記録ID: 5767434
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
御嶽山
2023年07月29日(土) [日帰り]
長野県
たっちゃん
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:06
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 955m
- 下り
- 959m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:01
距離 7.6km
登り 955m
下り 959m
14:54
ゴール地点
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の山は御嶽山、コースは御岳ロープウェイ飯森高原駅から黒沢口登山道を剣ヶ峰まで行き折り返す、ピストンコースだ。登山道は良く整備され、危険箇所や迷いやすいところはない。 飯森高原駅からしばらくは、ウッドチップを敷き詰めた歩きやすい平坦な道が続くが、すぐに岩の転がる登山道にかわり、高度をあげるにつれガレた道になる。緩急はあるものの、延々と登り道が続く。石室山荘では、小屋の中の登山道を行く。 王滝口登山道は閉鎖されていると認識していたのだが、剣ヶ峰近くでは、八丁ダルミを多くの登山者が登って来ているのが見え、後で知ったのだが、7月29日当日に通行止が解除されたとのことだ。 |
その他周辺情報 | 前泊は、木曽駒高原森のホテルを利用した。 https://www.morinohotel.com/ 下山後は、鹿の瀬温泉で汗を流した。 https://thejapanalps.com/hotel/shikanoseonsen/ |
写真
感想
信州二泊三日の日帰登山、三日目は御嶽山だ。9年前の噴火災害では多くの登山者が被害に遭われており、物見遊山で行くことに多少の抵抗はあったのだが、いずれは行かねばと思っていたことから、メンバーからの誘いを受け行くことにした。信仰の山だけに、白装束の参拝者の姿を多く目にした。天候に恵まれ、9年前のあの日と同じ青空が広がっていた。山頂上空には数機のヘリコプターが旋回しており、遭難事故があったのかと思っていたが、山頂近くまで上がると、閉鎖されていたはずの王滝口登山道からの登山者が多く見られ、山頂直下の慰霊碑前では報道の取材クルーが撮影していたので、取材のヘリだったとわかった。下山後に知ったのだが、当日、7月29日に王滝口登山道の閉鎖が解除されたそうだ。慰霊碑前であの日に想いを馳せるとともに被害に遭われた方々のご冥福を祈り、山頂に上がった。山頂では、いつもの山と同じように、山名表示の前で記念撮影をする登山者がいて、おそらく、あの日も噴火の瞬間まで同じような光景だったのだろうと、感慨に耽っていた。自然の猛威の前では人の営みなどひとたまりもなくかき消されてしまうものだと、思い返した山旅だった。
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