飯能トレイルラン（能任寺~天覧山~多峯主山〜巾着田〜宮沢湖メッツアビレッジ）

2023年09月30日(土) [日帰り]

• GPS: 02:30
• 距離: 13.5km
• 登り: 412m
• 下り: 408m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:21
• 休憩: 0:14
• 合計: 2:35

7:39 飯能駅
7:43 奥むさし旅館
7:47 7:49 飯能河原
7:56 飯能中央公園
8:07 天覧山中段
8:13 天覧山
8:35 8:43 多峯主山
9:09 9:10 高麗駅
9:14 鹿台橋
9:25 ドレミファ橋
9:28 9:31 あいあい橋
9:46 高麗峠
10:11 宮沢湖・メッツァビレッジ
10:14 ゴール地点

天候

雨・曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

西武池袋線飯能駅、イーグルバス（メッツア宮沢湖〜飯能駅）

コース状況／危険箇所等

危険個所なし

写真

9/30 7:46

飯能駅から走って10分もかからないで入間川の飯能河原に到着。木製のデッキが広がっていて、とても気持ちがいい空間です。

9/30 7:48

バーベキューが楽しめる飯能市民の憩いの場。レンタルBBQ道具のお店などもあって、手ぶらで楽しめそうです。

9/30 7:49

穏やかな流れ

9/30 7:50

鴨が集っていました。

9/30 7:51

9/30 7:52

河原のすぐそばにある水天宮。
水天宮は、水と子供を守護し、水難除け、漁業、水運、農業、安産、子授け、子育てについての信仰。

9/30 7:57

少し走ると、天覧山の麓に武陽山「能仁寺」（のうにんじ）があります。曹洞宗の寺院。本尊は毘盧遮那仏（びるしゃなぶつ）とのこと。

9/30 7:57

凛としていて、厳かな境内。格式の高い寺院です。

9/30 7:58

中門も立派。

9/30 7:59

寺伝によれば、文亀元年（1501年）、武蔵国高麗郡加治（現在の飯能）の豪族中山家勝が、諸国を巡歴していた名僧曹洞宗通幻派の斧屋文達を招聘して創建したという。元々小庵であったが、家勝の没後、天正元年（1573年）、子の中山家範が父の菩提を弔うため本格的な寺とし、中山家勝、家範、照守および、その後の中山家・黒田家の菩提寺となったようです。

9/30 8:07

能仁寺の境内を出て、登山道をひたすら登ると、少し開けたところに出ます。ここも能仁寺の敷地だとか。

9/30 8:10

更に登ると・・・。

天覧山（てんらんざん、標高195m）です。埼玉県指定名勝にもなっています。まさに、能仁寺の裏山です。

9/30 8:11

説明書きによると、かつては山頂に愛宕神社が鎮座したので愛宕山と呼ばれ、元禄年間に十六羅漢像が安置されて以降は羅漢山と改称。更に明治16年、飯能で近衛兵大演習があった際、視察のため明治天皇が登頂されて以来、ここは「天覧山」と呼ばれるようになったようです。

9/30 8:13

ここから少し下り、多峯主山（とうのすやま）に向います。

9/30 8:19

草むらのあるところに出ました。いかにも蛇がいそうなところ。

9/30 8:19

マムシやヤマカガシが出てもおかしくない。

9/30 8:20

9/30 8:22

長い階段を上ります。ここで、強い雨が降ってきました。

地面が濡れて、石の上が滑りやすくなっているので、ランを少し控えて、転ばないよう慎重に登ります。

9/30 8:25

狭いカーブがあったり

9/30 8:28

杉林の中は、道が広くなったり

9/30 8:35

ようやく到着。多峯主山（とうのすやま）です。

多峯主山は、天覧山とハイキング道がつながっていて、市民の山、お散歩の山として親しまれているようです。

この日は、生憎の雨でしたが、天気がよく空気の澄んでいる日は、富士山や、大岳山などの奥多摩の山並み、伊豆ヶ岳などの奥武蔵の山並みが眺められるとのこと。

登山道中の「見返り坂」というのがありました。説明書きによれば、源義経伝説があり、常盤御前が義経を追って東国に向かうときに急坂で立ち止まっては振り返ったために付けられたという。

9/30 8:49

多峯主山から下り、武蔵野台の住宅街の近くまで下りてきました。ここに高台があり、眺めがいいですね。

今日は、雨模様で、湿度が高く、実に蒸し暑いです。小休止して涼みます。

桜の木にカメラを仕掛けて、パシャ。

9/30 9:09

武蔵野台の住宅地を走って下ると、西武秩父線の「高麗駅」に出ます。毎度思うのですが、天下大将軍はともかく「地下女将軍」ってどういう意味？
これは朝鮮半島由来の「除魔将軍標」と言われるもの。疾病や災難をもたらす鬼神信仰によるもので、魔除けのための木製標を村落の入り口に設置した慣わしからのもの。

9/30 9:15

高麗川です。なんだか、ハイカーらしき人の往来が今日は非常に多い。中国語も飛び交っている。何かあるのか？

9/30 9:15

彼岸花（曼殊沙華）が満開です。

9/30 9:16

田んぼの畔にも曼殊沙華。

9/30 9:18

巾着田の曼殊沙華公園の入口にある水車。壊れていて、水は流れているも、回転はしていません。修理すればいいのに・・・。

9/30 9:21

どおりで人が多いと思ったら、今日は巾着田で「曼殊沙華祭」が行われているんですね。

公園の入口で記念撮影。この「巾着田」、地図で見るとよくわかるのですが、高麗川が大きく湾曲していて、その大きな中州に当たる部分がまるで巾着の形をしており、ここで田んぼを作っていたことに由来します。今は、公園になっており、この季節には彼岸花の群生が見られます。

9/30 9:21

いつもは自由に出入りできる公園ですが、今日は入場料500円を取られてしまった。

9/30 9:23

満開の曼殊沙華が一面に咲き誇っています。これは見事。

9/30 9:24

日本人だけでなく、インバウンドの観光客もたくさん来ていました。公園の中は、人が多くてランは無理。諦めて、お花を観賞します。

9/30 9:25

高麗川を渡るドレミファ橋。通常はこれを抜けて宮沢湖方面のハイキングコースに抜けられるのですが、今日は有料規制をしている関係で川向こうでは通行止めが。前回来たときは、高麗川が大水で、濁流で流れ着いた流木だらけで橋が通行止めになっていましたが、またもや断念。

9/30 9:29

折角お金を払ったんだから、ゆっくり鑑賞しましょう。

9/30 9:31

9/30 9:40

ぐるっと迂回して、奥武蔵自然歩道へと入ります。

9/30 9:41

9/30 9:49

ここは、横が「武蔵丘ゴルフコース」という巨大なゴルフ場になっていて、その中に遊歩道があります。ボール除けのネットが、ところどころに設置されています。

9/30 9:55

9/30 9:57

調整池。ここを抜けると、宮沢湖に出られます。

9/30 10:03

私と同じトレランナーを発見！

宮沢湖の東側に出てきました。

9/30 10:04

この先には、宮沢湖メッツアビレッジというショッピング施設があるので、ほとんど人のいないここで涼んで、汗を引かせます。

9/30 10:10

宮沢湖メッツアビレッジ。北欧の雑貨などがたくさんそろうお店や飲食店のほか、何と言っても、ワンちゃん連れの観光客だらけ。そういうコンセプトなんだそうです。

9/30 10:12

ムーミンをコンセプトにしたテーマパークもあります。

9/30 14:28

私は、そこから少し離れたところにある宮沢湖温泉喜楽里別邸という日帰り入力施設で、4時間ほど滞在し、サウナ→水風呂→野外デッキでクーリングを5サイクル繰り返しました。デッキでは熟睡もしてしまいました。

すっかりリフレッシュした、この顔。

温泉の前で記念撮影。

9/30 14:31

こういう施設でした。

帰りは、飯能から池袋まで、西武線特急ラビューで。
トレラン＋温泉・サウナですっかり生き返りました。

撮影機器：

SO-53B Sony

感想

まさたくと

今日は、久しぶりに週末東京で過ごすことになり、前日からどこにトレランに行こうか悩んでいましたが、何だか天気は今一つ。濡れた登山道でのトレランは、滑って転ぶ確率が高くなり怪我のもと。でも走りたい。アップダウンはできるだけ少なく、雨が降ってもすぐに人里に降りてこられるところ・・・。
そこで、トレランの聖地で、コースが選び放題の飯能市に来ました。とはいうものの、悪天候になる可能性を考えると、初めてのコースを走る勇気は出ません。そこで、トレラン経験のある天覧山・多峯主山・宮沢湖コースに再び来ました。
多峯主山付近で、結構の雨粒が落ちてきましたが、その後は小雨か曇り空で、何とか乗り切れました。
最近週末は大阪の自宅に戻って明治の森箕面国定公園ばかりを走っていましたが、違うコースを走ると気分がリフレッシュされます。
ただ、計算外だったのが、コース内にある高麗川の巾着田で「曼殊沙華公園」で、曼殊沙華祭なるものが開催されており、その部分は走ることができず、迂回も余儀なくされました。しっかり入場料も取られましたが、お花を楽しめたので、これはこれで良かった。