記録ID: 5944814
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
源次郎岳・ゴロウ沢の頭・砥山(石井スポーツ主催 ・ルーファイ登山&ビバーク講習) 初めて山に泊まったの巻
2023年09月16日(土) ~
2023年09月17日(日)
山梨県
ファンキー小太郎君
その他6人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 16:14
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,467m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:54
距離 10.5km
登り 1,168m
下り 138m
天候 | 1日目:晴れ☀️午後4時通り雨 2日目:晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
集合時間:午前9時半 愛知県西三河を午前5時出発 到着時間 午前8時半 ■経路 伊勢湾岸自動車道、新東名高速道路、中部横断自動車道、増穂IC、中央自動車道、勝沼IC、甲州街道から旧甲州街道、県道38号線、勝沼ぶどうの郷駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
講師の先生が決めたルートにポイントナンバーが書かれている地図を順路通りに進みます。今回は男性3名、女性3名の参加でしたので、男女2人ペアで3組に分かれて、3交代で順路通りに進みます。コンパス必携。ポイントらしき地点に到達するとペアで講師に申告して、そのポイントだと思った理由を述べます。この方式が、まずは面白かった。 9月16日(土) 1日目 約午前10時スタート・ビバーク地に午後5時着。 ■獣・害虫 ツキノワグマが多いエリアらしく、道中、比較的新しい糞らしきものもあった。 スズメバチではいなさそうですが、ハチ、アブにも注意。ビバーク地は羽虫は多かったが虫除けスプレーでテントの中に来なくなった。意外に蚊がいなかった。山ヒルもいませんが、マダニはいるらしい。講師は噛まれたことがあるそうです。 ■ぶどうの郷駅~中原登山口 傾斜の緩やかな公道が登山口まで続きます。途中のぶどう畑の景観が良い。 ■中原登山口~キリガ尾根分岐手前(1,150m地点) 地図上には登山道として書かれてありましたが、ほぼ廃道に近いような、踏み足もほとんどないような山道です。髭櫛川の谷道を登って行きますが、ピンクテープ、踏み足など一切ありません。谷道が続きますので、足は滑る、転ぶ、足がはまるなど危険な山道を進んでいきます。私は久しぶりに岩場で苔で滑って、脛を痛打。そんな大したことはないと思ってましたが、テントを張って、靴下を脱いだ時に腫れているのに気が付きました。家に帰って、湿布を貼って、ようやく腫れが引いてきた次第。 キリガ尾根分岐手前近くから踏み足はしっかりついてます。 ■キリガ尾根分岐手前~分岐~頂上 急に斜度が上がります。分岐から頂上まで300mほど一気に登ります。特に頂上直下がキツい。尾根上の直線登りですので、けっこうしんどい。また足場が悪いので、滑りやすく、危険な山道です。こちら側からの登山者は少ないようですが、 ■源次郎岳頂上 頂上は比較的広かった。眺望は甲州市、大菩薩嶺などが見えます。 ■源次郎岳~源次郎岳分岐杣…杣峠…ビバーク地 源次郎岳より高いピークがあり、そこを抜けて、樹林帯の緩やかな傾斜を少し降りますと今回のビバーク地に到着します。ブ樹林帯のビバーク地です。 9月17日(日) 2日目 午前6時半スタート ■ビバーク地~NTT電波塔 今日の講習の最初は、ポイントが付いていない白地図に変更して、講師が途中、ここは地図上のどこでしょうか?と言う質問に答えていくと言う面白い課題です。道中、緩やかの斜面の登り降りです。途中、一般道にも出ます。 ■NTT電波塔~中日川峠~砥山 樹林帯の中を進んでいきます。公道に沿って登山道があります。 ■砥山~キャンプ地(目的下山口) ここからが、地図読みでは一番難しい箇所。一般登山道でもないルートで、ほとんどの登山者が降りないような尾根を歩きます。途中、崖で切れている個所もあれば、滑りやすい地質もあり、危ない山道ではありますが、地図読みが好きな方は、面白いと思う山道。枝尾根、尾根の分岐など迷いやすい箇所もあり、ベアリングオンリーの地図読みだった私には、正置と言う方法も大事なことだと気づかされたし、今までのコンパスの使い方から一歩進歩しました。 |
その他周辺情報 | トイレ: 登山口、山中にトイレはありません。ぶどうの郷駅出発でしたので、駅のトイレを利用。下山口がキャンプ場で簡易トイレがありました。 温泉・お土産: 大菩薩の湯…登山客以外に地元の方々など人が多かった。ひっきりなしに入湯するお客様がいらっしゃった。また地元の産物のお土産コーナーもあり、ブドウを買ったが、スーパーだと2,000円近いシャインマスカットが800円ぐらいで売っていた。栗、ぶどうなど購入。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
バックパック(MyTrailCompany UL50)ヘルメット(MAMMUT WALL RIDER)
トレッキングポール( ゴッサマーギア・スリーピースカーボン)
雨具(山と道・UL All-weather Hoody・pants各自)
熊よけスプレー
警笛
携帯電話
サバイバルナイフ
ゴミ袋
濡タオル3枚
救急医療セット
雨具
ヘッデン(PETZL各1)
エマージェンシーキット
筆記具
ダニ
蚊
ハエスプレー
サランラップ
ツェルト(ファイントラック1.5)
マット(サーマレスト ネオエアーXサーモ NXTマット)
コクーン ST40 Tシーツ シルク
SOLエスケープライトヴィヴィ
SOTOバーナー
SOTOパワーガスボンベ
コッヘル
スプーン
CNOC VECTO Water Container
アース 蚊取りスプレー おすだけノーマット
サニタクリーン 簡易トイレ
防臭袋BOS
ビオレu 全身すっきりシート
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備考 | 本日の山服 1日目 雨具:山と道 UL All-weather Hoody coat Tシャツ:サンダーバードヒルズT ボトムス:A'rcterycs・Gamma lightweight pant インナーウェア:aclima・woolnet singlet インナーパンツ:wacoal・CW-Xスポーツショーツ ソックス:Hiker Trash H.Y.O.H サポーター:バンテリン膝サポーター シューズ:LaSportive・エクイリビウム ST GTX グローブ:N・Hollywood ソフトシェルグローブ キャップ:ULA Equipment・トラッカーキャップ 就寝用 下記の服装で十分に寒さ対策はできた。途中、足元が冷えたので、ソックスにルームダウンスリッパで対処。マットにサーマレスト ネオエアーXサーモ NXTマットとコクーン ST40 Tシーツ シルクをかけて寝た。 Tシャツ:スタティック・オール エレベーション S/S シャツ インナーウェア:aclima・woolnet singlet インナーパンツ:ブリング・50×50 タイツ:パタゴニア・サーマルライトキャプリーン ループスリッパ:Rab・ダウンハットスリッパ 2日目 雨で濡れ、汗まみれで、キャップ・ボトムス・シューズ以外は予備用にすべて着替えた。ただサポーターの替えを忘れた。着替えた衣類は圧縮袋に入れた。これは大変便利。かなり圧縮されるのでパッケージしやすい。今回はダウンも持参したが、これも圧縮袋を使った。CLEVHOM 衣類真空圧縮袋 (アマゾンで購入) Tシャツ:リッジマウンテン・メリノベーシックT ボトムス:A'rcterycs・Gamma lightweight pant インナーウェア:aclima・woolnet singlet インナーパンツ:wacoal・CW-Xスポーツショーツ ソックス:Hiker Trash H.Y.O.H シューズ:LaSportive・エクイリビウム ST GTX グローブ:カリマー・トレッキンググローブ キャップ:ULA Equipment・トラッカーキャップ 反省点 ファイントラック1.5は長さが短いために、サーマレストのマット(長さ183僉砲ツエルトからはみ出てしまう。ツエルトの大きさに注意しておくべきだった。 サーマレスト ネオエアーXサーモ NXTは空気をマックスで入れると、傾斜がある場所ですと、本体が滑りやすくなります。空気を抜いて対処した。このマットは保温性が抜群。かなり温かくなる。 必需品の道具などを梱包する時に、自分なりに分かりやすい方法で、何がどこにはいいているのか?考えて梱包しないと、わからなくなります。もう少し頭をひねった方がいい。今回もお財布、テント用ライトをどこにしまったか忘れ、中から全部出した。たいへん非効率。雪山なんかだと凍死レベル。 バックパックはお気に入りだったMyTrailCompany UL50を使ったが、このパック、重量に対しては良くない。肩ベルトが柔らかすぎて、重さで肩に食い込んでくる。またそのために胸ベルトを強く閉めると、胸ベルトが外れる。非常に、不快な思いをした。テント泊用には不向き。 |
感想
とても楽しい講習会でした。
地図読みはかなり為になった。過信はしていないが、進化したと思う。またツエルト泊は面白かった。至らない点が良く分かった。マットを持ってきたのは反則と言われました。(^^)常に持ち歩く最低の軽量スタイルがベストの企画。あれやこれやと考え過ぎて、いろいろな物を持ち過ぎた。軽く10kgはオーバーしていたと思う。いかに必要最低限の装備にするか?とにかく少しでも軽くの方がいい。
お世辞抜きで石井スポーツの講習会の講師陣は、登山界でかなり実績を積まれた方が多いので大変勉強になります。今週も竜ヶ岳のキャンプ場で一泊二日のテント泊講習会があり参加いたします。講師は前回、平出さんと登った御在所ツアーの時のサポーターだった、山岳ガイドの金井さんです。会えるのが楽しみです。
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コメント
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どうもどうも。
楽しかったですね。すごく面白かった。皆さんのおかげです。
あの後、家内が渋滞で遅れると連絡が入り、私もお風呂に入って帰りました。てっきり家内が運転してくれるものと思いましたが、家まで運転。疲れました。昨日は山服と道具の洗濯で大変。
山梨へようこそお越しくださいました(笑)
続きです(笑)
ずいぶんとマニアックなコースなので、笑ってしまいました。
さらにお一人だけヘルメットも最後でした。
講師がいると、正しいスキルが身につきますね。
楽しいレコを拝見させていただきました。
スミマセン、最後ではなくサイコー😃⤴️⤴️です
そうです。マニアックな山道で面白かったです。やはり山梨県の山はどこ登っても面白いです。ヘルメットは、ちょっとでもヤバそうな雰囲気がすると被ります。2回ほど転がっており、2度ともヘルメットに助けられておりますので、私は必ずどの山にも持って行く癖になってます。でも似合わないんだなあ。コレが。
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