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Yamareco

記録ID: 5951873 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 朝日・出羽三山

月山(湯殿山→月山→羽黒山)出羽三山を逆巡り山行

情報量の目安: A
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日程 2023年09月17日(日) ~ 2023年09月18日(月)
メンバー
天候17日午前晴れ、午後曇り 18日濃霧.強風のち晴れ一時雨
アクセス
利用交通機関
電車バス
前日に上越新幹線、羽越本線特急いなほを乗り継ぎ鶴岡入り
宿泊先の湯殿山参籠所へは高速バス山形線(予約不要、エスモールバスターミナル14時20分発、1,380円)を利用し湯殿山口へ、その後シャトルバス(要予約、無料、この日は1人のみだった為か普通車だった)に乗り換え、参籠所のある仙人沢へ
17日、登山口のある湯殿山神社本宮へは参拝バス(8時30分発、片道200円、徒歩だと30分)を利用
18日、月山八合目バス停(9時30分発)から羽黒山頂へ
*湯殿山口に停車するバス便及び月山八合目からのバス便は運航日が限られているので要注意。庄内交通HP等を確認のこと。
経路を調べる(Google Transit)
GPS
11:54
距離
13.5 km
登り
1,082 m
下り
984 m

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
5時間20分
休憩
1時間7分
合計
6時間27分
S湯殿山神社本宮08:4610:03装束場10:1712:01金姥12:2712:48柴灯森12:4913:01牛首13:0614:31鍛冶稲荷神社14:3914:48月山頂上小屋14:4914:54月山15:0615:13月山頂上小屋
2日目
山行
5時間56分
休憩
54分
合計
6時間50分
月山頂上小屋05:1705:23月山05:4006:25行者返し06:3407:24月山佛生池小屋07:2507:29九合目 佛生池07:4507:54たたみ石08:07一ノ岳09:10八合目 弥陀ヶ原10:50羽黒山10:5111:30二の坂茶屋11:4012:07随神門G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
月光坂の急登は厳しかった
その他周辺情報16日、湯殿山参籠所泊-10畳の個室(11,000円)
17日、月山頂上小屋泊-大部屋夕食のみ(11,000円)
両宿泊所共に、地元の食材を使った食事内容が非常に良かった。
18日、やまぶし温泉ゆぽかの日帰り入浴を利用(400円)
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図

写真

湯殿山参籠所の前日の夕食
2023年09月16日 18:03撮影 by LGV36LG Electronics
湯殿山参籠所の前日の夕食
3
参籠所内には明治の神仏分離令によって切り離された仏教の御本尊を祀るお堂がある(神社本宮は写真撮影禁止だがこちらは撮影OKであった)
2023年09月17日 07:28撮影 by LGV36LG Electronics
参籠所内には明治の神仏分離令によって切り離された仏教の御本尊を祀るお堂がある(神社本宮は写真撮影禁止だがこちらは撮影OKであった)
1
参籠所内地下に沸く御神湯(湯殿山仙人沢温泉)
このえもいわれぬ空間を独り占め
2023年09月17日 08:03撮影 by LGV36LG Electronics
参籠所内地下に沸く御神湯(湯殿山仙人沢温泉)
このえもいわれぬ空間を独り占め
1
参籠所全景
2023年09月17日 08:08撮影 by LGV36LG Electronics
参籠所全景
1
湯殿山神社大鳥居(この先は撮影禁止)
2023年09月17日 08:11撮影 by LGV36LG Electronics
湯殿山神社大鳥居(この先は撮影禁止)
1
神社本宮お祓い処の左手から月山への登山口に入る
(本宮参拝するつもりでいたが、かなりの人数の参拝者がいたことと裸足になることで参拝をキャンセル。)
2023年09月17日 08:45撮影 by LGV36LG Electronics
神社本宮お祓い処の左手から月山への登山口に入る
(本宮参拝するつもりでいたが、かなりの人数の参拝者がいたことと裸足になることで参拝をキャンセル。)
ダイモンジソウ
2023年09月17日 08:50撮影 by LGV36LG Electronics
ダイモンジソウ
2
月光坂の急登が始まる
2023年09月17日 08:59撮影 by LGV36LG Electronics
月光坂の急登が始まる
1
キツリフネ
2023年09月17日 09:01撮影 by LGV36LG Electronics
キツリフネ
1
しばらくすると梯子昇りが始まる
2023年09月17日 09:39撮影 by LGV36LG Electronics
しばらくすると梯子昇りが始まる
2
梯子の方が楽に感ぜられた
2023年09月17日 09:56撮影 by LGV36LG Electronics
梯子の方が楽に感ぜられた
1
急登が終わり登ってきた谷合を望む(奥宮への参道もみられる)
2023年09月17日 10:01撮影 by LGV36LG Electronics
急登が終わり登ってきた谷合を望む(奥宮への参道もみられる)
1
装束場避難小屋跡に到着(昔はここで参拝のための装束を整える小屋があり、施薬も行われていたため施薬小屋とも呼ばれていたという、今は土台を残すのみ)
2023年09月17日 10:03撮影 by LGV36LG Electronics
装束場避難小屋跡に到着(昔はここで参拝のための装束を整える小屋があり、施薬も行われていたため施薬小屋とも呼ばれていたという、今は土台を残すのみ)
1
装束場からの姥ヶ岳
2023年09月17日 10:15撮影 by LGV36LG Electronics
装束場からの姥ヶ岳
1
月山頂上(姥ヶ岳方面)へ向かう
2023年09月17日 10:15撮影 by LGV36LG Electronics
月山頂上(姥ヶ岳方面)へ向かう
2
急登の後のこの道にホッとする
2023年09月17日 10:20撮影 by LGV36LG Electronics
急登の後のこの道にホッとする
湯殿山を振り返る
2023年09月17日 10:20撮影 by LGV36LG Electronics
湯殿山を振り返る
1
リンドウの群生の中にイワイチョウ
2023年09月17日 10:21撮影 by LGV36LG Electronics
リンドウの群生の中にイワイチョウ
2
ウメバチソウ
2023年09月17日 10:23撮影 by LGV36LG Electronics
ウメバチソウ
1
名もなき池も
2023年09月17日 10:26撮影 by LGV36LG Electronics
名もなき池も
1
アカモノ
2023年09月17日 10:31撮影 by LGV36LG Electronics
アカモノ
1
ミヤマアキノキリンソウ
2023年09月17日 10:39撮影 by LGV36LG Electronics
ミヤマアキノキリンソウ
1
サワシロギク
2023年09月17日 10:41撮影 by LGV36LG Electronics
サワシロギク
1
清見川のせせらぎ
2023年09月17日 10:41撮影 by LGV36LG Electronics
清見川のせせらぎ
1
シロバナトウチソウ
2023年09月17日 11:16撮影 by LGV36LG Electronics
シロバナトウチソウ
それなりの傾斜の登り道も続くが、金姥までの道程がこの山行中一番の癒しだった
2023年09月17日 11:22撮影 by LGV36LG Electronics
それなりの傾斜の登り道も続くが、金姥までの道程がこの山行中一番の癒しだった
タケシマシシウド
2023年09月17日 11:30撮影 by LGV36LG Electronics
タケシマシシウド
ノリウツギ
2023年09月17日 11:51撮影 by LGV36LG Electronics
ノリウツギ
金姥到着(左に姥が岳を巻く、辿ってきた道)
2023年09月17日 12:28撮影 by LGV36LG Electronics
金姥到着(左に姥が岳を巻く、辿ってきた道)
牛首への紫灯森(さいとうもり)の稜線
(牛首へは頂き手前を右に降りる)
2023年09月17日 12:29撮影 by LGV36LG Electronics
牛首への紫灯森(さいとうもり)の稜線
(牛首へは頂き手前を右に降りる)
未だハクサンイチゲが咲いていた
2023年09月17日 12:31撮影 by LGV36LG Electronics
未だハクサンイチゲが咲いていた
2
牛首の分岐が見えてきた(右に姥沢からの道が見える)
月山山頂はガスの中
2023年09月17日 12:53撮影 by LGV36LG Electronics
牛首の分岐が見えてきた(右に姥沢からの道が見える)
月山山頂はガスの中
牛首の分岐到着(本日唯一の下り道もあっという間に終了)
2023年09月17日 13:02撮影 by LGV36LG Electronics
牛首の分岐到着(本日唯一の下り道もあっという間に終了)
月山山頂のガスが切れた(穏やかな登り道に見えるが、これがなかなかどうしてガレの多い大変な登り道でした)
2023年09月17日 13:31撮影 by LGV36LG Electronics
月山山頂のガスが切れた(穏やかな登り道に見えるが、これがなかなかどうしてガレの多い大変な登り道でした)
1
牛首の分岐を振り返る(殆どの方が下山者)
2023年09月17日 13:31撮影 by LGV36LG Electronics
牛首の分岐を振り返る(殆どの方が下山者)
山頂から下山する方々の列(登るのは数名で、次から次へと抜かれるので常に最後尾)
2023年09月17日 13:32撮影 by LGV36LG Electronics
山頂から下山する方々の列(登るのは数名で、次から次へと抜かれるので常に最後尾)
かろうじて残っていたハクサンフウロ
2023年09月17日 14:28撮影 by LGV36LG Electronics
かろうじて残っていたハクサンフウロ
鍛冶小屋(近年まで山小屋として営業)跡に到着(昔は月山の僧達のための鍛冶場があったそうである)
2023年09月17日 14:32撮影 by LGV36LG Electronics
鍛冶小屋(近年まで山小屋として営業)跡に到着(昔は月山の僧達のための鍛冶場があったそうである)
山頂部はガスの中
2023年09月17日 14:43撮影 by LGV36LG Electronics
山頂部はガスの中
宿泊地月山頂上小屋到着
2023年09月17日 14:47撮影 by LGV36LG Electronics
宿泊地月山頂上小屋到着
空身となり月山神社に参拝(本宮は生活用水の不足により予定より早く閉山、閉じられた本宮扉前で参拝)
2023年09月17日 14:50撮影 by LGV36LG Electronics
空身となり月山神社に参拝(本宮は生活用水の不足により予定より早く閉山、閉じられた本宮扉前で参拝)
2
象徴である兎の像も物置のような場所にあった
2023年09月17日 14:59撮影 by LGV36LG Electronics
象徴である兎の像も物置のような場所にあった
1
月見ヶ原
2023年09月17日 15:02撮影 by LGV36LG Electronics
月見ヶ原
月山頂上小屋全景(山頂に向かったが、だいぶ下るので明日の下山途中に寄ることに)
2023年09月17日 15:11撮影 by LGV36LG Electronics
月山頂上小屋全景(山頂に向かったが、だいぶ下るので明日の下山途中に寄ることに)
頂上小屋夕食の一部
2023年09月17日 18:11撮影 by LGV36LG Electronics
頂上小屋夕食の一部
2
18日早朝、持参した菓子パンを食べ、小屋を出る
(外は濃霧と強風、不安しかない)
2023年09月18日 05:08撮影 by LGV36LG Electronics
18日早朝、持参した菓子パンを食べ、小屋を出る
(外は濃霧と強風、不安しかない)
1
山頂到着(小屋の方曰く、本当の山頂は本宮のある場所とのこと)
2023年09月18日 05:34撮影 by LGV36LG Electronics
山頂到着(小屋の方曰く、本当の山頂は本宮のある場所とのこと)
大峰(晴れていれば・・・。)
2023年09月18日 05:44撮影 by LGV36LG Electronics
大峰(晴れていれば・・・。)
歩き易い木道も
2023年09月18日 05:55撮影 by LGV36LG Electronics
歩き易い木道も
石畳の道もあるが、強風で身体が持っていかれそうになる
2023年09月18日 06:02撮影 by LGV36LG Electronics
石畳の道もあるが、強風で身体が持っていかれそうになる
行者返しの岩だらけの急坂(この他にも何カ所かこのような道があった、滑らないように細心の注意を要した)
2023年09月18日 06:36撮影 by LGV36LG Electronics
行者返しの岩だらけの急坂(この他にも何カ所かこのような道があった、滑らないように細心の注意を要した)
1
仏生池到着
2023年09月18日 07:44撮影 by LGV36LG Electronics
仏生池到着
仏生池小屋でホットコーヒーを頂く、下山路唯一の休息タイム
2023年09月18日 07:45撮影 by LGV36LG Electronics
仏生池小屋でホットコーヒーを頂く、下山路唯一の休息タイム
2
無量坂(下山路の傾斜もだいぶ緩やかに)
2023年09月18日 08:34撮影 by LGV36LG Electronics
無量坂(下山路の傾斜もだいぶ緩やかに)
弥陀ヶ原の向こうにうっすらと鳥海山の裾野が(手前の山並みの背後、晴れていれば・・・。)
2023年09月18日 08:48撮影 by LGV36LG Electronics
弥陀ヶ原の向こうにうっすらと鳥海山の裾野が(手前の山並みの背後、晴れていれば・・・。)
1
弥陀ヶ原の分岐到着
2023年09月18日 09:00撮影 by LGV36LG Electronics
弥陀ヶ原の分岐到着
この時既に9時、バスは9時30分発、なのに30分コースを選択
2023年09月18日 09:00撮影 by LGV36LG Electronics
この時既に9時、バスは9時30分発、なのに30分コースを選択
その結果、弥陀ヶ原の写真はこの1枚のみ(右上に御田原参籠所)
2023年09月18日 09:03撮影 by LGV36LG Electronics
その結果、弥陀ヶ原の写真はこの1枚のみ(右上に御田原参籠所)
1
時間前に月山八合目バス停到着
2023年09月18日 09:11撮影 by LGV36LG Electronics
時間前に月山八合目バス停到着
羽黒山頂上バス停着
2023年09月18日 10:42撮影 by LGV36LG Electronics
羽黒山頂上バス停着
杉並木の参道
2023年09月18日 10:44撮影 by LGV36LG Electronics
杉並木の参道
山頂に座す末社の数々
2023年09月18日 10:50撮影 by LGV36LG Electronics
山頂に座す末社の数々
出羽三山神社(羽黒山、月山、湯殿山の三神を合祭する)
2023年09月18日 10:58撮影 by LGV36LG Electronics
出羽三山神社(羽黒山、月山、湯殿山の三神を合祭する)
2
二の坂茶屋
2023年09月18日 11:30撮影 by LGV36LG Electronics
二の坂茶屋
杵つきの力餅が名物(こしがあって美味しかったです)
2023年09月18日 11:34撮影 by LGV36LG Electronics
杵つきの力餅が名物(こしがあって美味しかったです)
2
二の坂の急階段
2023年09月18日 11:46撮影 by LGV36LG Electronics
二の坂の急階段
国宝五重塔は修復中
2023年09月18日 11:57撮影 by LGV36LG Electronics
国宝五重塔は修復中
2023年09月18日 12:01撮影 by LGV36LG Electronics
ずっと下ってきたのに最後に上り階段が、きつかった
2023年09月18日 12:06撮影 by LGV36LG Electronics
ずっと下ってきたのに最後に上り階段が、きつかった
隋神門到着
2023年09月18日 12:10撮影 by LGV36LG Electronics
隋神門到着
2

感想/記録
by rk1122

月光坂から入るという難しいコース選択をした時点では、コースタイムから見ても、先月登った鳥海山に比べれば大したことはないだろうと高をくくっていた。
侮るなかれ月山である。月光坂を何とかクリアした後は、そこそこの登りをこなして頂上小屋には楽勝でたどり着けると思っていた。が、写真などでは斜度も大したこともないと思っていた月山のガレの登りが思った以上にきつかった。
さらに下山時はガスと強風というダブルパンチ。9時30分のバスに乗るために、大事を取ってコースタイム2時間40分のところを山小屋を5時に出た。濡れている岩で滑る危険(前日転倒した方の血だまりを目撃した、この方は頂上小屋で応急処置の後に消防の方の介添えで下山したらしい)を回避するために慎重にならざるを得ず、早めに出発して正解であった。
今回はこれはという美しい光景には出会えなかったが、今年参拝すると12年分の御利益があるという月山卯年御縁年に曲がりなりにも三山詣でができたことは十分に満足感がある。
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