剣山〜三嶺〜天狗峠☆家族山行の想い出を辿って
- GPS
- 11:50
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,382m
- 下り
- 3,201m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 2:05
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:45
天候 | 1日目;曇り 2日目;晴れ 3日目;雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
久保:7時24分発 阿波池田行きの |
写真
感想
三嶺から剣山にかけて縦走したのは5年前の夏のことだ。今回は徳島への出張のついでに再び剣山を縦走することを計画するが、たまたま長男がこの連休は予定がないらしく、剣山に一緒に行くという。私自身は徳島で土曜日の午前中まで仕事があるので、午後に徳島を出発することを考えると、必然的に剣山に向かうことになる。剣山の山頂ヒュッテは既に満室であったが、一ノ森ヒュッテを予約することだ出来た。ここは以前、家族で縦走した時にも訪れたことがあり、小屋の静かな佇まいが魅力的に思われ、泊まってみたいと思っていたところでもあった。
長男は三宮からバスに乗り、11時40分過ぎに徳島に到着する予定であったが、途中で渋滞があったらしく予定時刻になってもバスが到着しない。50分を過ぎてバスが到着し、無事、徳島発12時丁度の特急「剣山」に乗り込むことが出来る。この特急は貞光からのつるぎ町が運行する一日二便の剣山登山バスに乗り継ぐことが出来るのだが、特急に乗り遅れると大変なことになるところであった。
貞光は無人駅であり、駅の周りにはコンビニもなく閑散としている。財布の中の現金の残りが心配であったが、駅前には銀行の類いは見当たらない。小さな商店の前におられた女性が東に数分歩いたところに四国銀行があることを教えて下さる。
剣山へのバスにはもう一人、テント泊と思しき重装備の単独行の男性が乗り込んでおられた。バスは道の駅に寄るとすぐに深い山間に入ってゆく。山の上の方には雲がかかっている。
剣山の登山口の見ノ越には予定通り、15時15分に到着する。気温は21℃と涼しい。広い駐車場からは彼方に三嶺を望むことが出来るが、見ノ越の周辺の山々には雲がかかっている。見ノ越のリフト乗り場近くのレストハウス「霧の峰」は以前、剣山から下山した時に山菜そばを食べた思い出がある。長男もこの店で山菜そばを食べたいというので、まずはこの店に寄り道してから出発する。
剣山神社から出発するとすぐにもブナの大樹の立ち並ぶ樹林の中へと入ってゆく。樹林には濃い霧が立ち込めるようになる。雲の中に入ったのだろう。気温は高くはないが、風がないのと、湿度が高いこともあり、早速にも汗が噴き出す。
リフトの西島駅の手前で樹林を抜け出すと、ガスの中から朧げに剣山のシルエットが浮かび上がる。どうやら山頂のあたりは雲の上に出ることが出来るようだ。駅の手前にはいくつかのテント場があり、先ほどのバスに乗り合わせた男性は既にテントを張り終えたようだ。
西島駅からは山頂まで樹が疎に生える尾根を登ってゆく。晴れていれば尾根の両側には好展望が広がる筈だが、生憎、展望はガスの中だ。ひと登りで山頂に立つと、山頂には大勢の登山者達がいた。丁度、山頂一帯のみ雲が晴れて、日差しが差し込んでいるが、周りには雲が見えるばかりだ。
一ノ森ヒュッテに向かうとすぐにも稜線はガスの中に入ってゆく。笹原の広がる稜線には白骨樹が立ち並ぶ。大峰山地においても同様の光景が広がる稜線があるが、太平洋からの強風の吹き付ける稜線に特有の光景といえる。霧の中に浮かび上がる白骨樹はなんとも幻想的な景色だ。
一ノ森までは三十分ほどで到着する。以前、比べてあまりにも短く感じられると長男が云うが、家族で縦走した時には娘が剣山の山頂直下でストライキを起こして、実際、わずかな距離を進むのに時間を要したせいだろう。
この日一ノ森ヒュッテに泊まるのは三組六人の予定であった。しばらくして二人組の男性がテン泊のつもりで到着されるが、予約がなければテン泊は不可と断られる。素泊まりなら宿泊可能とのことだったので男性二人も宿泊されることになった。
普段は夕方になると風が吹くようになり、稜線にかかるガスを払ってくれるらしいのだが、この日は生憎、風がほとんどなく、ガスがかかったままだ。晴れると小屋の裏手にある一ノ森のピークからは剣山越しに夕焼けが綺麗に見えるらしい。
まもなく夕食の時間となる。下から索道が架けられているせいで、下から容易に食材を運搬することが出来るらしい。それにしても一泊二食付きで\7330とは今時の山小屋では珍しいのではないだろうか。ちなみに剣山山頂ヒュッテは一泊二食は\10000である。
小屋番のご主人はお話し好きの方で、終始、色々な話をして下さる。以前、家族で縦走した時には私と長男が南の槍戸山を往復する間、他の家族は徳島名産の金ちゃんラーメンのカップ麺を頂きながら、他の家族の相手をしてくれていたことを思い出す。長男が京都から持参した焼酎に私が徳島で入手してきた鳴門鯛のひやおろしを豪勢な夕食と共に頂く。
食事の後で気が付くとガスがすっかり晴れていることに気が付く。慌ててヘッデンをつけて小屋の裏手のピークに登るが残念ながら残照はほとんど消えかけていた。小屋に戻ると早々に就寝する。
【二日目】
明け方に目が醒め、外に出てみると頭上にはオリオン座が輝いていた。次第に橙色に染まってゆく東の空の端に向かって流れ星が落ちてゆくのが目に入る。空が徐々に明るくなってゆくにつれ、笹原の斜面に点在する白骨樹が東雲の空を背景に浮かび上がる。この幻想的な光景もこの一ノ森ヒュッテならではのものだろう。山の下の方では微かに雲海が広がっている。笹原の上を程よく涼しい風が吹き抜けてゆく。
朝陽が昇ると、小屋の周辺で鑑賞していた人達は一ノ森の山頂に上がる。山頂からは朝陽が剣山と次郎笈を明るく照らす。二つの山の間には彼方に三嶺も綺麗に見えている。
小屋に戻ると朝食が用意されていた。ご飯が美味しく感じられるが、地元のお米と山頂の下で湧き出しているという水が美味しいからだろうか。朝食を終えると、この日の行程は長いので、早々に出発する。
剣山の山頂に到着すると、早朝には綺麗に見えていた三嶺には雲がかかっている。剣山と次郎笈の周辺のみが雲を免れているようだ。
次郎笈にかけては樹木のないパノラマ尾根が続く。剣山は眺める方向により山の印象が異なるが、写真で紹介されているものは次郎笈の登りから振り返ったものが圧倒的に多い。ここから眺める剣山の姿が秀麗ということなのだろう。
次郎笈の山頂の手前で昨日のバスに乗り合わせた男性と遭遇する。この日は白髪避難小屋までの行程だそうだ。
次郎笈から西に伸びる笹原の稜線にも南から雲がかかり始めている。稜線に吹く風は南風であり、太平洋の方角から湿度の高い風が吹き寄せているのだろう。丸石のピークにかけては笹原の中に白骨樹が散在する稜線が広がり、薄霧の漂う稜線は夢幻的な世界の中に入ってゆくようだ。
丸石のピークからは次郎笈から辿ってきた笹原の稜線を振り返ることが出来るが、次郎笈や剣山は既に雲に覆われている。ここからは高ノ瀬(こうのせ)までしばらくは樹林の中を歩くことになる。樹林に入っても林床には相変わらず丈の低い笹が一面に広がり、樹々の間隔の広い疎林が続く。果たしてこんな林相の良い樹林が続いていたっけと反芻するが、前回にこのあたりを歩いた時には早くに森林限界の上に行きたい気持ちが勝り、林相に気を留めることはなかったのだろう。
このあたりから続々と登山者とすれ違うようになる。時間的には白髪避難小屋を朝に出発して来られた方達だろうか。テン泊装備と思われる方も多い。疎林の中にポツンと佇む丸石避難小屋はまるで童話の中の光景を思わせる。左手には中東山の彼方に石立山が見える筈だが、その山頂部は雲の中だ。
高ノ瀬のピークに登り返すと、ピーク一帯は晴れていた。どうやら雲の高さが上昇しつつあるようだ。雲の中から朧げに平和丸と呼ばれる1700.9mの三角点ピークのシルエットが朧げに浮かび上がる。石立山への分岐を過ぎ、アップダウンの少ない稜線を辿ると、稜線上には樹々が少なくなり、再び広々とした笹原が広がるようになる。
平和丸のピークにはご夫婦と思しき男女のカップルが休憩しておられた。ご挨拶すると、剣山からここまでの間にすれ違った人の数が31人であることを教えて下さる。多くが白髪避難小屋に泊まられたと思うので、ここは昨晩は相当な混雑だったようだ。
尾根を西に向かうと雲が上昇し、白髪非難小屋の先にあるジャンクション・ピークとその左手に白髪山への稜線が姿を現す。三嶺にかかる雲も上がってくれることを期待して、白髪避難小屋でランチ休憩をとることにした。小屋の手前の草原ではススキの穂が秋風にそよいでいた。
小屋には昨晩は丸石避難小屋に泊まられたという男性と、既に三嶺から到着され今晩はここに泊まられるという男性がおられた。丸石小屋から来られた男性がすれ違った人から聞いた情報では昨晩はこの狭い避難小屋に30人近くが押し寄せ、すし詰め状態だったらしい。
お湯を沸かし、コーヒーを淹れる間に長男が水場に水を汲みに行くがなかなか戻ってこない。水場まで150mと標識があるが、かなり時間がかかる上に水量が少なく、水筒に水を満たすのにも時間がかかったとのことだった。コーヒーを飲み小屋の外に出てみると、三嶺から雲がすっかり上がり、その秀麗な山容が姿を見せる。辿ってきた稜線を振り返ると、剣山と次郎笈も姿を現していた。ここから眺めると剣山よりも次郎笈の方が遥かに存在感があるように感じられるのは私だけだろうか。
いざ、三嶺に向かった出発である。ジャンクション・ピークからその先のカヤハゲと呼ばれる草原の広がるピークは今年の5月の下旬にも訪れたばかりであるが、その時は稜線の笹原はまだベージュであった。カヤハゲと三嶺の間には前回の縦走時には家内がメルヘンの世界のようだと形容した林相の良い樹林が広がるが、三嶺の登りに差し掛かるとすぐにも低木帯となり、背後には剣山から辿ってきた展望が広がるようになる。左手には西熊山からその先の天狗塚へと続くなだらかな稜線にまるで緑の天鵞絨(ビロード)とでも言いたくなるような広大な笹原の稜線が広がっているのが目に入る。
展望を楽しみながら一気呵成に三嶺の山頂に登り詰める。山頂には数組の登山者が休憩しておられた。すぐ隣におられた女性三人組のパーティーが長男との登頂記念の写真を撮って下さる。どちらまでと聞かれたので行き先を告げると、どうやら女性達の行き先も同じだったようだ。
三嶺の山頂からはまず東にある池に立ち寄る。笹原の中の瞳のようなこの池が気になっていたのだった。三嶺の山頂との間を多くの登山者が往来している。白髪避難小屋の方に向かわれる方もおられるのだろう。
三嶺から先は途端に人の気配が少ないようだ。緑の天鵞絨のような笹原が延々と広がる稜線は日本離れした壮大な景色に思われる。実際、他ではあまりお目にかかることのない光景だろう。笹原の中に引かれた一筋の登山道を先ほどの女性三人組のパーティーが進んでいるのが見える。稜線の先にある西熊山まではかなりの時間を要するように思えるが、地図で確認すると意外なことにコースタイムは1時間05分だ。
パノラマの広がる笹原の中を快適に下降してゆく。西熊山の登り返しに差し掛かったところで先ほどの女性達に追いつく。既に疲労が溜まり始めているせいか、斜度は緩やかではあるものの登り返したがきつく感じられる。時折、雲が日差しを遮ってくれるから良かったものの、カンカン照りの日差しに照りつけられたら堪ったものではなかっただろう。
西熊山に到着したのは丁度14時、三嶺からほぼ1時間であった。長男とそれなりのスピードで歩いてきたつもりではあるが、ほとんどコースタイムを短縮していないことに驚いた。この剣山山系を歩くたびに思うのだが、他の山域の地図に比べて、この山域における山と高原地図のコースタイムはかなりタイトに思われてならない。
お亀岩の避難小屋に到着すると小屋の南側にはひと張りのテントが張られていたが、小屋の中には誰もいなかった、小屋の下に湧き出す清水を期待していたので、まずは水を汲みに降りる。さすがに喉も乾いていたせいか、一気にコップ4杯分の水を喉に流し込む。
小屋に戻ると徳島で入手してきたローストビーフにブルゴーニュのピノ・ノワールで乾杯だ。まもなく先ほどの女性達も到着される。彼女達は明らかに重装備であるが、昨日は丸石避難小屋でテン泊されたらしい。驚いたことにビールと酎ハイを取り出され、水場に冷やしに行かれるらしい。
我々は赤ワインがなくなった後は焼酎と共に徳島のフィッシュ・カツや竹ちくわをあける。この日の夕食のメインは鯨の大和煮である。徳島の日本酒「鳴門鯛」のひやおろしもかなり残っていたのだが、残念ながらこの日も日本酒はほとんど残すことになってしまった。
夕方になると雲が出て、夕焼けは望むべくもなかったが、夜の帷が落ちる頃には再び空も晴れて星空が広がってゆく。以前、家族で泊まった時に次男がこの避難小屋から眺めた星空が今まで見た星空で最も綺麗だったと云っていたことを思い出す。私の知る限り、次男はそれ以降もこのような美しい星空は見ていない筈だ。この日の夜も確かに美しい満天の星空が広がっていた。
【三日目】
早朝、4時頃に起きだしてみると、相変わらず空には星が出ているが、星がかすかに霞んでいる。
モバイル・バッテリーからスマホを充電するためのコードが調子が悪いようで、スマホが全く充電することが出来ない。山行前に充電することが可能かどうか確認する作業を怠ってはならなかったのだが、後悔先に立たずである。女性のパーティーのお一人がコードに予備があるのでお持ち下さいとご親切を仰って下さるが、出発までの時間にコードをお借りするだけでも十分に充電が出来るのだった。
ヘッデンをつけて水を汲みにいくと案の定、水場までの道の両側に繁茂する笹は夜露でしとどに濡れている。雨具をつけていないせいで、わずかな距離を歩く間にもズボンはかなり濡れる。以前の縦走においてはこの小屋から三嶺に歩く間に靴の中までびしょ濡れになったのだった。
焼飯をコッヘルで温め、コーヒーを淹れると出発の準備を整える。空が明るくなり始めるとあたりには濃厚なガスに包まれていることに気が付く。天狗峠に向かって歩き始めると小雨が降り始める。当初、この日は綱附森まで往復してから久保に下山する予定であったが、躊躇なく綱附森への往復を諦めて、久保に下山することにする。
問題は時間である。久保を出発するバスは7時24分発、天狗峠に到着したのは5時56分、あと1時間半もない。コースタイムは2時間半、他の山域ならともかく、この剣山山系におけるコースタイムを0.6以下に短縮するのは並大抵ではないだろう。しかし、次のバスは5時間後の12時24分である。
バスの時間に間に合わなければ、かずら橋まで18kmほどの道のりを歩くことを覚悟しつつも、快足で下る。下るにつれて笹原の草原から樹林帯に入ると、あたりは樅やブナの樹の疎林が広がり、美しい林相の森が続くが、樹林の中には葉を打つ雨の音が大きく響くようになる。
尾根の途中で舗装路と交差するところが天狗峠登山口であり、近くの駐車場には数台の車が停められているが、久保の集落にはまだ2kmほど下降しなければならない。植林の中を黙々と下降するうちに次第に雨足は弱くなり、樹林から舗装路に着地した時には雨はすっかり上がっていた。橋を渡り、バス停にたどり着くとバスの出発時間の2分前であった。
バスの運転手が我々を見て、山の上では雨が相当に降っていたでしょうとおっしゃる。下でも朝から雨が降り続いており、先ほど雨が止んだところだったらしい。バスが祖谷川に沿って下流に向かうと空には青空が広がっていく。
祖谷のかずら橋温泉は日帰り入浴は10時半以降なので、祖谷の郵便局前でバスを降りるとタクシーで祖谷渓温泉まで移動する。この祖谷渓温泉の露天風呂はケーブルカーで谷底まで5分ほど降ったところにある。バスの時間が近いたところで温泉から上がったところ、なんとケーブルカーが出発した直後であった。再びケーブルカーでホテルの入口まで昇った時にはバスの予定時刻を1分過ぎてしまっていたが、バスが遅れていたらしい。ホテルの前に丁度、バスが到着したところであった。
バスを大歩危駅で降りるとスーパーが営む小さな食堂で祖谷そばを食べて、特急「南風」号に乗り込む。連休の最終日のせいか特急の自由席はほとんど空席がなかったがかろうじて、長男と私の席を確保することが出来た。帰りは岡山から新幹線に乗ることが出来るせいで京都には大歩危から3時間ほどで着くことが出来る。それでも京都までは長い旅路に感じられた。
コメント
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ご子息共々健脚にびっくりです
ご家族との山行きいいですね うらやましいくらいです
長男も滅多に山に行く気がおきないようで、今後はこういう機会もなかなかないことだろうと思います。
お亀岩避難小屋まで行かれたのですね、
私は、白髪避難小屋で2日目は終了しました、三嶺まで行こうと思ったのですが水場が判りずらいと聞いたので白髪避難小屋でテン泊しました、夜は本当に素晴らしい星空でした
山猫さん親子は予定どうりの山行で、健脚ですね。
今度、三嶺〜天狗塚に再チャレンジしたいと思ってます
一の森のヒュッテは楽しかったです、またどこかで会えるといいですね。
白髪避難小屋もロケーションがいいですよね。小屋の前に草原には既にススキの穂が出ていて、秋を感じるところでした。この日の夜は満天の星空でしたので、朝があのように天気が悪くなるとは予想外でした。綱附森まで行きたかったのですが、捲土重来することにしたいとと思います。
こちらこそ、またどこかでお会い出来ることを期待しております。
自分も剣山〜三嶺には強い興味があるのですが、
「一の森ヒュッテ」立ち寄りは候補になかったので、またレコ参考にさせていただきます!
それにしてもお亀岩の避難小屋で出会った方は抜かりないですね。
USBケーブルの予備までは自分も準備したことなかったですが、
たしかに忍ばせても良いものかもと思いました。
この剣山〜三嶺の稜線は美林に白骨樹の立ち並ぶ笹原、そして壮大なパノラマと多くの魅力があると思います。
一ノ森ヒュッテは混雑した山小屋が苦手な方はおすすめです。小屋の周囲の雰囲気もとても良いところですし。
三嶺から西にはまた違った雰囲気で、この山頂にたつとさらに西の稜線を歩きたくなるのでほないでしょうか。
スマホの充電ケーブルは今回は大きな反省点ですが、同宿の女性に助けられました。今後は山行前に充電出来るかどうかを確認した上で予備を持参することに致します。
四国のゴールデンラインをお疲れさまでした。
3日目の地蔵ノ頭~網附森は残念でしたね。
ピストンですから当然、激下り激上りあり、また踏跡不明の笹漕ぎありの変化に富んだコースです。
網附森方面から見る、山猫さんが歩かれたゴールデンラインの景色が最高なんです。
機会があればぜひ歩いて下さい。
綱附森への稜線は遠目にはなだらかに見えましたが、やはり激下り、激登りがあるのですね。
今回は諦めましたが、ここは天気の良い時に歩きたいものです。機を改めて捲土重来したいと思います。その時は出来れば土佐岩原まで繋げたいと思っているのですが。
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