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Yamareco

記録ID: 5834569
全員に公開
ハイキング
東北

北東北の低名山巡り:真昼岳(赤倉登山口より往復)

2023年08月16日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:21
距離
9.4km
登り
856m
下り
848m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:29
休憩
0:52
合計
5:21
距離 9.4km 登り 861m 下り 857m
5:43
71
6:54
7:03
36
大浅沢分岐
7:39
7:43
8
尾根出合
7:51
32
8:23
8:26
19
8:45
9:06
11
9:17
18
9:35
10
9:45
9:53
42
ブナ原生林標柱
10:35
10:41
21
沢出合
11:02
11:03
1
11:04
林道駐車スペース
天候 朝方時々曇り、のち快晴(稜線付近、台風の遠い影響で風強し)
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美郷町の先より案内標識に従い赤倉登山口へ。鳥居の広場に駐車スペースあり、そこから登山口まではダートの悪路(雨裂・石ころ多数、すれ違いも困難…走行注意)
コース状況/
危険箇所等
・尾根取付までは沢沿いのルート、多数回の渡渉に加え、先年来の豪雨被害で一部沢筋の荒れた区間あるも、白ペンキなどマーキング多数。特段の危険箇所ナシ
・コース中、要所に秋田県設置の案内道標あり、不明瞭箇所等ナシ
その他周辺情報 千畑温泉「サン・アール」にて日帰り入浴可(AM11:30より営業;大人500円/露天風呂・サウナ、休憩用広間、食堂あり/プール等併設〈※別料金〉)
酷暑の中の東北低名山ツアー、3座目は出羽の名峰・真昼岳。赤倉登山口の駐車場に車置き、まだ涼しい午前5時半過ぎに鳥居くぐり単身出発。
2023年08月16日 05:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/16 5:31
酷暑の中の東北低名山ツアー、3座目は出羽の名峰・真昼岳。赤倉登山口の駐車場に車置き、まだ涼しい午前5時半過ぎに鳥居くぐり単身出発。
…と地図をよく見ると、赤倉登山口はまたまかなり奥…。ダートのデコボコ林道を約8分ほど走り、林道終点の駐車スペースに車停め、今度こそ登山開始!
2023年08月16日 05:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 5:42
…と地図をよく見ると、赤倉登山口はまたまかなり奥…。ダートのデコボコ林道を約8分ほど走り、林道終点の駐車スペースに車停め、今度こそ登山開始!
いきなり小沢渡渉。沢筋は先般の大雨で少し荒れてますが、このところの日照り続きで水量は少なく特段問題ナシ…〈ホッ…〉
2023年08月16日 05:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 5:44
いきなり小沢渡渉。沢筋は先般の大雨で少し荒れてますが、このところの日照り続きで水量は少なく特段問題ナシ…〈ホッ…〉
急登区間を経て、いつしか尾根取付のトラバース路に。
2023年08月16日 06:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/16 6:30
急登区間を経て、いつしか尾根取付のトラバース路に。
チェックポイント「石台」通過。間もなく尾根出合、距離的には約1/3登ってきた感じです。
2023年08月16日 06:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/16 6:45
チェックポイント「石台」通過。間もなく尾根出合、距離的には約1/3登ってきた感じです。
大浅沢コースとの合流点着。こちらの踏み跡も比較的しっかりしてます。ここまで2ピッチ、残り約2時間弱。
2023年08月16日 06:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/16 6:54
大浅沢コースとの合流点着。こちらの踏み跡も比較的しっかりしてます。ここまで2ピッチ、残り約2時間弱。
ブナの深い天然林のトラバース路を緩やかに進みます。西海上の台風の遠い影響か、風がかなり出てきました…〈涼…〉。
2023年08月16日 07:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 7:09
ブナの深い天然林のトラバース路を緩やかに進みます。西海上の台風の遠い影響か、風がかなり出てきました…〈涼…〉。
尾根の西側に回り込むと、風が弱まり、一瞬、仙北平野の広闊な展望が開けます。
2023年08月16日 07:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 7:24
尾根の西側に回り込むと、風が弱まり、一瞬、仙北平野の広闊な展望が開けます。
ヤセツル尾根直下。いよいよ目指す真昼岳山頂方面が間近に見えてきました。頂稜は笹原の斜面、風が強そう…。
2023年08月16日 07:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 7:49
ヤセツル尾根直下。いよいよ目指す真昼岳山頂方面が間近に見えてきました。頂稜は笹原の斜面、風が強そう…。
灌木のプロムナード、ヤセツル尾根を緩やかに登っていきます。
2023年08月16日 07:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 7:53
灌木のプロムナード、ヤセツル尾根を緩やかに登っていきます。
赤倉分岐着。峰越コースとの合流点、カワイイお地蔵様が安全登山を祈願してくれてます。
2023年08月16日 08:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 8:23
赤倉分岐着。峰越コースとの合流点、カワイイお地蔵様が安全登山を祈願してくれてます。
踏み跡薄め、ややヤブが被ってますが、峰越コースも気持ち良さそうなトレイルが伸びてます。
2023年08月16日 08:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 8:25
踏み跡薄め、ややヤブが被ってますが、峰越コースも気持ち良さそうなトレイルが伸びてます。
頂上までは、お花いっぱいのプロムナード。思ったより風も弱めで、助かります。
2023年08月16日 08:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 8:27
頂上までは、お花いっぱいのプロムナード。思ったより風も弱めで、助かります。
ここにもカラフルなお花畑。
2023年08月16日 08:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 8:28
ここにもカラフルなお花畑。
小ピークを越えると、真昼岳山頂と避難小屋がすぐ目の前に現れました!気持ち良い笹原のトレイルが頂上へと誘ってくれます。
2023年08月16日 08:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 8:39
小ピークを越えると、真昼岳山頂と避難小屋がすぐ目の前に現れました!気持ち良い笹原のトレイルが頂上へと誘ってくれます。
真昼山頂着。反対側にも登山道が延びてます。
2023年08月16日 08:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
8/16 8:45
真昼山頂着。反対側にも登山道が延びてます。
小屋の中に、立派な祠あり。これなら冬の豪雪にも耐えられますね。
2023年08月16日 08:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 8:47
小屋の中に、立派な祠あり。これなら冬の豪雪にも耐えられますね。
本日は雲が多めで遠くの山は見えにくいですが、山頂の向こう側にも、奥羽山地の連綿たる山並み…
2023年08月16日 08:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 8:59
本日は雲が多めで遠くの山は見えにくいですが、山頂の向こう側にも、奥羽山地の連綿たる山並み…
前面には、仙北平野の広闊な眺め。実りの秋も近い、一面の水田の拡がり…
2023年08月16日 09:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 9:00
前面には、仙北平野の広闊な眺め。実りの秋も近い、一面の水田の拡がり…
足下の細長い尾根がヤセツル、語源は恐らく「痩せ蔓」ですね。
2023年08月16日 09:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 9:05
足下の細長い尾根がヤセツル、語源は恐らく「痩せ蔓」ですね。
帰りもお花たちに見守られながら、笹原のトレイルを下ります。
2023年08月16日 09:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 9:06
帰りもお花たちに見守られながら、笹原のトレイルを下ります。
最高のトレイル歩きですが、風が強くなり、帽子が持っていかれそうに…〈汗…〉
2023年08月16日 09:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 9:08
最高のトレイル歩きですが、風が強くなり、帽子が持っていかれそうに…〈汗…〉
緑豊かなブナ原生林を愛でながら、オニギリ食べ小休止。遠く風の音が響くのみ、静寂・至福のひとときです…。
2023年08月16日 09:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 9:53
緑豊かなブナ原生林を愛でながら、オニギリ食べ小休止。遠く風の音が響くのみ、静寂・至福のひとときです…。
ブナ林に夏の陽が当たりキラキラ。森の生命の力強い息吹を感じながら進みます。
2023年08月16日 10:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 10:00
ブナ林に夏の陽が当たりキラキラ。森の生命の力強い息吹を感じながら進みます。
無事、赤倉登山口帰着。朝は小生が一番乗りでしたが、途中複数のソロハイカーとスライド、車も増えてます。
2023年08月16日 11:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 11:02
無事、赤倉登山口帰着。朝は小生が一番乗りでしたが、途中複数のソロハイカーとスライド、車も増えてます。
日帰り温泉へ向かう途次、形の良い真昼岳を車中よりパチリ。今日も飽きた・県南地方は酷暑、この時間に登っているハイカーは暑そうです…。朝の涼しい時間帯に登山を終えて正解でした。
2023年08月16日 11:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 11:25
日帰り温泉へ向かう途次、形の良い真昼岳を車中よりパチリ。今日も飽きた・県南地方は酷暑、この時間に登っているハイカーは暑そうです…。朝の涼しい時間帯に登山を終えて正解でした。
下山後のお楽しみ、千畑の日帰り温泉「サンアール」で一風呂浴びて着替えしていきます。プールも併設、夏休みの家族連れで大賑わい。
2023年08月16日 11:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/16 11:34
下山後のお楽しみ、千畑の日帰り温泉「サンアール」で一風呂浴びて着替えしていきます。プールも併設、夏休みの家族連れで大賑わい。
一旦家内の実家に戻り休憩後、夕刻より横手市内の河川敷で開催の送り盆一大イベント、屋形船祭り会場へ。コロナ禍や豪雨での中止を経て、4年ぶりの開催に地元関係者も大いに盛り上がり、町内会から計13艘の木製の船が出陣!
2023年08月16日 19:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 19:44
一旦家内の実家に戻り休憩後、夕刻より横手市内の河川敷で開催の送り盆一大イベント、屋形船祭り会場へ。コロナ禍や豪雨での中止を経て、4年ぶりの開催に地元関係者も大いに盛り上がり、町内会から計13艘の木製の船が出陣!
祭りと並行して、横手城公園から大輪の花火も上がります。
2023年08月16日 20:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 20:16
祭りと並行して、横手城公園から大輪の花火も上がります。
午後9時前、祭りのクライマックス・屋形船ぶつけ。囃子手の太鼓や笛に鼓舞され、船に乗るリーダーからの掛け声に合わせ、2艘の船が正面から激突、押し合いへし合いのスゴいバトルが…!伝統が継承され、約300年も続く勇壮でワイルドな夏祭り、全国区でもっと人気が出ても良い気がします。
2023年08月16日 21:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/16 21:04
午後9時前、祭りのクライマックス・屋形船ぶつけ。囃子手の太鼓や笛に鼓舞され、船に乗るリーダーからの掛け声に合わせ、2艘の船が正面から激突、押し合いへし合いのスゴいバトルが…!伝統が継承され、約300年も続く勇壮でワイルドな夏祭り、全国区でもっと人気が出ても良い気がします。
撮影機器:

装備

備考 (消費水分量)氷結PETボトル(スポーツドリンク:500ml )×1、ポリタン水&沢水[現地調達]約400ml 、ガッツギア×1

感想

夏の帰省兼ねた秋田低名山ツアーの締めは、東北百名山にも名を連ねる奥羽山地(秋田・岩手県境)の名峰・真昼岳。山麓や峠から複数の登路が開かれていて、今回は仙北平野の名水の里・美郷町側の赤倉登山口からのコースをチョイス。酷暑を避け、早朝5時半前に登山口と思しき鳥居の建つ駐車場に到着、山靴履いて一旦スタートするも、ヤマレコマップを見ると実際の登山口は未舗装の林道を1kmほど分け入ったところと判明…。愛車を労りつつ、車底をガリガリ擦りながらダートの悪路を走ること約5分強、ようやく林道終点の赤倉登山口到着です。
 以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、尾根取付きまでの沢沿いのコースが先年来の豪雨で荒れている区間はあったものの、全体にマーキングや案内道標が丁寧に整備され、草刈りも行き届いて山頂までスムーズに登降することができました。稜線近くに出ると、列島に大きな被害と交通遅延をもたらした日本海上の台風7号の遠い影響か、灌木や笹原がゴーゴーと音を立てる強風。お陰で心配された熱中症でフラフラすることもなく、広闊な展望の開けた心地良い笹原の稜線トレイルなど、快適な半日ハイクを楽しむことができました。
 下山後はお楽しみの日帰り入浴、今回は登山口からも程近い美郷町・千畑温泉「サンアール」へ。お盆休み期間ということもあり、11:30の営業開始直後から館内は満員の盛況。リーズナブルな料金で露天風呂含む温泉を楽しみ、大広間にて山で食べ損なった昼食弁当を頬張りつつ寛いで、家内の実家に舞い戻ったのでありました。この日の夜は横手市内で開催の送り盆一大イベント、屋形船祭り+お城花火を親子3代で見物。コロナ禍等での中止もあり4年ぶりの開催ということで、地元関係者も大いに盛り上がり、計13艘の木製屋形船が豪壮にぶつかり合うクライマックスには、普段クールな大学生のムスコも大興奮。暑い秋田の夏、思い出に残るステキな夜となりました。
 梅雨末期の豪雨災害の後は記録的な酷暑・日照り続きの秋田エリア、これも地球温暖化・気候変動の一環かと思われます。8月下旬以降はようやく暑さも一段落しそうですが、我が家は帰省を終えて東京に戻ると再びの酷暑の日々…。涼やかな錦繡の秋山ハイクが今から待ち遠しい限りです。ヤマレコユーザーの皆様も、これからの季節の変わり目、お身体ご自愛の上、涼しく楽しい山歩きをお楽しみ下さい!
[2023年8月17日、satonao1記す]

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