初めての宇賀峡散歩

2023年10月21日(土) [日帰り]

• GPS: 02:30
• 距離: 8.4km
• 登り: 185m
• 下り: 177m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:30

10:00 宇賀ダム
10:37 猿淵
10:54 唐音
11:21 丹原分かれ
12:30 宇賀ダム

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道191号を北上し、太田川にかかる野冠橋を左折して県道177号に入り、久地北で高山川を渡って左折し、集落を抜けて宇賀峡への道を進み、宇賀ダム湖畔のスペースに駐車（3台ほど）。高山川出合い上流の太田川にかかる赤い吊り橋（宇賀大橋）は普通車は渡れない。

コース状況／危険箇所等

宇賀峡沿いは舗装された一車線の多少荒れた道路。

その他周辺情報

宇賀ダム

写真

10/21 10:13

宇賀ダム湖からすぐ、左岸から落ちる二段滝の谷。藪に覆われ水量少なく陰鬱だ。

10/21 10:26

左岸の悪谷とおもわれる谷。枯れ谷で、すぐ上に堰堤がある。

10/21 10:37

高山川本流の猿淵。淵の色が美しい。

10/21 10:38

左岸から岩を穿ってトイ状の滝で出会う枝谷。

10/21 10:39

少し登ってみた。ゴルジュになっている。

10/21 10:42

高山川右岸（対岸）の枝谷にかかる末広滝。水量が少なく、良くわからない。

10/21 10:52

左岸の少し大きめの枝谷。岩は粘板岩で黒っぽい。

10/21 11:45

本流の2段滝。

10/21 11:42

本流の唐音（からおと）下流のゴルジュは見事だ。

10/21 10:54

宇賀峡のメインである2段の唐音滝は美しい。

10/21 11:10

左岸の少し大きな枝谷が、黒いナメで出会う。

10/21 11:12

枝谷わきには地蔵尊。道行く人の安全を祈願して昭和6年に建立され、平成になり建て替えられたそうだ。

10/21 11:19

左岸の枝谷がルンゼ状で出会うが、水流は細く藪は濃い。

10/21 11:21

高山・丹原分かれで引き返した。

10/21 12:06

笹ヶ丸山は国有林で水源かん養保安林のようだ。

現地の案内板は猿淵と唐音が残っているが、その他は、この案内図では位置の同定が難しい。

撮影機器：

503SH SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計

感想

iwamochan2

広島市西部の谷の探索の一環として、安佐北区の高山川（宇賀峡）を初めて訪ねた。北に笹ヶ丸山があり、いくつかの枝谷が高山川左岸に落ちている。初めての印象は、植林の山で、暗くて寂しいな谷だな、というものだった。ヤマレコの記録では、花が多くて、もっと素敵な所というイメージだったのだが。。。花の知識がないせいかも知れない。高山川の本流は、猿淵と唐音（からおと）の滝の周辺のゴルジュは素晴らしいが、林道がすぐ横を走っているので、遡行の興趣には欠けてしまう。また、本流には地図に無い2つの堰堤がある。堰堤の下は深いゴルジュなのだが。いくつかある枝谷だが、地形図から目をつけていた大きめの谷では、まず最初の二段滝の谷は暗くて陰鬱なので意欲がわかなかった。次の悪谷と思われるルンゼ状の谷は、枯れ谷で、すぐ上に堰堤があった。猿淵の上流でトイ状滝で出会う枝谷は、岩盤が張って、すぐ上はゴルジュとなっていて面白そうだが、地形図ではさらに上は平凡そうだ。地蔵尊の横の谷は黒いナメで出会うが、水量少なく藪が多そうだ。丹原分かれの手前の枝谷は、細く岩を穿った滝を落としているが、これも藪で覆われスケールは小さそうだ。やはり、枝谷は水量が少なく、遡行価値は低そうである。それにしても、こんな谷の奥に高山・丹原という集落があったとは。途中に地蔵尊があったが、昔はもっと細い山道だったはずで、どれだけの人が、どんな思いで、この道を行き来したのだろう。