記録ID: 5943115
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊はいいでー!
2023年09月15日(金) ~
2023年09月17日(日)
山形県
福島県
新潟県
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:53
- 距離
- 35.7km
- 登り
- 2,894m
- 下り
- 2,889m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:42
距離 8.7km
登り 1,410m
下り 204m
13:38
2日目
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:45
距離 16.2km
登り 1,244m
下り 884m
12:51
3日目
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:26
距離 10.8km
登り 255m
下り 1,815m
11:47
天候 | 9/15 曇りから雨、時々強くなったり弱くなったり 9/16 曇り時々雨、9/15と同じく時々強くなったり止んだり、風はずっと強かった。 9/17 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山都駅から川入集落までは1ヵ所数百メートル狭い箇所があるものの他は片側一車線幅で運転しやすい。 川入集落から御沢野営場までは道は狭いものの2kmじゃくですぐ終わる。ダートじゃなくて舗装路なので問題なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
○御沢野営場〜笹平 御沢野営場から少し車両通行止の林道を少し進むと登山道に入るのですが、のっけからものすごい急登が標高1200mちょっとの笹平まで続きます。 特に、初っぱなの下十五里までは勾配が30%を優に越えていて、その後も緩まず25%程度の勾配で一気に700mくらい上がります。 ここが最初の核心です。 ○笹平〜三国岳 その後はしばらくトラバースや軽めのアップダウンが続くものの、剣ヶ峰への岩稜が近づくと岩場の急登が連続します。 岩場自体は難しくないものの、滑りやすい岩場で足の置き方に神経を使わされます。 剣ヶ峰を越えた後の岩場が続き落ち着いて急登を越えてやっと三国岳です。 ここで最初の避難小屋です。 ○三国岳〜切合小屋 三国岳から切合小屋は標高差100mほどなのですが、この区間は小刻みなアップダウンが多くて本当に削られます。 ややきつめの岩場、段差の大きい道、悪目のトラバースと変化に富んでいます。 が、着実に体力を削ってきます。 ○切合小屋〜飯豊本山 切合小屋から飯豊本山までは草履塚までの160mを登って、60mくらい下ろされてから一気に本山小屋まで260mくらい登ります。 草履塚をおりてからの御前坂の登り返しはなかなかハードで岩場もあります。 なお、本山小屋から飯豊本山は別の峰になっていて一度下りて登り返しです。緩やかで歩きやすい道なので晴れていれば最高だと思います。 ○飯豊本山〜御西小屋 飯豊本山から御西小屋までは、駒形山、御西岳とピークはあるものの、下りも登り返しもとても緩やかで晴れていれば景色もよくてとても気持ちよく歩けるのだと思います。 ただし、最初の飯豊本山から按部に下りていくところだけは多少足場の悪い場所もあり、注意です。 ちなみに荒天かつ視界絶不良だったので自分は残念ながらこの区間の景色は楽しめませんでした。 ○御西小屋〜大日岳 御西小屋から飯豊山最高峰の大日岳へははじめ100mくらい緩やかに下って、しばらく緩やかに登ったり下りたりしながら最後にちょっときつめに登る感じです。 もう少し厳しいアップダウンを想像してましたが、思ってたより楽でした。 御西小屋から按部に下りるまでがやや急坂でザレ気味で若干足場が悪いのと、登り返しが本格的に始まる辺りで岩場やガレで若干足場が悪いのが注意点です。 ○ 水場情報 まず、全体的に枯渇気味でした。 地蔵山分岐手前のが一番まともな出てましたが、それでも細く補充に思ったより時間かかりました。 三国岳避難小屋の水場はいきませんでしたが、管理人さんいわくさらに細いみたいで汲むのにもっと時間かかるとのことです。 切合小屋の水場は小屋前が完全に枯渇して出ておらず、大日杉分岐を大日杉側に進んだところにある水場だけ出てるみたいです。細いらしいですが。 本山小屋の水場もほぼ枯渇してて出てないに等しい状態でした。 御西小屋の水場は出てはいたものの1Lくらい補充するのに何分かかかりました。 |
その他周辺情報 | 御沢野営場には自販機や売店はなくトイレがあるだけ。 川入集落にも民宿はあるけど自販機や売店などは見当たらず。 ちなみに川入集落も御沢野営場も電波は入らない。 下山後の温泉は山都駅に7kmほど戻ったところにあるいいでの湯に寄りました。 |
写真
感想
キツイと聞いてた飯豊山ですが、天候の悪条件や水場の枯渇もあってなかなか厳しい山行でした。
とにかくスタート地点の標高が低いので初日は登りはじめがとても暑く汗が止まらず、登って涼しくなってきたかと思えば天気は荒れてきてと落ち着きませんでした。
2日目はいきなり天候荒れ気味で微妙だったものの、ずっと悪いわけではないという予報を信じて進んだものの時折強くなる雨はなかなか大変でした。
最終日にやっと景色がみれた時は文字通りの感涙ものでした。
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