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Yamareco

記録ID: 5765722
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

一粒で二度苦しい!大門沢から農鳥岳と西農鳥岳へピストンで3000m復帰戦!!

2023年07月28日(金) ~ 2023年07月29日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
18:18
距離
30.9km
登り
3,413m
下り
3,400m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:19
休憩
0:22
合計
10:41
距離 15.5km 登り 2,727m 下り 749m
5:35
9
5:44
5:45
15
6:00
6:01
30
6:31
6:33
21
7:26
102
9:08
9:16
249
13:25
13:28
58
14:26
59
15:25
15:31
38
16:09
2日目
山行
7:15
休憩
0:17
合計
7:32
距離 15.5km 登り 691m 下り 2,672m
4:35
49
5:24
5:25
32
5:57
6:03
38
6:41
6:44
132
8:56
9:01
82
10:23
26
11:04
11:06
24
11:30
19
11:49
10
11:59
6
12:07
早川町営奈良田第1駐車場
天候 1日目:
朝のうちは快晴。9時頃より雲が出始め、11時頃には雲の中になりました。12時ごろより散発的に発雷しましたが、14時頃には収まりました。13時頃から一時的に降雨。風は終日ほぼ無風でした。なお、当日の日没(甲府)は1854でした。
2日目:
夜明け前から快晴で終日安定。夜明け前後の風以外はほぼ無風でした。気温は7時頃より急上昇し、下山時には30℃を超えました。甲府盆地では37〜38℃くらいまで上昇したようです。なお、当日の日の出(甲府)は0451でした。
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早川町営奈良田第1駐車場(約120台/無料)に駐車
※現着520で満車。当日530発の広河原行バスは3台編成でほぼ満車。
 帰着時は路駐が多数でている状態でした。
※なお、奈良田駐車場はリニアの建設工事施設用地に供用中で使用不可。
コース状況/
危険箇所等
※このルートは下山コースとして使用される方が多いと思うのでそのように記述します。

◎農鳥小屋
今年は大門沢小屋管理の下、避難小屋としての営業。使用時は大門沢小屋へ事前に申告(ただし予約ではありません)。素泊まりのみ、寝具持参、小屋番不在の日あり。水の補給は可能ですが天水のみ(雨樋下のポリタンから柄杓で汲む形なので、衛生面不安な方は煮沸または浄水器利用を推奨)。トイレの利用は可能ですが、トイレットペーパー持参、使用済ペーパーは持ち帰り。素泊まり5000円、幕営1000円。

◆農鳥小屋〜西農鳥岳
農鳥小屋からは岩場の急登となります。足許は比較的しっかりしており、特に危険なところはなく、ペイントも豊富でロストの心配もありません。標高3000mを越えたあたりで稜線上に乗り、そこからは斜度も緩んで快適な稜線歩きとなります。西農鳥岳山頂には山名標があり、富士山や南アの各峰、八ヶ岳などが望めます。

◆西農鳥岳〜農鳥岳〜大門沢下降点
稜線沿いに農鳥岳まで進みます。激しいアップダウンはありませんが、細かいアップダウンを伴いながら、主に稜線の南側をトラバースしながら進み、いくつか小ピークを越えます。見た目は険しい感じですが、足許はしっかりしており、通過自体に危険を伴うところはありません。ペイントも豊富です。ただし、岩場の通過を伴うので、距離の割に思ったより時間がかかります。農鳥岳頂上は展望が良く、平らな場所もあり、休憩に最適です。

農鳥岳からは、稜線沿いに高度を落としていきます。特に危険なところはありませんが、数回崩壊地脇を通るので注意が必要です。稜線から外れて下るようになると、比較的フラットで快適なトレイルとなります。ただし、天候不良時はロストしやすいので注意が必要です。
大門沢下降点は比較的平坦なポイントですが、黄色い鉄骨製の鐘つき指導標があるのでここを目印に、稜線を外れて大門沢へ下りていきます。

◆大門沢下降点〜大門沢小屋
大門沢下降点からは急速に高度を下げていきます。いくつか崩壊地脇を通る場所があるので注意が必要です。すぐに樹林帯に入り、ひたすら激下りとなります。転倒注意。標高を700mほど落とすと、少し斜度が緩み始め、樹林帯から一度出ます。
このあたりは急斜面の草地でザレていて滑りやすいです。なお、標高2150m付近に携帯電話(ドコモ)が使用できるポイントがあり、その旨の看板があります。
激下りを下りきると、斜面沿いにトラバースしながら高度を下げていきます。途中、2ヵ所ほど沢を越えるところ(標高1920m付近、同1850m付近)があり、水を補給可能です(ただし、上側の水量は少なめ)。その後は緩斜面になり、下りていくと大門沢小屋に到着します。大門沢小屋は水の補給が可能なほか、軽食や飲料、お酒の購入なども可能です。

◆大門沢小屋〜大古森沢出合〜早川水系発電所取水口〜森山橋〜大門沢ゲート〜奈良田第一発電所
大門沢小屋から沢沿いに高度を下げていきます。途中、ゴーロ帯やトレイルと沢が一体化している場所、丸太橋による徒渉などがあります。
その後、沢から離れて斜面をトラバースしながら進みますが、トレイルが細いところなども一部にでてきます。その後、台地状の緩斜面の上にでると、その後はしばらく緩急をつけながらゆっくり高度を下げて行きます。

標高1350mあたりから大古森沢出合(標高1235m、水の補給可能)までが、この区間の核心部となります。標高差は100mほどですが、急斜面に付けられた細いトレイルは、トラバースと急下降が連続します。トレイルの幅が非常に細く(場所によっては30冂度)、ロープが設置されているところはあるものの、傷みが激しく、切れているところや、ほつれているところがあります。転滑落注意。

大古森沢出合まで下りきってからも、樹林帯の中を進み、数回徒渉をします(1回は橋なし。増水時は注意)。さらに下っていくと吊り橋(結構揺れます)が現われ、渡りきると早川水系発電所取水口に着きます。
さらに進んでいくと、小さな尾根を乗り越して、砂防ダム上部の平坦地におりて、林道に合流します。すぐに林道と分かれて指導標に従って森山橋(吊り橋ですが、あまり揺れません)を渡ってしばらく進むと、再び林道と合流します。後は、舗装された林道沿いに2劼曚豹覆爐函大門沢ゲートとなり、その先ですぐに奈良田第一発電所に到着します。
なお、奈良田第一発電所前には、広河原〜奈良田を結ぶバスの停留所がありますが、マイカー規制により広河原方面には一般車は進めません(警備員常駐かつゲートあり)。

◆奈良田第一発電所〜奈良田温泉〜早川町営奈良田第1駐車場
この区間は舗装された車道歩きとなります。距離は2.5劼曚匹任垢、道幅は乗用車が漸くすれ違える程度しかない上、日中はリニア建設工事のダンプカーが文字通り引っ切りなしに通過するので、注意が必要です。
その他周辺情報 ■早川町HP(南アルプスマイカー規制情報)
https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/traffic-info/regulation.html
■農鳥小屋
https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/spot/staying/noutori.html
■大門沢小屋
https://www.daimonzawa.com/
https://www.minamialps-net.jp/yamagoya/008_daimonzawa
■広河原バス
http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/
■早川町乗合バス
https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/people/taffic.html
■身延⇒新宿バス
http://yamanashikotsu.co.jp/highway_bus/minobu_shinjuku/
■北岳肩の小屋
https://katanokoya.com/
■北岳山荘
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/kitadake-sansou.html
現着0520で既に駐車場は満車
広河原行きバスに乗る方がそれなりにいるとは思っていましたが、平日でもこんなに一杯になるとは・・・(汗)
2023年07月28日 05:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
12
7/28 5:27
現着0520で既に駐車場は満車
広河原行きバスに乗る方がそれなりにいるとは思っていましたが、平日でもこんなに一杯になるとは・・・(汗)
奈良田第一発電所まで到着
2匸々なので歩いて来ましたが、小屋への到着時間を考えると結果的にはバスを使った方が良かったかな
2023年07月28日 06:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6
7/28 6:01
奈良田第一発電所まで到着
2匸々なので歩いて来ましたが、小屋への到着時間を考えると結果的にはバスを使った方が良かったかな
いよいよ登山道に入ります
2023年07月28日 06:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
7/28 6:30
いよいよ登山道に入ります
この吊り橋は思ったより揺れて、結構ビビりました
2023年07月28日 06:56撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10
7/28 6:56
この吊り橋は思ったより揺れて、結構ビビりました
大古森沢出合に到着
この橋の向こうは、大門沢小屋までの区間の核心部です
2023年07月28日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
7
7/28 7:27
大古森沢出合に到着
この橋の向こうは、大門沢小屋までの区間の核心部です
丸太橋での徒渉もあります
2023年07月28日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
9
7/28 8:48
丸太橋での徒渉もあります
大門沢小屋まであともう少し
2023年07月28日 08:57撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/28 8:57
大門沢小屋まであともう少し
大門沢小屋に到着
水が豊富で、正面奥の流しでは飲料水が源泉掛け流し(笑)
2023年07月28日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/28 9:14
大門沢小屋に到着
水が豊富で、正面奥の流しでは飲料水が源泉掛け流し(笑)
小屋を出てから、地獄の急登
小屋からの標高差1100mを登り切って大門沢下降点に到着
途中から雲が出て、展望は利きませんが、太陽に灼かれずに済みました
2023年07月28日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
7
7/28 13:28
小屋を出てから、地獄の急登
小屋からの標高差1100mを登り切って大門沢下降点に到着
途中から雲が出て、展望は利きませんが、太陽に灼かれずに済みました
農鳥岳に到着
2023年07月28日 14:26撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
18
7/28 14:26
農鳥岳に到着
山腹をトラバースしながら西農鳥岳を目指します
険しく見えますが、足許は結構しっかりしています
2023年07月28日 14:52撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
7
7/28 14:52
山腹をトラバースしながら西農鳥岳を目指します
険しく見えますが、足許は結構しっかりしています
西農鳥岳に到着
2023年07月28日 15:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/28 15:33
西農鳥岳に到着
農鳥小屋に到着
正面奥のオレンジのポリタンクが天水桶なので、水はここからもらいます
この日の利用者は素泊まり6名、テントは4〜5張
同室だった3人パーティの方々にも良くして頂いて、ゆったり泊まることが出来て感謝
2023年07月28日 17:02撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/28 17:02
農鳥小屋に到着
正面奥のオレンジのポリタンクが天水桶なので、水はここからもらいます
この日の利用者は素泊まり6名、テントは4〜5張
同室だった3人パーティの方々にも良くして頂いて、ゆったり泊まることが出来て感謝
2日目の夜明け
空が白々してきました
2023年07月29日 04:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 4:20
2日目の夜明け
空が白々してきました
富士山もシルエットが見えてきました
2023年07月29日 04:21撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 4:21
富士山もシルエットが見えてきました
西農鳥岳(画面中央)と農鳥岳(画面左端)もモルゲンに染まってきました
2023年07月29日 04:21撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 4:21
西農鳥岳(画面中央)と農鳥岳(画面左端)もモルゲンに染まってきました
鳳凰三山を望む
左端に地蔵岳のオベリスクが見えています
画面右奥の山は金峰山
2023年07月29日 04:21撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 4:21
鳳凰三山を望む
左端に地蔵岳のオベリスクが見えています
画面右奥の山は金峰山
素晴らしい富士山のシルエット
雲海つきで云うことなし
2023年07月29日 04:29撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 4:29
素晴らしい富士山のシルエット
雲海つきで云うことなし
さてそろそろ夜明け15分前でライトも要らなくなるので、出発します
2023年07月29日 04:36撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 4:36
さてそろそろ夜明け15分前でライトも要らなくなるので、出発します
日の出の時間なので、カメラを出して待ちかまえます
そろそろ・・かな?
2023年07月29日 04:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 4:48
日の出の時間なので、カメラを出して待ちかまえます
そろそろ・・かな?
来た!おはようございます!!
今日も一日よろしくお願いします
・・・できればお手柔らかに(汗)
2023年07月29日 04:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 4:48
来た!おはようございます!!
今日も一日よろしくお願いします
・・・できればお手柔らかに(汗)
西方向を望む
前日と違って晴れ渡って気持ちの良い朝です
2023年07月29日 05:08撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
7
7/29 5:08
西方向を望む
前日と違って晴れ渡って気持ちの良い朝です
影鳥海ならぬ、影西農鳥
西農鳥岳の影が雲海に投影されていました
2023年07月29日 05:08撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:08
影鳥海ならぬ、影西農鳥
西農鳥岳の影が雲海に投影されていました
間近に見える西農鳥岳
あともう少し
2023年07月29日 05:16撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:16
間近に見える西農鳥岳
あともう少し
西農鳥岳に到着
昨日はほとんど見えなかったので来て良かった
2023年07月29日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:22
西農鳥岳に到着
昨日はほとんど見えなかったので来て良かった
農鳥岳の向こうに富士山が見えました
2023年07月29日 05:19撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:19
農鳥岳の向こうに富士山が見えました
南アルプス南部も一望できました
2023年07月29日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:22
南アルプス南部も一望できました
塩見岳アップ!
・・・三伏峠までが長かった
2023年07月29日 05:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:20
塩見岳アップ!
・・・三伏峠までが長かった
荒川三山をアップ!!
画面左端中景のピークが東岳(悪沢岳)、画面中央遠景に赤石岳が頭だけ見えています
そのすぐ右中景は中岳、前岳と続きます
画面右端遠景に頭だけ見えている尖峰は中盛丸山
2023年07月29日 05:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:20
荒川三山をアップ!!
画面左端中景のピークが東岳(悪沢岳)、画面中央遠景に赤石岳が頭だけ見えています
そのすぐ右中景は中岳、前岳と続きます
画面右端遠景に頭だけ見えている尖峰は中盛丸山
画面右1/3遠景が青薙山
画面左1/4遠景は布引山と笊ヶ岳
2023年07月29日 05:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:20
画面右1/3遠景が青薙山
画面左1/4遠景は布引山と笊ヶ岳
間ノ岳と農鳥小屋を振り返る
間ノ岳のすぐ右奥の鋭鋒が北岳
さらにその右奥に八ヶ岳が見えています
画面左1/3遠景のピークは仙丈ヶ岳
2023年07月29日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:22
間ノ岳と農鳥小屋を振り返る
間ノ岳のすぐ右奥の鋭鋒が北岳
さらにその右奥に八ヶ岳が見えています
画面左1/3遠景のピークは仙丈ヶ岳
西方向を望む
遠景に横たわる山脈は中央アルプス
2023年07月29日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:22
西方向を望む
遠景に横たわる山脈は中央アルプス
農鳥岳を目指します
2023年07月29日 05:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 5:27
農鳥岳を目指します
農鳥岳に到着したら、富士山と雲海の絶景
ここで先行した3人パーティの方々と再会
2023年07月29日 06:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 6:01
農鳥岳に到着したら、富士山と雲海の絶景
ここで先行した3人パーティの方々と再会
気持ちの良い稜線歩きで大門沢下降点を目指します
2023年07月29日 06:16撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11
7/29 6:16
気持ちの良い稜線歩きで大門沢下降点を目指します
下降点の指導標を確認
ここで数人のランナーの方とスライド
0時に奈良田出発で、北岳経由で広河原まで往って、さらに奈良田まで回って1日で周回だって(汗)
2023年07月29日 06:16撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8
7/29 6:16
下降点の指導標を確認
ここで数人のランナーの方とスライド
0時に奈良田出発で、北岳経由で広河原まで往って、さらに奈良田まで回って1日で周回だって(汗)
この風景が日本アルプスの醍醐味です
2023年07月29日 06:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 6:20
この風景が日本アルプスの醍醐味です
穏やかでフラットな稜線歩きは特に楽しい
2023年07月29日 06:26撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
9
7/29 6:26
穏やかでフラットな稜線歩きは特に楽しい
久しぶりに見た3000mブルー!!
2023年07月29日 06:26撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
9
7/29 6:26
久しぶりに見た3000mブルー!!
大門沢下降点に到着
正面は広河内岳
2023年07月29日 06:42撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8
7/29 6:42
大門沢下降点に到着
正面は広河内岳
さて、激下り地獄に下りていくとしますか
楽しかったけどオサラバです
2023年07月29日 06:43撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
17
7/29 6:43
さて、激下り地獄に下りていくとしますか
楽しかったけどオサラバです
大門沢小屋に到着
2023年07月29日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
9
7/29 8:49
大門沢小屋に到着
まだこの先は長いので、取りあえず一休み
冷えたコーラ1本400円ナリ
2023年07月29日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 8:51
まだこの先は長いので、取りあえず一休み
冷えたコーラ1本400円ナリ
苦闘2時間
早川水系発電所取水口手前の吊り橋に到着
・・・やっぱり帰りも揺れて怖い(苦笑)
2023年07月29日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 10:48
苦闘2時間
早川水系発電所取水口手前の吊り橋に到着
・・・やっぱり帰りも揺れて怖い(苦笑)
あとは淡々と太陽に灼かれながら下っていきます
何とか、奈良田第一発電所まで到着
2023年07月29日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
7
7/29 11:33
あとは淡々と太陽に灼かれながら下っていきます
何とか、奈良田第一発電所まで到着
旧奈良田駐車場
現在はリニア建設工事施設に供用されているため、駐車場としては使用できません
道路もダンプが引っ切りなしにバンバン通るので、車道歩きが結構怖かったです
2023年07月29日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 11:46
旧奈良田駐車場
現在はリニア建設工事施設に供用されているため、駐車場としては使用できません
道路もダンプが引っ切りなしにバンバン通るので、車道歩きが結構怖かったです
駐車場に帰着
お疲れ、さて帰ろう
無事に帰宅するまでが登山
2023年07月29日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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7/29 12:07
駐車場に帰着
お疲れ、さて帰ろう
無事に帰宅するまでが登山
タカネナデシコ(高嶺撫子)
カワラナデシコの高山種
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タカネナデシコ(高嶺撫子)
カワラナデシコの高山種
コバノイチヤクソウ(小葉の一薬草)
大荷物に喘いでいるときに、たまたま下を見たらいました(苦笑)
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コバノイチヤクソウ(小葉の一薬草)
大荷物に喘いでいるときに、たまたま下を見たらいました(苦笑)
センジュガンピ(千手岩菲)
あちこちでパラパラと咲いていました
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センジュガンピ(千手岩菲)
あちこちでパラパラと咲いていました
アカバナシモツケソウ(赤花下野草) ?
高山種のシモツケソウ
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アカバナシモツケソウ(赤花下野草) ?
高山種のシモツケソウ
イワオトギリ(岩弟切)
オトギリソウの高山種
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イワオトギリ(岩弟切)
オトギリソウの高山種
ヤマハハコ(山母子)
まだ咲き始めでした
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ヤマハハコ(山母子)
まだ咲き始めでした
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
少しピークは過ぎてしまったようで、ちょっと可哀想な姿に
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ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
少しピークは過ぎてしまったようで、ちょっと可哀想な姿に
キバナシャクナゲ(黄花石楠花)
こちらはこれから云った感じでした
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キバナシャクナゲ(黄花石楠花)
こちらはこれから云った感じでした
ナナカマド(七竈)
秋には赤い実が生ります
10
ナナカマド(七竈)
秋には赤い実が生ります
イワカガミ(岩鏡)
まとまって咲いていました
ややブレ気味…orz
11
イワカガミ(岩鏡)
まとまって咲いていました
ややブレ気味…orz
イワギキョウ(岩桔梗)
キキョウの高山種で花弁や花筒に毛が生えているのはチシマギキョウ
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イワギキョウ(岩桔梗)
キキョウの高山種で花弁や花筒に毛が生えているのはチシマギキョウ
チングルマ(稚児車) その1
可愛らしい花が咲いています
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チングルマ(稚児車) その1
可愛らしい花が咲いています
チングルマ(稚児車) その2
花が散ったら・・・ケセランパサラン?
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チングルマ(稚児車) その2
花が散ったら・・・ケセランパサラン?
タカネツメクサ(高嶺爪草)
ちょうどピークのようで、あっちこっちで咲いていました
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タカネツメクサ(高嶺爪草)
ちょうどピークのようで、あっちこっちで咲いていました
イワツメグサ(岩抓草)
これもあちこちで咲いていました
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イワツメグサ(岩抓草)
これもあちこちで咲いていました
タカネシオガマ(高嶺塩釜)
一見、ケマンの仲間ですが別種です
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タカネシオガマ(高嶺塩釜)
一見、ケマンの仲間ですが別種です
イワヒバリ(岩雲雀)
稜線上でご飯探しをしていました
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イワヒバリ(岩雲雀)
稜線上でご飯探しをしていました

装備

個人装備
Tシャツ(半袖)(1) ソフトシェル(1) サポートタイツ(1) ハーフパンツ(1) シューズ(1) キャップ(1) サコッシュ(1) 靴下 グローブ 防寒着 雨具 サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ザック ザックカバー ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター ロールペーパー ポール テント テントマット シェラフ

感想

コロナが猛威を振るっていたこの数年間は、往き帰りや宿泊地での感染リスクを考えて3000m峰への山行を見送ってきました。まだ終息したわけではないものの、漸く多少下火になってきたので今年から復帰することにしました。復帰戦には白根三山で最後の未踏峰だった農鳥岳をチョイス。

通常は広河原から北岳・間ノ岳経由で大門沢へ下りるというのがポピュラーだと思いますが、まだ人が多い小屋泊まりは心配ということもあり、大門沢からのピストンというイカれた、ゲフンゲフン、厳しいルートを敢えて選択して往ってくることに。
大門沢小屋に農鳥小屋を使用する旨を連絡したところ、この日はそれほど使用予定の連絡は入っていないとのことでしたが、連絡なしで来る人もいて週末などはパンパンになるかもと脅かされた(苦笑)ので、なら幕営装備も上げてまえ、と数年ぶりに幕営装備を背負って、単純標高差2200mを一気。久しぶりの3000m峰はなかなかにハードでしたが、素晴らしい景色を堪能することが出来、往った良かったと思える山行になりました。

とはいえ、最近は軽量でのスピードハイクに慣れてボッカ訓練が足りていなかったツケか、上りは小屋着が16時を回る失態。名物オヤジがいたらどやされていたでしょう(汗)。もっと早立ちなどコースタイム管理、軽量化を徹底すべきでした。今後の課題です。

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コメント

おはようございます。

なるほど、ふだんされている「エクストリーム晩飯前」は、このような山を楽しまれる為だったのでしょうね。

無事のお帰り何よりでした。
それに、私など決して訪れる事など叶わない高山の素敵な景色をありがとうございます。
2023/7/31 6:21
geo_surveyorさん

コメントありがとうございます。エクストリームの方は、どちらかというと鍛え上げるというよりは、老化対策の方が強いかも知れません(汗)

「無事のお帰り」のお言葉ありがとうございます。本当に身に染みます。
いろいろな意味で事故を起こしてはいけないと思っていますし、単純にまだ○にたくないという気持ちもありますので、今後も安全に気をつけていきたいと思います(まあ、それでも防ぎきれないから怖いのですが)。

いろいろ大変だと思いますが、小生の撮った写真が気に入って頂けたのは幸いでした。
今後もぜひ、ご安全に!
2023/7/31 18:28
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