ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5887969
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

釈迦ヶ岳〜太古の辻

2023年09月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:02
距離
13.2km
登り
1,067m
下り
1,053m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:13
休憩
0:48
合計
9:01
距離 13.2km 登り 1,067m 下り 1,069m
6:54
56
7:50
7:51
35
P1465の分岐
8:26
37
9:03
9:07
44
巻き道の分岐
9:51
9:55
41
深仙宿
10:36
10:56
43
11:39
11:44
79
深仙宿
13:03
13:14
16
13:30
13:32
68
14:40
14:41
38
15:19
36
P1465の分岐
15:55
ゴール地点
 3年前から大峯奧駈道を行きつ戻りつしながら少しずつ歩いてきました。今回は未踏破区間の行場(大日岳)分岐〜太古の辻間を繋いで、奧駈道(逆峯)を吉野から五大尊岳北峰まで繋げることにしました。出会った人が10人足らずで、静かな山行を楽しめました。
天候 雨のち雨
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場 太尾登山口 10台程度
トイレ 太尾登山口
※7/7に、登山口まで道路の崩落による通行止めが解除されました
※降雨のため、登山口で20分ほど出発を見合わしました
コース状況/
危険箇所等
千丈平から深仙宿に向かう巻き道 
  ササが道を覆い非常に見にくい  
  ササに露が着く時期や雨後は、ズボ
 ンが濡れない対策をしてください
 (レインウエアーが上下ともにびしょ
 濡れになりました)
行場分岐(大日岳登山道と分岐)から太古の辻に向かう奧駈道
  崖沿いの道となるので、太古の辻へ
 の下りは要注意
深仙宿から釈迦ヶ岳に向かう尾根
  こちらもササが伸びていて、段差や
 道幅の狭い箇所が見えにくい
  釈迦ヶ岳から深仙宿に下るときは注
 意してください
その他周辺情報 温 泉 国道168号線を五條方面へ向か
    うと、夢の湯が熊野方面にへ向
    かうと、十津川温泉、湯泉地温
    泉があります
飲食店 国道168号線沿いの、道の駅大
    塔、同十津川に飲食店、
    土産物店、自販機があります
太尾登山口
天候が悪化すれば引き返すつもりで、曇り空と強風の中を出発
太尾登山口
天候が悪化すれば引き返すつもりで、曇り空と強風の中を出発
ブナにヒメシャラやカエデの混じる林を進みます
ブナにヒメシャラやカエデの混じる林を進みます
ハシゴは2箇所ありました
ハシゴは2箇所ありました
陽がさしてきました
天候は回復傾向のようです
陽がさしてきました
天候は回復傾向のようです
道ばたの草に雨粒が付いていました
道ばたの草に雨粒が付いていました
最初のピーク
登山道から見えたので寄り道しました
最初のピーク
登山道から見えたので寄り道しました
ササに囲まれた道が続きます
ササに囲まれた道が続きます
トリカブト
これから先はこの紫の花しか咲いていません
トリカブト
これから先はこの紫の花しか咲いていません
1465mの分岐
左の道から登ってきました
1465mの分岐
左の道から登ってきました
次のピーク
ガスの中に入りそうです
次のピーク
ガスの中に入りそうです
古田の森
下山時に森の様子を撮ることにしました
古田の森
下山時に森の様子を撮ることにしました
千丈平に近づくと晴れ間が覗くようになりました
1
千丈平に近づくと晴れ間が覗くようになりました
雲の動きは速そうです
1
雲の動きは速そうです
千丈平
池のほとりに道標があります
1
千丈平
池のほとりに道標があります
巻き道への分岐
看板の右に何となくある踏み跡のあるが道です
1
巻き道への分岐
看板の右に何となくある踏み跡のあるが道です
この道は釈迦ヶ岳を巻いていきます
このあと道はササに覆われて見にくくなります
この道は釈迦ヶ岳を巻いていきます
このあと道はササに覆われて見にくくなります
こんな橋もあります
雨で滑りやすいです
こんな橋もあります
雨で滑りやすいです
奧駈道出合
右の巻き道は釈迦ヶ岳からの奧駈け道と合流します
奧駈道出合
右の巻き道は釈迦ヶ岳からの奧駈け道と合流します
第38番靡 深仙宿
お堂(潅頂堂)の扉を開けてお参りしました
第38番靡 深仙宿
お堂(潅頂堂)の扉を開けてお参りしました
深仙宿避難小屋の前を通り太古の辻へと向かいます
深仙宿避難小屋の前を通り太古の辻へと向かいます
避難小屋の左側の道を登っていきます
避難小屋の左側の道を登っていきます
五角仙の一部
五角仙とは深仙宿〜大日岳間にある岩場の総称だそうです
1
五角仙の一部
五角仙とは深仙宿〜大日岳間にある岩場の総称だそうです
聖天の森の中を進みます
聖天の森の中を進みます
大日岳
10分ほどいくとガスの中から姿を現しました
1
大日岳
10分ほどいくとガスの中から姿を現しました
行場分岐を過ぎると、崖沿いの大日岳の巻き道となります(危険箇所)
行場分岐を過ぎると、崖沿いの大日岳の巻き道となります(危険箇所)
太古の辻
大日岳と蘇莫岳の鞍部になります
2
太古の辻
大日岳と蘇莫岳の鞍部になります
未踏破だった太古の辻〜行場分岐間を繋ぐことができました
1
未踏破だった太古の辻〜行場分岐間を繋ぐことができました
太古の辻は、大峯奧駈道を南北に分ける分岐点になります
太古の辻は、大峯奧駈道を南北に分ける分岐点になります
太古の辻より
東側の台高山脈の雲が取れてきました
太古の辻より
東側の台高山脈の雲が取れてきました
太古の辻から深仙宿に戻ります
太古の辻から深仙宿に戻ります
危険箇所を越えここを登れば行場分岐です
危険箇所を越えここを登れば行場分岐です
行場分岐
右から上がってきました
左の大日岳方面はパスしました
行場分岐
右から上がってきました
左の大日岳方面はパスしました
大日岳
山頂へは岩場を通るルートと迂回するルートがあります
大日岳
山頂へは岩場を通るルートと迂回するルートがあります
五角仙の手前付近
ここを下れば深仙宿です
五角仙の手前付近
ここを下れば深仙宿です
深仙宿から釈迦ヶ岳山頂へ向かいます
ササの間を抜けていきます
深仙宿から釈迦ヶ岳山頂へ向かいます
ササの間を抜けていきます
第39番靡 都津門
行場は岩壁の隙間のようです
第39番靡 都津門
行場は岩壁の隙間のようです
岩壁の隙間にある空洞が行場でしょうか?
1
岩壁の隙間にある空洞が行場でしょうか?
右の釈迦ヶ岳山頂へ向かいます
左は下山の時に千丈平へ下ります
右の釈迦ヶ岳山頂へ向かいます
左は下山の時に千丈平へ下ります
第40番靡 釈迦ヶ岳
山頂には釈迦如来像があります
バックの大峰ブルーが鮮やかです
2
第40番靡 釈迦ヶ岳
山頂には釈迦如来像があります
バックの大峰ブルーが鮮やかです
山頂より
南奧駈道の山々
1
山頂より
南奧駈道の山々
山頂より
台高山脈の山々
山頂より
台高山脈の山々
山頂より
仏生ヶ岳(釈迦ヶ岳より高い山です)
2
山頂より
仏生ヶ岳(釈迦ヶ岳より高い山です)
山頂より
弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳
2
山頂より
弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳
山頂より
伯母子岳&荒神岳?
山頂より
伯母子岳&荒神岳?
山頂三角点にタッチして下山しました
山頂三角点にタッチして下山しました
右の旭登山口(太尾登山口)へ下ります
右の旭登山口(太尾登山口)へ下ります
かくし水
少し喉を潤してから千丈平へ
1
かくし水
少し喉を潤してから千丈平へ
千丈平を下ると、視界が開けてきます
1
千丈平を下ると、視界が開けてきます
左手に古田の森が見えてきます
1
左手に古田の森が見えてきます
振り返ると釈迦ヶ岳が望めます
2
振り返ると釈迦ヶ岳が望めます
釈迦ヶ岳山頂部の立ち枯れた木も見えます
釈迦ヶ岳山頂部の立ち枯れた木も見えます
前方左手に大日岳と蘇莫岳の全容を望めます
1
前方左手に大日岳と蘇莫岳の全容を望めます
古田の森より
高野山〜伯母子岳〜果無山脈を望めます
1
古田の森より
高野山〜伯母子岳〜果無山脈を望めます
ササ原の尾根道が延々と続きます
1
ササ原の尾根道が延々と続きます
古田の森付近より
南奧駈道(石楠花岳〜天狗山〜地蔵岳)
1
古田の森付近より
南奧駈道(石楠花岳〜天狗山〜地蔵岳)
古田の森付近より
南奧駈道(涅槃岳〜誠誠無漏岳)
古田の森付近より
南奧駈道(涅槃岳〜誠誠無漏岳)
古田の森付近より
南奧駈道(阿須迦利岳〜行仙岳〜地蔵岳)
古田の森付近より
南奧駈道(阿須迦利岳〜行仙岳〜地蔵岳)
あと3つほど小ピークを越えます
あと3つほど小ピークを越えます
1465mの分岐まで戻ってきました
1465mの分岐まで戻ってきました
ゴールの太尾登山口に到着
1
ゴールの太尾登山口に到着

感想

天候は曇り、気温19°、やや強風。天候が回復しなければ撤退するつもりで、午前7時前に登山口を出発。ササの中を通ると濡れるので、レインウエアーを上下着ることにしました。
 登山口の階段を上がりブナ・カエデ・ヒメシャラの混交林を抜けると、晴れ間がのぞき青空が見えはじめているものの、古田の森から上はガスに覆われていました。ガスの中、古田の森を越えて千丈平までくると、やっと青空が広がり、風が治まり、予報どおり天気は回復基調でした。
 千丈平から深仙宿へは巻き道を通りました。巻き道はかくし水の手前にある「←釈迦ヶ岳」と書かれた看板付近の踏み跡を通りました。ササが雨で濡れており、レインウエアーがびしょ濡れになりました。道がササで覆われ非常に見にくい上、谷へ下る道らしきものがたくさんあるので、ひたすら前方の尾根を目指して歩くようにしました。
 深仙宿〜太古の辻はピストンです。行場(大日岳)分岐〜太古の辻間は崖っぷちを通るので緊張しましたが、あとはだいたいササ道でした。太古の辻は、大峯奧駆道を南北に分ける分岐点で、「これより大峯南奧駈道」と記された大きな看板があります。巻き道には標識が一切なく、テープも少ししかありませんので、道に迷わないよう気をつける必要があります。
 深仙宿から釈迦ヶ岳山頂は、標高差300mのだだ登りです。キツかったです。山頂から深仙宿まで来た人が巻き道を通って登山口へ引き返す気持ちがよく分かりました。このルートは前半が急登、後半がササ道でした。
 釈迦ヶ岳山頂は、晴れて大峯ブルーが広がっていました。北は八経ヶ岳、弥山、西は高野山から果無山脈、東は台高山脈、南は南奧駈道の360°の大展望でした。
 登山口まで下りでは、5つのピークと最後の下り以外はササ道をひたすら下ります。千丈平を過ぎると視界が開け、古田の森までは釈迦ヶ岳や大日岳を、古田の森付近では南奥駈道の山々を間近に望めます。
 花については、トリカブトの紫色の花が咲いているほかは、見つけられませんでした。時期的には、夏の葉と秋の花の端境期だったようです。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:242人

コメント

19℃とは大峰の方はやはり涼しいですね
ここの所台風の影響か雨雲が多い中、まずまずの天候でなによりです
大日岳〜太古の辻のちょっとの区間だけ残ってたんですね、ご苦労様です
以前大日岳登った時に太古の辻方面に降りる手はなかったのかな?
ササが濡れているのはやっかいですよね
僕も恵那山登った時にササの露にやられて登山靴の中まで水につかり山頂で靴下&靴を乾かしてたのを思い出しました
やはり雨具or最低でもゲーターつけないとダメですね
だいぶ奥駈道も完歩近づいてきましたね!
お疲れ様でした
2023/9/4 18:12
気温ですが、晴れなら20℃を切っていなかったと思います。おそらく、麓の十津川村の気温と同じくらいの21℃くらいだと思います。
最近の天候は不安定ですよね。その影響で8/31にこちらへ着たかったのですが、奈良県南部が晴れ予報の9/1にしました。
一昨年10月に、大日岳を深仙宿側から登りました。今回は太古の辻側の登山口を探しましたが、確認できませんでした。また、その時にササの露にやられたので、今回はゲイターの上にレインウエアーを着たので、靴のつま先が濡れただけで済みました。
もう少しで、奧駈道(逆峯)が完了します。今年中には踏破したいと思います。
次の大阪50山の記録、楽しみにしています。では。
2023/9/4 22:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら