八木尾山(越後湯沢)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 103m
- 下り
- 98m
コースタイム
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:05
天候 | 快晴、初夏の陽気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイは往復1500円、平日の始発は8:00。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ山頂駅の標高1413m、八木尾山の標高1500.0m 危険個所は全くなし。 登山届を記入して提出、下山時は口頭で報告する。 |
その他周辺情報 | 越後湯沢駅からスキー場のシャトルバス、南越後観光の路線バスあり。 |
写真
感想
晴天率の低かった冬の越後に珍しく晴れマークが続く(15日〜17日)。この機会を逃してなるものか!、との思いから、17日は勤務先に休暇願を出して山へ行く。
行き先は3年前から機会をうかがっていた、かぐらスキー場近くの八木尾山(1500.0m)。
行く時の条件はスキーシーズンでロープウェイが利用でき、ある程度雪面が締まった残雪期の好天であること・・・・・
去年は仕事の休日が晴天になる日を待っていたら、シーズンは呆気なく過ぎ去った。
登山者がスキーヤー&ボーダーに混じってロープウェイに乗るので、混雑する休日は避けて平日を狙っていた。スキー場の駐車料金も平日は無料。
ロープウェイは平日は8時始発、91人乗りの大きなゴンドラに乗客はたった8人。806mの山麓駅から1413mの山頂駅まで8分ほど。
天気は前日の予報どおり吸い込まれそうな青空、朝から気温が高い割には霞がなく、遠くの山までよく見える。
山頂駅を出て、地形図1427mピークでワカンを装着。最近のものと思われるスノーシューのトレースあり。
ネットで登頂記録を探していたが、無雪期にカッサダム堰堤から上がった記録とBCの記録がそれぞれ1件しかなかった。
まぁ、綿密に下調べしなくても地形図を見れば分かるとおり、標高差は山頂駅から90mほど、急斜面もなければ尾根の分岐もない。行ってみるまで気掛かりだったのは展望はどうか、ということだけだった。
スノーシューのトレースは1487mピークまでだった。ヤマレコを始め、ネットの記録は皆無だが登頂する人はいるのだなぁと思っていたが、トレースの主は1487mPを頂上と勘違いしたのか、それとも登頂に拘らず雪原を適当に歩いて引き返したのか?
頂上は山地図に表示されているとおり東西の2本の送電鉄塔の間である。
苗場山方向も谷川岳方向も写真には鉄塔が写るが、頂上から北東へ100mほど緩やかに下った所からはパーフェクトな展望だった。
1427Pも1487Pも展望が良い。尾根には針葉樹は全くなく、葉を落としたダケカンバなどの疎林で、終始尾根全体から四方が見渡せる。
上りも下りも頻繁に写真を撮ったり風景を眺めたりしながら、のんびり歩いても2時間ほどだった。登山というより、ハイキングに毛の生えた雪山歩きだった。残雪期限定、穴場の秘峰且つ秀峰という印象であった。
予想以上に早く下山したので、神立高原スキー場から正面山へ行こうと思ったが、登山者はリフトを利用出来ないとのこと。この山は夏道があるので、機会を改めて行こう。
仕方がないので飯士山へと思い、岩原スキー場へ。
中央クワッドと山頂クワッドの2本のリフトを乗り継ぐ。終点で降りた時、係員に声を掛けられた。
「登山ですか?」
「はい・・」
「雪崩が起きる危険がありますので中止して下さい!」
切羽詰まった感じで強く言われた。
確かに山頂直下の右側急斜面にはいつ崩れるか分からない大きな雪庇が見え、イヤな予感がしていた。登るなら左側斜面だと思っていたが、現地の状況は行ってみなければわからない。
「はい、分かりました」と即答して下りのリフトに乗る。
チケット売り場に戻り、事情を話したら2本のリフト代金800円は払い戻してくれた。
この飯士山も登山道があるので、機会があればまた出直したい。
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