毛無山・雨ヶ岳
- GPS
- 06:41
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
07:00 毛無山登山口駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆毛無山登山口→毛無山 1合目から9合目まで表示板があります。 総じて急登ですが、特に傾斜が厳しいところにはロープが設けられています。 地蔵峠との稜線に至ると傾斜はほぼなくなります。 この稜線に至ってわずかに毛無山に向かったところに南北アルプスの展望が開けます。 毛無山山頂は、東から南のかけて展望が開けています。 ◆毛無山→雨ヶ岳 草原や笹原のなかにアップダウンの少なく富士山の展望が利く登山道が築かれています。 タカデッキの手前に南アルプスの展望が開けますが、休憩できるようなスペースはありません。 雨ヶ岳山頂も富士山の展望がよく休憩できるスペースもあります。 ◆雨ヶ岳→端足(はした)峠 富士山を正面にした急勾配の下りです。 途中、平坦な箇所が2か所ほどあります。 |
その他周辺情報 | ◆毛無山登山口駐車場 500円/日 封筒にお金を入れてポストに投函 |
写真
感想
◆お勧めされたルート
1月初め、天城山でお会いしたbosuさんお勧めの「毛無山〜雨ヶ岳」へ行くことに。
道の駅・朝霧高原をスタート・ゴール地点とする周回ルートを計画しました。
そのことをbosuさんに告げると、なんと舗装路歩きをサポートしてくれるというお申し出が!
約4km・1時間の短縮になります。
お言葉に甘えて麓集落の毛無山駐車場をスタートし、根原集落に下山するルートに変更して出発しました。
◆富士山の展望を求めて
スタート直後は穏やかな登山道ですが、すぐに急登が待ち構えています。
二合目を過ぎて「不動の滝」の景観を楽しみます。
三合目、四合目・・・尾根に乗りますが、傾斜は相変わらず急です。
五合目・・・一休みして先へ進みます。
・・・八合目・・・その先に富士山展望台が現れます。
南面に雲が広がっていますが、大迫力の富士山が目の前に。
西から間近に見る富士山は、頂上の右に剣ヶ峰の頂も見えました。
「あそこが我が国最高地点」と思うとただのピークとは思えなくなります。
この夏、挑戦しようとする目標点でもあるので、決意を新たにしました。
◆アルプスの展望
九合目を過ぎ稜線に至るとすぐ左手に南北アルプスの展望が開けた岩があります。
雲がかかっているので、北アルプスは乗鞍岳しかとらえることができません。
しかし、大好物の南アルプスは、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳・・・
昨年夏の縦走の思い出がよみがえります。
贅沢な展望を満喫できました。
◆毛無山から雨ヶ岳
右手に大きな富士山を眺めながらアップダウンの少ない稜線を歩きます。
笹原の草原やダケカンバの樹林帯・・・風もなく穏やか。。。心地よい散歩道のようです。
徐々に雲が広がりますが、雪をいただいた富士山は健在でした。
タカデッキで昼食をとり、少し昼寝。
20分ほどして目を覚ますと太陽は雲の中に隠れ、少し冷たい風が吹いていました。
雨ヶ岳に到着すると、富士山の山頂を覆うほど雲が広がっています。
そうかと思うといつの間にか姿を現す、また隠れる・・・その繰り返しでした。
◆bosuさんとの再会
根原集落に到着するとbosuさんが車で迎えに来てくれました。
早速、今日の素晴らしい山行の様子を話します。
bosuさんは天子ヶ岳から本社ヶ丸まで赤線をつないているので、この山域には詳しく、西湖と河口湖の間にある毛無山から十二ヶ岳へのルートもお勧めいただきました。
そして、毛無山登山口駐車場に到着し、別れ際にご自身の作品である徳利とお猪口を頂戴しました。
ぬくもりのある渋い色合いにbosuさんの姿とお人柄が重なります。
山中でご挨拶を交わし、下山後もお会いしたのがご縁でお勧めいただいたおヤマに登りました。
あのときの出会いがなければ、行くことがなかったかもしれません。
行くことがなければ、今日のような感動や充足感は味わえませんでした。
このルートをお勧めいただいたbosuさんに、そして偶然の出会いに感謝しています。
◆ヤマ友のハシゴ
bosuさんと「またいつかどこかのおヤマで」と別れ、帰路につきます。
時刻は14時過ぎ。
途中の三つ峠山に行っているヤマ友の下山時刻に間に合います。
車で移動し登山口で待ち伏せしていると、わらわらと下りてきました。
クルマまで桜やスミレを愛でながら一緒に歩き、そのまま街まで同乗してもらいました。
多少渋滞しましたが、賑やかな車内は退屈せずに楽しく帰宅できました。
◆暦
甲府(山梨県)
2015年4月12日(日)
日の出 5:18
日南中時 11:47
日の入り 18:16
月の出 0:24
月南中時 5:41
月の入り 11:01
正午月齢 22.7
今回も思い出に残る山歩きを楽しむことができました。
LArcさん、こんにちは
毛無山、お疲れ様です。
縦走路はだいぶ笹が伸びてきていますね。2月にいったとき、南アルプスの展望が望めなかったのですが、こんな風に見えるんですね。東側からはなかなか見たことがなかったので嬉しくなりました。
コメントいただきありがとうございます。
higurasiさんは雨ヶ岳から先、竜ヶ岳まで縦走してましたね。
笹は伸びていましたが、キレイに刈られていてありがたいことです。
眺望、特に南アは午前中きれいに見えていました。
higurasiさんとお会いした聖岳も先端だけ見えていて、山頂でお話したことを思い出していました。
南アの姿、higurasiさんは西から、ワタシは東から見る機会が多いですね。
higurasiさんのレコで南アの写真を見るとワタシは新鮮に感じます。
こんにちは!
毛無山、少々懐かしい気分で拝見いたしました。
アルプス展望台(という名の岩)にもしっかり登られましたね
で、まだ登頂していない雨ヶ岳…今年は歩きに行こうかな、とそんな気分になったこのレコでした!
(多分、秋の富士山冠雪以降…年末とかです )
それより何より、最後の3枚!!
待ち伏せしに行ってしまうとはっ
しかも、若干気づいていない風でしょうか、皆さん。。。(笑)
コメントありがとうございます。
アルプス展望台岩?登りました。
山容が見えた時は「うゎー!」と思わず声が出てしまいました。
見知っているおヤマが見れるとうれしいものですね。
待ち伏せは驚かれるかと思いきや、怪しいヒトと思われたようで・・・
気づいているけど気づかないふりをされてしまいました。
オーソドックスに「うわっ!!」と飛び出せばよかったと反省
その節はお世話になりました<(_ _)>
メンバーの紹介の仕方が、山座同定と同じようになされてますね…
そして、LArcさんに全く気付いていない私の様子がバレて…(^^;)
毛無山&雨ヶ岳、行きたいと仰っているのを聞いて、私も行きたいなぁと思っていた場所です。
舗装路歩きはやや難点ですが、これだけの眺望が得られるのであれば、是非とも行ってみたいので、空気が澄む季節になったら、愚弟でも連れて行ってみようと思います
そして、bosuさんからの徳利&お猪口。
作り手のお人柄か、落ち着きのある風合いが本当に素敵ですね。
美味しいお酒が飲めそうです
この山域を訪れるきっかけでもありますし、本当に素敵な出会いをなされましたね。
コメントありがとうございます。
富士山は目の前に迫っているので、稜線に上がればいつでも見られる感じでした。
徳利とお猪口は日本酒好きのrgzさんも気に入った様子ですね。
思い出の品として大切にしようと思います。
まさかまさかのご登場。
二次会会場でお会いするはアリかな?って思っていましたが
麓での待ち伏せとは思いもよりませんでした。
隙だらけの4人だったでしょう(笑)
少ししか離れていないのに、だいぶ雰囲気の違うことに驚いています。
標高が200mで雪の量も全然違うんですね。
まだ冬山なのかと思いきや、カエルも元気に活動を始めているようで。
やっぱり春ですね。これからの季節が楽しみです\(^o^)/
そうそう、北からの雲は三つ峠じゃありませんからね〜(^_−)−☆
不気味な登場のしかたをしてしまい反省しています。
いつか訪れるかもしれない次回は、もっとビックリするようなのを考えておきますね。
さて、まだ少し雪が残っていましたが、お花が咲き、鳥のさえずりが増えてきました。
ホント、これからの季節が楽しみですね。
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