不覚!御前山には眺望がなかった…/奥多摩湖から御前山の周回コース
- GPS
- 06:31
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,599m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:31
また鋸山は手前まで行ったのみで登っていません。
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
最終コンビニは古里駅前のセブンイレブンです。 奥多摩湖「水と緑のふれあい館」の駐車場を利用。トイレ使用可能。もしここが満車でも国道411号に面したところにも駐車場があります。上の駐車場を利用する場合は最寄りのバス停は「奥多摩湖」で、下の駐車場の場合は「水根」です。 奥多摩湖の交番で登山届を書こうとしましたが、筆記用具が無くて書けませんでした。用紙とポストはありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
顕著な危険箇所無し。 【奥多摩湖から御前山】 序盤はかなりの急登です。尾根通しでスイッチバックの少ない道なので堪えます。サス沢山を過ぎると多少は楽になりますが、それでも中々のもので何故これが地図で「急登」と表記されていないのか不思議です。 【御前山から大ダワを経て鋸尾根】 御前山からの下り始めはところどころ凍結していました。グリップの効きそうな場所を選んで踏めば滑り止めなしでも歩けました。しかし今後どうなるかはわからないので、チェーンアイゼンや4〜6本爪くらいは持参すると良いでしょう。 ある程度標高が下がると凍結箇所はなくなります。今回はぬかるみもなく快適に歩けました。大ダワから鋸尾根に上がるのは中々の急登です。大ダワには駐車スペースとトイレがありました。トイレは1月11日時点で使用可能でした。 【大ダワからショートカットしてその後林道に合流】 以前に鋸尾根は歩いたことがあるので今回は林道にしてみました。大ダワから御前山方面に少し入ったところに林道をショートカットする登山道の入口があります。この道も良く整備されており顕著な危険箇所はありませんでした。林道は普通の林道です。車で走るのに支障となるような落石は今回見当たりませんでした。 |
その他周辺情報 | 水と緑のふれあい館では食事なども出来るようです。軽ワゴンのソフトクリーム屋さんも来ていました。 風呂はこの近辺では「もえぎの湯」が有名なようです。混雑しそうなイメージがあるので私は行ったことがありません。 |
写真
装備
備考 | ・ガス缶が途中で切れてしまいました。残量はきちんと確認しないとダメですね。 ・山頂からの眺望については事前のリサーチが大切です。 |
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感想
●●日光の天気予報が微妙につき、奥多摩に転進●●
そもそもの予定では日光の社山に登り、男体山などの景観を楽しみつつ、なるべくならスノシュに活躍のチャンスを与えるはずでした。しかし日光市内の天気予報が午後から雨となっており、山では雨こそ降らなくとも雪くらいは降るのかなと思い、計画を変更しました。
昨年の暮れに大岳山に登り、以前に登った三頭山と合わせ、奥多摩三山にリーチがかかっていたので今回は御前山を目指すことにしました。駐車場所は以前に水根沢林道を歩いた時と同じで良さそうですし、バスを使って車を回収することにも問題ないようなので周回コースが組めます。急ぎで作った計画にしては中々上手くまとまってると思っていました。
●●御前山…コレを急登と言わずしてどうする●●
今回はいつもの車中泊ではなく、当日の早朝スタートで行ってみました。私の場合このパターンの時には起きるのが億劫になって山行中止となることが多いのですが、何とか起きて出発することが出来ました。
アクセスはいつも通り国道16号を主体とした全行程一般道です。しかし4時台ですと16号自体は空いているのですが、脇から出てくる車がそれなりの数になっており、感知式の信号が頻繁に変わります。信号待ちのストレスがあるので、やはり移動は3時までに完了しておいた方が良いと思いました。
登山口近くまで来た時点ではかなり眠くなっており、仮眠してから出発とも考えました。これは私の場合自殺行為なんですよね。ここで寝てしまうと目が覚めた時には昼前だったなんてことが充分に有り得ます。と言う事でとっとと出発です。
まずは奥多摩湖を対岸に渡り、登山道に入ります。
いやーーーーー、いきなり急登ですね。計画を立てた時に等高線の詰まり具合はチェックしてませんでした。地図には急登とは書いてありませんでしたが、これは立派な急登です。帰宅後試しに計算してみると登山道の入口から御前山の頂上までの傾斜は18%を超えていました。ヌカザス尾根の入口から三頭山までだと18%弱ですから、これは急登って書くべきだよな〜。ツネ如きは軽く泣かすだろうに…。
●●御前山、眺望悪し。そりゃないよ〜●●
奥多摩三山への道なので登山者は多いのかと思っていました。どうもこちらは定番ルートではないのか意外に空いているんですよね。急登に喘ぎながらも着実に高度を稼ぎ、道中奥多摩湖の眺めを楽しんだり、遠くに頭だけ見えるのは甲斐駒ではなかろうかと推定してみたりしながら歩きます。御前山の山頂ではきっと絶景が待っているものと期待が膨らみます。
山頂の少し手前の地点では富士山の眺望が得られます。それは嬉しいのですが、先行者がそこでタップリと眺望を楽しんでいる様子に逆に不安を覚えます。御前山の展望が良いのであれば、ここでそんなに粘る必要があるのだろうか?
悪い予感は的中でした。三頭山はそこそこ、大岳山は富士山など南側の眺望バッチリだったので、特に調べもせず御前山も眺望は良いものと思い込んでいました。やってくれたな、御前山。富士山無し。南ア無し。雲取山も無し。何とか見えるのが丹沢・大山方面とは…。アフ〜、これは眺望バカ向きの山ではありませんね…。ちきしょー、詐欺だ!金返せっ…騙されてもいませんし、そもそもお金は支払っていませんでした。
不覚は続きます。昼食のカップラ用にお湯を沸かしているとガス欠発生です。何とか60℃程度にはなったお湯をカップラに投入。6分ほど待って何とか食べられる状態にはなりましたが、もちろんぬるいです。全く冴えないな〜。眺望のない山頂には長居は無用の私。時間に余裕はあってもさっさと撤収です。
●●とりあえず赤線つなぎでもしておくかな●●
以前に登った大岳山では、鋸尾根を登っている間は空いていて、大岳山山頂以降は結構な人出でした。今回の御前山ではずっとガラガラで、静かな道を歩く点については中々悪くない道です。大岳山まで行って眺望を補充しようかとも考えましたが、スタートが遅かったので少々しんどいところ。奥多摩駅に直接向かうことにしました。
奥多摩駅へ向かうには方法は二つ。鋸尾根を下るか、林道を下りるかです。鋸尾根は大岳山に登った時に通っているので、今回は林道歩きにしました。ついでにそれほど関心が強い訳ではない赤線つなぎもやっておきます。多分この辺りは二度と来ないですからね。先々赤線つなぎへの関心が高まることもあるかも知れませんので。
鋸尾根合流への登りは結構な斜度ですが、標高差は大したことないので軽くこなし、大ダワに戻りました。あとはショートカットを経て、緊張感無く林道を歩くだけです。
●●奥多摩駅まで行く必要はありません●●
林道をある程度歩き、バスの時刻を確認します。奥多摩駅から西へ行くバスは14:35か15:35のどちらかを使うことになりそうです。その時14:00でその地点から奥多摩駅までは約3km。汗ダラダラかくくらい頑張って歩くか、走れば間に合うかも知れません。私の場合、その選択はないです。次のバスが3時間後って話ならさすがに頑張りますけどね。
間に合わないと決まったら、ペースを一気に落としゆるゆるモードに入ります。数分間歩いて「あれっ、待てよ。何も奥多摩駅まで行く必要ないじゃん」。当初の予定が鋸尾根を下っての奥多摩駅だったので、奥多摩駅まで行かないとダメなもんと思い込んでいました。国道411号線に出てしまえば、バス停はあるはずなんですよ。思考が硬直してますな〜。
間に合うとわかったら再度ペースアップ。国道に出るとすぐにバス停は見つかりました。バスの時刻を確認すると10分後に到着予定。理想的な展開で山行の最後をまとめることが出来ました。
●●感想●●
私向きのコースではありませんね。静かではあるんですよ。しかしメインディッシュ(=眺望)無しは何とも残念。来なければ良かったとまでは言いません。好天の中、静かな山歩きが出来ているんでね。でも御前山からの眺望の件を知っていたら来なかったな〜。満足度は、う〜ん、80%になっちゃうな。小河内ダムの景観は結構よかったです。
こんちはmus氏
御前山。行った事あるけどどんな山だったか全く思い出せず、自分のレコみて「あー、膝壊した山だ 」ってなくらい印象薄い山。大岳山はよく覚えてるんだけどね。
しかし最近mus氏のレコ見て思うんだけど、なんかレコのテイストがカエルっぽくなってきてないすか?
以前のmus氏はこんなチャッピー連射する男じゃなかったはず。
カエル菌おそるべし。こりゃ抗生物質飲んでとことん撲滅しないといかんな。
ちわ、zawa氏。
コメントありがとうございます
>御前山。行った事あるけどどんな山だったか全く思い出せず、
そうそう、そんな感じの山なんだよ。大岳山は山容も特徴的だし、眺望もいいから印象的なんだけどね。とりあえず、奥多摩三山は揃ったので御前山は恐らく二度と行くことはないでしょうな。
チャッピーは元々全く興味なかったんだけど、調査に協力しているうちに少しハマってきたのかな〜。よく見比べると微妙な違いがあるんだよ。今回は放火魔チャッピーが中々よろしいかと。ま、今回の場合は眺望が全然ダメだったんで連射になっちゃったけどね
こんにちは!
とってもいいお天気なのに、眺望が全然無いなんて
muscatさんらしくないですね〜
でも、そのおかげで、ひっじょーに私好みのレコ
フィールドワークありがとうございまーす\(^o^)/
赤い塗料は紫外線には弱いのに錆には強いんですかね?
その辺も調査が必要。
鳥とのコンビネーションはあまり見かけたことがありませんでしたが
さして新しい風でもないし、そもそも、やっぱりどういう区分で設置されているのか、謎は深まるばかりです。
因みに、東京消防庁、お兄ちゃんバージョンの方が本家ですよ。
キュータ君って言うんです。
様々な過酷な現場で勇ましく働くいいヤツです。
これに比べると、ピーポくんなんて何もしてないに等しいですねー。
因みに私はおねーちゃんバージョンを見たことが無い。
だからmuscatさんのこと、実は軽くジェラってるんですよ〜(笑)
こんばんは、muniさん。
コメントありがとうございます
最近「元祖」、「本家」、「真打」などと聞くと、つい妖怪ウォッチを連想してしまいます
>どういう区分で設置されているのか、謎は深まるばかりです。
深まってませんよ。あなたが一人で深めているのです
でも、東京消防庁のお兄ちゃんバージョンはキュータ君と言う名前があったのですね。これは教えて頂いて嬉しいです。さすがマニアだけのことはありますね。お姉ちゃんバージョンは鋸尾根から大岳山に登れば確実に見ることが出来ますよ。笑いながら山火事の消火にあたる、緊張感のないお方です
レコ。
感想から、コメントまで…(^^;;
みんながみんならし過ぎでツボに入って笑ってまいました。
寝坊は無いけど、今回はお湯…
もう、最近の
musさんの色々な超局地対自分ゲリラ戦にも、愉快な山行フレーバーにしか見えなくなってきたよ
自分んもカエル菌、気をつけようっと
こんにちは、miouさん。
コメントありがとうございます
>みんながみんならし過ぎでツボに入って笑ってしまいました。
確かに
ざわしーは奥多摩に対するつれない態度、muniさんはチャッピー、キュータへの食い付き。
私は私で眺望バカっぷりとガス欠の失態。みんな持ち味を発揮してますな
最近はゲリラはおとなしいんだよ。来たるべき大攻勢に備えて力を蓄えてるんじゃないかとちょっと心配だけど、おかげで平和な山行になっているのはありがたいね。寝坊については登り出す前に仮眠してたら、ほぼ間違いなくアウトだったな〜。我慢して登り始めて良かったわ
わっははは・・・
と笑いが止まらないレコざんすぅ〜
チョットカメレス
でもってさ、
ざっちゃんも言ってるけどぉ
musさんのレコとは思えないこの アングル
もうキャール菌が体中蔓延してもう末期状態?
錆に強いとか、前歯とか、男性版とか赤チャッピーとか!!!
なかでも明瞭完結「鳥と一緒。」なんじゃぁこりゃぁ
笑いが止まらん!
muscat 改め municatに改名したほうがいいんでないかい
しかも本家登場とばかり評価が・・・
そんなもん調査なんかいらねえし!
キュータって言うんですとか言いやがって
さらには「いいヤツです」とか!おまえ知ってんのかぁ
ダチかお前は!
まぁ何はともあれ眺望のなく、更には ぬる〜いカップラ
まんず残念な山行のようですが、ペース緩めたり上げたり
なかなか楽しそうじゃないっすかぁ
それもまた楽し!たかが山、されど山ですな
わたし的には120%堪能させていただきますたよ
いやいや久々に心の底から笑った
こんにちは、beeさん。
コメントありがとうございます
>もうキャール菌が体中蔓延してもう末期状態?
だって他に撮るものがないんですよ。
ずっと樹林帯の中を歩いてきて、山頂ではさぞかし…って思っていたのにあのザマですからね。その代わりにチャッピーとキュータはあちこちにいたんで連写しました。
最初は調査協力のつもりでいたんですが、背景がわかってくると自分でも大分興味が湧いて来ました…んっ、これがカエル菌に蝕まれているってことか
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