。
日光の千手ヶ浜がその名の由来との説もあるセンジュガンピだ。
途中、スズメバチの巣があるのか偵察のハチに頻繁につきまとわれた。
前衛峰では、まだシャクナゲの花が残っていた。
シャクナゲの花の時季に来たら見事だろう。
立派な避難小屋を過ぎると見晴らしの良い岩場の山頂に到着。
期待していた八ヶ岳はすっかり湧き上がる雲に隠れていた。
そして岩場の直下からもどんどんと雲が湧いてきて、辺りはすっかり真っ白になってしまった。
暑さがすごいので雲が湧き上がるのも早いのだろう。
白い景色を背景にトンボが大量に飛び交っていた。
先輩はこの週の半ばから、自分は週末から、北アルプス黒部川源流域の縦走をそれぞれ予定している。
今履いている登山靴は靴底が擦り減ってしまっているので、その縦走に備えて新しいものを購入した。
今日の登山はその新しい登山靴の履き慣らしも兼ねていたが、なんと先輩も縦走に備えて新しい登山靴を購入したとかで履き慣らしで履いてきていた。
そして先輩はくるぶしが当たるらしく、自分はかかとが当たる。
今まで履いていた、自分にとって初めてぴったりと合った登山靴と同じメーカーにしたのだが、なかなか自分の足にぴったりと合った登山靴に巡り合うのは難しいものだ。
新しい登山靴でしっかりかかとを靴擦れしてしまい、今週末からの縦走は今までの古い登山靴で行くことにした。
先輩も古い登山靴で行こうか迷っていた。
やはり新しい登山靴でいきなり縦走に行かなくて良かった。
新しい登山靴のせいで小粒の御座山だが、ぴりりと辛い山行となった。
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