鳳凰三山と間ノ岳・北岳（4日間）

2023年09月09日(土) ~ 2023年09月12日(火)

• GPS: 27:59
• 距離: 34.6km
• 登り: 4,650m
• 下り: 4,222m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 0:27
• 合計: 7:15

距離 9.7km 登り 1,826m 下り 530m

8:31 御所山登山口
9:04 9:05 中道ルート登山口
9:59 林道出合
12:26 12:32 御座石
13:51 14:01 薬師岳
14:53 15:02 鳳凰山
15:21 15:22 鳳凰小屋分岐
15:46 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:20

距離 6.1km 登り 522m 下り 1,391m

4:16 鳳凰小屋
5:21 5:43 地蔵ヶ岳
6:01 6:02 アカヌケ沢の頭
6:43 6:53 高嶺
7:38 白鳳峠
9:20 9:22 白鳳峠入口
9:31 9:32 広河原・吊り橋分岐
9:36 広河原インフォメーションセンター

3日目

• 山行: 9:05
• 休憩: 1:54
• 合計: 10:59

距離 12.0km 登り 1,984m 下り 622m

4:17 広河原インフォメーションセンター
4:20 4:24 広河原・吊り橋分岐
4:26 4:27 旧広河原山荘
4:50 4:51 白根御池分岐
5:35 5:51 第一ベンチ(1880ｍ)
6:14 6:21 第二ベンチ(2059ｍ)
7:21 7:40 白根御池小屋
8:09 大樺沢二俣
10:13 10:14 八本歯のコル
10:47 10:48 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
11:04 トラバースルート分岐
11:17 12:01 北岳山荘
12:40 12:41 中白根山
13:44 14:01 間ノ岳
14:50 14:52 中白根山
15:16 北岳山荘

4日目

• 山行: 3:28
• 休憩: 0:27
• 合計: 3:55

距離 6.8km 登り 355m 下り 1,727m

5:06 北岳山荘
5:27 5:28 トラバースルート分岐
5:52 5:58 吊尾根分岐
6:14 6:17 北岳
6:35 6:36 両俣分岐
6:45 6:52 北岳肩ノ小屋
7:11 7:13 小太郎尾根分岐
7:18 草すべり分岐
7:50 7:56 白根御池小屋
8:22 8:23 第二ベンチ(2059ｍ)
8:32 第一ベンチ(1880ｍ)
8:47 白根御池分岐
8:57 旧広河原山荘
9:01 広河原インフォメーションセンター
9:01 ゴール地点

天候

9/9(土)曇り
9/10(日)晴れ
9/11(月)曇りのち雨
9/12(火)晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

山梨県韮崎駅から青木鉱泉までバス

写真

9/9 6:36

韮崎に前泊し、朝7:10のバスで青木鉱泉へ

9/9 8:13

青木鉱泉を出発

9/9 8:19

出発時は青空が広がっていましたが‥

9/9 8:20

薬師岳へ登る中道ルート

9/9 8:59

一つ目の分岐は左

9/9 9:05

二つ目の分岐を右折するとすぐに中道登山道口

9/9 9:15

いきなり急登です

9/9 9:32

最初の休憩。水分とどら焼き

9/9 9:48

急登はキツイですが巨木に癒されます

9/9 10:06

しばらく高木と笹が広がる森の中を歩きます

9/9 10:12

笹の葉先から葉先へ、山道には無数の小さな蜘蛛の巣が。

9/9 10:28

木の小枝にも蜘蛛の巣が。

9/9 10:58

二度目の休憩で水分補給とドライフルーツ

9/9 11:20

標高はまだ2,000m未満。苔の森が続きます。

9/9 11:30

巨石と苔

9/9 11:50

枯れた巨木に若木が育っています

9/9 12:26

御座石

9/9 12:27

薬師岳まであと1時間半

9/9 12:28

上から見た御座石

9/9 13:04

バテてきたのでまた休憩

9/9 13:50

森を抜けると突然巨石郡が目の前に

9/9 13:52

もしかしてあれが薬師岳のオべリスク？

9/9 13:57

どうやらそうらしい

9/9 13:57

薬師岳頂上周辺は白砂と巨石がゴロゴロ

9/9 14:00

14:00丁度に薬師岳山頂に登頂

9/9 14:03

次は観音岳へ

9/9 14:09

白砂と巨石郡が続き、遠くの景色が見えなくても満たされる風景でした。

9/9 14:31

休憩を兼ねて晴れ間を待ちましたが霧雲が濃くなって来たので進みます。

9/9 14:39

一瞬青空と観音岳の山頂が！

9/9 14:51

観音岳直下

9/9 14:52

観音岳(標高2,840m)

9/9 14:56

標識裏側の岩場を登った最高地点

9/9 15:05

ワイルドな岩場を進みます

9/9 15:13

霧で幻想的さを増す巨巌

9/9 15:19

偶然遭遇したテレビで何度か拝見した超ロングトレイルランナーの若岡さん。トランス日本列島を実践中とのことでした。頑張って下さ〜い。

9/9 15:21

直進(地蔵岳方面)せず、鳳凰小屋へ下ります。

9/9 15:22

鳳凰小屋への下山口

9/9 15:34

なかなか急勾配の山道でした

9/9 15:43

梯子を降りると小屋はもうすぐ

9/9 15:44

梯子下から見える鳳凰小屋

9/9 15:46

鳳凰小屋の母屋

9/9 15:54

今晩与えられた寝床

9/9 17:45

テント場は大盛況

9/9 18:00

18:00夕食はカレー(おかわり可)

9/9 18:00

9/10 4:16

二日目は3:30起床。4:00出発予定で地蔵岳へ(少し遅れて4:15出発)

9/10 4:52

樹林帯を抜けると朝焼け。
写真下の光は登山者のヘッデン

9/10 4:55

更に登ると視界が開けて雲海を一望

9/10 5:05

昨日登った観音岳

9/10 5:11

地蔵岳(標高2,764m)の地蔵仏(通称:オベリスク)

9/10 5:12

お地蔵様の向こうに甲斐駒ケ岳

9/10 5:17

地蔵仏(オベリスク)に向かって登りながら見えた富士山

9/10 5:20

山頂部で丁度日の出が見れました

9/10 5:22

北を望むと甲斐駒ケ岳

9/10 5:25

富士山はやっぱり秀麗で特別な存在だと感じました。

9/10 5:40

人との対比で大きさが際立つ地蔵仏岩

9/10 5:42

何度見上げても感動

9/10 5:51

至る所にお地蔵さまの石像が

9/10 5:52

約五十体のお地蔵様

9/10 5:58

地蔵仏(オベリスク)と雲海

9/10 6:00

何度も振り返って眺めました

9/10 6:01

次は早川尾根方面へ
後ろは北岳(右)と間ノ岳(中央)の大きな山塊

9/10 6:02

この大きな岩が長い早川尾根の入り口

9/10 6:14

まずは高嶺(標高2,779m)を目指します

9/10 6:26

進む方向に見える甲斐駒ケ岳

9/10 6:42

高嶺山頂から再び富士山が見えました(今回のルートで富士山が見えるのはここが最後)

9/10 6:52

白鳳峠までの下りは岩場の難所が点在しています

9/10 7:10

ハイマツを掻き分けながら進むエリアも多くて難儀しました

9/10 7:18

ハイマツを抜けるとガレ場

9/10 7:21

道が分かりづらいハイマツに苦戦しつつも甲斐駒と見事な雲海に癒されました。

9/10 7:23

そして岩場の植物にも

9/10 7:38

予想外の苦戦の末に白鳳峠に到着

9/10 7:40

少し林道を進むとまたガレ場に出た！と思うと同時にドカーンと北岳が真正面に。

9/10 7:51

上からここまで約10分、更にこの後も20分以上ガレ場でした💦

9/10 8:13

30分以上ガレ場のあとは樹林帯に。

9/10 8:26

後半にある鉄製の二段梯子

9/10 8:30

少し進むと長めの四段梯子も

9/10 8:35

濡れて滑り易い岩場

9/10 8:40

鎖場と階段梯子

9/10 8:40

濡れてよく滑る丸太橋

9/10 9:01

終盤は傾斜がキツく前太ももが疲れました😰

9/10 9:23

白鳳峠登山口まで下山。4:15鳳凰小屋を出て約5時間の山行でした。

9/10 9:34

明日は吊り橋(写真右)を渡って北岳へ。

9/10 9:35

昨年場所を移してリニューアルされた広河原山荘でゆっくり休みます。
お付き合いいただきありがとうございました。

9/11 4:17

3日目も朝4:15スタート。

9/11 4:18

ゲート前の看板に書かれた「家族は、無事で買えるのを待っています」を胸に刻んで出発

9/11 4:21

真っ暗な吊り橋

9/11 5:20

約45分ヘッデンで足元を照らしながら歩き、1時間ほどで(5:15頃)空が明るみ始めました。

9/11 6:02

京都から来たお二人と一緒に登ります。

9/11 6:58

崩落があった場所も問題なく歩けます

9/11 7:06

標高2,200mあたりに敷かれた角材の木橋。
この橋から昨日登った鳳凰三山が見えました。

9/11 7:21

約3時間で白根御池小屋に到着。

9/11 7:23

広河原山荘で前日作ってもらったお弁当をいただきました。

9/11 7:43

テント場は北岳が見えるロケーション

9/11 7:44

今回は急登の「草すべり」ではなく「大樺沢二股」へ

9/11 8:01

コースタイム30分の前半は下り基調、後半は登り基調の林道。

9/11 8:07

大樺沢二股に到着

9/11 8:21

大樺沢の上部沿いを登ります。

9/11 8:42

後ろを振り返ると鳳凰三山

9/11 9:00

北岳バットレスに少しずつ近づいて行きます。

9/11 9:10

沢沿い歩きは約1時間続きました。

9/11 9:33

ちょっとトリッキーな梯子階段。

9/11 9:52

次々と階段、梯子が出現

9/11 10:00

北岳バットレス

9/11 10:07

八本歯コル（鞍部）に到着

9/11 10:09

八本歯コルの分岐標識

9/11 10:13

岩場と梯子階段の連続

9/11 10:29

大きな岩を攀じ登る箇所もあります。

9/11 10:44

疲れを感じつつも、青空が見えると元気が出ます。

9/11 10:48

分岐で間ノ岳方面へ

9/11 10:52

北岳山荘までの岩場は映画のセットのようなスリリングな丸太橋

9/11 10:56

ビッグサンダーマウンテン⁉みたい

9/11 10:58

戻ってもう一回歩きたくなる楽しい区間

9/11 10:58

高度感あり

9/11 11:02

歩いてきた稜線が一望できます

9/11 11:16

7時間で北岳山荘に到着

9/11 11:25

割り当てられたのは「間ノ岳」

9/11 11:26

寝床は窓側の6番

9/11 11:44

北岳山荘の食道

9/11 11:47

カレー（1,200円）

9/11 12:04

12時に北岳山荘から間ノ岳へ
（写真は明日登る北岳）

9/11 12:25

ガス（霧雲）が一層立ち込めてきました

9/11 12:40

中白根山（標高3,055m）

9/11 12:40

雲の向こうに間ノ岳山頂

9/11 12:43

右俣沢に向う広大な斜面

9/11 12:52

岩がゴロゴロしているが危険個所はないトレイル

9/11 13:38

間ノ岳直下まで北岳山荘から約1.5時間

9/11 13:42

間ノ岳（標高3,189m）山頂の標識

9/11 13:49

中央アルプス側は少し晴れ間もみられましたが、富士山はお隠れになられていました。

9/11 14:16

来た道を戻ります

9/11 15:15

山荘に戻る直前から降雨

9/11 15:16

雨で濡れるテント場

9/12 4:59

最終日(4日目)山荘の食堂から見えた富士山（朝5時前）

9/12 5:07

テント場からも富士山が見えます。

9/12 5:10

影絵のような北岳

9/12 5:15

ピンクに染まる西の空

9/12 5:25

振り返ると中白根山と間ノ岳がモルゲンロートに

9/12 5:30

朝陽と富士山

9/12 5:45

左奥の尖がりが北岳山頂

9/12 5:52

吊尾根分岐から見えた北岳のシルエット

9/12 6:08

山頂直下手前

9/12 6:12

北岳山荘から1時間10分、北岳(標高3,193m)登頂

9/12 6:17

山頂のお地蔵様と富士山

9/12 6:23

左が仙丈ヶ岳、右奥が甲斐駒ヶ岳

9/12 6:24

北岳山頂と富士山のツ―ちょっと

9/12 6:43

北岳肩ノ小屋

9/12 6:46

肩ノ小屋のテント場も富士山が見えます

9/12 6:52

人気の「北岳に来ただけ」標識

9/12 7:11

小太郎尾根分岐から右の草スベリを下ります

9/12 7:14

草スベリは九十九折の急斜面

9/12 7:45

約24時間ぶりの白根御池。後方に聳えるのは鳳凰三山。
右から薬師岳、観音岳、地蔵岳、一番左の尖がったのは高嶺。

9/12 8:00

前日登った道を駆け下ります。

9/12 8:55

白根御池から1時間で樹林帯を降り、

9/12 8:57

9時前に吊り橋に到着

9/12 8:59

5時に出発して約4時間のスピード登頂と下山。

9/12 9:00

看板通り「無事で帰る」ことができました。
4日間の山旅にお付き合いいただきありがとうございました。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

ソウさん歩一笑

前半二日は鳳凰三山。スケールの大きい岩場の連続と雲海に浮かぶ富士山の絶景が楽しめ、良い山行でした。
後半二日は間ノ岳と北岳。天候にも恵まれ、綺麗な朝焼けが北岳からも見られ、あっという間の四日間でした。