唐松岳(麓から自転車登山)
- GPS
- 08:51
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 2,187m
- 下り
- 2,182m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:52
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
八方〜黒菱駐車場までロードレーサーでヒルクライム。 八方尾根スカイライン https://www.happo-one.jp/kurobishiskyline/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八方〜黒菱駐車場 黒菱林道は、全面舗装で、比較的急勾配、幅狭。標高差は約700mだが脚力を要す。早朝から車が何台も上がっていく。グレーチングは大きめなので通過注意。水場は乏しい。八方尾根スキー場内を通り、牛が放牧されている。黒菱駐車場で標高1500m。この日は平日で空きあり。 ・黒菱駐車場〜八方池 トイレ、自販機あり。カフェテリア黒菱。 通常は、黒菱第3クワッドリフト、グラートクワッドリフト利用して登山。 早朝狙いのときは、リフトは動いていないので、黒菱駐車場のリフト乗り場左手の作業道で黒菱平、さらにトレッキングコースで八方池山荘まで上がる。帰りは作業道のコンクリート道が足裏にダメージ。 八方池山荘からは木道が整備され、高山植物が見頃。リフトが動くと人が多くなる。 八方池まで多くの人が登ってくる。白馬三山、白馬村の眺めが良い。 ・八方池〜唐松岳 八方池から上部は登山者が主体でそれなりに多い。団体さんとのすれ違いなど注意を要する。ダケカンバの林で日差しを遮られる区間もあるが日向が多め。ただし、長野県側は富山県側よりも早めにガスがかかってくるようだ。 丸山ケルンのある標高2400mのポコを目指して登っていくことになる。扇雪渓を過ぎるとガレ場や階段が出てくるが高山植物も多い。 鹿島槍・五竜岳の展望を楽しみながら標高2400mを超えると登山道らしくなり、唐松岳が見えてくる。右手の不帰の劔、天狗ノ頭の景色も見事。ガレ場、狭い尾根道などでてくるが整備されている。 唐松山荘分岐点まで登ると立山〜剱、毛勝三山、僧ヶ岳が見えてくる。鞍部まで下り100m弱の登り返しで山頂へ。 |
その他周辺情報 | ・倉下の湯 大人600円 シャンプー・ボディソープ有 https://www.kurashitanoyu.com/ |
写真
感想
だれでも一つや二つ、行ってみようと思って忘れてしまったコースがあるだろう。
八方池から上部は、そんなコースだったので唐松岳まで登ることにした。
この頃の暑さは尋常ではないので、涼しい内に登って午前中に下山しないとキツイだろう。となればロープウェイは使えないので代りに自転車で黒菱まで登ろう。いいトレーニングにもなる。
八方第5駐車場で少し休んでロードレーサーでスタート。気温は23℃だがやや蒸し暑い。先週は1200mのスタートだったから比較にならない。
賑やかしいペンション街を上がっていくが結構きつい勾配が続く。いつもより軽いギアだが舗装なので心配はない。黒菱林道に入るとさらに勾配が強くなる。カーブも直線も割とキツイ勾配だ。短い距離で標高を上げているから仕方がない。
それでも上の建屋の光が次第に近づくのが分かる。牛が寝ているところを静かに走破。時折、下から登山者の車が上がってくる。
標高1500mで黒菱駐車場に着く。平日だが多くの車が停まっていた。
自転車をデポする場所を探してうろうろ、ようやく駐輪して登山準備。
リフト乗り場横の作業道から登ると、ようやく空が明るくなってきた。
黒菱平からトレッキングコースで八方池山荘に着く頃にはご来光だ。
まだ静かな登山道を登っていく。周囲には高山植物の花がたくさん、種類も豊富で目を楽しませてくれる。八方池に近づくと白馬岳の山並みも見えてくる。
標高2400mの丸山ケルンのピークが見えるので、確実に歩を進める。
扇雪渓を左に見てひと頑張りで丸山ケルンだ。下山してくる登山者もポツポツ。
左に五竜岳、右に天狗の頭、不帰ノ剱も見えだす。小さく唐松岳もキャッチ。
やがて尾根筋の登山道となり、日差しを背に狭いが整備された道を登る。
下りてくる団体さんも増えたころ、足場と手すりの道を登るとゴタテの主稜線。右手に唐松岳だ。少し下って登り上げると唐松岳のピーク。
剱〜立山連峰、毛勝三山、僧ヶ岳の稜線を真逆から見ている。
山頂で写真を撮って、食事をする間に長野側からガスが湧いてくる。
下りましょう。水も食料もあるので小屋に寄らず直接下山。
丸山ケルンを過ぎるとガスがかかる。上がってくる人が増える。
ガスに囲まれ出した八方池はすでにキャパオーバーと思われるくらいの人出。池の周りで皆さんお休みモード。
脇を写真を取りながら下山、木道区間ではさらに上がってくる人が多い。
夏休みなので仕方がないが、ゴンドラとリフトが稼働すると人がどっと増えた。
何とか人混みを避け八方池山荘からトレッキングルートに入ると誰もいない。雲泥の差だ。
結局、黒菱駐車場まで誰にも会わず。
自転車に跨ると早かった。爽快なダウンヒルを味わうが、ペンション街に入ってくると平地の暑さに襲われる。
涼しい内に登って午前中に下山で正解でした。人混みをもう少し早く避けるべきだったかもしれないが、早朝登山で素晴らしい景色とお花を堪能できました。
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