北海道から北岳・間ノ岳・農鳥岳(白峰三山縦走)

2023年07月23日(日) ~ 2023年07月25日(火)

• GPS: 24:29
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,823m
• 下り: 3,480m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:27

距離 6.5km 登り 1,590m 下り 251m

5:59 広河原インフォメーションセンター
6:07 6:08 広河原山荘
6:29 6:36 白根御池分岐
7:01 7:07 第一ベンチ(1880ｍ)
7:33 7:38 第二ベンチ(2059ｍ)
8:24 8:48 白根御池小屋
9:26 9:43 大樺沢二俣
12:24 12:32 八本歯のコル
13:05 13:07 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
13:52 13:52 トラバースルート分岐
14:24 14:25 北岳山荘
14:30 宿泊地

2日目

• 山行: 9:43
• 休憩: 2:15
• 合計: 11:58

距離 12.6km 登り 1,015m 下り 2,192m

3:40 宿泊地
3:57 3:58 トラバースルート分岐
4:20 4:27 吊尾根分岐
5:38 5:45 北岳
6:01 6:03 吊尾根分岐
6:21 6:22 トラバースルート分岐
6:37 7:41 北岳山荘
8:20 8:22 中白根山
9:20 9:36 間ノ岳
10:35 10:53 農鳥小屋
11:47 11:48 西農鳥岳
12:21 12:34 農鳥岳
13:05 13:11 大門沢下降点
15:39 大門沢小屋

3日目

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:19
• 合計: 3:23

距離 6.5km 登り 229m 下り 1,074m

15:39 大門沢小屋
6:25 6:25 早川水系発電所取水口
6:44 6:44 森山橋
7:18 7:19 大門沢ゲート
7:23 7:42 奈良田第一発電所
7:42 ゴール地点

天候

1日目　晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

7/22(土)
羽田空港→芦安駐車場:レンタカー

7/23(日)
5:00芦安駐車場→5:45広河原:乗合タクシー

7/25(火)
8:46奈良田→9:30広河原:バス
10:00広河原→11:00芦安駐車場:バス

＊登山初日に、芦安駐車場に車を置かずに奈良田駐車場に置いて、バスで芦安駐車場へ移動して登り始めるのがベストだったよう。(実際にそのような人が多かった)

5:30奈良田駐車場→6:15広河原

こうすれば、バス一本で完結。

コース状況／危険箇所等

1日目:広河原→北岳山荘

広河原→白根御池小屋→二俣→八本歯ノコル→(北岳寄らずにトラバース)→北岳山荘

2日目:北岳山荘→大門沢沢小屋

北岳山荘→北岳→北岳山荘→間ノ岳→農鳥岳→大門沢小屋

3日目:大門沢小屋→奈良田第一発電所

その他周辺情報

温泉:天笑閣(600円、石鹸類あり)

低温、中温、高温の湯船があり、低温と高温をいったりきたりすると良いとのこと。
この暑い日には低温で締めてお風呂を上がるのが最高です。

写真

7/23 5:13

前日に芦安駐車場で車中泊をし、朝5時15分の広河原行きのバスに乗る予定でしたが、バス停の様子を見に行った4時ごろに乗合タクシーのドライバーさんに声をかけられて、予約無しでもタクシーに乗ることができ、5時に芦安駐車場を出発です。

こちらは5時半に開く、夜叉神峠のゲート前です。

7/23 5:53

広河原には6時前に到着しました。
キレイなインフォメーションセンターでお手洗いを借り出発準備をします。

7/23 6:03

お天気はまずまず。
さぁ、3日間の山行がスタートです。

7/23 6:07

広河原のテントサイトにも何張りがテントがありました。

7/23 6:22

北岳はお花の宝庫。
写真は撮りきれない！

7/23 8:10

クガイソウ。この間、雨竜沼湿原にもいましたね、

7/23 8:22

大好きなイワセントウソウ。すごい久しぶりだ！

7/23 8:24

白根御池小屋です。
北海道から初めて本州の山にやってきた友人は、豊富な飲み物や食べ物の販売に驚き、目を丸くしています。

7/23 8:26

ビールは350mlで600円。さて、標高が上がると値段も上がるのか？？
→北岳山荘も600円でした！

7/23 8:49

白根御池もたくさんのテント。
ここから私たちは八本歯ノコル方面に向かうので、少し登山客は減りました。

7/23 8:56

道中はお花、

7/23 9:09

お花！　ナデシコの共演^_^

7/23 9:00

マルバダケブキが続く。

7/23 9:28

二俣の分岐です。序盤はお花、後半は急登にしてやられます。

7/23 9:32

わぁ、見たかった子だー

7/23 9:33

7/23 9:45

この子も初めて。

7/23 9:56

天の川のよう。

7/23 10:16

雪渓の右側を上がっていく。

7/23 10:33

ランチパックがいつもよりパンパン。

7/23 10:46

雪渓上部は川が流れているのが見えます。
もはや下の雪渓の上は歩けないですね。

7/23 11:17

湿ったところが好きだ。

7/23 11:21

7/23 11:35

スライドした女性から、ここからはハシゴ地獄だよ、と教えられ。
大変でしたー

7/23 12:22

ずいぶんコロンとしたミネウスユキソウ。
かわいいなぁ。

7/23 12:25

八本歯ノコルからボーコン沢ノ頭をのぞむ。

7/23 12:26

北岳山頂はガスっているので、今日は山頂には上がらずトラバースルートから北岳山荘に向かうことにしました。

7/23 12:29

そうと決まればお花を楽しみます。

7/23 12:33

7/23 12:44

君も久しぶり！

7/23 12:45

ずいぶん赤いクワガタだ。

7/23 13:09

7/23 13:14

7/23 13:16

7/23 13:25

7/23 13:38

チョウノスケソウにまぎれてワスレナグサ、、？違ったミヤマムラサキ。

7/23 13:39

大雪のチョウノスケソウは終わっているだろうけど、こちらはまだ少し居ました。

7/23 13:42

7/23 13:47

7/23 13:51

7/23 13:52

7/23 13:58

7/23 14:08

7/23 14:14

7/23 14:14

7/23 14:16

君は誰だい。

7/23 14:16

7/23 14:19

北岳山荘に到着です。
テン場のトイレの隣側と小屋下と小屋上にありました。
トイレの隣のサイトは少し匂いが気になりますがかなり平地です。小屋下は傾斜がありますが景色が良いです。小屋上は、ポツンポツンと数張り張れる程度。

7/23 15:50

こちらが小屋下のテンバです。
私たちはこちらに張りました。

7/23 18:53

少し傾斜があって大変でしたが、景色良し。

7/23 18:58

夕方に日が沈む頃は、多くの登山客が夕焼けを探しに。
雲に隠れて太陽は分からなかったですが、明日行くルートと中白根岳と間ノ岳はよく見えました。

7/23 19:19

お休みなさい。

7/24 4:21

2日目です。
今日はご来光を北岳で見るためにカラ荷のザックで3時半に北岳山荘を出ました。

7/24 4:33

山荘が遠くなる。

7/24 4:43

北岳山頂に着くと、ちょうど太陽が！

7/24 4:44

ご来光と富士山。
お天気に感謝。

7/24 5:37

北岳山頂で朝ご飯にし、のんびりしてしまいました。

7/24 5:58

今日は長丁場。これから北岳山荘に戻ってテントを回収し、再スタートです。

7/24 6:11

急いでいるけどヤナギだけは見逃せません。
レンゲイワヤナギのよう。

7/24 7:42

山荘に戻ってテントを回収しました。
ここで山荘施設の写真をパシャリ。
山荘のトイレは小用時は右の仮設トイレを使ってほしいとのこと。

7/24 7:43

北岳山荘さん、お世話になりました。

7/24 8:16

中白根に向かう途中で、子供たちを見守るライチョウを見かけました。
スライドする登山者の方々が小さい声でライチョウがいたよーと教えてくれる。みなさん、やさしい。

7/24 8:19

35分ほどで中白根山に到着。

7/24 9:18

そこから1時間ほどで間ノ岳へ。
ここまで来るのは本当に大変でした。
ここも多くの登山者が来ていますが、みなさんすごいなぁと。

7/24 9:18

日本で4番目に高い山。

7/24 9:40

そろそろ北岳にお別れして

7/24 9:43

農鳥岳に向かいましょう。
これからは急登と時間との戦い。
少し頑張らないといけません。

7/24 10:34

農鳥小屋に到着です。

7/24 10:37

現在、管理人はおらずに避難小屋のようになっています。
宿泊は5000円/人。テントは1000円/人。

7/24 10:38

小屋の中はこんな感じ。

7/24 10:41

さて、ここからまずは西農鳥岳を目指します。

7/24 10:54

農鳥のテントサイトはたくさんあり、景色も良さそうでした。

7/24 11:42

ひたすら黙々と登り、再び3000m台へ。
西農鳥岳に到着です。

7/24 12:21

引き続きで農鳥岳にも到着です。
白根三山、制覇できました。
後は無事に下山できますように。。。

7/24 12:44

十山株式会社とは、特種東海製紙株式会社の社有林部門だったのですね。
山を持っている会社がどう環境と関わりを持っていくか、ひとつの形でしょうか。

7/24 13:06

何だかかわいい、下降点のシンボルマーク。

7/24 13:29

ずっーっと下りで足にくるなか、お花で癒される。

7/24 14:59

沢に近づいてきました。

7/24 15:23

水が豊富な登山道です。

7/24 16:19

15時半ころに大門沢小屋に到着しました。
テントを張って、やっとひと休憩です。

7/25 3:59

明け方の大門沢小屋です。
昨晩はおいしくビール(350mlで500円)をいただきました。

7/25 4:13

あ、富士山が見える。

7/25 4:13

水が豊富で安心な山小屋。

7/25 4:14

大門沢小屋、お世話になりました。

7/25 4:24

薄暗い中、何度か橋を渡ります。

7/25 5:42

奈良田までは川沿いと、

7/25 6:12

下草が少ない森を進む。

7/25 6:20

今回1番怖い吊り橋を通過し、

7/25 6:57

いやはや、奈良田→広河原は17時間という簡単なマップに苦笑。

7/25 7:09

あぁ、君も久しぶりだフサザクラ。

7/25 7:10

あなたも良い時期タマアジサイ。

7/25 7:12

好きだったダンコウバイにも会えた。

7/25 7:42

8時46分発の広河原行きのバス停まで1時間以上の余裕を持って到着。
最後はバスでこのトンネルを通過して広河原に帰ります。
お疲れさまでした！

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

kita5000

北海道から長野の知り合いに会いに行くことにしたので、併わせて本州の山に登る計画をたてました。いくつか候補の山がありましたが、まだ行ったことのない北岳を選び、さらに縦走という少しハードな計画をしましたが、天気に恵まれて無事に帰ってこれて一安心です。

北岳はとても人気な山で、登山口まで行くのも一苦労ですが、登山を開始しても人とのすれ違いで気を遣いました。それでも圧巻なお花の数々と山の景色には人が魅了されるのが分かりました。
さらに間ノ岳、農鳥岳へは人が少なくなりますが、それでも多くの登山する方に出会いました。
どこから来たの？と聞かれ、北海道からです。と答えると、驚かれるのもまた楽しい山旅となりました。

下山後は長野側に向かい、諏訪の諏訪大社(上社)、伊那の信濃路に行きました。
おススメです。