雲海に浮かび波に飲み込まれる武甲山
- GPS
- 04:57
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 4:58
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※一の鳥居駐車場にはトイレがないため、道の駅「ちちぶ」か「果樹公園あしがくぼ」で済ませるのが良いかと思う ※一の鳥居駐車場までの車道は、所々に凍結個所があるため、スタッドレスなどの冬タイヤが必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪全般的事項≫ ○総じてアイスバーンか雪道なので、軽アイゼンなどがあると歩きやすいと感じる ○総じてトレースはバッチリあり、またピンクテープなどの目印もある ≪一の鳥居駐車場〜武甲山≫ ○特段危険個所は見受けられない ○登山口から山頂までXX丁目(1〜52)の標識があり、ペース配分などに利用すると良いと感じる ≪武甲山〜小持山≫ ○特段危険個所は見受けられない ○武甲山からシラジクボまで一気に下り、その後上り返す。特に小持山山頂直下の上りがキツい(汗) ○シラジクボから先は積雪量が増える ≪小持山〜大持山≫ ○ここも一旦下り、その後上り返すので意外と体力が必要 ○この区間は岩場があったり、片側が切れ落ちていたりとバリエーションに富んでいる ≪大持山〜(妻坂峠)〜一の鳥居駐車場≫ ○特段意見個所は見つけられないが、妻坂峠まではこれまで以上に積雪量が増え、結構足を取られるので転倒に注意が必要と感じる |
写真
感想
今週は、首都圏で未踏のお山を探してみると、武甲山が候補に挙がる。
武甲山の痛々しい姿からなかなか足を運ぶ機会が無かったのだが、なぜか無性に行きたくなったこともあり、今回は武甲山に決定!
ルートは、昼前から崩れる天気予報を踏まえ、武甲山から小持山、大持山を経由する周回コースとする。
前夜に現地に向かい車中泊の地、道の駅ちちぶに到着するも、国道の交通量が多かったので、もっと静かな地を求めて、道の駅「果樹公園あしがくぼ」に向かう(汗)
程なくして「果樹公園あしがくぼ」に到着し、早速就寝ZZZzzz・・・
当日4時に起床し、準備して、一の鳥居駐車場に向かい、10分程度で到着する。
さて、まだまだ真っ暗だが、元気に出発っ!
駐車場から積雪があり、所々アイスバーンとなっているので、細心の注意を払いながら上っていく。
登山道には一定の間隔にXX丁目の標識があり、ペース配分などに利用できそうだ。
標識は山頂の五十二丁目まであるらしい。
そんな中、辺りが明るくなってきたと思いきや、ガスに覆われていることに気付き、今日は朝日は拝めないかも〜とテンション下がりまくり(泣)
一縷の望みをかけて上っていき、山頂にある展望台に到着すると、、、やっぱりガスでなーんにも見えない(泣)
仕方ないので神社で安全を祈願し、小持山に向かおうとしたその時、モルゲンロートの温かい陽射しが山頂を駆け巡り、まさかと思い急いで展望台に戻ると、辺り一面に雲海が広がっていて、同じく赤く染まっている♪
すげー…
展望台は、山頂標識がある第一と朝日が見える第二があって無駄に行ったり来たり。
もうずっとここに居たい気持ちでいっぱいになりながらも、この後天気が崩れる予報なので、後ろ髪を引かれる思いで山歩きを続けることにする(泣)
小持山に向かって少し下ると小持山方面が見える展望所(実際には分岐)を通過し、さらに下っていくが、どんどん小持山から離れていくように感じる。
おかしいなぁと思い、地図を見てみると、どうやら展望所が分岐だったらしく、長者屋敷ノ頭に向かっているらしい(泣)
一つ溜息をし、その後気合いを入れ直して急坂を上り返す。
どうにか展望所まで戻ってきて辺りを見回してみると、小持山側に登山道を見つける。
長者屋敷ノ頭への登山道のほうが道なりに見え、トレースもくっきりだったので、気にならず下ってしまったようだ(汗)
気を取り直して小持山に向かう。
小持山へは一旦下り、上り返すが、これがまた急坂でM気が疼く(汗)
まずはガンガン下っていくが、途中で何か視線を感じ、振り向くと3匹の鹿っちが自分をガン見している(照)
可愛いのでもう少し見ていたかったが、一つ挨拶して先に向かう。
しばらく下るとコル、シラジクボに到着する。
シラジクボって何だろうかと語源をネットで調べようとしたが、よく分からず…
シラジクボからは上り返しが始まるが、積雪量も増す。
まぁ、よく踏まれているので歩きやすいが。
最初はまだ緩やかな上りで良かったのだが、どんどん急坂になってきて、小持山山頂に到着する頃にはヘロヘロになっている(汗)
てなわけで、山頂に到着っ!
かなりバテていたので、ここで朝食休憩をとることにする。
それにしてもどなたにもお会いしないな…
休憩していると、雲海に浮かぶ武甲山に波が襲ってきて一気に飲み込まれ、山にいながら海にいる特別な感覚を受ける(感動)
さー、では大持山に向けて出発しよか〜
小持山から大持山へも一旦下り、上り返すが、それに加えて岩場や片側が切れ落ちた場所などがあり、緊張を強いられる。
そんな個所を慎重に、そしてちょっぴり楽しみながら歩を進めると大持山に到着っ!
大持山でもゆっくりしたかったが、雲がどんどん下がってきているので先を急ぐことにする。
妻坂峠に向けて急坂をガンガン下っていくが、これまで以上に積雪量が増え、踏み抜き、歩きづらい個所もある(汗)
程なくして妻坂峠に到着し、一の鳥居に向けて、引き続きガンガン下っていく。
途中で、とうとう雪が舞ってきたので、これまで以上に先を急ぐ。そしてコケる(汗)
そんなこんなで無事一の鳥居に到着っ!
今回は、その山容からなかなか足を運ぶ機会がなかった武甲山だが、雪をまとった姿は凛凛しく、また起伏に富んだ登山道は充実感を与え、そして山頂からの見事な雲海に心奪われた、素晴らしい山歩きとなったとさ。
めでたし、めでたし…
武甲山からの雲海は初めて見させていただきました。
貴重な写真をありがとうございます。
コメ、ありがとうございますっ!
ok_bukouさんは16回も武甲山に登られているのですね。
そんなok_bukouさんが貴重と言われる武甲山からの雲海が見れて本当にラッキーでした。
ok_bukouさんとお友達が年末に山頂付近の雪かきをしてくださったのですね。
本当に感謝、感謝ですっ!
また季節を変えて訪れたいものです
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