【経ヶ岳】招待されたような気分で花と絶景コースを満喫《甲信越百》+1=76

2023年09月02日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.2km
• 登り: 932m
• 下り: 928m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:04

7:15 権兵衛峠登山口
8:10 アンテナピーク
9:06 北沢山
9:37 コイノコ
9:49 岩場迂回路分岐
10:08 日本中央分水嶺
10:58 11:06 経ヶ岳
11:35 日本中央分水嶺
11:59 岩場迂回路分岐
12:08 コイノコ
12:23 北沢山
12:54 アンテナピーク
13:19 権兵衛峠登山口
13:19 ゴール地点

天候

アクセス

利用交通機関：

自家用車

権兵衛峠駐車場を利用
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-9743

その他周辺情報

帰宅後以下のＨＰを見つけました
「権兵衛峠ルートの花と風景」など
季節に応じた情報など
大変参考になると思います。
■「経ヶ岳友の会」ＨＰ
https://kyougatake-tomonokai.jimdofree.com/

写真

【権兵衛峠駐車場】
19年ぶりに訪れた権兵衛峠
当時は権兵衛トンネルが
なかった時代
御嶽山登山後にマイカーで
狭くて曲がりくねった
経ヶ岳林道を辿り
ここを通過して木曽から
伊那に抜けて大変難儀した
のを覚えています

【権兵衛峠登山口】
その権兵衛峠の車道終点
この先は伊那側で
通行止めになっていました
いつか歩いてみたいな

【権兵衛峠登山口】
さて
本題の登山を開始しましょう
いい感じの登山口ですね

【里見平】
10分程度でここを通過
地図には載っていませんが
右を眺めると・・・

【里見平】
お〜素晴らしい！
眼下に伊那市街
遠くでは南アルプスの山々が
朝のラジオ体操代わりの
ラインダンス中

【里見平→アンテナピーク】
気持ちのよいカラマツ林を
ゆるゆる登っていきます
適度に風が吹き抜けて
気持ちいいったら
ありゃしない

【里見平→アンテナピーク】
途中右側にモノレール出現
暫くレールと並走
体調が万全ではなく
緩い登りでもキツいので
あれに乗れたら・・・
いや、ダメダメ
考えたら負けです

【里見平→アンテナピーク】
道端に咲くノコンギク
（野紺菊）
撮って撮ってと
とても積極的だったので
久しぶりに撮りました

【里見平→アンテナピーク】
アンテナが見えてくると
急に周囲の感じが変わり

【里見平→アンテナピーク】
お花がでてきます
まずはアザミ（薊）
ちょっと寝ぼけ顔か

【里見平→アンテナピーク】
次にツリガネニンジン
（釣鐘人参）
もっと可愛い名前にして
あげたい・・・

【アンテナピーク】
あれあれ
ハギ（萩）の花ですか
もう9月ですもんね

【アンテナピーク】
振り返ると
中央アルプス方面
カール状の部分は
岩塊斜面なのかな？

【アンテナピーク→北沢山】
途中、朝日で輝いて
キラキラ光って
とてもイキイキしている
ミヤマアキノキリンソウ
（深山秋の麒麟草）を発見

【アンテナピーク→北沢山】
三兄弟・・・？
三つの岩の向こうに
もう一つ岩があったので
「君を入れたら四兄弟
なんじゃないか？」と
尋ねてみたら
「私は従兄弟です」との
返答がありました

【アンテナピーク→北沢山】
お、いい感じに
なってきましたよ！

【北沢山】
白いのは咲き終わった
ヤナギランでした
ヤナギランとの対面は
久しぶりだったので
こんなになるなんて
すっかり忘れていましたよ

【北沢山】
左サイドから
ホセメンドーサの
コークスクリューパンチが
繰り出されてきました

【北沢山】
お！
アゲハチョウ（並揚羽）
さん登場！

【北沢山】
波乗りしているように
見える絶好調の
イチモンジセセリ君

【北沢山】
近づいてみると
実に美味しそうに
夢中で飲んでいました

【北沢山】
今度は青空バックにした
キアゲハ（黄揚羽）さん

【北沢山】
伊那の町並みをバックに
舞台は整った感じ
何とも贅沢な光景です

【北沢山】
このお山は展望は良いし
お花も蝶も沢山
とっても楽しいところですね

【北沢山】
再び伊那を
一望してみましょう
ああ、気持ちいいな〜

【北沢山】
振り返ってみると
ヤナギランの赤白の
ネックレスを身につけた
中央アルプス

【北沢山】
左にはご近所様の御嶽様
お目にかかる機会は
滅多にないのでご挨拶

【北沢山】
左前方の乗鞍岳が
ちょっと暇そうに
見えるたは何故だろうか？

【北沢山】
お花は全体的に
終盤でしたが
ヤナギランの花は
僅かながら残っていて
くれました

【北沢山】
ここが北沢山の頂上
座れる場所もあって
歓迎ムード
展望も最高でとても
過ごし易い所です

【北沢山】
さて再び
御嶽に注目してみますね

【北沢山】
頂上付近は雪が降ったように
真っ白ですね
あそこに立ったらいったい
どんな光景なんだろうか

【北沢山→コイノコ】
再びキアゲハさん
羽が綺麗な個体

【北沢山→コイノコ】
一瞬モスラの成虫かと
思っちゃいました

【北沢山→コイノコ】
鈴なり状態？の
トリカブトの花

【北沢山→コイノコ】
まだ痛んでいない
綺麗なお花

【北沢山→コイノコ】
トリカブトの紫色と
いいライバル関係の
ヤナギランの花

【北沢山→コイノコ】
ヨツバヒヨドリがあったので
出てくるかな？
と思っていたら・・・

【北沢山→コイノコ】
やっぱり
出てきてくれました
アサギマダラさん

【北沢山→コイノコ】
ちょっと歩くと
アヤメ山という標識あり
アヤメやササユリの季節に
来れたら
もっと楽しいんでしょうね

【北沢山→コイノコ】
清々しい稜線歩き
この辺りで熊笹を
刈払して下さっていた
お兄さん達に感謝です

【北沢山→コイノコ】
振り返るとかなり
中央アルプスが大きくなり
奥の方のご本尊も
顔を出してきました

【北沢山→コイノコ】
地面にはハナイカリ（花碇）
碇というよりは
ロケット花火みたい

【コイノコ】
漢字ではどう書くのか
語源は何なのか
考え出したら
今晩眠れなくなりそうです

【コイノコ→
　岩場迂回路分岐点】
標識も随所に丁寧にあって
ありがたい
この標識の辺りから
少し岩がでてきます

【岩場迂回路分岐点】
そして岩場の手前
今日は迷わず
左の迂回路へGO！

【日本中央分水嶺】
迂回路から稜線に戻り
少し登るとこのピーク
（帰りに撮った写真です）

【日本中央分水嶺】
これ山名なのね・・・
咄嗟に「新加勢大周」
を思い出したのですが
自分でも何故だか
分かりませぬ

【日本中央分水嶺→経ヶ岳】
日本中央分水嶺から
少々下った後から
これまでの緩い斜面と
変わって急坂が始まります

【日本中央分水嶺→経ヶ岳】
その急坂が終わって
ヤレヤレ頂上か
と思ったらまだ先か・・・
あるあるなので気にしない！
鞍部には経ヶ岳西の肩
という標識がありました

【経ヶ岳頂上】
ゆっくり歩いた割には
ほぼコースタイムで
頂上に到着

【経ヶ岳頂上】
ああ、辿り付けてよかった
山頂は少々賑やかだったので
ここはスルーして

【経ヶ岳頂上】
少しこちらに移動して休憩
振り返って頂上を見返した所

【経ヶ岳頂上】
穂高が見えました！

【経ヶ岳頂上】
槍もそこにいました！

【経ヶ岳頂上】
文献やWEB情報で
頂上は展望無しと紹介されて
いますが
木々が結構切り倒されていて
若干見渡せました

【経ヶ岳→日本中央分水嶺】
キベリタテハ
近づいたら残念乍ら
逃げられてしまった・・・
意外と体幹
しっかりしているのね

【アンテナピーク】
行きに撮るのを忘れた
アンテナをパチリ

【権兵衛峠駐車場】
戻ってきました
因みにこの駐車場には
向かって右の方に
トイレがあります
ここもそうですが
地元に愛されていて
登山者も歓迎して
下さっていることが
分かるようないい山
いいコースでした

【八ヶ岳SA】
帰りはここで好物の
清里カレーを頂きました
商品名は「清里カレー
ストラスブルス」
ストラスブルスとはハーブ
入りのソーセージだそうです
右の青い葉っぱ
カレーとご飯と一緒に
口に入れたら感触もよく
実に美味しかった

感想

yamahiro

●前日夜の時点では
　栃木方面に出掛けたいと
　思っていたのですが、
　前週同様に
　天気予報が微妙なので
　起床後に改めて予報を見直し
　最終的に経ヶ岳に決定。

●今回歩いた
　権兵衛峠※からのコースは
　2019年に整備された時から
　注目していて、
　いつか同峠から経ヶ岳を
　歩いてみたいと思っていました。
※2004年に御嶽山に登った帰りに
（当時は権兵衛トンネル未開通）
　マイカーで権兵衛峠を
　走って木曽から伊那に抜けた
　ことがあったのですが
　狭い道に難儀した記憶があり
　今ではどんなに容易に
　権兵衛峠にアクセスできるのか
　興味津々だったのです。
　　
●このコースは
　稜線歩きが多く快適。
　眼下には伊那の町並み、
　南アルプス・中央アルプスに
　御嶽・乗鞍、頂上からは
　北アルプスまでも
　眺めることができ、
　特に北沢山〜コイノコ区間は
　お花でかなり賑やか。
　道も整備されており
　とても歩き易いし
　見通しも良好。
（当日も暑い中お兄さん達が
　熊笹などを刈払いして
　下さっていました　感謝！）
　岩場には迂回路付き
　更には稜線上を吹く風が
　実に心地よいこと・・・

●伊那ICを下りて権兵衛峠に
　向かう時から
　眼前の経ヶ岳が端正な面持ちで
　「ようこそ」と出迎えてくれた
　ような気がしていましたが
　山の中を歩いていても
　地元から愛されていることが
　伝わってくるような・・・
　登山者も歓迎されているのが
　感じられるような・・・
　特に北沢山周辺を歩いている時には
　ひょっとして招待されてきたのか
　と錯覚するほど・・・。
　自宅から約500�勹�復して
　歩いたのは6時間、距離11�劼�
　数値の点では
　ちょっと物足り無いのですが
　前週の一切経山に続き
　気持ちの面では
　十分お釣りがきました。
　感謝！

※事前にレコを参考にさせて頂いた
　皆様にも感謝申し上げます！