ニュウとシャトレーゼと夫婦喧嘩登山
- GPS
- 07:36
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 512m
- 下り
- 494m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1日600円 車のナビもGoogle先生も諏訪南で降りて蓼科エリアからアプローチするようナビされましたが、須玉または長坂で降りて清里野辺山経由で来た方が近いと思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
にゅうや高見石をぐるっと巡る周回は、白駒池ハイキングに毛の生えた程度と思ってましたが、立派に北八ヶ岳してるコース(=岩場、ガレ場とはちょっと違う、岩がゴロゴロ、登りも下りも平坦も岩がゴロゴロしている)でした。 北八ヶ岳エリアは登り降りだけでなく、平坦やゆる〜い斜面も岩ゴロゴロで、これが斜度のある岩場より歩きづらい。因幡のどんくさいウサギな気分。 複数の動画で、北ヤツを満喫できる楽チンな初心者コースとありますが、鎖場やがっつり岩登りなどはない(高見石やにゅうは岩登り)ものの、初心者やあまり岩ゴロゴロ経験ない初級者を伴うと難渋しますので計画に余裕を持って臨みましょう。 今回の眺望ポイントは、高見石、中山展望台、にゅうの3箇所でしたが、高見石が一番よいと思いました 9月下旬からの紅葉シーズンでまったりハイキングなら、白駒池周回&高見石小屋であげぱんランチ位がよいのではないでしょうか(白駒荘のランチは2,000円超で高い) 【駐車場〜白駒荘】 ほぼ木道、幅も広い 【白駒荘〜高見石小屋】 岩ゴロゴロの始まり、でも足の置き場はあり。浮き石注意 【高見石小屋〜中山】 ずっと単調な岩ゴロゴロの登り。あまりに単調で気持ちが滅入った。下りは滑る岩もあるので注意 【中山〜にゅう】 最初は大岩の下り、蓼科山を彷彿させる。 すぐ岩ゴロゴロ道、泥濘も増えてくる。 これまでより湿った岩が増えてくるのでスリップ注意。 【にゅう〜白駒池】 岩ゴロゴロか泥濘、岩のないところはほぼ泥濘。深い森で日が当たらないのでたぶん晴れが続いてても常にどろんこ。ゲイター必須 【白駒池周回路】 木道なのでサンダルでも散策出来ます |
その他周辺情報 | 北八ヶ岳の中腹に建ち本沢温泉登山口にも近いシャトレーゼガトーキングダム小海に宿泊。 夕食コース料理もあるが、スイーツ食い倒れたい方は夕食バイキングのプラン選択すると良いでしょう。 バイキング自体は、まあそれなりにという感じだったが、魯肉飯は台湾で食べたのに次ぐ美味しさだった。日本でなかなか本場に近い魯肉飯に巡り会わなかったが、シャトレーゼホテルで食べれるとは。 お風呂は加水循環ですが温泉。露天が広くて気持ちよかった。露天から浅間山見えます!湯上がりにアイスキャンディがフリーです ホテルを起点にゲレンデ登って稲子湯分岐経由でにゅうにも行けるようです。 びっくり市場 野辺山にある農産物直売所 野菜やキノコ類がめっちゃ安かった https://yatsugatakewalk.com/introduce/bikkuriichi/ ヤツレン乳製品直売所 首都圏のスーパーでお馴染みのポッポ牛乳の会社の直売所。要冷蔵ものは夏の持ち帰り厳しいかも。 https://www.yatsuren.jp/tourist 桃の農家カフェ ラペスカ 週末は着席3時間待ちの大人気カフェ 待たなくてもジェラート類はすぐ食べれます https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190102/19006624/ |
写真
感想
人生区切りの長休み、ラスト山行は嫁が前から泊まりたいと言っていたシャトレーゼのホテルに近い八ヶ岳の白駒池コース、にゅう&中山展望台にしました(長休みについては下記リンク日記ご参照)。
https://www.yamareco.com/modules/diary/637257-detail-305329
この日も天気に恵まれスタートは上々。
本山行に際し、嫁より「八ヶ岳って岩多いんじゃないの?岩場苦手だし時間かかるから短いコースにしてね。くれぐれもホテルのスイーツバイキングに間に合うようにね」と念押しされました。
自分の認識では高見石&にゅうは白駒池ハイキングコースでチョロいとの思い込みがあり、YouTubeなど見てもそれほど大変ではないとの印象あり、「大丈夫大丈夫、少し岩場はあるみたいだけど距離も短いし標高差も500mもない、ハイキング、ハイキング」と、太鼓判してました…
いちおうコースタイムと休憩時間も予想と計算、以前はコースタイム+αだった嫁も最近は×0.9なことが多いし、コースタイム通りでさらにブァッファーとった計画でした…
誤算一つ目は、到着が遅れ予定より1時間遅れの登山開始となったこと。ただ余裕は見ていたので、影響ナイナイ(*・∀・*)ノ
高見石への登りからまあまあの岩ゴロゴロ出てくるも、岩は乾いていてそれほど登りづらくもない。高見石てっぺんからの眺望で気分爽快(((o(*゚▽゚*)o)))
あまりの絶景に予定より多めに高見石に留まったな…でもまだ余裕余裕
あれ、高見石までコースタイム5割り増し増しだぞ( -_・)?そんなに遅い感じではなかったが、やはり嫁の岩ゴロ登りは遅め?
誤算2つ目は、高見石から中山への道。しっかり北八ヶ岳してました。しかも単調で気の滅入りで足が進まない。ここもコースタイム5割り増し
う〜ん、ちょっとペース上げないと。
しかし中山展望台の絶景にまた足が止まる。
にゅうを過ぎた辺りで嫁が「スイーツバイキング、何時までに着かないといけないの?」と。足を止め残りコースタイム計算、むむむ、コースタイム通りに下山すればまだ間に合う…しかし…その旨を伝えると「こんな岩だらけの道、コースタイムで降りれるわけないじゃん💢スイーツバイキング食べれなかったらなんのためにシャトレーゼのホテル泊まるの💢全然登山のプラン甘いじゃん!」
いや、自分もわざとじゃないし、岩ゴロ道でこんなに嫁の足が進まないとも思わなかったし、あ、でも瑞牆山でもけっこう難渋してたか…自分の読みが甘かったか…と思いつつも売り言葉に買い言葉「わざとじゃないし、YouTubeで初心者向けと言ってたし、ここまで岩だらけだとは、初めてのコースだし、ぷぎゃ☆△※♯♭▼!」
にゅう以降は岩に加えて泥濘だらけで、さらに進まず…その間にも口論は続く…追い抜く人もすれ違う人もなく、「こんなに人に会わないなんて、ここバリエーションルートなんじゃないの?」
んな、アホな。「メジャールートだよ!泥濘に足跡いっぱいあるだろ!」
結局、下山中にスイーツバイキングの時間は過ぎ、二人とも無言でひたすら下山し続けました。
最後の駐車場への木道で、いつものようにこちらから謝ったものの機嫌なおらず
夕食バイキングのスイーツ食い倒れで、やっとご機嫌直りました。
無事下山できケーキも食い倒れて、ギリギリよい山行?でした。
教訓
・コースはよくよく調べるべし、動画を過信しないこと
・同行者の技量をよくよく見極めて計画すべし
・下山後に大事なイベントを入れないこと、焦って下山は怪我のもと
・食べ物の恨みは恐ろしい
翌日、ホテルチェックアウトしてから、またケーキ食べて、山梨ではねだし桃買って、桃カフェでまた桃スイーツ食べて、中央道に乗ると小仏渋滞に加えて、八王子以降の所要時間表示がない?!
事故で八王子〜国立府中がなんと通行止め(~_~;)
談合坂から調布の家まで通常時の6倍の4時間かかって帰宅(;´Д`)
最後に苦難が待っていました。
まさに山あり谷ありの八ヶ岳旅行となりました。
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