氷柱の殿堂雲竜渓谷へ行ってきました
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 678m
- 下り
- 678m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●とりあえず、途中の駐車スペースを確認しながら最終ゲートまで行って引き返すのがいいかも。 ●この時期、稲荷川橋から先は終日、スタッドレスかチェーンを着けないと入れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はありませんが、雲龍爆への巻き道はちょっと気をつけましょう。 |
写真
感想
この冬のスノーハイキングの候補地としては、日光の雲竜渓谷と八ヶ岳の北横岳が候補に挙がっていた。天候とにらめっこをしながら出かけるチャンスを狙っていたが1月中はついに行きそびれてしまった。
2月に入ってやっとその機会がやって来た。どちらの山も天候は晴れの予報。しかし、八ヶ岳は風が強そうだ。 雲竜渓谷は名前の通り谷間なのであまり風の影響は受けそうもないし、2月が最盛期なのでこの晴れ間を逃したら今年は行けるかわからないので、今回は雲竜渓谷に行くことにした。当然、温泉かグルメのどちらかを組み入れた山行を計画した。
午前4時過ぎに自宅を出発。宇都宮付近で夜が明け、日光・宇都宮道路を走っているときには男体山から赤薙山への稜線がモルゲンロートに染まった。久しぶりの全面快晴の出足になった。
心配した路面凍結だが、間違って曲がった東照宮の駐車場でチェーンを着けたので凍結した林道もスイスイと走れた。午前7時半、登山口となる最終ゲート前の駐車スペースには平日にもかかわらずすでに満車状態。徒歩15分位手前の広場に車を止めて出発する。
洞門岩までは退屈な林道歩きだ。所々凍結しているもののスパイクはいらない。途中、稲荷川展望台というのがあって、休憩がてら女峰山から小丸山の展望を楽しんだ。
洞門岩からは雪の積もった川沿いのルートになるのでアイゼンを着ける。寒い中、横浜から来たという若者が山仕事用のケーブル設置工事をしていた。日光消防署のレインジャー部隊も氷壁登攀訓練の出発準備をしていた。
洞門岩から雲竜渓谷入口までのコースは、沢沿いの道なのに結構きつい登りがあった。沢を渡る場所が何カ所かあったが、ダブルストックがあれば全く問題なく簡単に渡れた。ピッケルを持ってきてる人も見かけたが、ピッケルよりはダブルストックの方が必携品に思われた。
雲竜渓谷入口広場は腰を掛けるにちょうど良い柵もあるし、渓谷が一望できるので休憩するのにちょうど良い。ここからが氷柱が立ち並ぶ雲竜渓谷の見所だ。
アイゼンを利かせながら渓谷に入っていくと、あるわあるわ、右に左に氷の柱が。柱というよりは巨大つららといった方があっているかも知れない。岩から流れ落ちた清流が凍結して出来た氷柱の殿堂が奥へと広がる。その最奥部の円形劇場にデンと構えているのが雲龍瀑だった。
この位置から雲竜爆の滝壺は見えない。右手の巻き道を伝わって滝壺部分に行ってみた。普段は凄まじい落差で落ちる流のため近寄ることが出来ないそうだが、いまはすべてが凍結し、滝壺の上に立って氷結した雲竜爆を見上げることが出来る。
自然がなせる技。その偉大さ、巨大さ、迫力にただただ圧倒されるばかりだった。写真やビデオも撮ってきたが、拙い技量ではその迫力、見事さがどれだけ伝えられるかははなはだ疑問である。
アイゼンこそ着けるものの、ここは山なれたパートナーがいれば素人でも気楽に冬の自然が楽しめる絶景ポイントでしょう。
日光東照宮付近、日光駅付近は観光地であるが故か、高評価のグルメスポットが見つからなかった。しかし、車で10分ほど戻った今市に美味しそうなおそば屋さんがあった。
玄蕎麦河童という変わった名前だが、なかなか美味しい手打ち蕎麦を食べさせてくれる再訪も考える綺麗なお店だった。
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