黄蓮谷右俣
- GPS
- 16:45
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,534m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:37
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:03
天候 | 9/23 霧 9/24 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
面白いと聞いていたので、黄蓮谷。強いパートナーが捕まったので今シーズンの沢納めとして行ってきた。今回はヌメり強めだったのか、フリーでは心配な場所も多く、お助け紐0ピンのみを含めるとロープはかなり多くだした。初日は尾白川の白い岩と緑の水に加えて、噴水滝、千丈ノ滝と名前付きの大滝がたくさん。2日目は晴れて山下の街並みから八ヶ岳がきれいに見えて、沢登りとは思えない広い谷を登る感覚が新鮮な素晴らしい沢でした。後半部はルート取りが幾つもありそうなので次に来ても、登攀については全く異なる印象になりそう。
今回のハイライト
・焚き火...着火
遡行始めて早々にへつりは不可な釜が登場。もう寒いから高巻きかなと思っていたら、gostinが躊躇なく泳ぎはじめた。しかたない。。その後、ガス時々晴れの天気予報ははずれて太陽はほとんど顔を見せず服も乾かず。テン場には薪が大量にあったので意気揚々と着火の準備をしたが、全く点かない。着火剤を全て投入、2時間かけて何とか着火した。今回一番の核心。
・Co2400以降はルートが無数
2400以降、沢登りのイメージとは全く異なる岩場が広がっていた。本流を外れていても高巻きしている感じはなく、岩場の中で別ルートを登っているよう。クラックも多く、クライミングシューズがあればラインは無数に選べそうだった。
・源頭部〜山頂の景色
黄連谷は二俣は狭く、源頭の方が開けた沢になっていた。不思議な地形。源頭では北杜市と八ヶ岳がよく見え、100mほどの藪漕ぎでいきなり登山道。甲斐駒岳は初めて登ったけど、良い場所だった。下山は長かったが涼しくて快適、秋の訪れを感じた。
フリクションクライミングとフットジャムでの遡行区間が多いので脚がパツパツになる沢=黄連谷。ハンドもフィンガーもフットもバチバチで気持ちぃー!
尾白川駐車場から矢立岩駐車場へのムーブは確かに2台体制だったのでTさん策士!
尾白川下部の滝も面白かった。普通にドボンで糞寒い!あれ?夏終わったのか?スラブのコーディネーションみたいな大ジャンプ凄かったなぁ。普通に着地で踵痛え笑。
逆くの滝と思われる区間まではフリーソロだった。一箇所坊主の滝の巻きが糞悪かった。まじでギリギリのモンキークライミング出してしまった。一日目核心と思われるスラブ滝は完全にシャワーでほんと寒かった〜。そんな中2200の岩小屋はかなり適地に見えたが焚火が全く着かない!!!ほんと必死の扇ぎ(2h)でなんとか着火。電波もビンビンでゲストハウス奥千丈滝岩小屋って感じ。ちなみに2400はそれにも増す快適適地なので頑張って200上げるべき!!!絶対頑張って2400へGO!
二日目も滝もゲレンデのようにクラックが走っていてライン取り放題。天気が良くて気持ち良い。Tさんとの遡行だったので最低限の確保での遡行だったけどもっとロープ出すんだろうなぁという感じ。
なが〜い黒戸尾根は涼しくて良かった15:000には下山して風呂入って飯食って帰宅。
夏が終わったなぁ。という夕空でエモかった!
Tさん、来シーズンもまた宜しくお願い致します!!!
いつも記録楽しく拝見させてもらっています。
黄連谷、いつか行こうと思ってたので参考になりました。ありがとうございます。
今回核心と書かれていた焚火の着火ですが、余計なお世話かもしれませんが、私が使ってるアイテムは、キャプテンスタッグの黄色いプラスチックうちわと、ロゴスの防水ファイヤー着火剤です。
私も過去に濡れた薪に着火するのに、マットでひたすら扇いだり、着火剤も色々投入しましたが、上記のアイテムが1番優秀に感じます。
うちわは、普通のうちわだと紙なので、雨の日は破れて使えなくなりますが、プラうちわは使えます。ロゴスのファイヤー着火剤は、白い固まりで、ボロボロ削れちゃうのが玉にキズですが、しけらないし、雨の中でも確実に燃え続けます。
どちらも楽天等で何百円程度です。
来シーズン、もし機会があれば試してみて下さい。もうご存知かもしれないので余計なお世話だったらごめんなさい🙏
素敵な沢納め、お疲れ様でした😊
はじめまして。僕たちも記録楽しみにさせていただいています。
黄連谷は景観も登攀、この時期であれば下山路も素敵なルートでした。
焚き火については、同じくロゴス愛用なのですが、いつもなら多くて2個のところ、今回は4個使用でした。なかなか難しいですね。プラうちわ試したことないので、来シーズンの特に雨後の山行には持って行ってみますね。ありがとうございます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する