烏帽子岳 〜四半世紀〜
- GPS
- 10:13
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,681m
- 下り
- 1,677m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 10:09
天候 | 快晴時々ガスのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
https://uraginzabus.com/ ・信濃大町駅から七倉山荘までの運行が始まりました! (待ってました〜!!) ・車の場合、七倉山荘前が満車であれば七倉ダム下広場にも駐車できますが、このバスは七倉ダム下広場から七倉山荘まで無料で送迎してくれます! ■信濃大町駅前駐車場 https://www.city.omachi.nagano.jp/00006000/00006300/00006313_2_4.html ・有料ですが、駅近で長時間停めるなら、ここが確実かなと思います。 ■七倉山荘 → 高瀬ダム (特定タクシー) https://webmarunaka.com/nanakura/ ・季節により運行時間が異なります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナ立尾根は、古くから親しまれた登山道であり、急傾斜ですが整備されています。登山道上には0〜12番までの番号がありますが、等間隔で振られているわけではないと思います。(個人的には12〜7番より、7番〜0番の方が、間隔が長いように感じました。) |
その他周辺情報 | ■七倉山荘 https://webmarunaka.com/nanakura/ ・朝一の高瀬ダムまでのタクシーは、宿泊者優先となるようです。 ・日帰り入浴も可 (熱めです!) |
写真
感想
■花の記憶
高瀬ダムに流れる土砂の堆積は年々増加し(以前、東電さんからはダム建設時の想定よりも相当早く堆積していると聞いたこともある)、今年の濁沢も大量の土砂が目に飛び込んできた。毎年濁沢の登山道を整備してくださるのは東電さんであるが、今年は例年以上に広範囲にわたって土砂を均してくださったことも窺えた。
そして、いつも立ち寄るその場所は、埋もれていた。それまでもその場所が埋もれては東電さんが善意で掻き出してくださっていたことは聞いていた。しかし数年前、東電さんと話をし、次回埋もれたときは、そのままにしておいても大丈夫だと伝えていた。そして、ついにその時が来たのだ。
Rと「いつもの場所はどこだっけ?」と苦笑いしながらも、宝探し気分で周囲を歩き回った。少しだけ湾曲した岩場だったと思うし、木の下で雨宿りした覚えもある。でも記憶は曖昧で決定打に欠ける。それでも以前の写真を引っ張り出しながら、角度的にはここだと思える場所で一息ついた。次回はもっと高い所に目印をつけておかないと、かな。
ちなみに、自分がきっとここではないか?と思えた場所があった。そこにはソバナが咲いていた。ここ数年、毎年見かけていた、薄紫色の花。もちろん花はあちこちで咲くだろうけど、その花が教えてくれたような気がした。来年は咲いているかな。
■四半世紀
お互いが会ってから気づいたのだが、あれからちょうど25年が経っていた。いやぁ、年取ったよなぁ。。。 にしても、Rはもとから体力が有り余っているタイプで、これまでも日帰りで烏帽子岳にサラッと登っては「今回は登りで何人抜けるか」と意気込むようなヤツなのである。
そのRが珍しく、今年は濁沢でまったりしてもいいよ、と言ってきた。聞けば仕事や育児に追われ、なかなか本格的な山に行けていなかったそうだ。それならそれで、濁沢でまったりするのもよかったのだが…。ひょんなことから私の某ヤマ仲間が烏帽子岳に行くとの連絡を受け、その話の流れから、私たちもせっかくだし行けるとこまで行ってみようか、ということで話はまとまってしまった。ん?
私もここ数ヶ月間、大きな山には行けていなかったので、ほぼ体力試し状態。それでも軽装ならなんとかなると自分の身体に言い聞かせ、いざ出発! ブナ立尾根の長さは少し堪えたけど、(しかもRは途中で両足を攣ってしまっていたけど、) 二人で烏帽子に立てた瞬間は、なんだか感慨深かったし、日常の毒素がすべて抜けきった気がした。
そして、登り始めてRに言われてから気づいたのだが、これまでお互いがそれぞれ烏帽子岳には何度か登っていても、一緒に登頂するのは25年ぶりだったのだ。これも意外や意外。そしてRとの会話の中で、25年前に烏帽子のてっぺんの岩に登ったことや、最後の下山は8番で休んだこと等、自分が忘れかけていたことも甦らせてくれた。思い出の詰まった山旅に思いを馳せてしまうのは、これも年を取った証拠か!?(笑) (→でも、いつかは過去レコも書かなきゃ。)
あっという間の四半世紀。変わりゆくものと変わらないもの。そのどちらも受け入れながら、また山旅を続けよう。
wildwind
コメント
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こちらは思い出の場所なんですね。
急登激しいコースですがお二人とも楽しそうに「楽々と」登られていてうらやましいです
すみません、こんなレコにまでメッセージをいただきm(_ _)m
高瀬ダムにはほぼ毎年訪れてますが、そういう場所があってもいいのかな、と思えるようになりました。
「楽々と」に見せかけつつ(ゼィゼィ)、写真撮りながらくらいがちょうどいいのです💦
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