大倉山（富山百山 47座目）、土倉山撤退

2015年04月12日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,203m
• 下り: 1,197m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:58
• 合計: 8:25

5:01 スタート地点
6:00 6:05 登山口
6:36 6:39 ７２１．５ｍポイント
7:25 7:30 主尾根合流点
9:01 9:11 大倉山
9:30 9:37 撤退ポイント
10:00 10:20 大倉山
10:40 10:45 主尾根合流点
12:22 12:25 ７２１．５ｍポイント
12:45 登山口
13:26 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桑首谷の林道取りつき空きスペースに車を停めました。

コース状況／危険箇所等

スタート地点〜登山口
林道です。最初はほとんど舗装路を歩きますがが登るにつれて雪道になります。山の斜面から押し出された雪やら土砂やらが堆積しているところもあります。林道交差から先はほとんど雪上歩行です。

登山口〜主尾根合流点
急登です。夏道になったり雪上登行になったりめまぐるしく変わります。

主尾根合流点〜山頂
合流点からしばらくすると細尾根と急登地帯が断続的に現れます。
最後の急登を登りきればなだらかな山頂部に出ます。山頂は奥になります。

山頂〜撤退ポイント
土倉山への尾根を降ります。しばらくするとかなり急降下になります。鞍部かなり手前の雪が切れている所まで到達して撤退です。

その他周辺情報

下山後はアルプスの湯へ行きました。
http://www.town.kamiichi.toyama.jp/info/svFacHP.aspx?faccd=200316

写真

4/12 8:30

細尾根を行き奥の斜面を登ります。

4/12 9:01

大日連山中心です。

4/12 9:01

剱岳中心です。正面の尾根を辿った先（右端）に土倉山が見えますがあえなく敗退となりました。

4/12 9:01

山頂から大明神山と毛勝三山です。大倉山は剱岳の展望台でもありますがここから眺める毛勝三山が一番好きです。

4/12 9:03

僧ヶ岳、駒ヶ岳です。残雪期の大倉山は毎年にでも登りたい山です。

4/12 12:42

登山口近くのイワウチワです。

撮影機器：

N01F DoCoMo

装備

備考

ワカンは持って行かなくて正解でした。
当初ピッケルは持って行かないつもりでしたが他の方の記録から細尾根がきつそうだったので持って行って正解でした。X型軽アイゼンも持って行って良かったものでした。
ただ、土倉山へ足を伸ばす場合は普通のアイゼンを持参すべきだったかと思います。

感想

fiddlerzen

最初の林道歩きは結構気を遣いました。
ツボ足でストックも何も持たずに歩きましたがストックがあれば安定すると思います。
今年は雪が多いので上部の林道交差まで車で行ける時期はかなり遅れそうです。
登山口からの急登は軽アイゼンとストックで登りましたがピッケルの方が良かったと思います。
主尾根合流点からはピッケルに持ち替えました。
行程の最初から（恐らく昨日の）トレースがあったので拝借して割と楽に登ることができました。
細尾根は丸くなっていることとトレースがあったのでそれほど恐怖は感じませんでした。
大倉山から土倉山を狙ったのですが途中で雪が切れていました。
藪に入れば何とかなるのでしょうが「なんか面倒だなあ」という気持ちが勝ってしまいました。
少し登り返して切れている雪面下部へ行くルートを見つけましたが斜面の上にできた皺のようなものに乗るもので少しきわどい降りがありました。
手がかりになる木の枝に手を掛けた途端、枝がすっぽり雪から抜けました。雪に埋まったただの枯れ枝でした。
安易に枝を手がかりにしてはいけないことはイロハのイなのですがすっかり忘れていました。
「山登りの勘が十分に戻っていない」感を強くしたのと怖いのとで撤退を決めました。
とぼとぼと大倉山に登り返すと男性2人女性1人のパーティーが土倉山へ向かうところでした。土倉山からそのまま尾根を降りるとのことでした。
リーダー格の方は多分HPを持っておられて登山ブログを開設しておられる方だと思います（何となく見覚えがあったので）。
しばらく山頂からの眺めを楽しんで下山にかかりましたが急斜面や細尾根は下りで少し怖さを感じました。
自分が土倉山に挑戦している間に単独の方が大倉山に来てそのまま帰られたらしくトレースがあるのですが急斜面をツボ足前向きで降りる強烈なものでした。自分の技術のなさを痛感です。自分は真似するほど強心臓ではないのでへっぴり腰で基本横降りです。
緩んだ雪の下から木の幹が跳ね上がって左足の脛を強打したり、跳ね上がった笹に顔をはたかれたりして結構散々な下山となりましたが無事帰ることができてほっとしています。
本日の入山者は3人パーティと姿を見かけなかった単独の方、そして下山中にすれ違った女性2人パーティーと自分だったようです。

コメント

sinmyo

はじめまして！
好天に恵まれたイイ日でしたね。途中お会いした男性2人女性1人のパーティーの者です。巨大なブロック雪庇が切れている処で私達も撤退しようかどうか悩みましたが、道無き道を進み土倉山へ周回してきました。今宵辺りに先日の山行レポ記述しますね。

fiddlerzen

Re: はじめまして！
sinmyoさん＞
こんにちは。コメントが付いていることに気付くのが遅れました。
レポ、さっそく読ませていただきました。
土倉山周回成功おめでとうございます。とても参考になりましたので自分も来年以降再トライしようと思います。
また山でお会いしましたらよろしくお願いします。