潮風トレイル 久慈駅から陸中野田駅

2023年08月03日(木) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 30.7km
• 登り: 1,147m
• 下り: 1,142m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:15
• 合計: 7:16

距離 30.7km 登り 1,147m 下り 1,143m

9:46 久慈駅
12:05 12:20 小袖海女センター
16:09 久喜浜
17:02 陸中野田駅

天候

最高気温36℃。微風。

アクセス

利用交通機関：

電車

陸中野田駅から久慈駅まで三陸鉄道

コース状況／危険箇所等

小袖海岸過ぎてからのトレイルの北側半分は倒木と、道の崩落で危険な所もある。
そういうの苦手な方は整備されるまでは迂回したほうが良いかと。いつ整備されるかは知らんけど。南半分は問題なし。

その他周辺情報

久慈駅と野田駅付近はコンビニ、飲食店あり。入浴は無さそう。

写真

8/3 9:10

野田は塩作りで有名
牛で塩を内陸まで届けた歴史ある町

ここから三陸鉄道で久慈駅へ向かう

8/3 9:10

8/3 9:12

三陸鉄道
あまちゃん号に乗れた。
ラッキー

8/3 9:14

車内はあまちゃん一色で装飾されている

8/3 9:15

8/3 9:31

久慈駅到着
今は各地であまり見なくなった噴水がお出迎え

8/3 9:45

三陸鉄道駅

隣には立派なJRの駅が並ぶ

8/3 10:07

8/3 10:19

8/3 10:20

8/3 10:36

8/3 10:43

8/3 10:45

8/3 10:48

8/3 10:54

8/3 10:57

舟渡海水浴場
夏休みで賑わう

8/3 10:58

8/3 11:03

8/3 11:10

8/3 11:21

8/3 11:24

兜岩
右側の山のてっぺんが兜の飾りの形に見える

8/3 11:29

トンネルの中
海の潮が打ち寄せてる

8/3 11:32

つりがね洞

8/3 12:01

小袖漁港
ウニの販売会をする町内放送がされていた

8/3 12:03

8/3 12:04

鼻ピの海女さんに出会えた

8/3 12:06

8/3 12:07

夫婦岩

8/3 12:21

監視小屋からみる小袖

8/3 12:36

いよいよトレイル
クマに注意
猛暑でクマも弱ってそうな位暑い

8/3 12:36

この先進む判断は自己責任と書いてある。
判断材料無いのに突き放されてます。
でも実際ヤバかった。

8/3 12:38

最初の倒木

可愛いもんだ

8/3 12:58

渡渉

8/3 13:17

ここは標高70m付近
沢に浮きや、タイヤ、さびれた家電等の生活物資が散乱している。
もしかしてこれって、津波の痕跡か？
だとしたら、津波がこんな所まで駆け上がって来たって事か？ヤバすぎる。

8/3 13:39

8/3 13:51

倒木
まだまだ大した事ない。
この先には、超えるのが難しい倒木もある。頑張って超えたが、滑って谷に滑落しそうになった。
道が崩落してる所もあるが、これは何とか行ける。

8/3 15:19

必死で歩いていたら、やっと久喜の浜に着いた

8/3 15:25

8/3 15:32

やっと息を吹き返した。
普段の生活が有く感じ、感謝で溢れた。
修行トレイル。

8/3 16:25

どう見ても道が閉ざされているように見えるんですけど。

8/3 16:26

8/3 16:31

案の定海で道が閉ざされていた。
満潮間近だったせいもあるだろう。
波が引いた瞬間にダッシュで切り抜けたが足は海水に浸った。
あと30分遅かったら通れなかっただろう。

8/3 17:06

ようやく野田駅に。
生きて帰ってきたぞー。

撮影機器：

OPPO Reno3 A OPPO

CPH2013 OPPO

感想

DancingSter

八戸から相馬までを繋ぐ約1000km、みちのく潮風トレイルの第４弾。久慈駅から陸中野田駅までのセクションハイク、約24km区間。

この日の最高気温は36℃、微風。アスファルトの上では日射し地獄、山に入ると無風のジメジメ地獄、熱中症大丈夫かなと思いながらあるき出したバカ。
野田駅から三鉄に乗り、久慈駅まで行ったら、そこからまた野田駅に戻る作戦だ。初の三鉄があまちゃん号でテンションMAXで小走りでスタート。
早速いつものアスファルト地獄スタートだったが、小袖海岸までの道はリアス式海岸の始まりを告げる奇岩達を楽しめた。
小袖で海女さん発見！鼻ピつけてるオネェさん。ニヒルな感じがたまらん。

ここからお待ちかねのトレイル区間。
「ここ以南難路、判断は自己責任で」と書いてある。何を判断材料にすれば良いか分からないが、とりあえず先へ進むことに。顔にまとわり付いてくる虫がものすごく多い。ちょっと口を開けただけで虫をご馳走になれる。先日の蜘蛛の巣地雷とは一転した。
そしてここはリアス式海岸の只中。登っては下り、下っては登りをひたすら繰り返す。そして道の崩落と倒木が行く手を遮る。たった1km進むのに30分以上かかった。ここまで潮風トレイルを歩いて来た人達なら超えられると思うが、八戸付近のお気楽トレイルのノリで来たら間違いなく痛い目を見ることになる。アップルダウンがキツイのでＧＰＸには無いつづら折れがたくさんあり、実距離が予定距離よりもどんどん大きくなっていった。灼熱地獄も加わり、水もどんどん無くなり、誰も居ない山の中で、熱中症の頭の中に遭難するかもと言う思いが浮かんだ。
トレイルもちょうど半分過ぎた頃から、歩きやすいトレイルに変わった。何とか行けそうだ。
トレイルから抜けた時に見えた久喜の浜を見た瞬間に座り込んで暫く立てなかった。
人気がある所に来れば、安心して何とか歩を進められる。久喜の漁港で自販機で買ったドリンクを１Ｌ一気飲みして復活。
何とか陸中野田駅までたどり着いた。過去１、２のキツさだった。こんな暑い日にまともな大人がやる事じゃない。次のセクションからは無茶はしないことに決めた!

今回からGARMIN965を使用。今回は分かりにくい所は割と少なかったが、前回までのInstinct2xとは全く違う。違いすぎる。携帯で地図を確認する回数が激減した。