霊仙山(榑ヶ畑登山口から時計回り)
- GPS
- 05:59
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 969m
- 下り
- 986m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:58
天候 | 曇り(山頂は寒かった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に雪解けと長雨のために泥で滑りやすく感じました。 最高点から近江展望台の間にある岩場では登山道が解かり辛く感じました。 落合集落の登山口周辺が工事中であり、工事車両や資材が置かれているので、通過は慎重に。 落合から汗拭峠まで渡渉するところが二箇所ありました。 |
その他周辺情報 | 下山後、速やかに帰宅したため、観光や温泉は立ち寄りなし。 |
写真
感想
2015年の最初の登山に選んだ山は、霊仙山だった。
この山は20年くらい前の6月に友人と共に登ったのだが、ヤマヒルが猛威を奮っていた頃で、仲間がヤマヒルに次々と血を吸われてしまった。僕はというと、吸われなかったなぁ〜と安堵しながら帰宅して風呂に入ったら、腹部にしっかりとヤマヒルが付着して血を吸っていた・・・・。
この「事件」があって、今まではこの山は敬遠していたのだが、まぁ、この時期ならヤマヒルはいないだろうし、むしろ、福寿草も見られるのではと思って、この山の登山を計画した。
桜の花は咲いたものの、天気が悪い日が続き、なかなか登るチャンスが得られなかったが、一週間前に12日の天気が晴れるという週間天気予報を得て、この日を登山日に設定した。
冬の間に登山靴の靴底を張替え、靴紐もインソールも新品に替えて、気持ちも新たに登山も挑もうとしていた。4月から、通常の仕事に加えて、派遣バイトの登録を済ませ、今月から休日の土曜日に仕事を入れて、何とか登山資金を稼ごうと頑張り始めた。とはいっても、今はクルマの税金や車検の資金集めに精一杯ではあるが・・・・。
12日、4時に起床。クルマで醒ヶ井養鱒場を目指して走った。久々の山道の走行に冷や冷やしながらも6時15分に槫ヶ畑登山口に到着した。僕が着いた時は駐車しているクルマは三台。僕が着いた直後、次々とクルマが到着。登山口前の10台前後駐車出来るスペースはあっという間に埋まった。
6時35分に出発。久々の登山なので、ゆっくり急がずに登ることを心がけながら登った。汗拭峠まで、文字通り汗をかいて登り切り、道標の山頂の示す方向へと進んだ。当初の計画では落合から笹峠を通って反時計回りで山頂へ行く予定だったが、泥道に苦労しながらも三合目、五合目、六合目と通過して、お虎ヶ池に着いたところで、あぁ、僕は時計回りのルートで歩いてることに気が付いたのだった。
ここまで来ると、白い岩がむき出しとなったカルスト台地のゆったりとした山容に変わっていた。雪渓も僅かながら残っていたが、登山道まではほとんど溶けていた。今までの長雨でほとんど溶けてしまったらしい。まずは経塚山の山頂へ。霊仙山の山頂がガスがかかろうとしていた。
8時50分に三角点のある山頂に到着。山頂には数人の登山者が休んでいた。天気は晴れているのか曇っているのかハッキリしない天気で、辛うじて琵琶湖や伊吹山が見える程度だった。ここで約30分留まった後、次に目指すは最高点。最高点も登頂して、西南尾根を通って下山することにした。
岩場のところでは、気が付けばルートを外れることもしばしばあって、踏み跡をたどりながら歩いていると、黄色い花を発見した。
福寿草だ!
たくさんというわけではないが、ポツポツと咲いていた。登山に熱中し過ぎて見逃すことなく見付けられて良かった〜。近江展望台から一気に降るのだが、このあたりから、すれ違う登山者が多くなった。「福寿草の咲き具合はどうでしたが?」と聞く方もおられ、今日の久々の晴れの日を待っていたのだな〜と思った。
笹峠をいつの間にか通過して、今畑の廃村を通って、落合の集落へ着いた。ここから汗拭峠に戻るのだが、落合の登山口付近が工事中で作業車両や資材を避けながら慎重に通過して、川沿いをたどるように進んだ。汗拭峠の手前で、急な上に滑りやすい登山道を再び汗をかきながら汗拭峠を登り切り、12時35分に槫ヶ畑登山口に到着した。
槫ヶ畑登山口周辺は多くのクルマが駐車しており、脱出するのに難儀したが、同時期に登山を終えた男性の方が誘導して頂いたお陰で脱出することが出来た。温泉も観光もせずに素直に帰ったほうがいいと、養老SAで昼食をとった以外は素直に帰宅した。
ともあれ、百名山登山の前に、オープン戦がてら1000メートル級の山に登っておきたいと考えていたのだが、いい感じで登れて、無事に帰宅して良かったと思う。
ただ、踵にマメをこしらえてしまったのは、良くなかったと思った。僕の歩き方がいけないのか、靴底を替えたので、それが慣れていなかったのか・・・・。どうなんだろう?
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